ひだまりカフェ

もとひろ@絵本作家/エッセイスト

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やれば良かったをなくす

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あのとき、やれば良かった。

あなたは、そういう体験をしたことは、あるだろうか。



チャンスがきたとき。

やりたいとおもったとき。



決断をせまられ、いまのじぶんでは、と見送ってしまったこと。

できない、と決めつけて、あきらめたこと。



あのとき、やれば良かった。

それは、後悔につながってしまう。



あのときは、けっして、もどらない。



だから、ずっと、心に残りつづける。



やれば良かったをなくすこと。

なくすだけで、後悔が減る。



もちろん、やって後悔することもある。

失敗して、痛い思いをすることだってある。



けれど、やらない後悔のほうが、ずっと、心に残ってしまう。

やった後悔は、あとあと、笑い話にできるのだから。



いま、あなたが、やりたいことをやりたいと思っているのなら、やったほうがいい。



どんなにちいさなことでも、やったほうがいい。



そこから、いろんな景色が見える。

いろんな出逢いがある。

いろんな発見がある。



体験するから、変化がおこる。



人生は変化の連続だ。

変化しなければ、成長はしない。



けれど、変化はこわい。

どうなるか、想像がつかない。



ただ、変化をしないと、成長は止まったまま。

現状維持をえらんでしまえば、何も変わらないまま。



現状維持をえらぶ、ということは、やれば良かった、がおおくなることを意味する。

そうすれば、たくさんのやれば良かった、が生まれることになる。



あなたは、やれば良かった、と思う人生を、つづけていきたいだろうか。



ぼくは、できるかぎり、挑戦したい、と思っている。

じぶんがやりたい、と思ったことは、どんなにちいさなことでも、やることに決めている。



もちろん、たのしい、という予感がするもの。

わくわくするもの。



感じたら、行動する。



すこし、躊躇してしまうこともあるけれど。



それでも。



あのとき、やれば良かった、と思いたくない。

後悔したくない。



あたらしいことをやることに、リスクがともなうことも知っている。

環境を変えることに、心が抵抗することも知っている。



知っているからこそ、じぶんを許して、じぶんを受け入れて。



ぼくは、ぼくのペースで挑戦することをえらんでいる。

だから、まいにちが、たのしい。

こわい、と思うけれど、たのしい。



後悔もしていない。

はずかしいな、と思うこともあるけれど。



これからも、あたらしいことに、挑戦していこう。

やれば良かったをなくすために。

やりたいことを、思いっきり、やるために。



ここまで、あなたの貴重なじかんを、つかって読んでくれて、ありがとうございます。

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