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Chap.1 白銀にゆらめく砂の城

Chap.1 Sec.1

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 かつて社会がまっとうに成り立っていたころ、この城館は世間からヴァシリエフハウスと呼ばれていた。
 ここは、当時過密していた都市部から遠く離れている。森や渓谷に囲まれた山あいの開けた高台に建っていて、雪をまとう姿は物語に現れる古城に似ている。森を含む広大な私有地の中央で、崩壊した社会から切り離されたかのように、ひっそりと存在していた。

 
 その古城めいた城館ハウスの4階。
 東に並ぶ部屋のひとつに住まう彼女が、手首につけたブレスレットの振動によって目を覚ました。
 
 連動した部屋にふんわりと明かりがともり、窓の遮光モードが解かれる。空は端からうっすらと白み初めているが、まだ暗い。この時期の朝は年間で最も遅く、日が昇るのは9時前。
 菜園の仕事もない。全体的に朝が遅くなりつつある住人たちに合わせて、年が明けてからの生活は起床時間を遅くしていた。
 
 てきぱきと着替え終えると、私室を出て南東のエレベータまで。
 透明のストレートグラスに似たエレベータに乗り込み、1階にすべりおりる。
 エレベータを出てすぐ左手のドアから調理室へと入った。
 
「——おはよう、メルウィン」

 いつもの挨拶を口にすれば、こげ茶色のくるくるした髪がふわりと揺れる。こちらを向いたブラウンの眼が優しく細まった。
 
「おはようございます、アリスさん」

 消毒された調理室の清潔な香り。
 銀に光る調理台は寒々としているけれど、彼のベージュのセーターが暖かな色みを加えていた。焼きたてのパンの色。美味おいしそうな色。
 
「きょうは、わたしが〈ぱん〉?」
「おまかせしていいですか?」
「はい、もちろん」
 
 自信満々に返したが、パンの生地はすでに作られていて熟成されたもの。成形して焼く過程を任されただけなので失敗しにくい。
 
「——アリスさん、昨日はハオロンくんのゲームに巻き込まれなかったんですか?」
「きのうは、とちゅうでセトがおこった」
「ぇ……」
「ねむすぎて、おこった。と、おもう」
「眠ったらいいのに……ここ最近は必ず参加してますよね?」
「はい。たぶん……〈せつでんもーど〉がおわってから、ずっと?」
「セトくんは、朝もいつもどおり起きてるのを見かけます。融雪された小径こみちを走ってて……元気だなぁって思ってたんですけど……やっぱり眠いんですね」
「まいにち、〈ねむい〉といいながらやってます」

 調理台の上で手を動かしながら応えると、「眠ったらいいのに……」不思議そうなメルウィンの声が再度つぶやいた。
 
「わたしも、おもう」
 
 同意しつつ、パンの生地をつぶさないよう、ふっくらと丸める。
 次々に生まれていくオフホワイトのまん丸。先日ハオロンに誘われた雪合戦の雪玉みたいだ。こちらはぶつけられても痛くないかも知れない。
 でも、ぶつけずに焼きあげたいし、味わいたい。
 
「ぁ、けど……セトくんが怒ってくれたおかげで、アリスさんもゆっくり休めました?」
「はい」
「よかった。セトくんに感謝ですね」

 安心したメルウィンの声が、調理室に優しく響く。
 野菜の溶け込んだスープの香りが漂い始めた。パンの生地をマシンにセットして役目を終える。ドレッシングを作ったり、合成肉でミートボールを作ったり。ちまちました作業をこなしていくと、あっというまに早起き組がやってくる時間に。

 メルウィンと彼女は食堂に移った。中央に長く伸びるリフェクトリーテーブルの隅で、ちょこりと並ぶ。窓側のライン。
 食堂のドアがスライドし、入ってきたのは、
 
「——はよ」
 
 くすんだ金髪に印象的な金の眼。黒いシャツ一枚という寒そうな格好だが、本人は何も感じていないようす。開かれた首もとにはプラチナのような細いチョーカー。中央のチェーンから琥珀こはくの石が垂れている。
 食堂の光を取り込んだ明るい色の虹彩こうさいが、こちら側に向けられる。
 
「おはよう」
「おはよう、セトくん」
 
 掛けられた二重の声に、「お前ら仲いいな」呟いてテーブルの横を歩いてくる。反対側の端に座ると、メニューを見ることなくブレスレット型の端末に向けて朝食のオーダー。「全部」シンプルに一言。ぜんぶ。
 
「セトくん……最近そのパターン多いね」
「なんだかんだ追加で全部食ってるしな。最初から全種でいいんじゃねぇかって思った」

 数年かけてたどり着いたセトの結論に、メルウィンと彼女が何か言いたげに横目だけで会話する。どちらともなく(何も言うまい)と答えを出した。
 セトに続いて彼女たちがオーダーを済ますと、イシャンが姿を見せた。
 
「おはよう」
 
 それぞれが挨拶を返す。イシャンの癖のある黒髪は後ろにで上げられ、歩く姿は暗い色のトップスが目をく。
 イシャンはセトの横に着席した。向かい合う彼女に目を合わせることなく瞳は伏せられている。
 
 朝はこの四人で朝食をとることが多い。たまにここにもうひとり、
 
「——ああ、皆さん。おはようございます」
 
 ダークブロンドのストレートボブ。肩口で丁寧に切りそろえられたようなつややかな髪に、鮮やかな碧眼へきがん。明るい光のもとでは緑掛かった輝きを見せる眼をきらめかせて、同じ色の薄いニットをシャツに重ねたアリアは爽やかに微笑ほほえんだ。
 
 挨拶を受けた彼はイシャンの横に並び、朝食を頼み終えると顔を上げて、
 
「——お姫様、食後に少しお時間を頂いても?」
 
 〈お姫様〉というのは、本名の分からない彼女に対するアリアの呼称だった。
 
「検査のことで気になることがありまして……」
 
 続いたアリアの説明に、彼女だけでなく残りの三人も目を流していた。
 アリアはメルウィンの視線しか気づかない。
 
「アリスさん、どうかしたの?」
 
 メルウィンの不安そうな目に、アリアは困った顔を返した。
 
「病気が見つかったわけではありませんよ。お姫様の身体のことですので……」
 
 プライバシーを盾に言葉を濁したアリア。セトの眉間にしわが寄る。正面のメルウィンは、セトのこわい顔に肩を縮めた。
 一連の流れを見ていた彼女は、とくにプライバシーを気にするようすなく、
 
「〈けんさ〉で、なにかありましたか?」
「以前の精密検査で把握していたのですが……お姫様が健忘症という事実を踏まえて、何も知らない可能性があるなら、私からきちんとお話するべきかと。サクラさんとも話しまして……」
「サクラさん?」
「ええ、以前の検査結果ですので、サクラさんも知っています」

 知っている。
 セトの目つきが鋭くなった。
 
「サクラさんが把握してんのに、俺らには言えねぇ話なのか?」

 ぴりっとした圧に、アリアは肯定も否定もできず困惑の瞳を自身の左へと送った。あいだのイシャンと先に目が合う。
 不穏な空気を察したのか、向かいの彼女が口を挟んだ。
 
「アリア、わたしはきにしないから……いまでも、だいじょうぶ」
「そうですか……では、食事をしながらにしましょうか」
 
 ロボットによって食卓の準備がととのっていた。
 両手を合わせるアリアに、はっとしたメルウィンが「いただきます」
 それぞれの復唱は重ならなかった。
 
「お姫様は……ご自分のことについて、何も知らないとおっしゃっていましたよね?」
「はい」
「そうですよね。実は、精密検査で発覚したのですが、お姫様の脳はどうやら移植されたものらしく……」

(——移植?)
 
 翻訳機から届いた言葉が彼女の頭へと入る前に、セトが「は?」と大きな声を返した。
 イシャンも食事の手を止めている。メルウィンは戸惑いからスプーンをカチャリと皿にぶつけていた。
 
 他の者のリアクションを、彼女はきょとりとした顔で見回した。
 セトは彼女と重なった目を外して、
 
「脳移植なんてこの国で認められてねぇだろ」

 脳を含む頭部移植は厳密には認められていない。社会が崩壊する前の話ではあるが。
 
「——そう、なのです。術後の跡がきれいに消失していたため、気づくのが遅れましたが……が出現したあとに手術された蓋然性がいぜんせいが高い——との診断が出ています」
「ここ4年のあいだってことか?」
「確率で話せば、2年前くらいが高いと言えます」
「感染の真っ只中ただなかじゃねぇか。そんなときに脳移植なんてやってる場合かよ……」
「司法が機能しなくなったからこそ実行した——とみてもいいかも知れません。……ともあれ、お姫様の脳と身体は別人格のものであるということになります。長らく昏睡こんすい状態にあった跡も見られましたから、ひょっとすると脳死状態の身体に脳を移植したのでは……?」
「——つまり、あれか? 記憶がないのは……」
 
 セトの目が、彼女に戻る。
 金の眼を見返す双眸そうぼうは理解が及んでいないらしく、ぱちりとまたたいた。
 
「移植の後遺症——?」
「……おそらくは」
 
 セトが導きだした答えに、アリアが返した不確かな肯定が、しん、と空気を止めた。
 
 セトと見つめ合う彼女が首をかしげる。
 金の眼は思い惑うように揺れてから、
 
「……お前、全然覚えてねぇのか?」
「……はい」
「手術のことも?」
「……はい。おきて、〈さいしょ〉にあったのが……セトです」
「そこから? それはおかしくねぇか?」
「?」
「俺と会ったのは外だぞ。お前、そこまでどうやって来たんだよ?」
「……わからない。わたしは、ねむっていたと……おもう。おきたら、あの〈ばしょ〉にいて、〈かんせんしゃ〉に……つかまりそうになったところで、セトがたすけてくれた」
「あれが最初か。そうなると……ほんとに何も分かんねぇんだな」
「……はい」
 
 申し訳なさそうに顔を下げた彼女へと、セトが何か声をかけようとしたが、イシャンの言葉が先に出ていた。
 
「混乱のさなか、脳移植ができた施設は限られている。貴方の所属していたコミュニティは、やはり海上都市の蓋然性が高いのでは……?」
 
 海上都市。以前の食卓で話題にあがった、コミュニティのひとつ。
 
(たしか……)
 
「せる……す?」

 ワードを唱えた彼女に、セトが「CELSSセルス。閉鎖生態系生命維持システム」
 アリアはうなずいた。
 
「はい、現状では最有力候補だと思います」
「その……〈こみゅにてぃ〉は、ちかい?」
「いえ、ハウスからは遠いですね。ただ……お姫様がいた場所からだと……?」
 
 アリアの目を受けて、イシャンが、
 
「近いと言えるだろうか……? ハウスよりははるかに近いが、軽装備で歩ける距離ではないと思う」
「そうですよね、お姫様が発見されたときは着の身着のままだったと聞いていますから……海上都市から出てきたとしても、謎が残りますね」
「誰か別の人間が、連れ出した可能性が……」
 
 アリアとイシャンの会話が流れていく。自分のことであるというのに、響きは他人事ひとごとのように浅い。聞いてはいるが食事の手を動かしていた。パンは無事に美味しい。
 丸パンのふんわりとした小麦の風味を味わっていると、セトの目がすこしあきれたような……。
 セトは眉頭にあった険を緩めて、「あっちに一度さぐりを入れてみるべきかもな」ぱくりとオムレツを口に入れた。
 一瞬で消えたオムレツを見ていたメルウィンは、セトの口から金眼まで視線を上げ、
 
「海上都市とは……つながりがないよね?」
「そうだな。一度も助けを求められてねぇし、今どういうやつらが仕切ってんのかも知らねぇ」
「さぐりを入れるのは……危険じゃない?」
「やり方次第だろ。情報はロキとして、近づくのは俺とイシャン、それかハオロン」
「南はのこともあるよね?」
「そうだな。けど、ウサギが海上都市の人間ならすでに関わってるわけだろ。いちゃもん付けられる前に確認しとくほうがよくねぇか?」
「いちゃもん……?」
「うちの人間を攫った——なんて文句つけてきたら面倒じゃねぇか。ロキも前に言ってたけど、それこそ戦争だろ」
「ぇ……」
 
 剣呑けんのんなワードに、メルウィンが言葉を呑む。のんきに食べていた彼女も固まった。
 
「いや……わりぃ。そこまで大事おおごとに捉えんなよ。その前に対処しようっつぅ話だろ?」

 黙りこくってしまった二人へとセトが言葉をかけたが、あまり意味を成さず、二人は不安そうに顔を見合わせた。
 アリアと話していたイシャンが、セトの方に目を移し、
 
「……海上都市の情報を確認して、あちらの人間であった場合……どうするのだろう?」

 金の眼が、ぴたりと停止する。
 イシャンは言葉を続けて、
 
「本人の意思を主張しようにも、記憶が無いとなれば……認められないように思う。……そもそもの前提として、本人の意思は……」
 
 イシャンの黒い眼は彼女に流れた。
 受け止めた彼女は、一瞬、反応が遅れたが、
 
「〈せんそう〉は、おおごと。そのときは、かえります」
「そうか……」
「〈はうす〉のことは、しゃべらないから……〈あんしん〉してください」
「……そんなことは心配していない」

 イシャンと話す彼女の横で、メルウィンの眉が八の字になっていく。
 
「……アリスさん」
「?」
「もしかしたら、アリスさんは逃げてきたのかも知れないですよ? 脳移植なんて、普通はしないと思います。……実験されてたのかも。それなのに、あっちに帰るなんて……」
「……でも、〈せんそう〉は、こまる」
「それは僕も困りますけど……」
 
 互いに困りきった顔で目を合わせる。
 そんな二人に、アリアが柔らかく声をかけた。
 
「どれも仮定の話ですから、そう心配せずとも。まずは、海上都市の情報を集めるところから始めましょう」
 
 優しく笑う顔が、二人の不安を払う。
 メルウィンと彼女は少しばかり安心したように食事を再開した。

 ——話が流れたことに、アリアは密かにほっとしていた。
 、話さなければならないことはまだあったのだが、残りは後でこっそり話そう——と。

 しかし、気を抜いたアリアに、セトが、
 
「——ウサギの話はそれだけか?」

 彼の勘の良さが、こんなときに働く。
 うっかり言葉を返しそこねたアリアは、セトの厳しい視線が刺さっているのを感じて、そろりと目を返した。
 
「……セトさん、これ以上は、本当にプライバシーですから……」
「サクラさんは知ってんだろ」
「そうですが……」

 困り果てるアリアを見ていた彼女が、小さく笑った。
 
「アリア、わたしは、〈ぜんぜん〉きにしないよ。からだのことで、なにか〈もんだい〉があるなら……さっきの〈はなし〉みたいに、みんなに〈めいわく〉がかかるかもしれない……ので、〈きょうゆう〉してくれて、だいじょうぶ」
「……ですが、もう一点は私たちにそう関係のないことですから……」
「……かんけいは、まったくない?」
「全く無いかと訊かれると、断言できませんが……」
 
 考えるアリアは、ふと思いついたように手首のブレスレットへと手を伸ばした。
 アリアがブレスレット型の端末を操作すると、今度は彼女のブレス端末が反応する。
 
「……?」
「メッセージを確認してくださいますか?」
 
 ブレス端末に届いたアリアからのメッセージが、翻訳機によって彼女の耳に届いた。
 聞き取った彼女は、そっと眉を寄せる。セトの目はそちらに刺さっている。彼女はその目に視線を合わせて、
 
「……だいじょうぶ」
「は? 何が」
「〈はうす〉には、〈かんけい〉がないことだった」
「——ってなんだよ? 気になるだろ」
「ほんとうに、かんけいない」
「アリアは全く関係ないとは言えねぇ感じだったよな?」
「……いえ、かんけいないと、おもいます」
「ほんとか? ……病気を隠してるんじゃねぇだろな」
「びょうき……では、ない……?」
「おい、なんで曖昧あいまいなんだよ」
 
 困惑の混じったセトの突っこみに、ふわふわと宙をさ迷っていた彼女の瞳が、(心配かけるくらいなら……)といった結論をひらめかせて舞い戻った。
 
「——こどもを、つくれない」
「……は?」

 伝えるための共通語が浮かばない彼女は、アリアから届いたメッセージをそのまま再生した。
 
《月経がないことは気づいていらっしゃいますか? 排卵がなく、視床下部の機能不全と診断が出ています》
 
 さらりと流された音声は、誰のものでもないマシン合成の声だった。
 内容が内容だけに戸惑うセトたちを、彼女はとくに気にせず、
 
「——これは、〈はうす〉に、かんけいない。〈しんぱい〉いらない。だいじょうぶ」
 
 安心させるように持ち上げられた口角が、小さな笑顔を作った。
 
 セトは、ハウスに影響があるかどうかを案じている——。
 彼女のひかえめな微笑は、セトが自分のことを心配しているとはつゆほども思っていないようすだった。
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