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4.頼むから、お前はまともでいてくれ(森川拓生/シェフ)
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困ったことになったな、というのが正直な感想だった。うちの店には優秀なスタッフが揃ってると、普段の俺は思っていた。入ったばかりの斉藤くんも、ちょっとぼうっとする瞬間がたまにあるのが気にはなったが、まあ真面目で良く働いてくれている。
その見習いの斉藤くんが使い物にならないのはまあいい。そこは俺とヒロとでどうにでもなる。
だが北澤が使い物にならないのは洒落にならない。
クリスマス・イヴだ。予約のみの28席×二回転。バーも忙しい。ホールも忙しい。パティシエも俺もヒロも当然、忙しい。混乱を予想してメニューは極力、提供に時間のかからない構成にしてはあるが、ワインの提供はそうはいかない。そのうえ、シャリオドールではサプライズやデセール提供時の演出なども、基本的にソムリエの担当になっている。
「シェフう。今日あのソムリエさんゾンビっぽいけど、大丈夫すか?」
皮肉っぽく言ってくるのは、北澤と微妙に仲の悪いパティシエ、相原くんだ。微妙に、というのが厄介なところで、この二人ももちろん寝たことがある。
俺しか知らないことだが、北澤が言うには「相性は良かったんだよ。なのに終わった途端サクっとシャワー浴びて、ほんと十五分後には身支度終えて何もなかったみたいにつるっと無表情でさ。余韻とか甘い会話とかそういうの楽しむ気ゼロで、俺はむちゃくちゃ傷ついた」ということだった。
でもその後、相原くんは何度か北澤に誘いをかけたらしい。ところが北澤が応じようとしないので彼は機嫌を損ね、今では北澤のことを「あのソムリエさん」とか「あの人」としか呼ばず、何かにつけ小さいことで文句を言うようになっている。
本当、どうでもいいくらいどうでもいい。
「相原くんさ。普段なんも喋んない癖にいきなり急所突いてくるの、やめてくれる?」
「だって僕のデセール運ぶの、あの人だし」
クリスマスのコースはお任せの一種類のみだが、デセールだけは五種類から選べるスタイルにしている。だからパティシエの相原くんが忙しくてピリピリしているのも無理のないことなのだ。
ともあれ今日の北澤は、斉藤くんと顔を合わせるまではいつも通りに見えた。でも斉藤くんが「おはようございます」と、いつもより半音高いような若干震えるような挨拶を北澤にして、その瞬間から北澤は、これまで見たことがないくらいみっともなくペースを乱した。うわの空で店内を歩いて観葉植物にぶつかりかけ、グラスを取り落として割った。ソムリエに手を怪我されると困るので片付けを斉藤くんに任せるよう言うと、ほんの一瞬ではあるものの反論しそうな目つきすらした(斉藤くんが怪我したらどうするんだ、と)。
オープンの時間が刻々と近づき、俺はヒロと二人、キッチンの手順の最終確認に入った。アミューズは三色のグジェール。これは皿に乗せるだけですぐ出せる。オードブルのホタテと甘エビはあらかじめセルクルにセットしてあるのを提供時に抜く。冬野菜のポタージュは既に仕上げて保温ケースに入っているから、仕上げのフォームミルクを乗せて出す。ハーブやスパイスをあしらうくらいは、今日の斉藤くんでも任せられるだろう。
その斉藤くんはぼんやりした顔でアミューズに使う皿を並べている。すごく役に立っているわけではないが、足を引っ張っているわけでもないからまあいいだろう。
その時。
「北澤くん!」
受付兼バルマンの波多野さんの鋭い叫びがバーカウンターから、その直後に「あーもう!」と相原くんの不機嫌な声が奥の方から聞こえ、ヒロがため息を吐きながらバーを見に行ったので俺はキッチンの奥に行って相原くんに声を掛けた。
「なに、大丈夫?」
「波多野さんの声でびっくりしてチョコパーツ潰しちゃったんす。これ足りなくなったらテンパリングからやり直せってゆんすかね? 今のこの、作業台ぜんぜん空いてない状況で?」
俺もため息を吐いた。「ちょっと注意してくる」
「お願いしゃーす」
相原くんは、言葉遣いは適当だが仕事は確かだ。完璧主義で、一人目のお客様と最後のお客様に少しでもデコレーションの違う皿は出せない、と言い張るタイプ。そして誰かに邪魔をされるのを何よりも嫌う。今は作業に集中してもらわないと、下手すると本気でパーツを一から作り直しかねない。
バーから戻って来たヒロが「悪い、あれ立て直すの俺には無理だわ」と首を振り振り言う。それで俺が見に行くと、波多野さんがものすごく嫌そうな顔をして北澤を見ていた。冗談じゃなく腐った魚を見るような目で。北澤はスツールに座って何か飲んでいた。それもショットグラスで。
「え、これどういう状態?」
俺が波多野さんに訊くと、北澤が返事をした。「ちょっと非常事態なんで」
「一応、止めはしましたよ」と波多野さん。
北澤の前にはテキーラの瓶が置いてあり、つまり彼は営業開始前に酔っぱらおうとしているわけだった。店によりけりかもしれないが、シャリオドールでは、ワインのテイスティング以外で営業中にアルコールを摂ることは禁止している。
解ったよ、と俺は北澤に向かって言った。自分で大丈夫だと思う量だけ飲め。今日は許す、ただし明日からは二度とやるな、その時は即刻クビだからな。
波多野さんは衝撃を受けた顔で、半分口を開けたまま俺を凝視した。
北澤はというと、さっきまでより格段にしっかりした目で俺にチャラい目配せをして見せ、メルシ、といい加減な発音で言った。俺が警告の意味で真顔のまま中指を立ててやると、北澤は胡散臭さしか感じられない投げキスで応えてきた。
勘弁してくれ。
でもやっぱり、俺と北澤の距離感はこれが正解なんだろう。二年前のあの時、北澤が俺と広瀬のことを取り沙汰して「身を引く」と言い出した時、俺は確かに「別れない」と言った。だって北澤は一緒にいて楽だったから。もし本気で広瀬と向き合うことになったら、俺は追い詰められる気がした。北澤といる風に簡単にくつろぐことはできなくなると思った。
それが怖かった。
北澤もおそらく、同じことを感じてはいたのだろう。俺らが一緒にいて楽なのは、居心地いいのは、互いが互いを本気で好きなわけじゃないからだ、と。
今日は飲ませておこう。圧をかければ逆効果になる。もともと、北澤の持ち味はあの嘘臭いくらいの色気と芝居気なんだから、少し酔ったくらいで丁度いい。それに、もしかするとあいつは生まれて初めて、自分からのめりこむ相手に出くわしたのかもしれないから。
「いやお前、正気か? あんなゾンビ状態の奴に酒、飲ませるって」
案の定、ヒロは相原くんに聞こえないよう声を潜めてまくし立ててきた。
「今日だけだよ。悪い方には転ばない気がしたから」
「気がしたからって、お前」
「とにかく。ちゃんと今日だけだって話はした」
ヒロは粗いため息を吐いた。「じゃあ、全面的にシェフの責任で」
「ん、全面的に俺の責任で」
俺の応えにまだ憮然とした様子の、その不貞腐れたような横顔が、俺の頬を緩めた。
潮時だ、と思った。
「あのさ、ヒロ。このクソ忙しいのが終わったら、ちょっと話したいことがあるんだ。年明け、時間取って欲しいんだけど」
「嘘だろ? 年末乗り切ったら俺もう引きこもって寝るって決めてるけど」
「じゃあ、その引きこもって寝るのに俺が付き合おうか?」
ヒロの両手が弾かれたように、火傷したように、ビクッと引きつった。
「いや、あのさ。今そういうこと言われたら、俺までゾンビになりそうなんだけど」
「あ、いやごめん。ゾンビは二体で充分だ。頼むから、お前はまともでいてくれ」
バーカウンターは静かになり、波多野さんが氷を削る音だけが響いてきた。北澤が戻って来て、腑抜けたような様子でサービスワゴンの確認を始めた。キッチンの奥を確認すると、相原くんは作業に没頭しているように見えた。
ちなみに、相原くんの最近のスイーツはほぼすべて立方体だ。それぞれ艶のあるチョコレートやクリームなどでコーティングし、中がどうなっているかを敢えて想像させないようにつくってある。客席で提供する時に初めてお客様の目の前でナイフを入れ、断面を見せてサーヴする。
それをやるのが「あのソムリエさん」、つまり北澤というわけだ。相原くんが不安に思うのも、今日に限っては無理もない。
だが、他にやれそうな人間はいなかった。
その見習いの斉藤くんが使い物にならないのはまあいい。そこは俺とヒロとでどうにでもなる。
だが北澤が使い物にならないのは洒落にならない。
クリスマス・イヴだ。予約のみの28席×二回転。バーも忙しい。ホールも忙しい。パティシエも俺もヒロも当然、忙しい。混乱を予想してメニューは極力、提供に時間のかからない構成にしてはあるが、ワインの提供はそうはいかない。そのうえ、シャリオドールではサプライズやデセール提供時の演出なども、基本的にソムリエの担当になっている。
「シェフう。今日あのソムリエさんゾンビっぽいけど、大丈夫すか?」
皮肉っぽく言ってくるのは、北澤と微妙に仲の悪いパティシエ、相原くんだ。微妙に、というのが厄介なところで、この二人ももちろん寝たことがある。
俺しか知らないことだが、北澤が言うには「相性は良かったんだよ。なのに終わった途端サクっとシャワー浴びて、ほんと十五分後には身支度終えて何もなかったみたいにつるっと無表情でさ。余韻とか甘い会話とかそういうの楽しむ気ゼロで、俺はむちゃくちゃ傷ついた」ということだった。
でもその後、相原くんは何度か北澤に誘いをかけたらしい。ところが北澤が応じようとしないので彼は機嫌を損ね、今では北澤のことを「あのソムリエさん」とか「あの人」としか呼ばず、何かにつけ小さいことで文句を言うようになっている。
本当、どうでもいいくらいどうでもいい。
「相原くんさ。普段なんも喋んない癖にいきなり急所突いてくるの、やめてくれる?」
「だって僕のデセール運ぶの、あの人だし」
クリスマスのコースはお任せの一種類のみだが、デセールだけは五種類から選べるスタイルにしている。だからパティシエの相原くんが忙しくてピリピリしているのも無理のないことなのだ。
ともあれ今日の北澤は、斉藤くんと顔を合わせるまではいつも通りに見えた。でも斉藤くんが「おはようございます」と、いつもより半音高いような若干震えるような挨拶を北澤にして、その瞬間から北澤は、これまで見たことがないくらいみっともなくペースを乱した。うわの空で店内を歩いて観葉植物にぶつかりかけ、グラスを取り落として割った。ソムリエに手を怪我されると困るので片付けを斉藤くんに任せるよう言うと、ほんの一瞬ではあるものの反論しそうな目つきすらした(斉藤くんが怪我したらどうするんだ、と)。
オープンの時間が刻々と近づき、俺はヒロと二人、キッチンの手順の最終確認に入った。アミューズは三色のグジェール。これは皿に乗せるだけですぐ出せる。オードブルのホタテと甘エビはあらかじめセルクルにセットしてあるのを提供時に抜く。冬野菜のポタージュは既に仕上げて保温ケースに入っているから、仕上げのフォームミルクを乗せて出す。ハーブやスパイスをあしらうくらいは、今日の斉藤くんでも任せられるだろう。
その斉藤くんはぼんやりした顔でアミューズに使う皿を並べている。すごく役に立っているわけではないが、足を引っ張っているわけでもないからまあいいだろう。
その時。
「北澤くん!」
受付兼バルマンの波多野さんの鋭い叫びがバーカウンターから、その直後に「あーもう!」と相原くんの不機嫌な声が奥の方から聞こえ、ヒロがため息を吐きながらバーを見に行ったので俺はキッチンの奥に行って相原くんに声を掛けた。
「なに、大丈夫?」
「波多野さんの声でびっくりしてチョコパーツ潰しちゃったんす。これ足りなくなったらテンパリングからやり直せってゆんすかね? 今のこの、作業台ぜんぜん空いてない状況で?」
俺もため息を吐いた。「ちょっと注意してくる」
「お願いしゃーす」
相原くんは、言葉遣いは適当だが仕事は確かだ。完璧主義で、一人目のお客様と最後のお客様に少しでもデコレーションの違う皿は出せない、と言い張るタイプ。そして誰かに邪魔をされるのを何よりも嫌う。今は作業に集中してもらわないと、下手すると本気でパーツを一から作り直しかねない。
バーから戻って来たヒロが「悪い、あれ立て直すの俺には無理だわ」と首を振り振り言う。それで俺が見に行くと、波多野さんがものすごく嫌そうな顔をして北澤を見ていた。冗談じゃなく腐った魚を見るような目で。北澤はスツールに座って何か飲んでいた。それもショットグラスで。
「え、これどういう状態?」
俺が波多野さんに訊くと、北澤が返事をした。「ちょっと非常事態なんで」
「一応、止めはしましたよ」と波多野さん。
北澤の前にはテキーラの瓶が置いてあり、つまり彼は営業開始前に酔っぱらおうとしているわけだった。店によりけりかもしれないが、シャリオドールでは、ワインのテイスティング以外で営業中にアルコールを摂ることは禁止している。
解ったよ、と俺は北澤に向かって言った。自分で大丈夫だと思う量だけ飲め。今日は許す、ただし明日からは二度とやるな、その時は即刻クビだからな。
波多野さんは衝撃を受けた顔で、半分口を開けたまま俺を凝視した。
北澤はというと、さっきまでより格段にしっかりした目で俺にチャラい目配せをして見せ、メルシ、といい加減な発音で言った。俺が警告の意味で真顔のまま中指を立ててやると、北澤は胡散臭さしか感じられない投げキスで応えてきた。
勘弁してくれ。
でもやっぱり、俺と北澤の距離感はこれが正解なんだろう。二年前のあの時、北澤が俺と広瀬のことを取り沙汰して「身を引く」と言い出した時、俺は確かに「別れない」と言った。だって北澤は一緒にいて楽だったから。もし本気で広瀬と向き合うことになったら、俺は追い詰められる気がした。北澤といる風に簡単にくつろぐことはできなくなると思った。
それが怖かった。
北澤もおそらく、同じことを感じてはいたのだろう。俺らが一緒にいて楽なのは、居心地いいのは、互いが互いを本気で好きなわけじゃないからだ、と。
今日は飲ませておこう。圧をかければ逆効果になる。もともと、北澤の持ち味はあの嘘臭いくらいの色気と芝居気なんだから、少し酔ったくらいで丁度いい。それに、もしかするとあいつは生まれて初めて、自分からのめりこむ相手に出くわしたのかもしれないから。
「いやお前、正気か? あんなゾンビ状態の奴に酒、飲ませるって」
案の定、ヒロは相原くんに聞こえないよう声を潜めてまくし立ててきた。
「今日だけだよ。悪い方には転ばない気がしたから」
「気がしたからって、お前」
「とにかく。ちゃんと今日だけだって話はした」
ヒロは粗いため息を吐いた。「じゃあ、全面的にシェフの責任で」
「ん、全面的に俺の責任で」
俺の応えにまだ憮然とした様子の、その不貞腐れたような横顔が、俺の頬を緩めた。
潮時だ、と思った。
「あのさ、ヒロ。このクソ忙しいのが終わったら、ちょっと話したいことがあるんだ。年明け、時間取って欲しいんだけど」
「嘘だろ? 年末乗り切ったら俺もう引きこもって寝るって決めてるけど」
「じゃあ、その引きこもって寝るのに俺が付き合おうか?」
ヒロの両手が弾かれたように、火傷したように、ビクッと引きつった。
「いや、あのさ。今そういうこと言われたら、俺までゾンビになりそうなんだけど」
「あ、いやごめん。ゾンビは二体で充分だ。頼むから、お前はまともでいてくれ」
バーカウンターは静かになり、波多野さんが氷を削る音だけが響いてきた。北澤が戻って来て、腑抜けたような様子でサービスワゴンの確認を始めた。キッチンの奥を確認すると、相原くんは作業に没頭しているように見えた。
ちなみに、相原くんの最近のスイーツはほぼすべて立方体だ。それぞれ艶のあるチョコレートやクリームなどでコーティングし、中がどうなっているかを敢えて想像させないようにつくってある。客席で提供する時に初めてお客様の目の前でナイフを入れ、断面を見せてサーヴする。
それをやるのが「あのソムリエさん」、つまり北澤というわけだ。相原くんが不安に思うのも、今日に限っては無理もない。
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