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13. あれから数日

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 あれから数日が経ち、王妃を辞め、王宮を出た後、ユーミアは暫く孤児院の施設長として経営に励んでいた。今やっている事は、王妃時代の仕事も関連していることである。
 ユーミアは王妃を辞めても、王妃時代にやっていた事を引き継げた。
孤児院の経営はその中の一つであり、ユーミアは現在旧制、ユーミア・クロードの名で孤児院で仕事をしていた。
 ユーミアは現在孤児院におり、孤児院に居る子供の様子を見ている。
 元気に伸び伸びと遊んでいる様子を見ていると、ユーミアまで元気になっていく。すると、一人の子供が、ユーミアを見ると、ユーミアは先生!と手を振ったのでユーミアはそれに手を振った。
「ユーミアは施設長、シリス様がお越しです」
 すると、近くに居た職員がユーミアを呼んだ。
(ああ。そういえば、今日、シリス様が孤児院に見学に来ると言ってたわね)
と、思い、ユーミアはシリスの元に向かった。

☓☓☓

「ユーミア施設長」
「シリス様」

 ユーミアの下へ訪れたのはシリスだった。

「ここの見学をしに来た」
「待ってましたわ。シリス様」
「孤児院に訪れるのを楽しみにしていたんだ。」
「ええ。どうぞ、是非見学してくださいな」

と、ユーミアはシリスを案内した。

☓☓☓

 ユーミアは孤児院をシリスに案内した。もう辺りは暗い夜だ。シリスは色んなことをユーミアに聞いてきた。ユーミアもシリスの聞きたいことに答えていた。

「じゃあ、クロード家に参りましょうか」
「ああ」

 ユーミアはシリスにそう言う。
 すると、シリスは申し訳なさそうにする。

「しかし、良いのか。施設を案内して貰ったのに、その上クロード家で食事を取らせて貰うなんて」
「ええ。私もシリス様とお話したいと思ってましたし、父もシリス様とお話をしたいと言っていたので。中々会えないので喜んでおりますわ」
「そうか」

 そうして、ユーミアとシリスは、ユーミアの実家であるクロード家に、戻り、食事をすることになった。



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