393 / 589
第393話 お世話になったから…
しおりを挟む
現場から帰ると妻が全身に字を書いていて、耳だけそのままだった。
刺激しないよう平静を装いつつ「み、耳なし芳一の仮装?」と訊ねる。
いや、よく見れば書かれているのは最近発掘した古文書に記された供物の呪文じゃないか。
妻は微笑む。
「お世話になったから、耳だけは貴方にあげるわね」
刺激しないよう平静を装いつつ「み、耳なし芳一の仮装?」と訊ねる。
いや、よく見れば書かれているのは最近発掘した古文書に記された供物の呪文じゃないか。
妻は微笑む。
「お世話になったから、耳だけは貴方にあげるわね」
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
追っかけ
山吹
ホラー
小説を書いてみよう!という流れになって友達にどんなジャンルにしたらいいか聞いたらホラーがいいと言われたので生まれた作品です。ご愛読ありがとうございました。先生の次回作にご期待ください。
本当にあった怖い話
邪神 白猫
ホラー
リスナーさんや読者の方から聞いた体験談【本当にあった怖い話】を基にして書いたオムニバスになります。
完結としますが、体験談が追加され次第更新します。
LINEオプチャにて、体験談募集中✨
あなたの体験談、投稿してみませんか?
投稿された体験談は、YouTubeにて朗読させて頂く場合があります。
【邪神白猫】で検索してみてね🐱
↓YouTubeにて、朗読中(コピペで飛んでください)
https://youtube.com/@yuachanRio
※登場する施設名や人物名などは全て架空です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる