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遂に決戦へ
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82: 俊也:16/12/17(土)01:28:46 ID:25g主 ×
そして、5月7日である
幕府軍 家康は岡山南方の枚岡、秀忠は奈良街道沿いの岡山東方に陣を構えた。
先鋒は松平忠直、本多忠朝という譜代の将を基軸としている。
383: 俊也:16/12/17(土)01:31:07 ID:25g主 ×
伊達政宗、松平忠輝 浅野長晟が左翼(ただ‟史実”より伊達勢、忠輝勢は損耗してしまっているため、彼らは後方にさがっている)
中央軍は松平忠直らを中心に譜代の将を主たる陣容
右翼は前田利常、黒田長政、加藤嘉明を基軸に
昨日の前哨戦で痛撃を受けたとはいえ、13万超の大軍である
384: 俊也:16/12/17(土)01:42:30 ID:25g主 ×
一方、大坂方も布陣を終えた
茶臼山に真田幸村 その東方に毛利勝永
両軍を先鋒とし、城内には七手組5000のみを残し、実働7万の兵力が茶臼山周辺に展開した。
戦闘総指揮はむろん、宇喜多秀家。
前線には馬防柵、空堀等で野戦築城を行い、数的不利を少しでも補う備えである。
387: 俊也:16/12/18(日)00:22:57 ID:OpV主 ×
八丁目口南方 宇喜多秀家本営
彡(゚)(゚)「万全の布陣や・・・・・あとは・・・・・・」
あとは、秀頼の出馬を待つばかりである。
388: 俊也:16/12/18(日)00:35:27 ID:OpV主 ×
甲冑姿もきらびやかに、秀頼が本丸から降りてきた。
周囲を黄母衣衆が固める。
「では、いざ参らん。」
彼は乗馬すべく、大股で歩き出した。
389: 俊也:16/12/18(日)00:40:29 ID:OpV主 ×
淀殿の侍女二人が転がるように秀頼の前に出てきたのは、そのときである。
「おかみ様の仰せでございまする、一旦ご本丸までお戻りくださいますよう」
秀頼は眉をしかめた。
「これより戦というときに、なにを申すか。さがっておれ」
390: 俊也:16/12/18(日)00:44:22 ID:OpV主 ×
ひとたびは秀頼は侍女を追い払った。
しかし、数分と経たぬうちに、また侍女はしつこくせまってきた。
「一大事をご相談申すべきことなり、とおおせです」
秀頼はついに折れ、本丸へと戻った。
391: 俊也:16/12/18(日)00:50:52 ID:OpV主 ×
御殿に入るなり、淀殿は笑顔で秀頼を出迎えた。
「おお秀頼殿、家康よりあらたな言伝じゃ。なんと国替えせずともよいとの由。
牢人たちさえ追放すれば、御身を安堵するとのこと・・・・・・」
392: 名無し:16/12/18(日)00:51:26 ID:uR3 ×
もう殺せこいつ
393: 俊也:16/12/18(日)00:54:43 ID:OpV主 ×
「・・・・・・母上、もはや秀頼はごまかされませぬ。家康は我らを攻め滅ぼす気しかないのですぞ。
日ノ本中の兵馬をここに集めて、いまさら我らの身を安堵してくれるはずがございますまい」
秀頼は踵を返し、再び城外へと向かう。
394: 俊也:16/12/18(日)00:59:40 ID:OpV主 ×
襖を開けた秀頼の前に十数名の兵士が立ちはだかる。
「なんのつもりじゃ?そこをのけ」
しかし、兵士たちはうごかない。
それどころか・・・・・
なんと秀頼に槍や刀をいっせいに突きつける。
・・・・・・・・・・!!!
395: 俊也:16/12/18(日)01:06:46 ID:OpV主 ×
「母上!これは・・・・・・」
「ホホホ・・・・・・
よいか秀頼殿、もはや戦のことはお忘れなされ。
そなたには信長公、そして太閤殿下の高貴な血が流れておるのです。
ここ大坂で、貴人としての安らかなる生涯をまっとうするのです」
「な・・・・・・・」
「修理!右大臣家の命で、牢人どもに戦をやめよと伝えるのじゃ」
「御意」
大野治長は頷き、たちあがった。
396: 俊也:16/12/18(日)01:16:59 ID:OpV主 ×
治長が回廊に出ようとしたとき。
秀頼を取り囲んでいた兵士の輪が崩れた。
「何奴!!」
そう叫んだ男が瞬時に斬り倒される。
「曲者じゃ!斬り捨てい!!」
治長は叫ぶ。
が・・・・乱入してきた精悍なる髭面の侍の剣技は尋常ではなかった、
瞬く間に兵士たち(七手組の一部とのち判明する)が斬り伏せられていく。
実戦経験のない、飾り物の親衛隊員では全く相手にならず、残った数名も恐慌を起こして逃げ去っていった。
398: 俊也:16/12/18(日)01:22:48 ID:OpV主 ×
髭面の侍は秀頼に平伏した。
「恩慈英殿の命にて、秀頼公をお迎えに上がり申した。
小笠原道大と申しまする。
それがしが大本営へとご案内いたします。」
「うむ、痛み入る!よしなに頼むぞ。」
「ははっ!」
399: 名無し:16/12/18(日)01:25:15 ID:fZB ×
あれは・・・北の侍!?
400: 名無し:16/12/18(日)01:29:07 ID:sBk ×
サンキューガッツ
401: 俊也:16/12/18(日)01:30:57 ID:OpV主 ×
「な、ならぬ、戦はならぬ・・・・・・!
和議じゃ和議・・・・・・・・
わらわが腹を痛めてそなたを生んだのは、戦場などという野蛮な場所に出すためではない
母の申すことが聞けぬのかえ・・・・」
淀殿は秀頼の足元にすがりつく。
402: 俊也:16/12/18(日)01:34:24 ID:OpV主 ×
「母上・・・・・・・・」
秀頼は、おおきく息を吐きだした。
そして、次の瞬間。
秀頼は抜刀し、淀殿の首筋に袈裟懸けに振り下ろした
鮮血が噴き出す。
403: 俊也:16/12/18(日)01:37:14 ID:OpV主 ×
「ああああああああああ!?ひでよ・・・・・なんと・・・いう・・・・・
わら・・・・わ・・・・・は・・・・」
10秒間ほど悲鳴とともにのたうち回り・・・・淀殿は血の海の中で絶命した。
愕然とする治長と小笠原。
404: 名無し:16/12/18(日)01:39:01 ID:uR3 ×
ファッ!?
405: 俊也:16/12/18(日)01:44:22 ID:OpV主 ×
「母上・・・・・・・
不孝をお許しください。
わたくしと・・・・・・母上ご自身を・・
・・さまざまなるものから解き放つには、これしか・・・・・・」
太い涙を、秀頼は流していた。
悲鳴を聞きつけ、回廊を侍女たちが駆けてくる。
淀殿の間に入ろうとする彼女たちを、大野治長が必死で両手を広げ、押しとどめる。
「はいってはならぬ!!
おかみさまは、急な病で身罷られた!
よいか!おかみさまは急な病で身罷られた!!」
407: 俊也:16/12/18(日)01:52:24 ID:OpV主 ×
半刻ののち・・・・・・・
八丁目口南方に秀吉以来の伝統となる金瓢箪の馬標がたかだかと掲げられた。
ついに豊臣秀頼が、大本営に着陣したのである。
幕府軍にはすくなからぬ動揺が広がった。
豊臣恩顧の大名の中には、歴史の針を巻き戻されたような思いがするものもいたであろう。
そして大坂方の士気は倍増した。
すでに勝ったかのように鬨の声が上がる。
409: 俊也:16/12/18(日)01:56:25 ID:OpV主 ×
家康本陣
家康は苦虫を数匹かみつぶしていた。
(和議を持ち掛け揺さぶりをかけたつもりが・・・・・・いったい何があったのじゃ。
致し方なし、正面から決戦し、打ち破るほかあるまい。)
戦国史上最大にして最後の野戦の火ぶたが、今まさに切って落とされようとしていた。
そして、5月7日である
幕府軍 家康は岡山南方の枚岡、秀忠は奈良街道沿いの岡山東方に陣を構えた。
先鋒は松平忠直、本多忠朝という譜代の将を基軸としている。
383: 俊也:16/12/17(土)01:31:07 ID:25g主 ×
伊達政宗、松平忠輝 浅野長晟が左翼(ただ‟史実”より伊達勢、忠輝勢は損耗してしまっているため、彼らは後方にさがっている)
中央軍は松平忠直らを中心に譜代の将を主たる陣容
右翼は前田利常、黒田長政、加藤嘉明を基軸に
昨日の前哨戦で痛撃を受けたとはいえ、13万超の大軍である
384: 俊也:16/12/17(土)01:42:30 ID:25g主 ×
一方、大坂方も布陣を終えた
茶臼山に真田幸村 その東方に毛利勝永
両軍を先鋒とし、城内には七手組5000のみを残し、実働7万の兵力が茶臼山周辺に展開した。
戦闘総指揮はむろん、宇喜多秀家。
前線には馬防柵、空堀等で野戦築城を行い、数的不利を少しでも補う備えである。
387: 俊也:16/12/18(日)00:22:57 ID:OpV主 ×
八丁目口南方 宇喜多秀家本営
彡(゚)(゚)「万全の布陣や・・・・・あとは・・・・・・」
あとは、秀頼の出馬を待つばかりである。
388: 俊也:16/12/18(日)00:35:27 ID:OpV主 ×
甲冑姿もきらびやかに、秀頼が本丸から降りてきた。
周囲を黄母衣衆が固める。
「では、いざ参らん。」
彼は乗馬すべく、大股で歩き出した。
389: 俊也:16/12/18(日)00:40:29 ID:OpV主 ×
淀殿の侍女二人が転がるように秀頼の前に出てきたのは、そのときである。
「おかみ様の仰せでございまする、一旦ご本丸までお戻りくださいますよう」
秀頼は眉をしかめた。
「これより戦というときに、なにを申すか。さがっておれ」
390: 俊也:16/12/18(日)00:44:22 ID:OpV主 ×
ひとたびは秀頼は侍女を追い払った。
しかし、数分と経たぬうちに、また侍女はしつこくせまってきた。
「一大事をご相談申すべきことなり、とおおせです」
秀頼はついに折れ、本丸へと戻った。
391: 俊也:16/12/18(日)00:50:52 ID:OpV主 ×
御殿に入るなり、淀殿は笑顔で秀頼を出迎えた。
「おお秀頼殿、家康よりあらたな言伝じゃ。なんと国替えせずともよいとの由。
牢人たちさえ追放すれば、御身を安堵するとのこと・・・・・・」
392: 名無し:16/12/18(日)00:51:26 ID:uR3 ×
もう殺せこいつ
393: 俊也:16/12/18(日)00:54:43 ID:OpV主 ×
「・・・・・・母上、もはや秀頼はごまかされませぬ。家康は我らを攻め滅ぼす気しかないのですぞ。
日ノ本中の兵馬をここに集めて、いまさら我らの身を安堵してくれるはずがございますまい」
秀頼は踵を返し、再び城外へと向かう。
394: 俊也:16/12/18(日)00:59:40 ID:OpV主 ×
襖を開けた秀頼の前に十数名の兵士が立ちはだかる。
「なんのつもりじゃ?そこをのけ」
しかし、兵士たちはうごかない。
それどころか・・・・・
なんと秀頼に槍や刀をいっせいに突きつける。
・・・・・・・・・・!!!
395: 俊也:16/12/18(日)01:06:46 ID:OpV主 ×
「母上!これは・・・・・・」
「ホホホ・・・・・・
よいか秀頼殿、もはや戦のことはお忘れなされ。
そなたには信長公、そして太閤殿下の高貴な血が流れておるのです。
ここ大坂で、貴人としての安らかなる生涯をまっとうするのです」
「な・・・・・・・」
「修理!右大臣家の命で、牢人どもに戦をやめよと伝えるのじゃ」
「御意」
大野治長は頷き、たちあがった。
396: 俊也:16/12/18(日)01:16:59 ID:OpV主 ×
治長が回廊に出ようとしたとき。
秀頼を取り囲んでいた兵士の輪が崩れた。
「何奴!!」
そう叫んだ男が瞬時に斬り倒される。
「曲者じゃ!斬り捨てい!!」
治長は叫ぶ。
が・・・・乱入してきた精悍なる髭面の侍の剣技は尋常ではなかった、
瞬く間に兵士たち(七手組の一部とのち判明する)が斬り伏せられていく。
実戦経験のない、飾り物の親衛隊員では全く相手にならず、残った数名も恐慌を起こして逃げ去っていった。
398: 俊也:16/12/18(日)01:22:48 ID:OpV主 ×
髭面の侍は秀頼に平伏した。
「恩慈英殿の命にて、秀頼公をお迎えに上がり申した。
小笠原道大と申しまする。
それがしが大本営へとご案内いたします。」
「うむ、痛み入る!よしなに頼むぞ。」
「ははっ!」
399: 名無し:16/12/18(日)01:25:15 ID:fZB ×
あれは・・・北の侍!?
400: 名無し:16/12/18(日)01:29:07 ID:sBk ×
サンキューガッツ
401: 俊也:16/12/18(日)01:30:57 ID:OpV主 ×
「な、ならぬ、戦はならぬ・・・・・・!
和議じゃ和議・・・・・・・・
わらわが腹を痛めてそなたを生んだのは、戦場などという野蛮な場所に出すためではない
母の申すことが聞けぬのかえ・・・・」
淀殿は秀頼の足元にすがりつく。
402: 俊也:16/12/18(日)01:34:24 ID:OpV主 ×
「母上・・・・・・・・」
秀頼は、おおきく息を吐きだした。
そして、次の瞬間。
秀頼は抜刀し、淀殿の首筋に袈裟懸けに振り下ろした
鮮血が噴き出す。
403: 俊也:16/12/18(日)01:37:14 ID:OpV主 ×
「ああああああああああ!?ひでよ・・・・・なんと・・・いう・・・・・
わら・・・・わ・・・・・は・・・・」
10秒間ほど悲鳴とともにのたうち回り・・・・淀殿は血の海の中で絶命した。
愕然とする治長と小笠原。
404: 名無し:16/12/18(日)01:39:01 ID:uR3 ×
ファッ!?
405: 俊也:16/12/18(日)01:44:22 ID:OpV主 ×
「母上・・・・・・・
不孝をお許しください。
わたくしと・・・・・・母上ご自身を・・
・・さまざまなるものから解き放つには、これしか・・・・・・」
太い涙を、秀頼は流していた。
悲鳴を聞きつけ、回廊を侍女たちが駆けてくる。
淀殿の間に入ろうとする彼女たちを、大野治長が必死で両手を広げ、押しとどめる。
「はいってはならぬ!!
おかみさまは、急な病で身罷られた!
よいか!おかみさまは急な病で身罷られた!!」
407: 俊也:16/12/18(日)01:52:24 ID:OpV主 ×
半刻ののち・・・・・・・
八丁目口南方に秀吉以来の伝統となる金瓢箪の馬標がたかだかと掲げられた。
ついに豊臣秀頼が、大本営に着陣したのである。
幕府軍にはすくなからぬ動揺が広がった。
豊臣恩顧の大名の中には、歴史の針を巻き戻されたような思いがするものもいたであろう。
そして大坂方の士気は倍増した。
すでに勝ったかのように鬨の声が上がる。
409: 俊也:16/12/18(日)01:56:25 ID:OpV主 ×
家康本陣
家康は苦虫を数匹かみつぶしていた。
(和議を持ち掛け揺さぶりをかけたつもりが・・・・・・いったい何があったのじゃ。
致し方なし、正面から決戦し、打ち破るほかあるまい。)
戦国史上最大にして最後の野戦の火ぶたが、今まさに切って落とされようとしていた。
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