3 / 9
貿易都市ハクハラ
しおりを挟む
へえ、本当に…歴史上の中世ヨーロッパというか、それを模したRPGみたいな…。
載せられた荷馬車の上で、俺は周囲をキョロキョロとして、正直浮ついた気分の中にいた。
一応、途中で合流してきた兵士らしき2名に両脇を固められてはいるのだが、捕縛らしきこともされず、ただそわそわし過ぎると時折たしなめられるだけである。
彼らもどう対処していいのかわからないのだろう。
俺という異物、いや超変異種に。
それにしても美しい街だ。
ハクハラ…というらしいが、本物の異世界の街。
行き交う人々、建物、市場の活気。
これに比べるとU⚪︎Jのライドはカスや。
行った事ないけど。
ところで、貴女は、お家は何の仕事を?
何故か同乗していた先程の少女…フリストにそれとなく問うてみる。
「代々の魔導士…父は亡くなりましたが母がその錬成教場を引き継いでおりまして、私はその手伝いといいますか、先々の為の修行を…。」
何故か伏し目がちに答えるフリスト。
愛らしいな。
ウエストも細くて、胸も程よく…。
「おい、着いたぞ。降りろ。」
野太い声に妄想は強制終了させられる。
ここか…。
総督官邸及び合同庁舎。
そこの憲兵指揮所に連れて行かれるらしい。
廊下を連れて行かれる。
憲兵や事務員?らしき人々とすれ違う度に妙な視線を向けられる。
まあ、初期ステータス的に与えられた服装が町の商人見習いか学徒。
風貌も平凡な20歳そこそこの青年…では仕方ない。
こんな所に連れてこられるような事など成し遂げようがない、そうとしか見えないのであろう。
そして通された。
どこかの執務室らしき部屋。
「お前が噂の魔導士か。」
女…?まあ別に不思議ではないか。
甲冑姿ではないが、帯剣しあきらかに軍人、騎士的な風情がある。
しかもそこそこ若い。30歳そこそこくらいか…?
「座れ。」
兵士に言われるまま、硬い椅子に座らされる。
「名前と身分、国籍を名乗れ」
執務机に座る女性憲兵?の声に俺は答えた。
「姓はキムラ 名はマサヒコ。
出身は、多分あなたがたが知らない国だ。
ニホンと言う所で、機械工をしていた。
遠いこの国までいかなる仕組みで来たかはわからない。
魔導士と言われたが、昨日まではそんな力は一切持たない凡夫だった。」
「キサマ!そんな口上で言い逃れ出来ると思っとんのか!」
副官らしき男が怒鳴り声をあげるが、女性が片手を挙げると黙り込む。
「名乗り遅れたが私はスルーズ・ヴァルキリ大尉。
まだあの時の市民たちの伝聞でしか知らないが。
我々がとにかく知りたいのは貴様の振るう力の本質。
そしてその目的だ。
後者に関してはどうも貴様自身訳もわからぬうちに流れ着いてきたような口振りで、それでは我々は納得しかねる。
が、とりあえず前者の方を把握しておきたいと言うのも本音でな。」
「なるほど…それでは少し場所を空けて頂けますか?
後適当に何か壊れてもいいものを。」
「わかった…」
衛兵たちが動き、剣術の稽古用の丸太の様なものが置かれる。
そこから5mの位置に立ち、息を吐く。
精神統一…はするまでもなかった。
思念を描いた次の刹那には、黒々とした物体が自分の手元にあった。
「それは…!?」
火薬…銃砲系はない世界の様だな。
ならばよし。
パパパパパパパパパパ!!
瞬時に丸太の表面が砕け、木片が飛び散る!
「うおおおおっ!?」
副官ら男性達は目を向き、驚愕と感嘆の叫びを上げた。
「私の国の20式自動小銃です。
これ一つで弓矢やクロスボウの数十倍の制圧能力があります。
魔術で実体化しましたが。
本来は高度な鍛治や冶金で行うものですがね。」
スルーズは笑みを浮かべていたが、いち軍人をとしての昂ぶりを隠せないようであった。
たぶん彼女の本質は憲兵職ではなく…。
「2人で話したい。
部屋の外の野次馬たちも持ち場に戻らせろ。」
有無を言わせぬスルーズの口調に、背筋を正し畏まりましたと副官は応じ、その場の兵士ともども部屋を出る。
「貴様ら!自分達の任務に戻れっ!」
「さて…これで静かになった。」
「あっ、はい。」
よくよく見ると引き締まった肢体に、別の意思を持つかの様に突き出た胸…。
「役人の業務的手順で言えば、この後お前は皇都ヒガスナに召喚され、憲兵本部や元老院関係者の取り調べを受けることになる。」
「で、しょうね。」
「当然、お前の超絶的な魔力をまずは徹底的に試させ、国家の為に役立てようとするだろう。
『普通の国』ならばな。」
「同盟国とのアレっすか…」
「そうだ。アラカス帝国。
同盟とは言うが、この街の郊外にも大規模な駐留軍がいる。
対等には程遠い、シナックスの脅威から守ってもらう代わりに、金の流れも軍事においてもアラカスの属国に過ぎないのだ。我が国は…」
微かに俯き、唇を噛む様な表情を見せるスルーズ。
どこかで聞いた話だな…。
「つまりはまあ、私は、俺は最悪この国でなくアラカスの生ける兵器や実験台にされかねないというわけっすね。」
「そうだ。それは…。
『私にとって』我慢がならないことだ。」
!!?
「貴女は…今の憲兵士官という地位に満足していないな。」
俺の指摘に、そうだと頷くスルーズ。
「お前程の至宝が、他国同士の政争の道具にされることは耐えられない。
それならば私がすべての主導権を握った上で、お前の力をこの皇国の復興に役立てたい。
これは運命を超えた何か。
はっきり言ってしまえば。マサヒコ、お前が欲しい。」
本音が出たぜ…。
そう思った俺の身体が包まれる。
力強くも優しく柔らかい、女性の抱擁。
とくに一部の柔らかさが圧倒的で…
はうっ、戸惑いはするが俺も迷いはない
屹立すべきだ、男として!
「わかりました、いや、わかった。
その代わり、貴女が、いや君が手にする栄光は分かち合いたい。
それでよいかな?」
ありがとうと頷くスルーズ。
「明朝には正式に皇都から何がしかの礼状は届くだろう。
それまでに準備できるだけのことはしたい」
載せられた荷馬車の上で、俺は周囲をキョロキョロとして、正直浮ついた気分の中にいた。
一応、途中で合流してきた兵士らしき2名に両脇を固められてはいるのだが、捕縛らしきこともされず、ただそわそわし過ぎると時折たしなめられるだけである。
彼らもどう対処していいのかわからないのだろう。
俺という異物、いや超変異種に。
それにしても美しい街だ。
ハクハラ…というらしいが、本物の異世界の街。
行き交う人々、建物、市場の活気。
これに比べるとU⚪︎Jのライドはカスや。
行った事ないけど。
ところで、貴女は、お家は何の仕事を?
何故か同乗していた先程の少女…フリストにそれとなく問うてみる。
「代々の魔導士…父は亡くなりましたが母がその錬成教場を引き継いでおりまして、私はその手伝いといいますか、先々の為の修行を…。」
何故か伏し目がちに答えるフリスト。
愛らしいな。
ウエストも細くて、胸も程よく…。
「おい、着いたぞ。降りろ。」
野太い声に妄想は強制終了させられる。
ここか…。
総督官邸及び合同庁舎。
そこの憲兵指揮所に連れて行かれるらしい。
廊下を連れて行かれる。
憲兵や事務員?らしき人々とすれ違う度に妙な視線を向けられる。
まあ、初期ステータス的に与えられた服装が町の商人見習いか学徒。
風貌も平凡な20歳そこそこの青年…では仕方ない。
こんな所に連れてこられるような事など成し遂げようがない、そうとしか見えないのであろう。
そして通された。
どこかの執務室らしき部屋。
「お前が噂の魔導士か。」
女…?まあ別に不思議ではないか。
甲冑姿ではないが、帯剣しあきらかに軍人、騎士的な風情がある。
しかもそこそこ若い。30歳そこそこくらいか…?
「座れ。」
兵士に言われるまま、硬い椅子に座らされる。
「名前と身分、国籍を名乗れ」
執務机に座る女性憲兵?の声に俺は答えた。
「姓はキムラ 名はマサヒコ。
出身は、多分あなたがたが知らない国だ。
ニホンと言う所で、機械工をしていた。
遠いこの国までいかなる仕組みで来たかはわからない。
魔導士と言われたが、昨日まではそんな力は一切持たない凡夫だった。」
「キサマ!そんな口上で言い逃れ出来ると思っとんのか!」
副官らしき男が怒鳴り声をあげるが、女性が片手を挙げると黙り込む。
「名乗り遅れたが私はスルーズ・ヴァルキリ大尉。
まだあの時の市民たちの伝聞でしか知らないが。
我々がとにかく知りたいのは貴様の振るう力の本質。
そしてその目的だ。
後者に関してはどうも貴様自身訳もわからぬうちに流れ着いてきたような口振りで、それでは我々は納得しかねる。
が、とりあえず前者の方を把握しておきたいと言うのも本音でな。」
「なるほど…それでは少し場所を空けて頂けますか?
後適当に何か壊れてもいいものを。」
「わかった…」
衛兵たちが動き、剣術の稽古用の丸太の様なものが置かれる。
そこから5mの位置に立ち、息を吐く。
精神統一…はするまでもなかった。
思念を描いた次の刹那には、黒々とした物体が自分の手元にあった。
「それは…!?」
火薬…銃砲系はない世界の様だな。
ならばよし。
パパパパパパパパパパ!!
瞬時に丸太の表面が砕け、木片が飛び散る!
「うおおおおっ!?」
副官ら男性達は目を向き、驚愕と感嘆の叫びを上げた。
「私の国の20式自動小銃です。
これ一つで弓矢やクロスボウの数十倍の制圧能力があります。
魔術で実体化しましたが。
本来は高度な鍛治や冶金で行うものですがね。」
スルーズは笑みを浮かべていたが、いち軍人をとしての昂ぶりを隠せないようであった。
たぶん彼女の本質は憲兵職ではなく…。
「2人で話したい。
部屋の外の野次馬たちも持ち場に戻らせろ。」
有無を言わせぬスルーズの口調に、背筋を正し畏まりましたと副官は応じ、その場の兵士ともども部屋を出る。
「貴様ら!自分達の任務に戻れっ!」
「さて…これで静かになった。」
「あっ、はい。」
よくよく見ると引き締まった肢体に、別の意思を持つかの様に突き出た胸…。
「役人の業務的手順で言えば、この後お前は皇都ヒガスナに召喚され、憲兵本部や元老院関係者の取り調べを受けることになる。」
「で、しょうね。」
「当然、お前の超絶的な魔力をまずは徹底的に試させ、国家の為に役立てようとするだろう。
『普通の国』ならばな。」
「同盟国とのアレっすか…」
「そうだ。アラカス帝国。
同盟とは言うが、この街の郊外にも大規模な駐留軍がいる。
対等には程遠い、シナックスの脅威から守ってもらう代わりに、金の流れも軍事においてもアラカスの属国に過ぎないのだ。我が国は…」
微かに俯き、唇を噛む様な表情を見せるスルーズ。
どこかで聞いた話だな…。
「つまりはまあ、私は、俺は最悪この国でなくアラカスの生ける兵器や実験台にされかねないというわけっすね。」
「そうだ。それは…。
『私にとって』我慢がならないことだ。」
!!?
「貴女は…今の憲兵士官という地位に満足していないな。」
俺の指摘に、そうだと頷くスルーズ。
「お前程の至宝が、他国同士の政争の道具にされることは耐えられない。
それならば私がすべての主導権を握った上で、お前の力をこの皇国の復興に役立てたい。
これは運命を超えた何か。
はっきり言ってしまえば。マサヒコ、お前が欲しい。」
本音が出たぜ…。
そう思った俺の身体が包まれる。
力強くも優しく柔らかい、女性の抱擁。
とくに一部の柔らかさが圧倒的で…
はうっ、戸惑いはするが俺も迷いはない
屹立すべきだ、男として!
「わかりました、いや、わかった。
その代わり、貴女が、いや君が手にする栄光は分かち合いたい。
それでよいかな?」
ありがとうと頷くスルーズ。
「明朝には正式に皇都から何がしかの礼状は届くだろう。
それまでに準備できるだけのことはしたい」
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない…
そんな中、夢の中の本を読むと、、、
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
陰キャラモブ(?)男子は異世界に行ったら最強でした
日向
ファンタジー
これは現代社会に埋もれ、普通の高校生男子をしていた少年が、異世界に行って親友二人とゆかいな仲間たちと共に無双する話。
俺最強!と思っていたら、それよりも更に上がいた現実に打ちのめされるおバカで可哀想な勇者さん達の話もちょくちょく入れます。
※初投稿なので拙い文章ではありますが温かい目で見守って下さい。面白いと思って頂いたら幸いです。
誤字や脱字などがありましたら、遠慮なく感想欄で指摘して下さい。
よろしくお願いします。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
人と希望を伝えて転生したのに竜人という最強種族だったんですが?〜世界はもう救われてるので美少女たちとのんびり旅をします〜
犬型大
ファンタジー
神様にいっぱい希望を出したら意思疎通のズレから竜人になりました。
異世界を救ってほしい。
そんな神様からのお願いは異世界に行った時点でクリア⁉
異世界を救ったお礼に好きなように転生させてくれるっていうからお酒を飲みながらいろいろ希望を出した。
転生しても人がいい……そんな希望を出したのに生まれてみたら頭に角がありますけど?
人がいいって言ったのに。
竜人族?
竜人族も人だって確かにそうだけど人間以外に人と言われている種族がいるなんて聞いてないよ!
それ以外はおおよそ希望通りだけど……
転生する世界の神様には旅をしてくれって言われるし。
まあ自由に世界を見て回ることは夢だったからそうしますか。
もう世界は救ったからあとはのんびり第二の人生を生きます。
竜人に転生したリュードが行く、のんびり異世界記ここに始まれり。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる