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Interlude 鏡に映る、さかしまの国
Valentine Birthday
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甘い香りがするな。チョコレートだな。メルウィンがなんか作ってるのかも知んねぇな。食堂に入ったセトは、そんなことを思いながら昼食をとろうとしていた。
彼女がハウスに溶け込んて、当たり前になりつつある日々のなか。普段どおりに食事を進めていると、先に目の前の席に着いていたティアが、ぽそりと。
「セト君、今日ってバレンタインなんだけど……知ってる?」
「ん? ……ああ、そうなのか?」
話半分に応えつつ、パンをぱくぱく。たっぷり塗られたリエットは合成肉だろうが、ハーブやらスパイスやらがきいていて美味い。
食に生きるセトを、ティアは細い目で(ハウスのエネルギー問題ってセト君にちょっと原因ない? あるよね?)あきれたように見つめていたが、
「——じゃなくてさ、バレンタインの話なんだけど……」
「なんだよ?」
「この前アリスちゃんと話してて知ったんだけど、彼女の文化では、バレンタインに好きなひとにチョコを送る風習があるらしくて」
「へぇ……」
「あ、興味ないね? なんで? この流れでどうしてそんな無関心でいられるかな?」
「……どうせウサギが俺ら全員にチョコレート作ってるっていうオチだろ? そんで中にロシアンルーレットよろしくウメボシが入ってんだ。あれ果物だしな。もうそういうのは読めてんだよ」
「……そんなこと言って、できあがったら食べるよね?」
「食べる」
即答のセトに、ティアが苦笑する。
「セト君のその潔さは尊敬するな……でも、読みが浅いね。真実はかなり違うよ?」
「は?」
「なんとね……アリスちゃんは今、セト君のためだけにチョコを作ってます」
「………………」
食事の手が止まる。開かれたままの口で、しばらく。ティアは唇を曲げてセトを眺めている。
「……嘘つけ」
「ほんとだよ? さっき訊いたら、セト君へのチョコレートだって話してくれたんだ」
「……いつもの感覚で作ってんだろ」
「今日プレゼントしたいって言ってたよ?」
「………………」
セトの否定は、ティアによって切り返される。無言で止まっていた手と口を動かす。
「……どうする? ひょっとして告白されるかも」
「……ない。ありえねぇ」
「じゃ、言葉なく気持ちだけ伝えたくて作ったのかな? 健気だね?」
「……そんなんじゃねぇだろ」
「そう?」
クスリと笑うティアを、セトの鋭い目が軽く睨んだ。ひとで遊びやがって。音のない文句は届いているのか、ティアは肩をすくめて受け流した。
——ひょっとして告白されるかも。
ありえない。そういう期待させて裏切られるパターンにはつくづく懲りている。余計な手を出して怖がらせたくはない。
「どうせなんでもねぇよ——」
§
と言ったのに、気持ちが落ち着かない。昼食を終えて森を回ってログハウスに行って、そわそわとした気持ちを抑えようと試みるが上手くいかない。もういっそ訊いてしまおうかと極端な発想にいたったところ、ドアをノックする音が聞こえた。
まさか、と思いつつドアを開ける。防寒ばっちりの(たぶん過保護なメルウィンあたりが暖かくしてくださいねと着せたに違いない)モコモコとしたウサギがいた。にこりと笑う顔は、少しばかり誇らしげ。何かを達成したとき、ウサギはこういう顔をする。
「ちょこれーと、もってきました。とても〈じょうず〉にできたから……おいしいとおもう。よかったら……いっしょに?」
「お、おぉ……ありがとな?」
宙を飛ぶドローンが降りてきて、そこから菓子箱のような物を慎重に受け取った。見せてくる彼女の距離が近い。
「もちろん、せとが〈ぜんぶ〉でも」
どうぞ、と。渡されるケースは意外と大きい。メルウィンの監修ならば間違いなく美味しいのだろうが……せっかくなので。
「一緒に食うか。珈琲なら淹れてやるから」
「ありがとう」
感謝にほころぶ顔へと手を伸ばしたくなったが、全神経を統一して押しとどめる。奇妙な間に彼女はきょとりとしたが、呼び入れると迷うことなく入室した。雪で冷えた肌が白々としていた。
「寒いか?」
「……すこし?」
暖炉に火を灯して、珈琲の用意をする。温かな湯気が室内になじんだころには、彼女も防寒着を脱いでいた。
部屋の奥、小さな長ソファに座る彼女に並ぶ。暖炉の熱が心配なのか、彼女はチョコレートの箱をテーブルのこちら側へとギリギリまで寄せていた。
「……なんで急に……」
チョコレートなんだ。訊こうとしたが、言葉が舌の上でつまずく。振り返った黒い眼が上目遣いに見上げていた。
「きょうが、〈なに〉か……せと、わかってる?」
「あー……まぁ」
あいまいな肯定だったが、彼女は(知っていたのか)と驚きを見せて、考えるように時間を置き、
「ちょこれーとは、せとの〈いちばん〉すきなものだから。……いつも、わたしをまもってくれて……ありがとう。これからも、ずっと、いっしょにいてね。た……」
ふわりと微笑む顔に、まだ何か言おうとしていたけれど、耐えられず手を伸ばしていた。抱き寄せた身体はすんなりと腕のなかに収まり、抵抗することなくこちらを丸い目で見上げる。暖炉の火のせいか、頬に赤みが差していた。
「……せと?」
「俺の一番はお前だ。お前しか要らねぇ」
上を向いて開かれた唇に、セトの唇が重なる。流れるように入り込んだ舌先が相手を求めて蠢き、目的を捕まえると熱く吸いついた。放す気などなく、セトの手が彼女の頭を押さえ込む。——ただ、彼女に逃げようとする意思はなかった。重なる唇の下で、与えられる感覚を受け入れ目を閉じる。抵抗の声はなく、甘い吐息だけがこぼれた。
唇だけでは足りないと、自然な動作で彼女の服の中にすべり込んできた手に、彼女はぼうっとした頭で一瞬流されそうになってから、
「まって、せと、まって」
思い出したように強くその手を押さえた。ぴたりと停止したセトの顔が離れる。近距離で見つめる目が細くなる。
「……駄目なのか」
「だめ、ではなく……」
「途中までは?」
「……とちゅう?」
「最後までやらねぇから。触るだけ?」
「(……それは嘘になる気が……ではなく、)……もうしばらくしたら、〈ぱーてぃ〉だから……」
「……パーティ?」
「(しまった)……これは、〈さぷらいず〉なので、きかなかったことに」
「……は?」
神妙な顔でささやく彼女に、セトの頭が疑問符で満たされる。彼女のほうも、理解していないセトの顔に首をかしげた。
——なにか、噛み合ってない?
§
「え! 今日ってセト君の誕生日なの?」
ティアの声が食堂に響いた。彼の目の先、壁から窓にかけてカラフルな立体投影が躍っている。
その文字は〈HAPPY BIRTHDAY〉。バレンタインではなく、お誕生日おめでとう。そもそもバレンタインはこんなふうに祝わない。
テーブルの上をセッティングしているロボの横で、のんびりと場違いに珈琲を飲んでいるサクラが目を返した。
「知らなかったのか?」
「いやいや知らないよ。なんで知ってると思われてるの? なんなら僕はサクラさんの誕生日も知らないよ?」
「私は4月5日だね」
「……訊いてないよ?」
食堂の中を進んでいくと、ハオロンとロキが飾りつけを見ながらごちゃごちゃと。
「なんか地味じゃねェ~?」
「ほやの、もっとホラー要素がいるわ……血のりでも用意しよか」
「いや、そォゆうことじゃなくね?」
方向性が怪しい会話をしている。調理室前で立ち並ぶイシャンとアリアは、
「サプライズということは、どのタイミングでおめでとうと言えばいいのだろう……?」
「じつは私、先ほどうっかり言ってしまいまして……ですが、何か思い悩んでいたのか、“ああ”と応えてそのまま森に……」
「……それはつまり、サプライズはできないということだろうか?」
「どうなのでしょう……?」
よく分からないことを話し合っている。なんだろう、このふたり。サプライズパーティ初心者さんかな。
それぞれ自由に生きるなか、のぞいた調理室でメルウィンだけがあせあせと働いていた。
(そうだよね、セト君の胃袋を思うと恐怖しかないよね……)
手伝ってあげたいが、入室すればかえって足手まといになるのが目に見えている。大人しくテーブルに着いた。
(ん? ということは、アリスちゃんが作ってたチョコレートは……)
——誕生日プレゼント?
気づいてしまった真実に、セトから怒られる未来を想像して、小さく身を縮めていた。
彼女がハウスに溶け込んて、当たり前になりつつある日々のなか。普段どおりに食事を進めていると、先に目の前の席に着いていたティアが、ぽそりと。
「セト君、今日ってバレンタインなんだけど……知ってる?」
「ん? ……ああ、そうなのか?」
話半分に応えつつ、パンをぱくぱく。たっぷり塗られたリエットは合成肉だろうが、ハーブやらスパイスやらがきいていて美味い。
食に生きるセトを、ティアは細い目で(ハウスのエネルギー問題ってセト君にちょっと原因ない? あるよね?)あきれたように見つめていたが、
「——じゃなくてさ、バレンタインの話なんだけど……」
「なんだよ?」
「この前アリスちゃんと話してて知ったんだけど、彼女の文化では、バレンタインに好きなひとにチョコを送る風習があるらしくて」
「へぇ……」
「あ、興味ないね? なんで? この流れでどうしてそんな無関心でいられるかな?」
「……どうせウサギが俺ら全員にチョコレート作ってるっていうオチだろ? そんで中にロシアンルーレットよろしくウメボシが入ってんだ。あれ果物だしな。もうそういうのは読めてんだよ」
「……そんなこと言って、できあがったら食べるよね?」
「食べる」
即答のセトに、ティアが苦笑する。
「セト君のその潔さは尊敬するな……でも、読みが浅いね。真実はかなり違うよ?」
「は?」
「なんとね……アリスちゃんは今、セト君のためだけにチョコを作ってます」
「………………」
食事の手が止まる。開かれたままの口で、しばらく。ティアは唇を曲げてセトを眺めている。
「……嘘つけ」
「ほんとだよ? さっき訊いたら、セト君へのチョコレートだって話してくれたんだ」
「……いつもの感覚で作ってんだろ」
「今日プレゼントしたいって言ってたよ?」
「………………」
セトの否定は、ティアによって切り返される。無言で止まっていた手と口を動かす。
「……どうする? ひょっとして告白されるかも」
「……ない。ありえねぇ」
「じゃ、言葉なく気持ちだけ伝えたくて作ったのかな? 健気だね?」
「……そんなんじゃねぇだろ」
「そう?」
クスリと笑うティアを、セトの鋭い目が軽く睨んだ。ひとで遊びやがって。音のない文句は届いているのか、ティアは肩をすくめて受け流した。
——ひょっとして告白されるかも。
ありえない。そういう期待させて裏切られるパターンにはつくづく懲りている。余計な手を出して怖がらせたくはない。
「どうせなんでもねぇよ——」
§
と言ったのに、気持ちが落ち着かない。昼食を終えて森を回ってログハウスに行って、そわそわとした気持ちを抑えようと試みるが上手くいかない。もういっそ訊いてしまおうかと極端な発想にいたったところ、ドアをノックする音が聞こえた。
まさか、と思いつつドアを開ける。防寒ばっちりの(たぶん過保護なメルウィンあたりが暖かくしてくださいねと着せたに違いない)モコモコとしたウサギがいた。にこりと笑う顔は、少しばかり誇らしげ。何かを達成したとき、ウサギはこういう顔をする。
「ちょこれーと、もってきました。とても〈じょうず〉にできたから……おいしいとおもう。よかったら……いっしょに?」
「お、おぉ……ありがとな?」
宙を飛ぶドローンが降りてきて、そこから菓子箱のような物を慎重に受け取った。見せてくる彼女の距離が近い。
「もちろん、せとが〈ぜんぶ〉でも」
どうぞ、と。渡されるケースは意外と大きい。メルウィンの監修ならば間違いなく美味しいのだろうが……せっかくなので。
「一緒に食うか。珈琲なら淹れてやるから」
「ありがとう」
感謝にほころぶ顔へと手を伸ばしたくなったが、全神経を統一して押しとどめる。奇妙な間に彼女はきょとりとしたが、呼び入れると迷うことなく入室した。雪で冷えた肌が白々としていた。
「寒いか?」
「……すこし?」
暖炉に火を灯して、珈琲の用意をする。温かな湯気が室内になじんだころには、彼女も防寒着を脱いでいた。
部屋の奥、小さな長ソファに座る彼女に並ぶ。暖炉の熱が心配なのか、彼女はチョコレートの箱をテーブルのこちら側へとギリギリまで寄せていた。
「……なんで急に……」
チョコレートなんだ。訊こうとしたが、言葉が舌の上でつまずく。振り返った黒い眼が上目遣いに見上げていた。
「きょうが、〈なに〉か……せと、わかってる?」
「あー……まぁ」
あいまいな肯定だったが、彼女は(知っていたのか)と驚きを見せて、考えるように時間を置き、
「ちょこれーとは、せとの〈いちばん〉すきなものだから。……いつも、わたしをまもってくれて……ありがとう。これからも、ずっと、いっしょにいてね。た……」
ふわりと微笑む顔に、まだ何か言おうとしていたけれど、耐えられず手を伸ばしていた。抱き寄せた身体はすんなりと腕のなかに収まり、抵抗することなくこちらを丸い目で見上げる。暖炉の火のせいか、頬に赤みが差していた。
「……せと?」
「俺の一番はお前だ。お前しか要らねぇ」
上を向いて開かれた唇に、セトの唇が重なる。流れるように入り込んだ舌先が相手を求めて蠢き、目的を捕まえると熱く吸いついた。放す気などなく、セトの手が彼女の頭を押さえ込む。——ただ、彼女に逃げようとする意思はなかった。重なる唇の下で、与えられる感覚を受け入れ目を閉じる。抵抗の声はなく、甘い吐息だけがこぼれた。
唇だけでは足りないと、自然な動作で彼女の服の中にすべり込んできた手に、彼女はぼうっとした頭で一瞬流されそうになってから、
「まって、せと、まって」
思い出したように強くその手を押さえた。ぴたりと停止したセトの顔が離れる。近距離で見つめる目が細くなる。
「……駄目なのか」
「だめ、ではなく……」
「途中までは?」
「……とちゅう?」
「最後までやらねぇから。触るだけ?」
「(……それは嘘になる気が……ではなく、)……もうしばらくしたら、〈ぱーてぃ〉だから……」
「……パーティ?」
「(しまった)……これは、〈さぷらいず〉なので、きかなかったことに」
「……は?」
神妙な顔でささやく彼女に、セトの頭が疑問符で満たされる。彼女のほうも、理解していないセトの顔に首をかしげた。
——なにか、噛み合ってない?
§
「え! 今日ってセト君の誕生日なの?」
ティアの声が食堂に響いた。彼の目の先、壁から窓にかけてカラフルな立体投影が躍っている。
その文字は〈HAPPY BIRTHDAY〉。バレンタインではなく、お誕生日おめでとう。そもそもバレンタインはこんなふうに祝わない。
テーブルの上をセッティングしているロボの横で、のんびりと場違いに珈琲を飲んでいるサクラが目を返した。
「知らなかったのか?」
「いやいや知らないよ。なんで知ってると思われてるの? なんなら僕はサクラさんの誕生日も知らないよ?」
「私は4月5日だね」
「……訊いてないよ?」
食堂の中を進んでいくと、ハオロンとロキが飾りつけを見ながらごちゃごちゃと。
「なんか地味じゃねェ~?」
「ほやの、もっとホラー要素がいるわ……血のりでも用意しよか」
「いや、そォゆうことじゃなくね?」
方向性が怪しい会話をしている。調理室前で立ち並ぶイシャンとアリアは、
「サプライズということは、どのタイミングでおめでとうと言えばいいのだろう……?」
「じつは私、先ほどうっかり言ってしまいまして……ですが、何か思い悩んでいたのか、“ああ”と応えてそのまま森に……」
「……それはつまり、サプライズはできないということだろうか?」
「どうなのでしょう……?」
よく分からないことを話し合っている。なんだろう、このふたり。サプライズパーティ初心者さんかな。
それぞれ自由に生きるなか、のぞいた調理室でメルウィンだけがあせあせと働いていた。
(そうだよね、セト君の胃袋を思うと恐怖しかないよね……)
手伝ってあげたいが、入室すればかえって足手まといになるのが目に見えている。大人しくテーブルに着いた。
(ん? ということは、アリスちゃんが作ってたチョコレートは……)
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