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戦果
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結局、1巡目は浅尾以外の面々も殆ど何も出来ずに模擬弾に撃たれるがまま、恐怖を味わうこととなる。
唯一、第一撃を機体の横滑りで回避した冨安中尉だったが、その後直ぐに食いつかれ洗礼を浴びてしまう。
「よし!残り時間3巡はいけるな。
お前ら、もっと五感を使いきれ。
考えろ!」
…ハァハァハァハァ…。
冨安以外は着陸以降、まさに這々の態でコクピットから降りて以降これである。
実戦に限りなく近い緊張感…まぁ後半訓練弾は尽きてしまったが、「渡久地に後ろを取られたら死ぬ。」という殺気は全員が感じていた。
「寝るなよ、起きろ!
訓練でなしに敵機が来るかも知れねえんだ。
壕に入ってメシ。
その後はまた鍛錬だ。」
え?もう今日は飛べないんじゃ…?
「別に出来るだろ?
飛ばなくても、もっと言やぁ戦闘機のコクピットに座ることしなくても。
実戦さながらでなくそのものを何度も繰り返せる。そのうち寝ていても、だ。」
???
「どういう意味だ?」
ある事に思い当たったが、あえて皆を代表し冨安が問う。
「…まぁ本来、他人の前じゃしねえんだが。」
その辺の木箱に、渡久地は腰掛ける。
そして…。
操縦してる…
誰かが呟く。
何も持っていない筈の右腕に、操縦桿の重み…。
現実に渡久地少尉は操縦操作をしている…。
いつの間にか、皆の前に高度数千メートルを飛ぶ零戦が現れた。
少なくとも皆にはそう見えた。
そして渡久地の操作、零戦の急挙動。
上空から、米軍のグラマンF6Fが何機か襲い掛かってきている。
パイロットも相応の腕。
「大丈夫ですか!」
思わず根尾が叫ぶが、渡久地の耳には届いていない。
根尾らの「心配」をよそに、渡久地の零戦は数と性能とに勝る敵を翻弄。
わずかなスキにバックを取ると、次々と20ミリ機関砲を撃ち込む。
凄い…
冨安は内心呻いた。
想像…イマジネーション…イメージで状況を思い描き鍛錬する。
それ自体は軍でもさせられる事だ。
しかしこれはあまりに次元が違いすぎる。
何かの本で読んだことがある。
脳医学的にも、イメージでリアリティなものとして徹底的に頭に刷り込んだことは実現すると。
例えば手に持ったなんでもない万年筆を「熱い」と思い込むと本当に火傷してしまうことを。
渡久地は現実の機体と何が起こるかわからない戦場、を正確に再現して訓練することができる…。いつどこにいても。
もし、父親のサーカスの飛行機に乗せられていたという少年期からこのイメージ鍛錬をしているとしたら…。
彼の飛行時間は一体何千時間…いや何万時間になると言うのか!?
そんな超エースは我が帝国はおろか、ドイツにも、いや世界の何処にもいない…。
「ま、大体これでわかったろ?」
そんな事自分達には無理です。
そんな顔をした一同に渡久地は微笑む。
「大丈夫だ。『再現』をするための種はお前らに仕込んでやった。
もっとも原始的な、『死の恐怖』って奴をな。
加えてお前らは無意識にいろんな未知の機動を今日の飛行でやってみせた。こちらの誘導通りな。
それはもう身体が覚えている。
とにかくまずはやってみろって。
あと、冨安中尉さんが座学的に基本の空戦機動教えてもくれる筈だぜ?」
俺に投げるんかい。
そう思いつつ、冨安は訊く。
「渡久地、まるでしばらく席外すみたいな言い方だが…。」
「ああ、宇垣の旦那との約束だからな。
夕方まで昼寝したら、出る。」
え…単機夜間出撃?
何か言おうとして冨安はやめた。
どう見ても、どう考えても彼が戦死するなどと言う絵が浮かばない。
妙な安心感というのだろうか。
他の7人と言えば、それぞれ何かに腰掛け、必死の表情で各自の戦場を「創り出そう」としていた。
俺も、やるか。
日もすっかり暮れた19時過ぎ。
鹿屋の沖合600キロ。
アメリカ第58任務部隊。
ミッチャー司令は軽く苛立っていた。
「流石に正規空母4隻大破、ヤラれっぱなしで黙ってはいられん。
呉停泊の敵艦船攻撃も低調に終わった。
明朝、出撃し鹿屋の敵海軍航空基地を叩く!」
「御意、ニミッツ提督も賛同しておられますしな。」
参謀達も同調する。
ぼんやりと、自信の座乗する旗艦空母イントレビッドの艦橋の外を眺めつつ、コーヒーを満たしたマグカップにミッチャーが口をつけた瞬間。
床が地震のように揺れ、爆発音と共に視界がオレンジ色に染まる。
「ぐああっ!!?」
「シット!何があったーッ!」
「か、カミカゼの奇襲かと。」
「レーダー手は全艦隊寝てたのか!?くうっ!」
「おそらく海面ギリギリを這うように…」
「閣下!」
艦長が青ざめていた。
「爆弾は本艦深層、第3甲板以降にまで貫通!誘爆と火災が…正直危険です!」
言っている間にも新たな大爆発。
「ファ〇〇!またか!」
「閣下、取り急ぎ駆逐艦を横付けさせますので、他艦にお移り下さい!」
「ぐぬぬ。」
まだ新手がいるやもしれない。
命令前から全艦隊対空戦闘モードに入り、夜間戦闘機型のF6Fも発進する。
しかし、日本機の影も捉えられない。
なんなんだ。我がアメリカ海軍のここ数日の厄災は…。
閣下、お急ぎください!!
ごとり。
3時間後。宇垣の司令室で渡久地俊哉は差し出した。
「これは…。」
「そ、ちょいと調達して自前でつけたガンカメラ。
そこでエセックス級にかました絵は撮れてる筈だから。」
零戦にとってはかなり重い50番(500キロ爆弾)を…。
改めて何者なのか此奴は!?
福井参謀長はあんぐりと口を開けていた。
宇垣纏の方は重々しく頷く。
「あいわかった。ご苦労様。
ゆっくり休んでくれ。」
「んじゃ」
クイックリーな敬礼と共に、渡久地は颯爽と去っていく。
(いつもの戦藻録に、彼のことをどう書くべきか。)
内心苦笑混じりに、宇垣はそんな事を思う。
唯一、第一撃を機体の横滑りで回避した冨安中尉だったが、その後直ぐに食いつかれ洗礼を浴びてしまう。
「よし!残り時間3巡はいけるな。
お前ら、もっと五感を使いきれ。
考えろ!」
…ハァハァハァハァ…。
冨安以外は着陸以降、まさに這々の態でコクピットから降りて以降これである。
実戦に限りなく近い緊張感…まぁ後半訓練弾は尽きてしまったが、「渡久地に後ろを取られたら死ぬ。」という殺気は全員が感じていた。
「寝るなよ、起きろ!
訓練でなしに敵機が来るかも知れねえんだ。
壕に入ってメシ。
その後はまた鍛錬だ。」
え?もう今日は飛べないんじゃ…?
「別に出来るだろ?
飛ばなくても、もっと言やぁ戦闘機のコクピットに座ることしなくても。
実戦さながらでなくそのものを何度も繰り返せる。そのうち寝ていても、だ。」
???
「どういう意味だ?」
ある事に思い当たったが、あえて皆を代表し冨安が問う。
「…まぁ本来、他人の前じゃしねえんだが。」
その辺の木箱に、渡久地は腰掛ける。
そして…。
操縦してる…
誰かが呟く。
何も持っていない筈の右腕に、操縦桿の重み…。
現実に渡久地少尉は操縦操作をしている…。
いつの間にか、皆の前に高度数千メートルを飛ぶ零戦が現れた。
少なくとも皆にはそう見えた。
そして渡久地の操作、零戦の急挙動。
上空から、米軍のグラマンF6Fが何機か襲い掛かってきている。
パイロットも相応の腕。
「大丈夫ですか!」
思わず根尾が叫ぶが、渡久地の耳には届いていない。
根尾らの「心配」をよそに、渡久地の零戦は数と性能とに勝る敵を翻弄。
わずかなスキにバックを取ると、次々と20ミリ機関砲を撃ち込む。
凄い…
冨安は内心呻いた。
想像…イマジネーション…イメージで状況を思い描き鍛錬する。
それ自体は軍でもさせられる事だ。
しかしこれはあまりに次元が違いすぎる。
何かの本で読んだことがある。
脳医学的にも、イメージでリアリティなものとして徹底的に頭に刷り込んだことは実現すると。
例えば手に持ったなんでもない万年筆を「熱い」と思い込むと本当に火傷してしまうことを。
渡久地は現実の機体と何が起こるかわからない戦場、を正確に再現して訓練することができる…。いつどこにいても。
もし、父親のサーカスの飛行機に乗せられていたという少年期からこのイメージ鍛錬をしているとしたら…。
彼の飛行時間は一体何千時間…いや何万時間になると言うのか!?
そんな超エースは我が帝国はおろか、ドイツにも、いや世界の何処にもいない…。
「ま、大体これでわかったろ?」
そんな事自分達には無理です。
そんな顔をした一同に渡久地は微笑む。
「大丈夫だ。『再現』をするための種はお前らに仕込んでやった。
もっとも原始的な、『死の恐怖』って奴をな。
加えてお前らは無意識にいろんな未知の機動を今日の飛行でやってみせた。こちらの誘導通りな。
それはもう身体が覚えている。
とにかくまずはやってみろって。
あと、冨安中尉さんが座学的に基本の空戦機動教えてもくれる筈だぜ?」
俺に投げるんかい。
そう思いつつ、冨安は訊く。
「渡久地、まるでしばらく席外すみたいな言い方だが…。」
「ああ、宇垣の旦那との約束だからな。
夕方まで昼寝したら、出る。」
え…単機夜間出撃?
何か言おうとして冨安はやめた。
どう見ても、どう考えても彼が戦死するなどと言う絵が浮かばない。
妙な安心感というのだろうか。
他の7人と言えば、それぞれ何かに腰掛け、必死の表情で各自の戦場を「創り出そう」としていた。
俺も、やるか。
日もすっかり暮れた19時過ぎ。
鹿屋の沖合600キロ。
アメリカ第58任務部隊。
ミッチャー司令は軽く苛立っていた。
「流石に正規空母4隻大破、ヤラれっぱなしで黙ってはいられん。
呉停泊の敵艦船攻撃も低調に終わった。
明朝、出撃し鹿屋の敵海軍航空基地を叩く!」
「御意、ニミッツ提督も賛同しておられますしな。」
参謀達も同調する。
ぼんやりと、自信の座乗する旗艦空母イントレビッドの艦橋の外を眺めつつ、コーヒーを満たしたマグカップにミッチャーが口をつけた瞬間。
床が地震のように揺れ、爆発音と共に視界がオレンジ色に染まる。
「ぐああっ!!?」
「シット!何があったーッ!」
「か、カミカゼの奇襲かと。」
「レーダー手は全艦隊寝てたのか!?くうっ!」
「おそらく海面ギリギリを這うように…」
「閣下!」
艦長が青ざめていた。
「爆弾は本艦深層、第3甲板以降にまで貫通!誘爆と火災が…正直危険です!」
言っている間にも新たな大爆発。
「ファ〇〇!またか!」
「閣下、取り急ぎ駆逐艦を横付けさせますので、他艦にお移り下さい!」
「ぐぬぬ。」
まだ新手がいるやもしれない。
命令前から全艦隊対空戦闘モードに入り、夜間戦闘機型のF6Fも発進する。
しかし、日本機の影も捉えられない。
なんなんだ。我がアメリカ海軍のここ数日の厄災は…。
閣下、お急ぎください!!
ごとり。
3時間後。宇垣の司令室で渡久地俊哉は差し出した。
「これは…。」
「そ、ちょいと調達して自前でつけたガンカメラ。
そこでエセックス級にかました絵は撮れてる筈だから。」
零戦にとってはかなり重い50番(500キロ爆弾)を…。
改めて何者なのか此奴は!?
福井参謀長はあんぐりと口を開けていた。
宇垣纏の方は重々しく頷く。
「あいわかった。ご苦労様。
ゆっくり休んでくれ。」
「んじゃ」
クイックリーな敬礼と共に、渡久地は颯爽と去っていく。
(いつもの戦藻録に、彼のことをどう書くべきか。)
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