ひだまりカフェ

もとひろ@絵本作家/エッセイスト

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わからないから、知っていく

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ひとは、わからないものを、極端に、嫌う。

わからないものを、こわがる。

あるいは、攻撃してしまう。



それが、どんなものなのか、知らないまま。



こわがる前に。

攻撃する前に。



知ることが、大切なのだ。



わからないから、知っていく。



いろんなものが、ある世界で、知らないことなんて、たくさんある。

だからこそ、知ろう、と努力してみる。



まずは、知るという姿勢でいることが、大切だ。

その姿勢がないかぎり。



わからないものに、出逢ったとき。

あなたは、拒絶してしまうだろう。

こわがってしまうだろう。



それでは、本当のことは、見えてこない。

じぶんにとって、それが、役に立つものかもしれない。



おおくのかたは、わからないものは、わからないままにする。

わからないまま、あれは、あぶないものだ、とじぶんから、遠ざける。



わからないのだから、最初は警戒して、当たり前。

けれど、警戒ばかりしていても、そのものを、知ることはできない。



知ること。



ぼくだって、わからない、得体のしれないものに、出逢ったら、こわいと思う。

それが、なんなのか。

わからないまま、遠ざけようとするだろう。



けれど、わからないままにしておくのも、気持ちがわるい。

だから、知ろう、とする。



情報を集めてみる。



ひとでも、モノでも、サービスでも、現象でも。

すこしずつ、理解していけば、こわい、とは思わない。



たとえば、初対面の相手は、緊張する。

相手のことが、わからないから、なにを、話していいのか、わからない。

どんなひとなのかも、わからない。

じぶんにとって、合うかどうかも。



だからこそ、相手と、話しをしてみて、相手のことを、知っていく。

すこしずつ、知っていけば、緊張は、やわらいでいく。



話しをしている中で、どんどん、そのひとを知ることができる。

わからなかったことが、わかるようになってくる。



理解しようと、すればするほど、こわいという感情は、ちいさくなっていく。



まずは、知ろう、とすることから。

すべては、そこから、はじまる。



わからないままに、しておけば、ずっと、わからないままだ。

わからなければ、遠ざける。

わからなければ、こわい。

わからなければ、攻撃する。



だからこそ、わからないから、知っていく。

あなたの、ペースで、構わない。

すこしずつでもいい。



わからないことを、理解しようと、努力してみて、欲しい。

そうすれば、あなたの視野は、どんどん、ひろがっていく。

あなたの世界は、どんどん、いろどりに、満ちていく。



ここまで、あなたの貴重なじかんを、つかって読んでくれて、ありがとうございます。



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