ひだまりカフェ

もとひろ@絵本作家/エッセイスト

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いつでもスタートできるなら、いまやってみよう

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春はスタートの季節。

なにか、あたらしいことをはじめるには、もってこいの季節だ。

けれど、あたらしいことをはじめるのに、やっぱり季節なんて関係ない。



いつでもスタートできる。



いつでもスタートできるなら、いまからやってみてはどうだろうか。

やりたい、と思ったときに、すぐに行動にうつすこと。



行動することは、一見すると、むずかしいように思ってしまう。

やりたい、と思っても、頭の声が、それをしたら失敗してしまうよ、と行動を止めてくる。

その声を聴いてしまうと、行動すること自体、あきらめてしまう。



たとえば、あなたが小説を書きたい、と思ったとき。

頭では、じぶんになんて小説は書けない。

やめておいたほうがいい。



そんなふうに、頭の声が聴こえる。

その声を聴けば、あなたのやりたい気持ちは、しゅんと、しぼんでしまう。



だから、やりたいことのハードルを、下げてみよう。



あなたが、小説を書きたい、と思ったら、まずは登場人物から書いてみる。

いきなり、小説を書きはじめなくてもいい。



もちろん、そのままのいきおいで、小説を書いてもいい。



大切なのは、できるかぎり、最初の一歩を、ちいさくすること。

そうすれば、失敗もこわくない。

むしろ、失敗すれば、いろいろと学べるから、失敗したほうが、いいのだが。



じぶんのやりたい、という気持ちを、先送りしないように、しよう。

いつでもスタートできると言ったとはいえ、じかんは有限だ。



いつかやろう、では、どんどん、ときが経ってしまう。

いつか、ではなく、いま、やろう。



いま、あなたがやりたい、と思うこと。

それを、すなおに、やればいい。



ぼくも、できるかぎり、いま、じぶんがなにをやりたいのか、じぶんのこころにしたがって、行動している。

けれど、ぼくだって、やりたいことを、先延ばしにすることもある。



いま、やりたいけれど、明日になったら、やろう、と。



だが、明日がくる保証は、どこにもない。

もし、明日がこなかったとしたら。

やれば良かった、と後悔が残るだろう。



だとしたら、いま、やりたいことを、いま、この瞬間やればいい。

もちろん、すぐには、実行できないこともある。



すぐには実行できないけれど、ちいさな一歩はふみ出すことができる。



大切なのは、いま、この瞬間、なにがやりたいのかを、聴いてあげること。

それをすなおに、行動にうつすこと。



どんなささいなことでも、かまわない。

いまできることを、たのしんで、やっていく。



いつでもスタートできるなら、いまやってみよう。

そうすれば、やれば良かった、と後悔することもなくなっていく。



あなたも、いまから、はじめてみては、どうだろうか。



ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって、読んでくれてありがとうございます。



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