ひだまりカフェ

嫉妬は、視野をせまくする

あのひとは、すぐれているからと、じぶんと、くらべて、嫉妬してしまうことが、ある。

嫉妬をしてしまうと、視野が、とたんに、せまくなってしまう。



なぜ、嫉妬をしてしまうのか。

それは、じぶんの足りないことを、認めたくないから。

認めてしまうと、みじめに感じて、じぶんのことが、ますます嫌いになってしまうから。



だから、相手のせいにして、じぶんの嫌な部分を、見ないようにする。

要するに、じぶんを、守りたいからだ。



気持ちは、わかる。

ぼくも、ともだちに、嫉妬をしていた時期がある。



ぼくには、たのしい、という感覚が、わからなかった。

それなのに、ともだちは、たのしいを擬人化したようなひとで、たのしむ天才。



じぶんと、くらべて、みじめに感じた。

いや、みじめに感じたくなくて、嫉妬した。

ともだちは、特別なんだ、と。



けれど、そんなことは、なかった。

ぼくにだって、たのしい、という感覚を、感じることは、できる。



ただ、ぼくは、じぶんと、向き合うことを、おそれたんだ。

だから、嫉妬した。

嫉妬で、視野を、せまくして、見たくないものを、見ないようにした。



嫉妬をしてしまうと、じぶんの成長が、止まる。

じぶんの足りないところを、見ないから、改善しよう、工夫しようと、思わなくなる。



では、嫉妬をしてしまったら、どうすれば、いいのか。

それは、嫉妬しているじぶんを、認めてあげること。



嫉妬をしているじぶんを、ありのまま、受け入れて、あげること。

じぶんは、いま、あのひとに嫉妬しているんだ、と受け入れる。

まずは、認めることが、大切なのだ。

認めないことには、先に、すすまない。



認めたら、じぶんは、なぜ、嫉妬しているのかを、冷静に、見てみる。

ぼくで、たとえるなら、ともだちが、たのしんでいることに、嫉妬した。

では、じぶんだって、たのしめばいい。



すこしずつでも、たのしい、という感覚を、取り戻せばいい。



嫉妬していたことを、認めて、足りないことを、認めて。

それから、工夫する。

改善する。



そうすると、いままで、視野がせまかった視界が、ぱっと明るくなって、ひろがっていく。

嫉妬ではなく、純粋に、じぶんが成長しよう、と思えるようになる。



あなたが、もし、だれかに嫉妬したのなら、それは、成長のチャンスなのだ。

もちろん、嫉妬したままでは、成長できない。

まずは、嫉妬しているじぶんに、気づくこと。

嫉妬しているじぶんを、受け入れること。



そして、じぶんと向き合って、改善していく。

あなたの、ペースで、あるいていって、欲しい。



ここまで、あなたの貴重なじかんを、つかって読んでくれて、ありがとうございます。