怪奇短篇書架 〜呟怖〜

縁代まと

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第89話 七つで済むんかな

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夜の学校へ肝試しにきた。
先輩は七不思議を探すと張り切っていたが、校舎を見上げて静止する。

――廊下を跳ねる首、ラップ音、赤いトイレ、屋上の人影、窓一杯の目、教室の首吊り死体、空飛ぶ上履き、バニーガール姿のおじさんが見えた。

「…七つで済むんかな、これ」
「まず最後の何ですか」
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