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掘り出し物
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「ぷっわっはっは!あいつら全裸で外に出て行ったぞ!」
セシルが腹を抱えながら大笑いしている。その隣でメルが手で目を隠していた。
メル、俺は気付いているよ。指の隙間から覗いているのを。そんなばっちいものなんて見るんじゃありません。
ギルドでちょっかいかけてきた冒険者達に、メルは闇魔法であたかも常夏の国にいる様な幻覚を見せた。すると冒険者達は異様に暑がりだし、この雪が降り寒い国で服を全部脱ぎ、ギルドから出て行ってしまった。
周りから見るとかなり変態行為にしか見えないだろう。ご愁傷さまです。まぁうちの子にちょっかいかけてきたんだからしょうがないよね。
邪魔者がいなくなったので、ボードから達成出来る依頼書を剥がし受け付けに持って行った。だいたい討伐系が8割で採取が2割ぐらいかな。まぁトランスに来るまでにかなりの量の魔物や使える物を片っ端らアイテムボックスに放り込んでいたから大丈夫だろう。
受け付けに沢山の依頼書を渡した所、数が数だけに驚かれたが、寒い国では中々手に入りづらい色々な素材も含まれていたので喜ばれた。
そして、なんとと言うか、忘れていたがギルドのランクがFからEに上がりました。上がる基準はイマイチわからないが、セシルが言うには、依頼の達成回数や貢献度がランクアップする基準らしい。「上がるのが遅すぎる。お前はゴブリンキングを倒しているし、王都でも色々活躍してたじゃないか!」と言って怒っていた。まぁ、金は最初よりは余裕があるし問題はない。そしてランクが上がったので受けられる依頼も増えるので、これからも金に困ることはそうそうないだろう。
ホクホク顔でギルドを後にし、その足で道具屋に向かい必要な物を買うのと、武器屋ではみんなの防具の見直しをしようと思う。俺とセシルはいいとしても、ミコとメルにはキチンとした防具を着せたい。もしもの備えは大事だしね。
道具屋に着き中に入る。この道具屋は雑貨も売っているらしく色々な物や雪が降る地域でしか使われない様な珍しい物も売っていて、見るだけでも楽しい。ミコとメルは2人で楽しそうに品物を見ている。こう見ると2人は姉妹の様に仲が良く見ている俺としてはすごく嬉しい。
セシルはなぜか女の人が喜びそうな小物を品定めしている。多分だがエスメラルダにでもあげるんだろう。
ここでは、生活に必要な物と、これから向かう兎人族の集落に渡すお土産と、ミコとメルの色違いの手袋を買った。
店を出ようとしたが、セシルがまだ選んでいたので、道具屋に置いて武器屋に向かった。
武器屋では、ドワーフと見られる男性が飾ってある剣や鎧を磨いていた。
声をかけ、2人の防具を見立ててもらいたいとお願いすると、快く了承してくれた。
「がっはっは!任せてくれ!お嬢ちゃん達はこっちに来てくれ」
2人を店の奥に連れていかれ、暇になったので店の中をぶらぶらしていると、気になるものを見つけた。それはなんの変哲も無い指輪で、ぱっと見シンプルな結婚指輪の様で別に綺麗な細工が入っているわけでもなく、普通なら素通りしてしまうほど本当に普通な指輪だ。
なぜか知らないが、とても気になったので、スキルを使い鑑定してみた所以外な性能を秘めていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルキメデスの指輪
並列思考ができる様になり、手先も器用になる。
レア度 遺産級
ーーーーーーーーーーーーーーーー
えっ~!まじで?遺産級のアイテムがあり驚いた。なんでこんな所に……これは買いだな!
並列思考とは、簡単に説明すると2つなり3つの事が一度に出来るという事だ。手先が器用になれば、物作りも色々出来ていいかもしれない。
他も見て回ったが特にこれというものは見つからなかった。
俺が色々な見て回っている最中に、ミコとメルの採寸も終わり、ドワーフの店員の見立てが終わったみたいで奥からカシャカシャしながら出て来た。
……まじか!どっちがミコ?
2人はフルアーマーと言うか、全身に鎧を纏い出て来た。
おいおい、女の子に着せるものじゃないぞ……
「どうじゃ!これで並大抵の攻撃は凌げるぞ!」
ドワーフの店員がフンっと胸を張りドヤ顔でこちらを見ているが、チェンジでお願いした。
確かにわかるよ、わかるけどさ……女の子だよ。
ほらみろ、どっちかわからないけどヨロヨロで転びそうだから。
もう本当にドワーフときたら脳筋なんだから……少しは性能も確かに大事だけど、見た目も大事なのをわかろうよ。
2人が出てくるのを待っている間に、セシルが店に入ってきた。手には沢山の品物を持ち笑顔だ。
「いっぱい買い過ぎちゃったよ。悪いが、アイテムボックスに入れといてくれないか?」
「無駄遣いも程々にすれよ」
セシルから品物を受け取りボックスにしまった。
セシルに事情を話し、2人で待つ事数分。
今度は顔が見える装備で出てきた。
ミコには衝撃に強くて軽いミスリルで出来たハーフプレートと、同じミスリルで出来た脛当てと腕輪。メルには子供用の装備があまり無かったのもあり、鉄と皮で出来た軽鎧と、同じ様に脛当てと腕輪。見た目も悪くないし、2人が気に入った事もあり購入した。
「あの~この指輪も買いたいんですけど幾らですか?」
さすがに遺産級ともなれば手持ちの金たけじゃ足りないかもしれない。だけど、値段聞くぐらいはいいよね。
「おぉ、それか?それは確か……そうそう、俺の友達のガエンがどこかで拾ってきた指輪だな。別に綺麗な指輪でもないし、あんちゃんには結構買ってもらったしオマケでその指輪もつけてやるよ!」
うんうんそうだよね。高くて買えないよねって、おーい!いいのか?この指輪、遺産級だよ。まぁ教えないけど、鑑定とか使えないのかな?まぁ、得したことには変わりわないけど。
そうそう、なんか聞いたことある名前が出てきた。
ドワーフの店員と言うかこの人はボナンという名らしい。そしてボナンさんにガエンさんの事を聞いてみると、なんと俺が初めてこの世界に来た時に会ったドワーフのガエンさんという事がわかった。
なぜかと言うと、ガエンという名で、行商を行なっている人はあのガエンさんしか知らないとの事。まさかここでガエンさんの名前を聞くとは……
そういえば、街を離れる時に挨拶するのを忘れたな。
少しガエンさんの話で盛り上がり、少しして店を出た。
「今日はその装備は脱いでもよくないか?」
武器屋を後にし、宿に戻るだけなのにミコとメルは鼻をふんふん鳴らしながら買ったばかりの防具にご満悦だ。
わかるよ、買ったばかりの物を着用したくなる気持ちは……気に入ったならいいか。
宿に戻り夕食を済ませ、部屋に戻り、一息ついた。
「メル、明日からお前の仲間の集落に向かう。とうちゃんに会えればいいな!」
「うん」
笑顔でメルは答えた。
セシルが腹を抱えながら大笑いしている。その隣でメルが手で目を隠していた。
メル、俺は気付いているよ。指の隙間から覗いているのを。そんなばっちいものなんて見るんじゃありません。
ギルドでちょっかいかけてきた冒険者達に、メルは闇魔法であたかも常夏の国にいる様な幻覚を見せた。すると冒険者達は異様に暑がりだし、この雪が降り寒い国で服を全部脱ぎ、ギルドから出て行ってしまった。
周りから見るとかなり変態行為にしか見えないだろう。ご愁傷さまです。まぁうちの子にちょっかいかけてきたんだからしょうがないよね。
邪魔者がいなくなったので、ボードから達成出来る依頼書を剥がし受け付けに持って行った。だいたい討伐系が8割で採取が2割ぐらいかな。まぁトランスに来るまでにかなりの量の魔物や使える物を片っ端らアイテムボックスに放り込んでいたから大丈夫だろう。
受け付けに沢山の依頼書を渡した所、数が数だけに驚かれたが、寒い国では中々手に入りづらい色々な素材も含まれていたので喜ばれた。
そして、なんとと言うか、忘れていたがギルドのランクがFからEに上がりました。上がる基準はイマイチわからないが、セシルが言うには、依頼の達成回数や貢献度がランクアップする基準らしい。「上がるのが遅すぎる。お前はゴブリンキングを倒しているし、王都でも色々活躍してたじゃないか!」と言って怒っていた。まぁ、金は最初よりは余裕があるし問題はない。そしてランクが上がったので受けられる依頼も増えるので、これからも金に困ることはそうそうないだろう。
ホクホク顔でギルドを後にし、その足で道具屋に向かい必要な物を買うのと、武器屋ではみんなの防具の見直しをしようと思う。俺とセシルはいいとしても、ミコとメルにはキチンとした防具を着せたい。もしもの備えは大事だしね。
道具屋に着き中に入る。この道具屋は雑貨も売っているらしく色々な物や雪が降る地域でしか使われない様な珍しい物も売っていて、見るだけでも楽しい。ミコとメルは2人で楽しそうに品物を見ている。こう見ると2人は姉妹の様に仲が良く見ている俺としてはすごく嬉しい。
セシルはなぜか女の人が喜びそうな小物を品定めしている。多分だがエスメラルダにでもあげるんだろう。
ここでは、生活に必要な物と、これから向かう兎人族の集落に渡すお土産と、ミコとメルの色違いの手袋を買った。
店を出ようとしたが、セシルがまだ選んでいたので、道具屋に置いて武器屋に向かった。
武器屋では、ドワーフと見られる男性が飾ってある剣や鎧を磨いていた。
声をかけ、2人の防具を見立ててもらいたいとお願いすると、快く了承してくれた。
「がっはっは!任せてくれ!お嬢ちゃん達はこっちに来てくれ」
2人を店の奥に連れていかれ、暇になったので店の中をぶらぶらしていると、気になるものを見つけた。それはなんの変哲も無い指輪で、ぱっと見シンプルな結婚指輪の様で別に綺麗な細工が入っているわけでもなく、普通なら素通りしてしまうほど本当に普通な指輪だ。
なぜか知らないが、とても気になったので、スキルを使い鑑定してみた所以外な性能を秘めていた。
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アルキメデスの指輪
並列思考ができる様になり、手先も器用になる。
レア度 遺産級
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えっ~!まじで?遺産級のアイテムがあり驚いた。なんでこんな所に……これは買いだな!
並列思考とは、簡単に説明すると2つなり3つの事が一度に出来るという事だ。手先が器用になれば、物作りも色々出来ていいかもしれない。
他も見て回ったが特にこれというものは見つからなかった。
俺が色々な見て回っている最中に、ミコとメルの採寸も終わり、ドワーフの店員の見立てが終わったみたいで奥からカシャカシャしながら出て来た。
……まじか!どっちがミコ?
2人はフルアーマーと言うか、全身に鎧を纏い出て来た。
おいおい、女の子に着せるものじゃないぞ……
「どうじゃ!これで並大抵の攻撃は凌げるぞ!」
ドワーフの店員がフンっと胸を張りドヤ顔でこちらを見ているが、チェンジでお願いした。
確かにわかるよ、わかるけどさ……女の子だよ。
ほらみろ、どっちかわからないけどヨロヨロで転びそうだから。
もう本当にドワーフときたら脳筋なんだから……少しは性能も確かに大事だけど、見た目も大事なのをわかろうよ。
2人が出てくるのを待っている間に、セシルが店に入ってきた。手には沢山の品物を持ち笑顔だ。
「いっぱい買い過ぎちゃったよ。悪いが、アイテムボックスに入れといてくれないか?」
「無駄遣いも程々にすれよ」
セシルから品物を受け取りボックスにしまった。
セシルに事情を話し、2人で待つ事数分。
今度は顔が見える装備で出てきた。
ミコには衝撃に強くて軽いミスリルで出来たハーフプレートと、同じミスリルで出来た脛当てと腕輪。メルには子供用の装備があまり無かったのもあり、鉄と皮で出来た軽鎧と、同じ様に脛当てと腕輪。見た目も悪くないし、2人が気に入った事もあり購入した。
「あの~この指輪も買いたいんですけど幾らですか?」
さすがに遺産級ともなれば手持ちの金たけじゃ足りないかもしれない。だけど、値段聞くぐらいはいいよね。
「おぉ、それか?それは確か……そうそう、俺の友達のガエンがどこかで拾ってきた指輪だな。別に綺麗な指輪でもないし、あんちゃんには結構買ってもらったしオマケでその指輪もつけてやるよ!」
うんうんそうだよね。高くて買えないよねって、おーい!いいのか?この指輪、遺産級だよ。まぁ教えないけど、鑑定とか使えないのかな?まぁ、得したことには変わりわないけど。
そうそう、なんか聞いたことある名前が出てきた。
ドワーフの店員と言うかこの人はボナンという名らしい。そしてボナンさんにガエンさんの事を聞いてみると、なんと俺が初めてこの世界に来た時に会ったドワーフのガエンさんという事がわかった。
なぜかと言うと、ガエンという名で、行商を行なっている人はあのガエンさんしか知らないとの事。まさかここでガエンさんの名前を聞くとは……
そういえば、街を離れる時に挨拶するのを忘れたな。
少しガエンさんの話で盛り上がり、少しして店を出た。
「今日はその装備は脱いでもよくないか?」
武器屋を後にし、宿に戻るだけなのにミコとメルは鼻をふんふん鳴らしながら買ったばかりの防具にご満悦だ。
わかるよ、買ったばかりの物を着用したくなる気持ちは……気に入ったならいいか。
宿に戻り夕食を済ませ、部屋に戻り、一息ついた。
「メル、明日からお前の仲間の集落に向かう。とうちゃんに会えればいいな!」
「うん」
笑顔でメルは答えた。
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