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違和感はサイン

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なにかの情報にふれて、それが多数のひとが賛同しているのに、じぶんにとっては、もやっとする。

あるいは、嫌な感じがする。

そんな違和感は、じぶんにとって、必要ないというサイン。



ひとも、そう。

一見すると、言っていることが正しく、いいひとに見えるのだけれど、なんとなく、いい感じがしない。

違和感をおぼえる。

そんなときも、サインなのだ。



こういった、じぶんにとっての違和感を、大切にして欲しい。

じぶんの感覚を信じて欲しい。



けれど、違和感をおぼえても、頭で考えてしまって、サインを無視してしまうかたもいる。

たとえば、ある情報に違和感をおぼえているのに、多数のひとが、賛同しているのだから、この情報は正しい。

じぶんには、役に立つと思い込む。



けれど、その情報は、まったくじぶんには役に立たない。



あるいは、ひとと会っていて、このひとから、いいという感覚がないのに、頭の中で、いや、きっと、いいひとだ、と違和感を無視して、かかわろうとする。

そうすると、いずれ、もめることになる。



違和感はサイン。

前兆とも言える。



違和感は、本当に、ささいで、ちいさい。

だから、見落としてしまうこともある。



あまりにも、ちいさく、感覚的にやってくるから、いまのは、気のせいかな、と見送ってしまう。



だからこそ、違和感を大切にして欲しい。

違和感は、じぶんにとっての、防衛反応だ。



ぼくも、違和感を大切にしている。

すこしでも、違和感をおぼえたら、はなれるか、かかわらないようにしている。



もちろん、外れることだってある。

けれど、じぶんにとっての正解であることがおおい。



違和感を大切にするには、どうすればいいのだろうか。

それは、じぶんに集中すること。



じぶんの感覚を信じること。

じぶんの感覚を信じるには、まず、じぶんが、いま、なにを感じているかを、知らなければいけない。



さみしいのか。

つらいのか。

居心地がわるいのか。

嫌な感じがするのか。



たのしいのか。

うれしいのか。

わくわくするのか。



そういった、感覚を、知ることが大切なのだ。

そして、このなかの、居心地がわるい、という感覚を大切にして欲しい。

じぶんにとって、必要ないとき、この居心地のわるさが、出てくる。

この違和感をおぼえたら、かかわらないほうが、いい。



あなたは、違和感をおぼえることは、あるだろうか。

違和感にしたがって、生きているだろうか。

あるいは、頭で考えて、違和感を無視していないだろうか。

違和感はサイン。

違和感を大切にして、じぶんにとっての、正解を生きてみてはどうだろうか。



ここまで、あなたの貴重なじかんを、つかって読んでくれて、ありがとうございます。

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