9 / 481
第一章 積極的な魔塔主と翻弄される弟子
8.まだ終わらせない※
しおりを挟む
「安心するのは早ぇぞ? まだ、本番が残ってるからなァ? 自分だけ気持ちよくなっちゃってなー」
「………いやだ。もう、お腹いっぱい…」
「おいおい、駄々こねるんじゃねぇよ。そんなこと言って、指よりもっと太いの欲しくなったんじゃねぇの? お前、食べるのは好きだろ?」
「……いらないから…ぁ…っ!? 本当に…も、むり……」
身体を起こして体勢を改めて向かい合わせにして覆いかぶさる。
さすがにこの先に起こることが分かったレイヴンの身体が拒否するように強張っていくが、そこは問答無用で両足を掴んで広げさせた。
後孔を擽ってどうしてやろうかと、顔を覗き込んで笑いかけた。
「んん…っ…やぁ……」
「ったく、上げる声は甘々なくせして。トークも甘々にして欲しいもんだぜ。ほら、くださいは?」
「バッカじゃ、ないの……? いつも、そんなこと、言ってる…んですか?」
「あったりまえだろ? 俺にかかれば、ちょうだぁーいってなるぞ?」
「……うそくさ」
「おっまえ、ホントこういう時素直じゃねぇな? しょうがねぇ。本気で言わせてやるから覚悟しろ?」
この状況でもそんなことが言えるとは余裕だな?
こうなったら絶対に強請らせてやるつもりで耳に口づけて何度か喰む。
息と舌で耳を刺激してやると、舌のねっとり感と音が効いたのか甘い吐息が漏れ始めた。
ついでに左手で臍を擽りながら、今度は胸の突起を舐めあげてやる。
「ぁっ!」
「あー? そういやあんま弄ってなかったか。じゃあ、サービスしてやるよ」
擽る手を放して、突起を中心に舌と指先で弄るとみるみるうちに赤く色づいてくる。
尖りきったところを指先で弾いてやると、ビクンっと大きく身体が跳ねた。
「ふぁっ! …んな、とこぉ…さわら、ないで…」
「やなこった。気持ちよさそうじゃねぇか。ほら、おねだりしてみ?」
「……っ! んな、しないし……ん…ふ…」
強情な口を開かせて口づけてやると、一番従順に快楽を求めてくる。
どうやらキスが一番お気に召したらしい。
すんなり舌を受け入れて、無意識なのか両手を俺の背中に回して、もっと、と求めてくる。
要望通りに舌を突き入れてやれば、苦しそうにしながらレイヴンも舌を出して、もっと、もっと、と動きで強請ってきた。
なんだ、やればできるじゃねぇか。
ついでに俺とレイヴン自身を擦り合わせると息継ぎの間に嬌声を漏らして、そのうちにもどかしそうに下半身を揺らし始めた。
「………いやだ。もう、お腹いっぱい…」
「おいおい、駄々こねるんじゃねぇよ。そんなこと言って、指よりもっと太いの欲しくなったんじゃねぇの? お前、食べるのは好きだろ?」
「……いらないから…ぁ…っ!? 本当に…も、むり……」
身体を起こして体勢を改めて向かい合わせにして覆いかぶさる。
さすがにこの先に起こることが分かったレイヴンの身体が拒否するように強張っていくが、そこは問答無用で両足を掴んで広げさせた。
後孔を擽ってどうしてやろうかと、顔を覗き込んで笑いかけた。
「んん…っ…やぁ……」
「ったく、上げる声は甘々なくせして。トークも甘々にして欲しいもんだぜ。ほら、くださいは?」
「バッカじゃ、ないの……? いつも、そんなこと、言ってる…んですか?」
「あったりまえだろ? 俺にかかれば、ちょうだぁーいってなるぞ?」
「……うそくさ」
「おっまえ、ホントこういう時素直じゃねぇな? しょうがねぇ。本気で言わせてやるから覚悟しろ?」
この状況でもそんなことが言えるとは余裕だな?
こうなったら絶対に強請らせてやるつもりで耳に口づけて何度か喰む。
息と舌で耳を刺激してやると、舌のねっとり感と音が効いたのか甘い吐息が漏れ始めた。
ついでに左手で臍を擽りながら、今度は胸の突起を舐めあげてやる。
「ぁっ!」
「あー? そういやあんま弄ってなかったか。じゃあ、サービスしてやるよ」
擽る手を放して、突起を中心に舌と指先で弄るとみるみるうちに赤く色づいてくる。
尖りきったところを指先で弾いてやると、ビクンっと大きく身体が跳ねた。
「ふぁっ! …んな、とこぉ…さわら、ないで…」
「やなこった。気持ちよさそうじゃねぇか。ほら、おねだりしてみ?」
「……っ! んな、しないし……ん…ふ…」
強情な口を開かせて口づけてやると、一番従順に快楽を求めてくる。
どうやらキスが一番お気に召したらしい。
すんなり舌を受け入れて、無意識なのか両手を俺の背中に回して、もっと、と求めてくる。
要望通りに舌を突き入れてやれば、苦しそうにしながらレイヴンも舌を出して、もっと、もっと、と動きで強請ってきた。
なんだ、やればできるじゃねぇか。
ついでに俺とレイヴン自身を擦り合わせると息継ぎの間に嬌声を漏らして、そのうちにもどかしそうに下半身を揺らし始めた。
0
お気に入りに追加
115
あなたにおすすめの小説
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
真面目系委員長の同室は王道転校生⁉~王道受けの横で適度に巻き込まれて行きます~
シキ
BL
全寮制学園モノBL。
倉科誠は真面目で平凡な目立たない学級委員長だった。そう、だった。季節外れの王道転入生が来るまでは……。
倉科の通う私立藤咲学園は山奥に位置する全寮制男子高校だ。外界と隔絶されたそこでは美形生徒が信奉され、親衛隊が作られ、生徒会には俺様会長やクール系副会長が在籍する王道学園と呼ぶに相応しいであろう場所。そんな学園に一人の転入生がやってくる。破天荒な美少年の彼を中心に巻き起こる騒動に同室・同クラスな委員長も巻き込まれていき……?
真面目で平凡()な学級委員長が王道転入生くんに巻き込まれ何だかんだ総受けする青春系ラブストーリー。
一部固定CP(副会長×王道転入生)もいつつ、基本は主人公総受けです。
こちらは個人サイトで数年前に連載していて、途中だったお話です。
今度こそ完走させてあげたいと思いたってこちらで加筆修正して再連載させていただいています。
当時の企画で書いた番外編なども掲載させていただきますが、生暖かく見守ってください。
【完結】極貧イケメン学生は体を売らない。【番外編あります】
紫紺(紗子)
BL
貧乏学生をスパダリが救済!?代償は『恋人のフリ』だった。
相模原涼(さがみはらりょう)は法学部の大学2年生。
超がつく貧乏学生なのに、突然居酒屋のバイトをクビになってしまった。
失意に沈む涼の前に現れたのは、ブランドスーツに身を包んだイケメン、大手法律事務所の副所長 城南晄矢(じょうなんみつや)。
彼は涼にバイトしないかと誘うのだが……。
※番外編を公開しました(10/21)
生活に追われて恋とは無縁の極貧イケメンの涼と、何もかもに恵まれた晄矢のラブコメBL。二人の気持ちはどっちに向いていくのか。
※本作品中の公判、判例、事件等は全て架空のものです。完全なフィクションであり、参考にした事件等もございません。拙い表現や現実との乖離はどうぞご容赦ください。
※4月18日、完結しました。ありがとうございました。
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる