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Chap.7 君に捧ぐ星あかり
Chap.7 Sec.12
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そうして残されたのは、ティアとサクラのふたり。
ティアはワイングラスを回して香りを広げ、聞くともなしに届いてくる歌声を聞いていた。
アリアとセトの声が合わさって低く響くが、目立つのはロキとハオロンの声。こっちは重なっていない。彼女とメルウィンは歌っていないと思われる。
出てくる単語がおそらく卑猥な比喩で、全体的に歌詞がきわどいのだが……歌い手の半数以上が理解していないからセーフだろうか。
ティアの評価では、ロックの根底は自由というよりも粗野。もしくは反抗期。貶してはいない。
「……サクラさんは歌わないの?」
答えの分かりきった質問を投げるのは、ティアにとってよくある。会話の取っ掛かりであり、誘導の始まり。
サクラの瞳はハオロンを捉えていたように見える。歌に合わせてテンション高く合いの手っぽい叫びを入れたハオロンに、セトが耳を押さえて「声量バグってんぞ」文句を当てている。「ロックってこういうもんやし。(たぶん)」ハオロンの顔は反省していない。
そんな彼らから、サクラは瞳をティアへと流した。
「——お前は歌わないのか?」
質問を質問で返してくるのは、支配を拒む者。
青い眼は、シャンデリアの光度が落ちたオレンジめいた光のせいか、色を変えて深海の色をしている。すべてを呑み込む、闇色。
ティアは曖昧に笑った。
「……歌は、あまり興味ないかな?」
「私もだね」
「……サクラさん、身体のほうはどうなの? 傷は痛んだりしない?」
「負担を掛けなければ障りはない」
「セト君とトレーニングなんてして、大丈夫だった?」
「トレーニングと呼ぶほどのことはしていないからね」
「セト君は元気そうだった?」
「………………」
サクラの閉じた唇が、薄い三日月のように微笑をえがいた。
サクラはティアの質問に答えることなく、
「何か、私に言いたいようだね?」
ワインの芳香が思考に絡まる。凝縮された果実は、濃厚とはまた違う。
あくまでもシャープに、切れ味の鋭いサクラの思考のように。
止まった頭で、ティアは言葉をこぼした。
「……セト君は、強いよね?」
「さあ、どうだろうな?」
「数回だけ映像を見た僕でも分かるよ。……状況判断も悪くない。セト君の動きは、普通のひとなんて目じゃないよね?」
微笑の唇は、否定をしない。
ティアの目は、わずかだが咎めるように変化した。
「——あのとき、サクラさんがナイフを受ける必要なんてなかったよね?」
ピアノの音が、駆け上がるように響いた。
グリッサンド——鍵盤を滑る爪によって、曲に鋭い閃きが生まれる。
楽譜にあるのかイシャンのアレンジなのか、ティアには判らない。
音階は、寄せては返す強い波のように弾けて、酔いに染まる思考を煽った。
「サクラさんは、アリスちゃんを誘導するだけでよかったんだ。自分を狙わせて——ナイフが首から外れた時点で、横からセト君に止めさせるべきだった。……サクラさんなら、それくらい、セト君に目で示せたでしょう?」
彼女が刺した瞬間を、ティアは正しく思い出せる。
ふらりと夢遊病者のように足を寄せた彼女の、あの速度なら。セトが踏み出して手を押さえ込むことは可能だった。
彼女に話しかけた言語も、差し伸ばしたサクラの両手も。ティアには、セトの介入を故意に妨げたようにしか思えない。
ティアの疑惑に、くすりと微笑みの唇が返される。
「——誤解だね。セトの判断に任せられるほど、簡単な状況ではなかったんだよ? あの子の頭のスイッチは、ただのナイフを見たときではなく、刃渡りが心臓に届くであろうと思える物に限定されていたが……そのときは、私も分からなかったからね。一時的に手を押さえたところで、舌を噛み切って自死を選ぶ可能性を考慮し、スイッチを切ることに一心を傾注したんだよ」
「………………」
「お前はなんでも疑いすぎだね?」
「……じゃ、疑心いっぱいのついでに訊くよ。セト君に送り届けたはずのプレゼントを取り戻したのはなんで?」
「あの子たちは偶然に再会したんだろう?」
「白々しいな。そんなわけないよね?」
「セトの居場所など、私には分からなかったよ」
「それなら種明かししようか?」
ティアは笑い返して、自分の首についたチョーカーの、垂れる宝石を指先でつまんだ。
「これだね? ブレス端末の自分でオンオフ可能な位置情報なんて、あなたは使ってない。こっちに何か仕込まれてるよね?」
「………………」
「正解かな? 昔の贈り物なのに、後から入った僕だけじゃなくて、アリスちゃんにまで渡したから……もしかしたらって思ったんだよね。これって誰も知らないでしょ? 隠してるってことは、話されたら困るんだよね? “過保護なお兄ちゃんは、みんなをいつも護ってる”——なんて、知られたら反発ありそうだもんね? 反抗期の子もいるし?」
笑って首を傾けると、長いプラチナブロンドはさらりと流れ、波紋のように光を揺らした。
サクラは微笑を崩さなかったが、ティアを観察するように目を細めた。
「私を脅すのか?」
「こんなことで脅せるなら、脅してみたいな? 高級ワインもまだまだ余ってそうだし」
ティアはグラスを掲げてみせた。
「——でも、特別にこれは黙っていてあげよう。あなたが今まで独りで抱えてきた、“お兄ちゃんの苦労”と……その対象に、僕とアリスちゃんも加えてくれたことに——感謝して」
ティアの差し出した乾杯のグラスは、星のように天井でまたたく照明を受けて、華やかに輝いた。
やられっぱなしのティアによる、ささやかな反抗。BGMはロック。きっと影響されている。
それでも、前向きな気持ちで差し出したティアのワイングラスに、サクラはグラスを返しはしなかった。
深い色の眼を、一度だけ閉じて、
「——お前は、ストックホルム症候群を知っているか?」
ふいに出された医学用語に、ティアは面喰らって「うん?」思わず変な顔をしていた。
数秒停止して、
「……聞いたことあるような、ないような?」
無意味に瞳を天に向け、記憶を浚ってから答える。
すると、サクラは人形のような微笑を消して、解説を足した。
「誘拐や監禁された被害者は、加害者と時間や場所を共有することで——恋に似た想いを抱くそうだ」
ぞくりと、ティアは脳に冷たさを覚えた。
音楽は止まっていない。新たな曲を奏でるピアノや歌声は遠巻きにガチャガチャと鳴っている。
——なのに、一瞬だけ無音になった気がした。
硬直したティアから目を離すことなく、サクラは淡々とした声で言葉を継ぐ。
「あの子は、セトだけでなく、ハウスの皆にとって大切な存在になりつつある。皆が望むなら、私に手放すつもりはない。あちらも好意的に錯覚しているなら都合がいい。その思い込みのままハウスにいてもらう」
言葉の出ないティアを眺めて、無表情だったサクラは淡く微笑んだ。
「——私は、過保護な兄だからね?」
作られたような笑顔が、ティアの冷えた脳に追い打ちをかける。
沈黙に支配された唇を……とても長く思える時間のあと、ティアはそっと開いた。
「……僕は、ね。サクラさんのそういうところが、ずるいと思うんだ」
「………………」
「一見するとみんなのために行動しているようだけど……その根っこのとこには、すごく個人的な執着があるよね? ……それはちゃんと理解してる?」
笑うように伏せるサクラの目は、ティアから少しばかり離れた。
「私は昔から、自分の望みのために生きているよ。他者のために生きているように見えるのは、お前の勝手な解釈だね?」
「………………」
論点をずらされたように感じたのは、ティアの錯覚だろうか。
絵画に写し出される、理想像のような完璧な微笑みを前に、それ以上の言葉は出てこない。
サクラの意図を、ティアは勝手な解釈で捉えていた。
(……サクラさんに絆されかけた僕を、わざわざ止めた)
取り込んでしまえたはずなのに、そうしなかった。
余計な言葉で、盲目になる前に隔離した。
(……僕を、見張りにしたい?)
結局のところ、長く過ごした兄弟たちの誰もが、心の底からサクラへと反抗することはできない——と彼は分かったのだ。
ゆいいつ残るティアは、兄弟よりも彼女を身近に思っている。
だからこそ、これから先、サクラ自身を牽制させるためにも、外の常識を持つティアだけは呑み込まなかった。
自分が刺されることで、彼女に罪悪感を与えたのは——やはり、ティアの勘違いじゃない。
「……僕に、あなたを止めるほどの力はないよ?」
ぽつりとティアが呟けば、サクラは目をピアノへと流して、独り言のように、
「私のすることが正しいわけではないからね……ひとりくらいは、まともな観察者が要るだろう?」
「……僕は大抵のことに目をつぶる主義なのに?」
「襲撃者達の行方を気にしているのはお前だけだ。他の兄弟は、私が実験でどう扱おうと、どう始末しようと、心を痛めたりはしない。ハウスに攻撃した時点で、同情の余地はない」
ティアは、大きく目をみはった。
サクラの瞳は戻ってこない。微笑みは彼らに向けられている。
「私たちは狂っているらしいからね?」
その声に、自嘲が滲んだように思えたのも。
ティアの勝手な解釈なのか——判断できない。
深い色の眼は、ティアの判断に曝されることなく、にぎやかな彼らだけを見つめていた。
ティアはワイングラスを回して香りを広げ、聞くともなしに届いてくる歌声を聞いていた。
アリアとセトの声が合わさって低く響くが、目立つのはロキとハオロンの声。こっちは重なっていない。彼女とメルウィンは歌っていないと思われる。
出てくる単語がおそらく卑猥な比喩で、全体的に歌詞がきわどいのだが……歌い手の半数以上が理解していないからセーフだろうか。
ティアの評価では、ロックの根底は自由というよりも粗野。もしくは反抗期。貶してはいない。
「……サクラさんは歌わないの?」
答えの分かりきった質問を投げるのは、ティアにとってよくある。会話の取っ掛かりであり、誘導の始まり。
サクラの瞳はハオロンを捉えていたように見える。歌に合わせてテンション高く合いの手っぽい叫びを入れたハオロンに、セトが耳を押さえて「声量バグってんぞ」文句を当てている。「ロックってこういうもんやし。(たぶん)」ハオロンの顔は反省していない。
そんな彼らから、サクラは瞳をティアへと流した。
「——お前は歌わないのか?」
質問を質問で返してくるのは、支配を拒む者。
青い眼は、シャンデリアの光度が落ちたオレンジめいた光のせいか、色を変えて深海の色をしている。すべてを呑み込む、闇色。
ティアは曖昧に笑った。
「……歌は、あまり興味ないかな?」
「私もだね」
「……サクラさん、身体のほうはどうなの? 傷は痛んだりしない?」
「負担を掛けなければ障りはない」
「セト君とトレーニングなんてして、大丈夫だった?」
「トレーニングと呼ぶほどのことはしていないからね」
「セト君は元気そうだった?」
「………………」
サクラの閉じた唇が、薄い三日月のように微笑をえがいた。
サクラはティアの質問に答えることなく、
「何か、私に言いたいようだね?」
ワインの芳香が思考に絡まる。凝縮された果実は、濃厚とはまた違う。
あくまでもシャープに、切れ味の鋭いサクラの思考のように。
止まった頭で、ティアは言葉をこぼした。
「……セト君は、強いよね?」
「さあ、どうだろうな?」
「数回だけ映像を見た僕でも分かるよ。……状況判断も悪くない。セト君の動きは、普通のひとなんて目じゃないよね?」
微笑の唇は、否定をしない。
ティアの目は、わずかだが咎めるように変化した。
「——あのとき、サクラさんがナイフを受ける必要なんてなかったよね?」
ピアノの音が、駆け上がるように響いた。
グリッサンド——鍵盤を滑る爪によって、曲に鋭い閃きが生まれる。
楽譜にあるのかイシャンのアレンジなのか、ティアには判らない。
音階は、寄せては返す強い波のように弾けて、酔いに染まる思考を煽った。
「サクラさんは、アリスちゃんを誘導するだけでよかったんだ。自分を狙わせて——ナイフが首から外れた時点で、横からセト君に止めさせるべきだった。……サクラさんなら、それくらい、セト君に目で示せたでしょう?」
彼女が刺した瞬間を、ティアは正しく思い出せる。
ふらりと夢遊病者のように足を寄せた彼女の、あの速度なら。セトが踏み出して手を押さえ込むことは可能だった。
彼女に話しかけた言語も、差し伸ばしたサクラの両手も。ティアには、セトの介入を故意に妨げたようにしか思えない。
ティアの疑惑に、くすりと微笑みの唇が返される。
「——誤解だね。セトの判断に任せられるほど、簡単な状況ではなかったんだよ? あの子の頭のスイッチは、ただのナイフを見たときではなく、刃渡りが心臓に届くであろうと思える物に限定されていたが……そのときは、私も分からなかったからね。一時的に手を押さえたところで、舌を噛み切って自死を選ぶ可能性を考慮し、スイッチを切ることに一心を傾注したんだよ」
「………………」
「お前はなんでも疑いすぎだね?」
「……じゃ、疑心いっぱいのついでに訊くよ。セト君に送り届けたはずのプレゼントを取り戻したのはなんで?」
「あの子たちは偶然に再会したんだろう?」
「白々しいな。そんなわけないよね?」
「セトの居場所など、私には分からなかったよ」
「それなら種明かししようか?」
ティアは笑い返して、自分の首についたチョーカーの、垂れる宝石を指先でつまんだ。
「これだね? ブレス端末の自分でオンオフ可能な位置情報なんて、あなたは使ってない。こっちに何か仕込まれてるよね?」
「………………」
「正解かな? 昔の贈り物なのに、後から入った僕だけじゃなくて、アリスちゃんにまで渡したから……もしかしたらって思ったんだよね。これって誰も知らないでしょ? 隠してるってことは、話されたら困るんだよね? “過保護なお兄ちゃんは、みんなをいつも護ってる”——なんて、知られたら反発ありそうだもんね? 反抗期の子もいるし?」
笑って首を傾けると、長いプラチナブロンドはさらりと流れ、波紋のように光を揺らした。
サクラは微笑を崩さなかったが、ティアを観察するように目を細めた。
「私を脅すのか?」
「こんなことで脅せるなら、脅してみたいな? 高級ワインもまだまだ余ってそうだし」
ティアはグラスを掲げてみせた。
「——でも、特別にこれは黙っていてあげよう。あなたが今まで独りで抱えてきた、“お兄ちゃんの苦労”と……その対象に、僕とアリスちゃんも加えてくれたことに——感謝して」
ティアの差し出した乾杯のグラスは、星のように天井でまたたく照明を受けて、華やかに輝いた。
やられっぱなしのティアによる、ささやかな反抗。BGMはロック。きっと影響されている。
それでも、前向きな気持ちで差し出したティアのワイングラスに、サクラはグラスを返しはしなかった。
深い色の眼を、一度だけ閉じて、
「——お前は、ストックホルム症候群を知っているか?」
ふいに出された医学用語に、ティアは面喰らって「うん?」思わず変な顔をしていた。
数秒停止して、
「……聞いたことあるような、ないような?」
無意味に瞳を天に向け、記憶を浚ってから答える。
すると、サクラは人形のような微笑を消して、解説を足した。
「誘拐や監禁された被害者は、加害者と時間や場所を共有することで——恋に似た想いを抱くそうだ」
ぞくりと、ティアは脳に冷たさを覚えた。
音楽は止まっていない。新たな曲を奏でるピアノや歌声は遠巻きにガチャガチャと鳴っている。
——なのに、一瞬だけ無音になった気がした。
硬直したティアから目を離すことなく、サクラは淡々とした声で言葉を継ぐ。
「あの子は、セトだけでなく、ハウスの皆にとって大切な存在になりつつある。皆が望むなら、私に手放すつもりはない。あちらも好意的に錯覚しているなら都合がいい。その思い込みのままハウスにいてもらう」
言葉の出ないティアを眺めて、無表情だったサクラは淡く微笑んだ。
「——私は、過保護な兄だからね?」
作られたような笑顔が、ティアの冷えた脳に追い打ちをかける。
沈黙に支配された唇を……とても長く思える時間のあと、ティアはそっと開いた。
「……僕は、ね。サクラさんのそういうところが、ずるいと思うんだ」
「………………」
「一見するとみんなのために行動しているようだけど……その根っこのとこには、すごく個人的な執着があるよね? ……それはちゃんと理解してる?」
笑うように伏せるサクラの目は、ティアから少しばかり離れた。
「私は昔から、自分の望みのために生きているよ。他者のために生きているように見えるのは、お前の勝手な解釈だね?」
「………………」
論点をずらされたように感じたのは、ティアの錯覚だろうか。
絵画に写し出される、理想像のような完璧な微笑みを前に、それ以上の言葉は出てこない。
サクラの意図を、ティアは勝手な解釈で捉えていた。
(……サクラさんに絆されかけた僕を、わざわざ止めた)
取り込んでしまえたはずなのに、そうしなかった。
余計な言葉で、盲目になる前に隔離した。
(……僕を、見張りにしたい?)
結局のところ、長く過ごした兄弟たちの誰もが、心の底からサクラへと反抗することはできない——と彼は分かったのだ。
ゆいいつ残るティアは、兄弟よりも彼女を身近に思っている。
だからこそ、これから先、サクラ自身を牽制させるためにも、外の常識を持つティアだけは呑み込まなかった。
自分が刺されることで、彼女に罪悪感を与えたのは——やはり、ティアの勘違いじゃない。
「……僕に、あなたを止めるほどの力はないよ?」
ぽつりとティアが呟けば、サクラは目をピアノへと流して、独り言のように、
「私のすることが正しいわけではないからね……ひとりくらいは、まともな観察者が要るだろう?」
「……僕は大抵のことに目をつぶる主義なのに?」
「襲撃者達の行方を気にしているのはお前だけだ。他の兄弟は、私が実験でどう扱おうと、どう始末しようと、心を痛めたりはしない。ハウスに攻撃した時点で、同情の余地はない」
ティアは、大きく目をみはった。
サクラの瞳は戻ってこない。微笑みは彼らに向けられている。
「私たちは狂っているらしいからね?」
その声に、自嘲が滲んだように思えたのも。
ティアの勝手な解釈なのか——判断できない。
深い色の眼は、ティアの判断に曝されることなく、にぎやかな彼らだけを見つめていた。
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