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新たな強敵 シン・人間山脈
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テレビ、新聞もだが…
それ以上にネットSNSは一夜明けても彩奈関連の祭りが続いていた…。
賛辞7割、アンチというか批判2割、あとはネット特有の輩の、相手が女子選手であるが故のゲスい憶測や妄想…であった。
まあ本人は少なくとも全く表だっては意に介していないようなので、チームメイトは放置していた。
監督はドヤ顔で、調整の為の練習は全て昼12時から15時の枠で確保したと曰う。
暑さ慣れの為らしい。
まあ、水分補給を絶やさず無理せず、させずで全員慎重にやればよかろうと明智と内田は話あった。
放っておいても彩奈は適当に抜くところで抜き、ベンチで監督ガン無視で休憩をとり、かと思えばダッシュで俊足の明智や海藤を悠々抜き去る。
「軽く」遠投のみ25球程度、100メートルをレーザービームでやって見せていた。
練習用球場の観客も報道陣も、ネット動画民も感嘆するしかない。
「ガチのマジでお金取れる遠投。」と。
2回戦を翌日に控えたミーティング。
その彼女は当然の如く出ていない。
「ヒグマ級打線」の異名をとる北北海道名寄大附属高校。
その1回戦13ー1での圧勝のビデオ研究だが。
苦虫を噛み潰しながらも監督は、基本に忠実に、油断なく、などと繰り返すのみ。
実は一回戦のあと、他ならぬOB会会長さまから
「いやあ、実にめでたい。
総見寺彩奈さんはプロに行けば初の我が母校OGとなる訳だ。
君はとにかく余計なことはせず、大事に金の卵、ダイヤモンド当人に調整等は任せるのだぞ。」
という手のひら返しにも程があるお達しがあったのである。。
お前らにとって俺はなんなんだよ。
しかも寝てんじゃねえぞ成川…。
だが肝心なところでは明智も成川も監督をヨイショするコメントをして、メディア的には総見寺彩奈を見出した名将扱いになっているから文句も言えない…。
「とにかく!油断はするな!総見寺に頼り過ぎず、明智!お前も投げるつもりでいろ。」
「はい!いつでも行きます!」
その言葉に嘘はなかった。
2回戦当日、第3試合、38度を優に越す猛暑の中、それでも彩奈は序盤から奪三振ショーを見せ、甲子園を再び湧かせる。
最速164キロ(手抜き)
それで2700~2800オーバーの回転数の速球をきっちり制球されては、甲子園レベルの強力打線といえどやはりミートすらままならない。
2回から5回は9連続三振、6回ショートゴロを挟んで5連続…。
が、7回限りで、彩奈はベンチに引き上げ、降板する。奪三振は19で、依然パーフェクト継続のまま。
まあ既に彩奈の2ホームランを含め6ー0と点差が開いていたので、本来のエース明智リリーフにも違和感を持つものは少なかった。
…実は、監督と主将の内田に、遥が試合前に耳打ちしていたのである。
彩奈は女性のみに来る周期の、「その日」が今朝来たと。
個人差ある痛みやしんどさは彼女に関しては中の下の強くらいあるが、本人曰く全力でなければ70球はいけるとのこと。
で、64球で実際上がりにして、明智に繋いだわけだ。
ベンチ奥で遥の膝の上で彩奈が横たわる中、その明智洸太郎は完全リリーフ。
最速154キロに多彩でキレのある変化球を混ぜる「大人のピッチング」でファンやスカウトを唸らせる。
『試合終了!いわば鉄板のリリーフでファラリス学園、継投パーフェクト!
北の強豪相手に横綱相撲です!』
とあるホテル、会議室。
…どうだ島津?
監督山内が、薩摩総合高校4番、プロ注目のスラッガー島津義正に声をかける。
「ようやっとる。が…ワシにかかれば
赤子の手をひねるようなもんですたい。」
椅子が小さく見える、巨大な、あまりにも巨大な背中がそう語る。
「良か!それが聞きたかったとぞ。」
監督は満足げな笑み。
おおーっと、屈強な青年達も呼応する。
「あれはあれで化け物だぜ?」
2回戦突破、次戦の相手となる薩摩総合のビデオを見直した成川の第一声である。
「ああ、彩奈も当然見てるとは思うが…。
前後というか総合的にパワーと率のある打線だし、投手の大山も2試合で1失点の本格派だしな…。」
ロビーでの明智成川との会話に、内田が割って入る。
「あー、さっきメッセージ送ったけど既読ついてないね。」
「マジか。やっぱりというか。部屋にはいるから寝てるかゲームだな。。」
「伊万里の時もなんだかんだ勝った。彩奈自身のことはもう本人に任すしかない。」
明智の言葉に2人頷く。
メッセージと言えば…。
『大会が終わったら、政界の子弟がたくさん出席するパーティー案内するから。
これから同世代の人脈って大事でしょ?
行けば貴方もいろんな刺激になると思う。』
また何か企んでなきゃいいがな、舞衣子…。
「どうした明智?」
「いや、別に?
もう明後日だし、俺らも休もうぜ?」
それもそうだなと寝室に引き上げる3人。
そして…
『来ました3回戦第2試合、薩摩総合対聖ファラリス学園!
注目はもちろん超天才野球魔法少女・総見寺彩奈!
それを迎え撃つは、これまた強力薩摩総合高校打線。
それの中軸となる人間山脈!島津義正!!
ご覧ください!202センチ165キロの堂々たる体躯、遠近法狂いますね廣岡さん!』
『まあ、高校通算132ホームランは伊達ではありませんね。
前回の3打席連続特大ホームランも驚きましたが。』
大学野球で通算守備率3位、その後も大学球界の功労者としてこの席に居る男。
その廣岡氏としては、総見寺彩奈という存在が目障りなのかもしれない。
「なんだあのデッカいもの♂」
「伊万里も凄かったが厚みが桁違いだ。」
「ここまで打ち、膝もイワしてない。
なんやかや足腰中心に筋肉で充実したデカさって事だ。」
「流石は親父さんが元横綱。
卒業後は角界入りとかいわれてるだけはある」
「マジか、勿体ねえ…とは言えねえな」
チームメイトが口々に驚きを発する中彩奈は相変わらずの表情…。
いや、普段より前のめりな…。
何か強い興味を示した猫のような。
そう、内田は思った。
「よろしくお願いします!」
『さあ試合開始であります。
後攻めの薩摩総合の先発は最速150キロ超えの剛腕、西郷くん!』
「海藤ー頼むぜー!」
「彩奈の前にランナー溜めろー!」
言われなくとも。
海藤は構えを定める。
(こいつには悪いがスピードガンだけの棒球だ。
フォークとの組み合わせは確かに厄介だが見切ってしまえば…)
果たして初球を狙い打つ!
!?
『あー海藤、サイレンと同時に初球狙い!
だがこれはショート正面ゴロ。』
お、重い…。
なんだこの痺れは…。
『んー、初めての投手はもう少し投げさせて見極めませんと。
意識が低いですねえ。』
いきなりdisり出す廣岡氏。
聞こえたのかどうかファウルで5球粘る立浪。
しかし、フォークを2球続けられてついに合わせ切れず空振り三振。
「総見寺、あいつ…」
立浪は打席に入る彩奈に耳打ち。
「OK、ありがと。」
そして、自身への期待のボルテージが上がる中、なぜかケーシングしていたバットを取り出す。
え!?
両チームとも、大観衆も気づいたものは目を剥いた。
『なんと3番総見寺彩奈、木製バットを持って打席に向かうッー!』
それ以上にネットSNSは一夜明けても彩奈関連の祭りが続いていた…。
賛辞7割、アンチというか批判2割、あとはネット特有の輩の、相手が女子選手であるが故のゲスい憶測や妄想…であった。
まあ本人は少なくとも全く表だっては意に介していないようなので、チームメイトは放置していた。
監督はドヤ顔で、調整の為の練習は全て昼12時から15時の枠で確保したと曰う。
暑さ慣れの為らしい。
まあ、水分補給を絶やさず無理せず、させずで全員慎重にやればよかろうと明智と内田は話あった。
放っておいても彩奈は適当に抜くところで抜き、ベンチで監督ガン無視で休憩をとり、かと思えばダッシュで俊足の明智や海藤を悠々抜き去る。
「軽く」遠投のみ25球程度、100メートルをレーザービームでやって見せていた。
練習用球場の観客も報道陣も、ネット動画民も感嘆するしかない。
「ガチのマジでお金取れる遠投。」と。
2回戦を翌日に控えたミーティング。
その彼女は当然の如く出ていない。
「ヒグマ級打線」の異名をとる北北海道名寄大附属高校。
その1回戦13ー1での圧勝のビデオ研究だが。
苦虫を噛み潰しながらも監督は、基本に忠実に、油断なく、などと繰り返すのみ。
実は一回戦のあと、他ならぬOB会会長さまから
「いやあ、実にめでたい。
総見寺彩奈さんはプロに行けば初の我が母校OGとなる訳だ。
君はとにかく余計なことはせず、大事に金の卵、ダイヤモンド当人に調整等は任せるのだぞ。」
という手のひら返しにも程があるお達しがあったのである。。
お前らにとって俺はなんなんだよ。
しかも寝てんじゃねえぞ成川…。
だが肝心なところでは明智も成川も監督をヨイショするコメントをして、メディア的には総見寺彩奈を見出した名将扱いになっているから文句も言えない…。
「とにかく!油断はするな!総見寺に頼り過ぎず、明智!お前も投げるつもりでいろ。」
「はい!いつでも行きます!」
その言葉に嘘はなかった。
2回戦当日、第3試合、38度を優に越す猛暑の中、それでも彩奈は序盤から奪三振ショーを見せ、甲子園を再び湧かせる。
最速164キロ(手抜き)
それで2700~2800オーバーの回転数の速球をきっちり制球されては、甲子園レベルの強力打線といえどやはりミートすらままならない。
2回から5回は9連続三振、6回ショートゴロを挟んで5連続…。
が、7回限りで、彩奈はベンチに引き上げ、降板する。奪三振は19で、依然パーフェクト継続のまま。
まあ既に彩奈の2ホームランを含め6ー0と点差が開いていたので、本来のエース明智リリーフにも違和感を持つものは少なかった。
…実は、監督と主将の内田に、遥が試合前に耳打ちしていたのである。
彩奈は女性のみに来る周期の、「その日」が今朝来たと。
個人差ある痛みやしんどさは彼女に関しては中の下の強くらいあるが、本人曰く全力でなければ70球はいけるとのこと。
で、64球で実際上がりにして、明智に繋いだわけだ。
ベンチ奥で遥の膝の上で彩奈が横たわる中、その明智洸太郎は完全リリーフ。
最速154キロに多彩でキレのある変化球を混ぜる「大人のピッチング」でファンやスカウトを唸らせる。
『試合終了!いわば鉄板のリリーフでファラリス学園、継投パーフェクト!
北の強豪相手に横綱相撲です!』
とあるホテル、会議室。
…どうだ島津?
監督山内が、薩摩総合高校4番、プロ注目のスラッガー島津義正に声をかける。
「ようやっとる。が…ワシにかかれば
赤子の手をひねるようなもんですたい。」
椅子が小さく見える、巨大な、あまりにも巨大な背中がそう語る。
「良か!それが聞きたかったとぞ。」
監督は満足げな笑み。
おおーっと、屈強な青年達も呼応する。
「あれはあれで化け物だぜ?」
2回戦突破、次戦の相手となる薩摩総合のビデオを見直した成川の第一声である。
「ああ、彩奈も当然見てるとは思うが…。
前後というか総合的にパワーと率のある打線だし、投手の大山も2試合で1失点の本格派だしな…。」
ロビーでの明智成川との会話に、内田が割って入る。
「あー、さっきメッセージ送ったけど既読ついてないね。」
「マジか。やっぱりというか。部屋にはいるから寝てるかゲームだな。。」
「伊万里の時もなんだかんだ勝った。彩奈自身のことはもう本人に任すしかない。」
明智の言葉に2人頷く。
メッセージと言えば…。
『大会が終わったら、政界の子弟がたくさん出席するパーティー案内するから。
これから同世代の人脈って大事でしょ?
行けば貴方もいろんな刺激になると思う。』
また何か企んでなきゃいいがな、舞衣子…。
「どうした明智?」
「いや、別に?
もう明後日だし、俺らも休もうぜ?」
それもそうだなと寝室に引き上げる3人。
そして…
『来ました3回戦第2試合、薩摩総合対聖ファラリス学園!
注目はもちろん超天才野球魔法少女・総見寺彩奈!
それを迎え撃つは、これまた強力薩摩総合高校打線。
それの中軸となる人間山脈!島津義正!!
ご覧ください!202センチ165キロの堂々たる体躯、遠近法狂いますね廣岡さん!』
『まあ、高校通算132ホームランは伊達ではありませんね。
前回の3打席連続特大ホームランも驚きましたが。』
大学野球で通算守備率3位、その後も大学球界の功労者としてこの席に居る男。
その廣岡氏としては、総見寺彩奈という存在が目障りなのかもしれない。
「なんだあのデッカいもの♂」
「伊万里も凄かったが厚みが桁違いだ。」
「ここまで打ち、膝もイワしてない。
なんやかや足腰中心に筋肉で充実したデカさって事だ。」
「流石は親父さんが元横綱。
卒業後は角界入りとかいわれてるだけはある」
「マジか、勿体ねえ…とは言えねえな」
チームメイトが口々に驚きを発する中彩奈は相変わらずの表情…。
いや、普段より前のめりな…。
何か強い興味を示した猫のような。
そう、内田は思った。
「よろしくお願いします!」
『さあ試合開始であります。
後攻めの薩摩総合の先発は最速150キロ超えの剛腕、西郷くん!』
「海藤ー頼むぜー!」
「彩奈の前にランナー溜めろー!」
言われなくとも。
海藤は構えを定める。
(こいつには悪いがスピードガンだけの棒球だ。
フォークとの組み合わせは確かに厄介だが見切ってしまえば…)
果たして初球を狙い打つ!
!?
『あー海藤、サイレンと同時に初球狙い!
だがこれはショート正面ゴロ。』
お、重い…。
なんだこの痺れは…。
『んー、初めての投手はもう少し投げさせて見極めませんと。
意識が低いですねえ。』
いきなりdisり出す廣岡氏。
聞こえたのかどうかファウルで5球粘る立浪。
しかし、フォークを2球続けられてついに合わせ切れず空振り三振。
「総見寺、あいつ…」
立浪は打席に入る彩奈に耳打ち。
「OK、ありがと。」
そして、自身への期待のボルテージが上がる中、なぜかケーシングしていたバットを取り出す。
え!?
両チームとも、大観衆も気づいたものは目を剥いた。
『なんと3番総見寺彩奈、木製バットを持って打席に向かうッー!』
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