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目が、覚めてしまった、夜に

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深夜に、目が覚めてしまった。

いつもなら、そのまま、二度寝を、するんだけれど。

どうしてか、目が冴えてしまって、眠れない。



だから、このまま、起きて、文章を、書くことにした。



睡眠じかんは、3じかん、くらいだから、足りてない。

また、日中、眠くなるのかな、と思いつつ、あることを、思い出していた。



それは、体を、壊して、入院しているときの、ころ。

ぼくは、ずっと、眠れないで、いた。



こんなに、眠れない、という経験をしたのは、はじめてだった。

眠れない、つらさ。

眠れない、苦しさ。



じかんが、進まない。

時計を、見ても、5分しか、たっていない。



眠れなくて、何度も、寝返りを、うつ。



眠れないと、いろいろなことを、考えてしまう。

じぶんの、病気のこと。

これからのこと。



いつも、想像するのは、暗い、未来、ばかり。



それを、くるくる。



眠ってしまえば、考えることも、ないのに、と。



逆を、言えば、眠れることが、こんなにも、心地のいいことなのか、と思ってしまう。



睡眠じかんは、ひとそれぞれだけれど。

一度、眠ってしまえば、あれこれ、考えることは、ない。



あのころは、考えることに、つかれて、いたのだと、思う。

わくわくすることを、考えるのでは、なく。

まだ、来てもいない、未来を、考えて、こわくなる。



いま、ぼくは、眠れている。

今日、みたいに、途中で、起きてしまうことは、あるけれど、眠ることが、できる。



眠れる、幸せ。



眠って、朝を、むかえることが、できる、幸せ。

明日は、何が、待っているのだろう、と、わくわくしながら、眠れる、幸せ。



こんな、深夜に、起きて、あらためて、眠ることの、幸せに、ついて、考えることが、できた。



あのころの、じぶんに、言葉を、かけて、あげるとしたら、どう、言うだろう。



だいじょうぶ。

きっと、眠れるように、なる。

けれど、ぼくの言葉は、届かないかも、しれない。

いま、ぼくは、思考のうずの、中で、もがいている。

その、つらさ。

本当に、良く、わかるよ。

けれどね。

だいじょうぶ。

きっと、また、安心して、眠れるように、なる。

この先、ぼくが、想像しているような、暗い未来は、こないよ。

たくさんの、素敵で、あたたかい、仲間に、出逢ってるよ。

だいじょうぶ。



あのころのぼくが、いまの、ぼくに、語りかけて。

いまの、ぼくは、眠れる幸せを、感じている。

あたたかい、仲間に、出逢えたことに、感謝を、している。



夜中に、目が覚めてしまったけれど、いい夜だな。

そう感じながら、ぼくは、この、文章を、書き終えよう、と思う。



ここまで、あなたの貴重なじかんをつかって読んでくれて、ありがとうございます。



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