怪奇短篇書架 〜呟怖〜

縁代まと

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第343話 骨と皮だけの男

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いつからか骨と皮だけの恐ろしい形相をした男に追いかけられる夢を見るようになり、今は毎日その夢で飛び起きている。
そのうち現実でも出会いそうで外にも出られなくなった。
恐ろしくて堪らない。

そうしている間に自分も痩せこけて、数年ぶりに鏡を見るとあの男そっくりになっていた。
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