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2話 忘年会
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社員が前の席に座り、私達、パートや派遣社員は後ろの席に居る筈。
なのに、何故、咬射主任が私の右隣にいらっしゃるのかな??
忘年会は変な席の構成になっていた。場所は飲み屋であっており、飲み屋の広い部屋に床は座敷、椅子は座布団。長机が二つ。その真ん中から、立ち位置が偉い人が居て、正規社員の人間達は前の方に居る。そして、真ん中からその後ろが私達パート、アルバイトの人間だ。
だから、何故か私の隣が上司で主任の、咬射秋斗。机を跨いでその前が社長(現在空席)、社長の隣がリーダーの松崎ゆりか。それに引き続き、後ろの社員が前の方。そして、私達パート・派遣が後ろの方でもしこれが、 私がパート勤務の代表って事になる...。
え?そういう順?そういう順じゃないよね!?
誰か席交代して!と、言わんばかり一緒に来た人に視線と合図を送るけど、気付いた人間はウインクするだけで私の意図が通じていなかった。
ってか誰!?こんな席順にしたの!?隣に立場の偉い人間を傍に置いて気軽に飲めると思う?!あ。というか、酒飲むの...あ、飲むね!ビール置いてある。まあ、私はあんまり飲まない方が良いから飲まないけど。
「いやー待たせたね。じゃあ始めるかー」
すると、空席だった所に社長がやってきた。私は社長と目が合った。
「おやおや。お久し振り、実田さん。元気だった?」
「は、はい。有難うございます」
私は、何故か社長が話し掛けられて、ほっとする。社長が居るというだけで何故か安心した心持ちだった。社長は年配で、ふんわりしたお爺さんだけど、優しいから心の中で勝手に推していた。社長だと知った時はびっくりしたけど。
でも、社長が居るということは私の隣に居る、上司で主任の咬射秋斗も社長につきっきりだろうし松崎ゆりかさんも近くにいるから社員同士話すから私は気にしなくて良かった。私はちょっと料理を嗜んで、そして、頃合いを見て電車の時刻があるからそれで帰ろう。まあ、後お酒苦手だし。そうすると、社長が来て、乾杯の合図が響いて忘年会が始まる。
皆お互いグラスを無作為に当てていた。
「「......」」
き ま ず い。でも、隣に居るからやらなきゃいけない...。
「はい」
「へ、あ、はい」
すると、咬射秋斗は、私にグラスを当てにきた。そして、そのまま無言でお酒を飲んだ。でも、会話なんてある筈がない。私の予想通り、咬射秋斗は、社長とそしてリーダーと話す。まあ、私は会話が苦手なので、隣で話を聞いているしかなかった。
...だから、忘年会行きたくないのに...。
パートの皆さんも、遠慮なく食べてねと社長がいうと、私と同勤務の派遣の人達がはーい。と皆で合声のような返事をした。元気で良いなあ...。こっちは精神擦りきれているのに。でも、もしかして社長も、来ている人に皆平等に食べて欲しくて、このような席順にしたのかな。そう思うと心遣いの出来る良い社長だなあと新たに感心した。
「しかし、咬射くんは、良い人居ないんかね。君は中々のイケメンではないか」
すると、私の隣で呑んでる聞かれた御本人は社長の言葉にゴッホごほっと咳き込んだ。
「...何ですか。いきなり。その話は辞めて頂くようお伝えした筈ですが」
「いやー、でも心配でな。なあ、松崎くん」
「そうですねー」
社長の隣の松崎さんは、空返事のようなそんな対処をした。前言撤回...容赦ないな。大分社員に踏み込んでくる社長さんだ...この流れを私に振られないよう祈るしかなかった。
「もしかして、中身に問題があるのかね。どう思う?松崎君は咬射くんの事」
「何故松崎に聞くんですか?」
「歳が近い方が、参考になるだろう?」
「何の...?」
「とっても仕事も出来る優秀な方ですよー。普通に優しい人だと思います。あ、でも正社員限定かもしれませんね」
「何、正社員限定?」
「だって、私、隣の実田さん虐めてるの見ましたし」
「え?」
すると、この流れを松崎ゆりかさんに、急に私に振られ、私は戸惑う。
「え?ちょ、え??」
「どういう事だね、咬射くん。まさか、君、社員を差別しているのかね?」
「それは...」
「えーこれだからパートはって言ってましたから虐めているのかと思ってました。実田さんに対して」
「つっ...」
「どうなんだね、咬射くん。仮にも主任ともあろうとも男が、そのような事をするのかね」
社長は怖い顔で咬射副社長に詰め寄る。こんな、怖い社長初めて見た。私はそれに誤解!と思って、申告した。
「いや、いやいや、あの!私は別に咬射主任に虐められていませんよ!その、やはり始めたばかりなのでミスが他の社員より...その、」
「.....」
自分で言って悲しくなってきた。あ。これクビかな?と思い始める。すると、咬射主任が、発言した。
「いや、そうです。松崎の言う通りです。...只、あの仕事は派遣やパート社員にやらせていますが、少しそのような立ち位置の者では荷が重いのではないのか。と懸念して、そのような事を実田さんに吐いてました」
「あ、あの、でも、」
「いや、すまない。実田さん。俺は君に当たりを強くしていた。というより、つい心の内を溢してそれで貴女を不安にさせていた。これは事実だ。謝らせてくれ」
すると、隣に居る咬射副社長は私に頭を下げた。
「でも、私のミスもあるし、謝ることじゃ、...」
「いや違う。今やっている仕事は少し難しい仕事なんだ。だから、二度聞いてもおかしくない。でも実田さんはきちんと訂正してきているから。安心してくれ。ミスじゃないから」
「そう、なんですか」
「まあまあ、実田さん、咬射主任の誠意受け取ってください。私、実田さんが、彼を怖がっていると思ったから、パフォーマンスが下がっていると思っていたんですよ。ここは仲直りということで。彼からの謝罪を受け取ってください」
「...わかりました」
...凄い人だな松崎さん。私は自分の事しか考えていなかったから、私の事見てたのわからなかった。本当に私と同じ歳とは思えないや。
「ふむ、そういう経緯があったのか。それなら私もそのような事を考えなければな。すまないな。二人共、別に怖がらせてた訳じゃないんだ」
「...はい」
「わかってます」
「ふむ、それなら、そういえば実田さん的にはどうなんだ?咬射くんの事」
「えっ!?あ、はい。厳しいですけど、良い人だと思います!その厳しさがいい人にはおモテになると思います!」
「成る程...咬射くん。女性にもっと優しくなりなさい」
「....わかりました」
彼は社長に謝った。松崎さんは後ろ向いて肩震わせて笑っていた。でも、彼はこの話題に触れられるのは嫌なようでここから話は切り替えていた。
私は何というか、まあほっとした。...私の事嫌いなんかじゃなかったのが。まあ、パートって言われて変な誤解して、私が勝手に怒ってただけかもしれないかも。
...松崎さんの言う面白いものが見れるって...これかな。そうだよね。主任でも社長には頭が上がらないというか。あまり気を張りすぎないようにというか。
すると、私達はそこからちょっと話したりして、隣の咬射主任と話したりした。だけど、それは、これから関係が変わるとは思ってはいなかった。でも、咬射主任との溝は、そこから、少しは縮まったのか、ちょっとだけ談笑したり笑ったりしていた。そして、そのまま時間が過ぎて皆で帰る頃になって普通に解散。明日と明後日は休みだから大丈夫。そうだと思っていたのに、私はその時の出来事が全く覚えていなかった。
気付いた時にはベッドの上だった。
「...?」
朝の囀りが聞こえ、陽射しがカーテンの隙間から射し込んでいた。
私は起き上がってみるけど寒い。
「寒い...」
私は眠たい目をこすり、つい、声を出し腕を擦るとあることに気付く。
え?私、全裸?
急に目が覚めた。そして、辺りを見渡し、又気付く。
..ここ、自分の部屋じゃない。
「ん....」
すると、誰かの声が聞こえ、私は恐る恐るそちらの方を振り向いた。すると、自分のベットの隣には、ワイシャツのまま、しかし、はだけており、そんな、咬射副主任が私の隣で寝ていた。
「......」
すると、彼が起きて私の顔を見た。
「......。」
「......。」
お互い暫く硬直したままだった。
なのに、何故、咬射主任が私の右隣にいらっしゃるのかな??
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すると、空席だった所に社長がやってきた。私は社長と目が合った。
「おやおや。お久し振り、実田さん。元気だった?」
「は、はい。有難うございます」
私は、何故か社長が話し掛けられて、ほっとする。社長が居るというだけで何故か安心した心持ちだった。社長は年配で、ふんわりしたお爺さんだけど、優しいから心の中で勝手に推していた。社長だと知った時はびっくりしたけど。
でも、社長が居るということは私の隣に居る、上司で主任の咬射秋斗も社長につきっきりだろうし松崎ゆりかさんも近くにいるから社員同士話すから私は気にしなくて良かった。私はちょっと料理を嗜んで、そして、頃合いを見て電車の時刻があるからそれで帰ろう。まあ、後お酒苦手だし。そうすると、社長が来て、乾杯の合図が響いて忘年会が始まる。
皆お互いグラスを無作為に当てていた。
「「......」」
き ま ず い。でも、隣に居るからやらなきゃいけない...。
「はい」
「へ、あ、はい」
すると、咬射秋斗は、私にグラスを当てにきた。そして、そのまま無言でお酒を飲んだ。でも、会話なんてある筈がない。私の予想通り、咬射秋斗は、社長とそしてリーダーと話す。まあ、私は会話が苦手なので、隣で話を聞いているしかなかった。
...だから、忘年会行きたくないのに...。
パートの皆さんも、遠慮なく食べてねと社長がいうと、私と同勤務の派遣の人達がはーい。と皆で合声のような返事をした。元気で良いなあ...。こっちは精神擦りきれているのに。でも、もしかして社長も、来ている人に皆平等に食べて欲しくて、このような席順にしたのかな。そう思うと心遣いの出来る良い社長だなあと新たに感心した。
「しかし、咬射くんは、良い人居ないんかね。君は中々のイケメンではないか」
すると、私の隣で呑んでる聞かれた御本人は社長の言葉にゴッホごほっと咳き込んだ。
「...何ですか。いきなり。その話は辞めて頂くようお伝えした筈ですが」
「いやー、でも心配でな。なあ、松崎くん」
「そうですねー」
社長の隣の松崎さんは、空返事のようなそんな対処をした。前言撤回...容赦ないな。大分社員に踏み込んでくる社長さんだ...この流れを私に振られないよう祈るしかなかった。
「もしかして、中身に問題があるのかね。どう思う?松崎君は咬射くんの事」
「何故松崎に聞くんですか?」
「歳が近い方が、参考になるだろう?」
「何の...?」
「とっても仕事も出来る優秀な方ですよー。普通に優しい人だと思います。あ、でも正社員限定かもしれませんね」
「何、正社員限定?」
「だって、私、隣の実田さん虐めてるの見ましたし」
「え?」
すると、この流れを松崎ゆりかさんに、急に私に振られ、私は戸惑う。
「え?ちょ、え??」
「どういう事だね、咬射くん。まさか、君、社員を差別しているのかね?」
「それは...」
「えーこれだからパートはって言ってましたから虐めているのかと思ってました。実田さんに対して」
「つっ...」
「どうなんだね、咬射くん。仮にも主任ともあろうとも男が、そのような事をするのかね」
社長は怖い顔で咬射副社長に詰め寄る。こんな、怖い社長初めて見た。私はそれに誤解!と思って、申告した。
「いや、いやいや、あの!私は別に咬射主任に虐められていませんよ!その、やはり始めたばかりなのでミスが他の社員より...その、」
「.....」
自分で言って悲しくなってきた。あ。これクビかな?と思い始める。すると、咬射主任が、発言した。
「いや、そうです。松崎の言う通りです。...只、あの仕事は派遣やパート社員にやらせていますが、少しそのような立ち位置の者では荷が重いのではないのか。と懸念して、そのような事を実田さんに吐いてました」
「あ、あの、でも、」
「いや、すまない。実田さん。俺は君に当たりを強くしていた。というより、つい心の内を溢してそれで貴女を不安にさせていた。これは事実だ。謝らせてくれ」
すると、隣に居る咬射副社長は私に頭を下げた。
「でも、私のミスもあるし、謝ることじゃ、...」
「いや違う。今やっている仕事は少し難しい仕事なんだ。だから、二度聞いてもおかしくない。でも実田さんはきちんと訂正してきているから。安心してくれ。ミスじゃないから」
「そう、なんですか」
「まあまあ、実田さん、咬射主任の誠意受け取ってください。私、実田さんが、彼を怖がっていると思ったから、パフォーマンスが下がっていると思っていたんですよ。ここは仲直りということで。彼からの謝罪を受け取ってください」
「...わかりました」
...凄い人だな松崎さん。私は自分の事しか考えていなかったから、私の事見てたのわからなかった。本当に私と同じ歳とは思えないや。
「ふむ、そういう経緯があったのか。それなら私もそのような事を考えなければな。すまないな。二人共、別に怖がらせてた訳じゃないんだ」
「...はい」
「わかってます」
「ふむ、それなら、そういえば実田さん的にはどうなんだ?咬射くんの事」
「えっ!?あ、はい。厳しいですけど、良い人だと思います!その厳しさがいい人にはおモテになると思います!」
「成る程...咬射くん。女性にもっと優しくなりなさい」
「....わかりました」
彼は社長に謝った。松崎さんは後ろ向いて肩震わせて笑っていた。でも、彼はこの話題に触れられるのは嫌なようでここから話は切り替えていた。
私は何というか、まあほっとした。...私の事嫌いなんかじゃなかったのが。まあ、パートって言われて変な誤解して、私が勝手に怒ってただけかもしれないかも。
...松崎さんの言う面白いものが見れるって...これかな。そうだよね。主任でも社長には頭が上がらないというか。あまり気を張りすぎないようにというか。
すると、私達はそこからちょっと話したりして、隣の咬射主任と話したりした。だけど、それは、これから関係が変わるとは思ってはいなかった。でも、咬射主任との溝は、そこから、少しは縮まったのか、ちょっとだけ談笑したり笑ったりしていた。そして、そのまま時間が過ぎて皆で帰る頃になって普通に解散。明日と明後日は休みだから大丈夫。そうだと思っていたのに、私はその時の出来事が全く覚えていなかった。
気付いた時にはベッドの上だった。
「...?」
朝の囀りが聞こえ、陽射しがカーテンの隙間から射し込んでいた。
私は起き上がってみるけど寒い。
「寒い...」
私は眠たい目をこすり、つい、声を出し腕を擦るとあることに気付く。
え?私、全裸?
急に目が覚めた。そして、辺りを見渡し、又気付く。
..ここ、自分の部屋じゃない。
「ん....」
すると、誰かの声が聞こえ、私は恐る恐るそちらの方を振り向いた。すると、自分のベットの隣には、ワイシャツのまま、しかし、はだけており、そんな、咬射副主任が私の隣で寝ていた。
「......」
すると、彼が起きて私の顔を見た。
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