14 / 24
勝利と別離 さらに…
しおりを挟む348: 俊也 20/08/26(水)22:58:59 ID:ewy
気が付けば、米戦艦群は旧式含め残り8隻。
「やはりヤバい(再確認)」
スプルーアンスは決断を下した。
「後方の巡洋艦群、駆逐艦群に伝えよ、直ちに前方に出て大和、及び敵第二艦隊を殲滅せよと…生き残りの護衛空母群も稼働全機を発進させよと。」
参謀の一人が手を挙げる
「閣下、それでは地上支援が…。」
「もはやそうした事を考える段階ではない。そもそもこのままでは第5艦隊そのものが消滅しかねない。そうなれば地上支援もへったくれもなく、沖縄の味方地上軍20万が一気に危機に瀕する。
とにかく急ぎたまえ!」
「御意」
猛然と大和と第二艦隊を狙い殺到する米艦船そして艦載機群…。
351: 名無しさん@おーぷん 20/08/27(木)07:38:47 ID:vMX
大和無双乙!
352: 俊也 20/08/27(木)22:13:35 ID:KpF
大和CIC
「敵機、及び敵駆逐艦群、急激に接近!」
「奴らもなりふり構わずか、駆逐艦は副砲レールキャノンにて排除、航空攻撃は、一旦ノーマルモードに戻しCIWSにて各個に対処!」
「ヨーソロー!」
左舷、そして艦橋前後の超初速電磁砲…レールキャノンが立て続けに放たれ、軽巡、駆逐艦群を悉く屠る。
そしてCIWSにより、次々と米軍機も撃墜されていく。
一方こちらは第二艦隊所属、駆逐艦 雪風。
「左舷雷跡3!」
「よし取り舵一杯!」
「ヨーソロー、ヨーソロー!!」
「回避ッ!」
「上空うー!急降下!!」
「おもかーじ!!」
雪風、寺内艦長は操舵主とぴったり呼吸を合わせ、米軍機の雷爆撃を悉く躱し抜く。
甲板上でも、対空砲火で敵数機を撃墜する善戦。
「あたるものかよ!」
「へーた糞!へーた糞!!」
中には上空の米軍機群にそんなヤジを飛ばす水兵たちもいた。
まるで令和のどこぞの球団のファンである…。
353: 俊也 20/08/27(木)22:50:06 ID:KpF
「これまで…か。」
旗艦ニューメキシコ上で、スプルーアンスは唇を噛む。
先刻まで執拗に砲火を浴びせるも、大和は止まらない。
そして航空攻撃、水雷攻撃も効果なし。ただただ貴重な残存兵力を消耗するのみ…。
文字通りの第5艦隊消滅。それだけは避けねばならない。
「航空部隊、駆逐艦群を下がらせよ。タンカー群と共に撤退せよと伝えよ。」
「はっ!わが艦は。」
「無論総員退艦だ。戦艦である以上大和が放ってはくれまい…周辺の駆逐艦群に連絡!」
「はっ!では提督も…。」
「いや、私は艦に残る、誰かが今回の件の責任をとらねばならん、皆は生き残って、今回の件を余すところなく海軍中枢に伝えてくれ!」
354: 俊也 20/08/27(木)22:55:11 ID:KpF
すみません。今夜もありがとうございますやで。感謝!
当面は1日1,2レス程度の更新になりますがご容赦を!
355: 名無しさん@おーぷん 20/08/28(金)07:02:58 ID:a2V
乙乙。
敵ながら天晴れスプルーアンス。
殺すには惜しい男。
356: 名無しさん@おーぷん 20/08/28(金)11:58:39 ID:KmW
>まるで令和のどこぞの球団のファンである…。
全くどこのファンやろなあ…(すっとぼけ)
357: 名無しさん@おーぷん 20/08/28(金)15:50:04 ID:9aW
>>356
よし、檻ファンは許されたな!
358: 俊也 20/08/28(金)23:39:58 ID:DNg
大和CIC
「敵の残敵戦艦、距離8000、総員が退艦している模様!
恐らくは敵旗艦ニューメキシコと思われます。」
「艦隊全体が撤退の流れ…しかし旗艦はキングストン弁を開いた様子もない…旗艦には果たして誰も残っていないのであろうか?」
伊藤長官の問いに、森下が答える。
「いや、恐らくは『一人は』のこっているかと…。」
「うむ…通信士官、敵のラジオ回線にチャンネルを合わせられるか?」
「了解であります。」
数分後…。
二言三言、先方と言葉を交わした後…。
「長官!繋がりました!敵第五艦隊司令長官、スプルーアンス提督であります!」
車椅子から軽く身を起こす伊藤。
「やはり!私に直接話させてくれ!」
「整一、やはり君か。」
「久しぶりだな、レイ。」
「うむ、確か1927年頃か…確かに、懐かしい。」
スプルーアンスは、艦橋で一人、とっておきのワインを開けていた。
「このような暇があったら、さっさとわが艦を撃ったらどうだね?」
「レイ、それなんだが…
君をむざむざ殺したくはない。ここは我らに降ってくれぬか?」
「整一、君の国ほど徹底して狂気じみたものではないにせよ、わが軍にも生き恥を晒したくないという程度の最低限の気概はある。」
「…無論こちらは最大限の礼をもって君を遇する。軍令部より我らが陛下に奏上奉り…必ずや格別の御高配を賜り、捕虜などではなく、事実上の客将格として遇させて頂く。
どうか、頼む!」
「整一、君の真心は痛いほど伝わった。しかし私はアメリカの軍人、あくまでその民主主義と自由の精神に忠誠を誓った身、君たちにとっては至高の存在であろうが、『君主の御情け』という類のものに縋って膝を屈し生きながらえるつもりはない。
このまま私ごと、全力でこの艦を葬ってくれ!」
「レイ、今少し待て!」
「…民主主義と自由に乾杯!!God bless America!!」
そのまま回線は切れた。
がっくりと頭を垂れる伊藤整一長官。
「森下…君」
「御意、主砲斉射!目標敵旗艦ニューメキシコ!!」
大和より、轟然と放たれる鉄と炎の槍。
次々と粉砕されるニューメキシコの艦体。
スプルーアンスが満足げにグラスの中身を飲み干した瞬間、艦橋に大和の巨弾が直撃する…。
(後は…頼むぞ、ハルゼー。)
359: 名無しさん@おーぷん 20/08/29(土)07:59:49 ID:KnF
乙。
スプルーアンス…
360: 名無しさん@おーぷん 20/08/29(土)10:42:30 ID:ml1
スプルーアンス提督に敬礼!
361: 名無しさん@おーぷん 20/08/29(土)11:18:00 ID:Ggv
泣かすなや昼間から
362: 俊也 20/08/30(日)00:17:29 ID:rJr
沖縄首里城、日本側守備隊司令部。
「閣下、海軍第二艦隊より入電!我沖縄近傍まで進出、敵地上部隊を砲撃殲滅せんとす!」
おおっという声と共に、幕僚たちは湧きかえる。
第32軍牛島司令官は、力強く頷く。
よくぞここまで、辿り着いてくれた…。
そして長参謀長へ向き直る、
「友軍第二艦隊に、現在把握可能な限りの米軍の主要部隊配置を伝えよ!!」
「はっ!しかる後一転攻勢に転じることが出来ますな!」
どこか獰猛な笑みを浮かべる長。
牛島は頷き、今度は作戦参謀八原に声をかける。
「貴官の練り上げた『寝技戦法』、無駄になってしまったようだな…。」
「ははっ。こういう展開の上であるのならば大歓迎で有ります!」
八原は笑顔で敬礼した。
一方、沖縄北方米地上軍。
「なんだ!?なにが起きている!?」
米地上軍総司令バックナー中将は混乱していた。
「わかりません!とにかく艦砲射撃を受けているとしか…。とにかくこのままではお味方の損害は甚大に…。」
「第5艦隊は何をやっとる!」
無論バックナーらも第5艦隊が戦闘甚大な被害を受けている報告は逐次受けていた。
しかしなにしろ情報が錯綜に錯綜、まさか実質こやつらが存分に暴れられるほどに第5艦隊、第58任務部隊が損耗してしまうとは…噂のモンスター戦艦はそれほどの戦闘能力を…。わからぬ。
思いめぐらす間にも貴重な歩兵が、装甲車両と砲が宙を舞う。
ふと上空を見ると、プロペラの無い航空機が。
やつらいっちょ前に…ジェット機を。
それは無論、南慈英が敵の細かい陣容と位置確認を伝える為のものであった。
バックナー司令部の司令部周辺が地獄絵図となり、遂には気化砲弾の大爆発により、バックナー当人もろともに蒸発する…
365: 名無しさん@おーぷん 20/08/30(日)12:15:48 ID:Yx1
バークナー結局戦死時期が早まっただけやったな。
366: 俊也 20/08/30(日)20:55:03 ID:rJr
すみません。今宵はお休みいたしますm(__)m
367: 名無し二等兵 20/08/30(日)21:13:40 ID:8Fr
ええんやで、ちょっと休め割とマジで。
368: 名無しさん@おーぷん 20/08/31(月)07:07:01 ID:La7
Twitterみてると確かに。
ゆっくりでええぞい。
369: 俊也 20/08/31(月)22:01:08 ID:adz
…ある意味アメリカ陸軍開闢以来の地獄絵図であった。
もともと軽巡矢矧クラスの砲火ですら、陸上兵力にとっては相当の脅威である。
それが艦砲としては21世紀に至るも空前絶後の巨砲の斉射となれば…。
南慈英のF35と陸軍側からの連携、また中途から本土より飛来した偵察機彩雲(343空所属)の随時の通報を活かし、大和の艦砲射撃は的確に米軍の急所を衝くものであった。
バックナー戦死後は次席将官もすぐには把握できず、指揮系統も乱れまくり、米兵たちは装甲車両や重砲すら放り出して逃げ惑った。
もっとも彼らに恐怖を与えたのは、時折思い出したように放たれる燃料気化砲弾であった。(大和サイドとしては温存しつつ…であったのだが)地形、配置等の状況によっては一個師団を一斉射で壊滅させかねない威力が、遠方からでも十二分に伝わり、米側のパニックを加速させた。
米軍を巧みに沖縄本島北方に追いやるように、大和以下第二艦隊は執拗に砲撃を繰り返した。
「なんだあの戦艦!?(驚愕)」
「聞いてねーぞあんなモンスターがジャップに…。」
「とにかく逃げろ!どうせ司令部も壊滅…。」
「付き合いきれねえ!!」
陸軍航空隊も、少なからぬ数がP-51等に爆装させ大和に襲い掛かるが、うるさいハエとばかりにCIWSに薙ぎ払われ、そうこうしているうちに主要航空基地2か所も粉砕される。
…大和が昭和在来型砲弾700発強を撃ち尽くす頃には、米軍地上兵力は実に12万余の戦死傷者を出し、沖縄北端に残兵は追い込まれることになる…。
「我ら陸軍第32軍も本格反攻に転じつつあり、貴艦隊の勇戦振りに心より深謝す。」
戦艦大和艦上にて、牛島司令官よりの伝聞に目を通した伊藤長官は、顔を上げ、高らかに宣言した。
「GF司令部、及び軍令部に打電!
我ら第二艦隊、天一号作戦完遂せり…と!」
歓声に包まれるCIC。
「令和の同胞諸君、感謝しても仕切れぬ。本来はあえなく海の藻屑と消える運命だった我らを…。」
森下は内心密かに、どこともしれぬ空に向け手を合わせた。
370: 名無しさん@おーぷん 20/09/01(火)06:42:17 ID:pbU
彩雲スコ
371: 名無しさん@おーぷん 20/09/01(火)09:15:32 ID:SD0
(米軍)逝きすぎィ!!
乙。
372: 名無しさん@おーぷん 20/09/01(火)16:30:21 ID:0o4
(燃料気化砲弾以外いら)ないじゃん…
19
お気に入りに追加
87
あなたにおすすめの小説
GAME CHANGER 日本帝国1945からの逆襲
俊也
歴史・時代
時は1945年3月、敗色濃厚の日本軍。
今まさに沖縄に侵攻せんとする圧倒的戦力のアメリカ陸海軍を前に、日本の指導者達は若者達による航空機の自爆攻撃…特攻 で事態を打開しようとしていた。
「バカかお前ら、本当に戦争に勝つ気があるのか!?」
その男はただの学徒兵にも関わらず、平然とそう言い放ち特攻出撃を拒否した。
当初は困惑し怒り狂う日本海軍上層部であったが…!?
姉妹作「新訳 零戦戦記」共々宜しくお願い致します。
共に
第8回歴史時代小説参加しました!
明日の海
山本五十六の孫
歴史・時代
4月7日、天一号作戦の下、大和は坊ノ岬沖海戦を行う。多数の爆撃や魚雷が大和を襲う。そして、一発の爆弾が弾薬庫に被弾し、大和は乗組員と共に轟沈する、はずだった。しかし大和は2015年、戦後70年の世へとタイムスリップしてしまう。大和は現代の艦艇、航空機、そして日本国に翻弄される。そしてそんな中、中国が尖閣諸島への攻撃を行い、その動乱に艦長の江熊たちと共に大和も巻き込まれていく。
世界最大の戦艦と呼ばれた戦艦と、艦長江熊をはじめとした乗組員が現代と戦う、逆ジパング的なストーリー←これを言って良かったのか
主な登場人物
艦長 江熊 副長兼砲雷長 尾崎 船務長 須田 航海長 嶋田 機関長 池田
彡(゚)(゚)あれ?ワイは確かにマリアナ沖で零戦と共に墜とされたはずやで・・・・・?(おーぷん2ちゃんねる過去収録のSS)
俊也
キャラ文芸
こちらは、私が2015年、おーぷん2ちゃんねるのなんでも実況J(おんJ)
にて執筆、収録された、いわゆるSSの再録です。
当時身に余るご好評を頂いた、いわば架空戦記の処女作と申しますか。
2ちゃん系掲示板やなんJ、おんJの独特の雰囲気が色々ありましょうが、お楽しみ頂ければ幸いです。
お後、架空戦記系としては姉妹作「新訳 零戦戦記」
「総統戦記」も目をお通し頂ければ幸いです。
お時間なくば取り急ぎ「お気に入り登録」だけでも頂けましたらm(_ _)m
【新訳】帝国の海~大日本帝国海軍よ、世界に平和をもたらせ!第一部
山本 双六
歴史・時代
たくさんの人が亡くなった太平洋戦争。では、もし日本が勝てば原爆が落とされず、何万人の人が助かったかもしれないそう思い執筆しました。(一部史実と異なることがあるためご了承ください)初投稿ということで俊也さんの『re:太平洋戦争・大東亜の旭日となれ』を参考にさせて頂きました。
これからどうかよろしくお願い致します!
ちなみに、作品の表紙は、AIで生成しております。
【第十回 歴史・時代小説大賞投稿】帝国の海 外伝~風翔搭乗員戦記
山本 双六
歴史・時代
1942年1月完成した、ニ式艦上戦闘機『風翔』この戦闘機に乗り、国のため、そして、愛する人たちのために戦った男たちの戦いが幕を開ける
帝国の海にでてくる、二式艦上戦闘機『風翔』風翔搭乗員の、物語である...
re:太平洋戦争・大東亜の旭日となれ
俊也
ライト文芸
実際の歴史では日本本土空襲・原爆投下・沖縄戦・特攻隊などと様々な悲劇と犠牲者を生んだ太平洋戦争(大東亜戦争)
しかし、タイムスリップとかチート新兵器とか、そういう要素なしでもう少しその悲劇を防ぐか薄めるかして、尚且つある程度自主的に戦後の日本が変わっていく道はないか…アメリカ等連合国に対し「勝ちすぎず、程よく負けて和平する」ルートはあったのでは?
そういう思いで書きました。
歴史時代小説大賞に参戦。
ご支援ありがとうございましたm(_ _)m
また同時に「新訳 零戦戦記」も参戦しております。
こちらも宜しければお願い致します。
他の作品も
お手隙の時にお気に入り登録、時々の閲覧いただければ幸いです。m(_ _)m
蒼海の碧血録
三笠 陣
歴史・時代
一九四二年六月、ミッドウェー海戦において日本海軍は赤城、加賀、蒼龍を失うという大敗を喫した。
そして、その二ヶ月後の八月、アメリカ軍海兵隊が南太平洋ガダルカナル島へと上陸し、日米の新たな死闘の幕が切って落とされた。
熾烈なるガダルカナル攻防戦に、ついに日本海軍はある決断を下す。
戦艦大和。
日本海軍最強の戦艦が今、ガダルカナルへと向けて出撃する。
だが、対するアメリカ海軍もまたガダルカナルの日本軍飛行場を破壊すべく、最新鋭戦艦を出撃させていた。
ここに、ついに日米最強戦艦同士による砲撃戦の火蓋が切られることとなる。
(本作は「小説家になろう」様にて連載中の「蒼海決戦」シリーズを加筆修正したものです。予め、ご承知おき下さい。)
※表紙画像は、筆者が呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)にて撮影したものです。
江戸時代改装計画
城闕崇華研究所(呼称は「えねこ」でヨロ
歴史・時代
皇紀2603年7月4日、大和甲板にて。皮肉にもアメリカが独立したとされる日にアメリカ史上最も屈辱的である条約は結ばれることになった。
「では大統領、この降伏文書にサインして貰いたい。まさかペリーを派遣した君等が嫌とは言うまいね?」
頭髪を全て刈り取った男が日本代表として流暢なキングズ・イングリッシュで話していた。後に「白人から世界を解放した男」として讃えられる有名人、石原莞爾だ。
ここはトラック、言うまでも無く日本の内南洋であり、停泊しているのは軍艦大和。その後部甲板でルーズベルトは憤死せんがばかりに震えていた。
(何故だ、どうしてこうなった……!!)
自問自答するも答えは出ず、一年以内には火刑に処される彼はその人生最期の一年を巧妙に憤死しないように体調を管理されながら過ごすことになる。
トラック講和条約と称される講和条約の内容は以下の通り。
・アメリカ合衆国は満州国を承認
・アメリカ合衆国は、ウェーキ島、グアム島、アリューシャン島、ハワイ諸島、ライン諸島を大日本帝国へ割譲
・アメリカ合衆国はフィリピンの国際連盟委任独立準備政府設立の承認
・アメリカ合衆国は大日本帝国に戦費賠償金300億ドルの支払い
・アメリカ合衆国の軍備縮小
・アメリカ合衆国の関税自主権の撤廃
・アメリカ合衆国の移民法の撤廃
・アメリカ合衆国首脳部及び戦争煽動者は国際裁判の判決に従うこと
確かに、多少は苛酷な内容であったが、「最も屈辱」とは少々大げさであろう。何せ、彼らの我々の世界に於ける悪行三昧に比べたら、この程度で済んだことに感謝するべきなのだから……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる