256 / 272
第七章
第256話 予知の三人
しおりを挟む
ヨルシャミは水の中を揺蕩うような感覚に身を任せていた。
自動予知は気まぐれで、なんの予兆もなく突然やってくる。
予知の内容は重要なことから、そんなのいちいち見せなくて良いと思う些事まで様々。
予知に影響を与えられる転生者たちと行動している影響か、ここしばらくは鳴りをひそめていた。それが突然やってきたのである。
基本的に予知は役に立つことが多いが、起こる場所によっては酷い目に遭う。
今がまさにそれだ。幸い実際に意識が飛ぶ――予知の映像に切り替わるまでタイムラグがあるため、昔はその間に結界魔法なり何なり発動させて身を守っていた。
今なら仲間がついてくれているだろうが、逃げる不死鳥を追おうというタイミングであったためヨルシャミとしては下唇を噛むほど口惜しい。
これで碌な予知じゃなかったら怒るぞ、などと怒っても意味がないことを知りつつ思っていると真っ白だった視界にノイズが入った。
人の形をしたものが三人立っている。
細かなディティールははっきりとしないが、手前に立っているのは伊織だということはすぐにわかった。
その奥にいる人物は人間なのか異種族なのかすらわからない。
(随分と不鮮明であるな……転生者が直接関わる予知だからか?)
通常の予知が転生者の関与でぶれるのなら、転生者そのものに関わる予知ならクオリティが下がってもおかしくはない。
ヨルシャミはじっと目を凝らす。
伊織は冬の装いではない。ということは直近で起こることではないようだ。
大体ひと月ほどの間に起こることならヨルシャミが伊織に助けを求めた時のように「いつ頃起こるか」も映像とセットでなんとなく伝わってくることが多かったが、今回はそれも付随していない様子だった。
何かを話しているよう見えるが――と、そう思った瞬間。
どういったものかはわからないが、閃光のようなものが伊織の胸を貫いた。
あまりのことにヨルシャミは言葉を失ってそれを凝視する。予知の最中は映像に手出しはできないが、思わず手を伸ばしそうになった。
物理的なものなのか魔法的ものなのか、それすらわからないが伊織は確実に何らかの影響を受けたらしい。
そのまま伊織が倒れたのを見て――ヨルシャミは驚愕の感情のみで絞り出した声と共に飛び起きた。
「いッでぇ!」
「ぐわッ!」
飛び起きた直後、ヨルシャミの頭突きを食らったバルドが後ろに倒れ、ヨルシャミも額を押さえて呻くはめになった。
ちかちかする視界を正常に戻そうと何度も瞬きをする。
呻きつつもヨルシャミはバルドに声をかけた。
「す……すまなかったな。大丈夫か? 私はどれくらい倒れていた?」
「お、俺ぁ大丈夫だけどさー……。ああ、ヨルシャミが倒れてたのは大体五分くらいだな、逃げた不死鳥は伊織と静夏とミュゲイラが追ってる」
他は治療で待機、とバルドは後ろを指さした。
倒れたサルサムがリータの膝の上でぐったりとしながら眠っている。
「イオリは追っていったか、……」
現在と予知での服装が違う以上、ここで何かがあるわけではないのだろう。
むしろここから生還できることを指しているのかもしれない。
しかし不安な衝動に駆られたヨルシャミは「私も行こう」と立ち上がりかけ、しかしそのままへたり込んだ。
「やめとけって、魔法も結構使ってたろ。それに緩和してても落ちた時に怪我はしてるんだからさ」
「そうですよヨルシャミさん。それにイオリさんたちならきっと大丈夫です」
「ぐ、ぐぬ……」
「それより嫌な予知だったのか? さっきからちょっと変だぞ?」
伝えるべきか、否か。
他人の関わる予知をした時はいつもこの選択を迫られることになる。
今回は内容が内容な上、転生者が関わっている影響で大分不鮮明で不明瞭だが――いつ起こるかわからない以上、伊織を気に掛ける仲間が多い方がいいかもしれないとヨルシャミは判断した。回避できる可能性があるなら尚更だ。
ヨルシャミはのろのろとその場に座り直すと、先ほど見た予知の内容をバルドとリータに話すことにした。
***
「さてさて、不死鳥君に恨みはないケドご同行願うヨ。ウチのボスが君をご所望でネ」
伊織の傍らにしゃがんだシァシァは恨みもないなら同情もないといった様子で言う。
しかし差し出された手は伊織にとって救いの手に見えた。
張りつきそうになる喉を必死に広げ、空気を吸い込んで懇願する。
「――っシァシァ、僕を殺して!」
泣き腫らした目。
しかし実際にはそれを再現した目でシァシァを見上げて伊織は言った。
どんなものかは見当がつかないが、シァシァも魔法を使えるかもしれない。属性も何もわからないのに何故かそう思えたのは彼の持つ雰囲気のせいか。
シァシァは訝しむような表情を覗かせた後、今まで見せたこともない虚無のような顔をして「ハ」と一言だけ放った。
そして伊織をまじまじと見る。
不死鳥ではなく、これは一体誰なのかを見極めるように。
伊織の表情と感情の揺れは獣のそれではなく、いくら真似ているからといってこんなにも人間らしくなるだろうかとシァシァですら思うほどだった。
もしここまで似せることができたのなら、それはもはや。
「……そうか、もはやキミは伊織君なのか」
「不死鳥は他人の炎じゃないと死ねないんだ、ぼ……僕は、なんか、その、藤石伊織だって自覚があるんだけど、魔獣だからここにいちゃいけなくて……死ぬのが一番いいのに自分じゃ死ねなくて」
伊織は無理やり笑おうとして泣き笑いの表情を浮かべながら言った。
声は震えているが、願いを確実にシァシァに伝えようと必死になっている。
「だ……だから、代わりに殺してほしい」
殺してほしい。
その言葉にシァシァは眉根を寄せた。
――子供がそんな言葉を口にするのは許せない。
長い年月の中、シァシァは数多の悪行を行なってきたが子供にだけは直接手を出さなかった。それは子供が好きであり、そして一番思い出したくない記憶と直結しているからだ。
遥か遥か昔、大切な『あの子』が同じ言葉を吐いたと人づてに聞いた。
そして願いは叶ったのか、帰ってこなかった。
「そんなコト言わないでおくれ」
シァシァは伊織を抱き上げると木陰に移動し、木の幹にもたれ掛からせるように座らせる。
そしてしばらく逡巡した後、ずっと開いていた目を笑みの形に細めて言った。
「伊織君。ワタシはさ、人間がキライなんだ」
シァシァにはどれだけ経とうが色褪せない、人間に対する憎しみの記憶がある。
到底許せたものではなく、きっとこれからもずっと背負っていくものだと思っていた。
けれど、と続ける。
「君の物事を素直に受け入れてしまうところは気に入ってるんだヨ。馬鹿正直とも言うケドさ。……だから、ウン、ホントはダメなんだケド――仕方ないねェ、特別に手を貸してあげよう」
「……!」
思わず服の裾を握った伊織に「ただし」と付け加え、シァシァは伊織の頭を優しく撫でた。
伊織はシァシァを凝視する。異常事態のためすぐには気づけなかったが、その声音は頭を撫でる手のように優しい。山小屋で見せた茶化した雰囲気や襲撃した際の威圧的な雰囲気とはまったく違っていた。
シァシァはまるで小さな子供をあやすように、しかしその声音に似合わない言葉を発する。
「殺しはしない」
「え……」
「なにせ伊織君はまだ子供だ。それにさ、転生者ってコトは一度死んだんでしょ。二度もそんな経験するコトはない」
「でも、でも僕は」
ここにいてはならない存在だから。けれど自分では死ねないから。
そう戸惑う伊織にシァシァは思案してから口を開く。
「大丈夫、この様子じゃワタシが手を出さなくても数日で死ねる」
「ほ、本当?」
不安げな顔をする伊織はまるでただの子供のようだった。
転生者なら前世は大人だったかもしれないが、どうにもそんな気がしないなとシァシァは思う。
そして――とある提案を伊織に持ちかけた。
自動予知は気まぐれで、なんの予兆もなく突然やってくる。
予知の内容は重要なことから、そんなのいちいち見せなくて良いと思う些事まで様々。
予知に影響を与えられる転生者たちと行動している影響か、ここしばらくは鳴りをひそめていた。それが突然やってきたのである。
基本的に予知は役に立つことが多いが、起こる場所によっては酷い目に遭う。
今がまさにそれだ。幸い実際に意識が飛ぶ――予知の映像に切り替わるまでタイムラグがあるため、昔はその間に結界魔法なり何なり発動させて身を守っていた。
今なら仲間がついてくれているだろうが、逃げる不死鳥を追おうというタイミングであったためヨルシャミとしては下唇を噛むほど口惜しい。
これで碌な予知じゃなかったら怒るぞ、などと怒っても意味がないことを知りつつ思っていると真っ白だった視界にノイズが入った。
人の形をしたものが三人立っている。
細かなディティールははっきりとしないが、手前に立っているのは伊織だということはすぐにわかった。
その奥にいる人物は人間なのか異種族なのかすらわからない。
(随分と不鮮明であるな……転生者が直接関わる予知だからか?)
通常の予知が転生者の関与でぶれるのなら、転生者そのものに関わる予知ならクオリティが下がってもおかしくはない。
ヨルシャミはじっと目を凝らす。
伊織は冬の装いではない。ということは直近で起こることではないようだ。
大体ひと月ほどの間に起こることならヨルシャミが伊織に助けを求めた時のように「いつ頃起こるか」も映像とセットでなんとなく伝わってくることが多かったが、今回はそれも付随していない様子だった。
何かを話しているよう見えるが――と、そう思った瞬間。
どういったものかはわからないが、閃光のようなものが伊織の胸を貫いた。
あまりのことにヨルシャミは言葉を失ってそれを凝視する。予知の最中は映像に手出しはできないが、思わず手を伸ばしそうになった。
物理的なものなのか魔法的ものなのか、それすらわからないが伊織は確実に何らかの影響を受けたらしい。
そのまま伊織が倒れたのを見て――ヨルシャミは驚愕の感情のみで絞り出した声と共に飛び起きた。
「いッでぇ!」
「ぐわッ!」
飛び起きた直後、ヨルシャミの頭突きを食らったバルドが後ろに倒れ、ヨルシャミも額を押さえて呻くはめになった。
ちかちかする視界を正常に戻そうと何度も瞬きをする。
呻きつつもヨルシャミはバルドに声をかけた。
「す……すまなかったな。大丈夫か? 私はどれくらい倒れていた?」
「お、俺ぁ大丈夫だけどさー……。ああ、ヨルシャミが倒れてたのは大体五分くらいだな、逃げた不死鳥は伊織と静夏とミュゲイラが追ってる」
他は治療で待機、とバルドは後ろを指さした。
倒れたサルサムがリータの膝の上でぐったりとしながら眠っている。
「イオリは追っていったか、……」
現在と予知での服装が違う以上、ここで何かがあるわけではないのだろう。
むしろここから生還できることを指しているのかもしれない。
しかし不安な衝動に駆られたヨルシャミは「私も行こう」と立ち上がりかけ、しかしそのままへたり込んだ。
「やめとけって、魔法も結構使ってたろ。それに緩和してても落ちた時に怪我はしてるんだからさ」
「そうですよヨルシャミさん。それにイオリさんたちならきっと大丈夫です」
「ぐ、ぐぬ……」
「それより嫌な予知だったのか? さっきからちょっと変だぞ?」
伝えるべきか、否か。
他人の関わる予知をした時はいつもこの選択を迫られることになる。
今回は内容が内容な上、転生者が関わっている影響で大分不鮮明で不明瞭だが――いつ起こるかわからない以上、伊織を気に掛ける仲間が多い方がいいかもしれないとヨルシャミは判断した。回避できる可能性があるなら尚更だ。
ヨルシャミはのろのろとその場に座り直すと、先ほど見た予知の内容をバルドとリータに話すことにした。
***
「さてさて、不死鳥君に恨みはないケドご同行願うヨ。ウチのボスが君をご所望でネ」
伊織の傍らにしゃがんだシァシァは恨みもないなら同情もないといった様子で言う。
しかし差し出された手は伊織にとって救いの手に見えた。
張りつきそうになる喉を必死に広げ、空気を吸い込んで懇願する。
「――っシァシァ、僕を殺して!」
泣き腫らした目。
しかし実際にはそれを再現した目でシァシァを見上げて伊織は言った。
どんなものかは見当がつかないが、シァシァも魔法を使えるかもしれない。属性も何もわからないのに何故かそう思えたのは彼の持つ雰囲気のせいか。
シァシァは訝しむような表情を覗かせた後、今まで見せたこともない虚無のような顔をして「ハ」と一言だけ放った。
そして伊織をまじまじと見る。
不死鳥ではなく、これは一体誰なのかを見極めるように。
伊織の表情と感情の揺れは獣のそれではなく、いくら真似ているからといってこんなにも人間らしくなるだろうかとシァシァですら思うほどだった。
もしここまで似せることができたのなら、それはもはや。
「……そうか、もはやキミは伊織君なのか」
「不死鳥は他人の炎じゃないと死ねないんだ、ぼ……僕は、なんか、その、藤石伊織だって自覚があるんだけど、魔獣だからここにいちゃいけなくて……死ぬのが一番いいのに自分じゃ死ねなくて」
伊織は無理やり笑おうとして泣き笑いの表情を浮かべながら言った。
声は震えているが、願いを確実にシァシァに伝えようと必死になっている。
「だ……だから、代わりに殺してほしい」
殺してほしい。
その言葉にシァシァは眉根を寄せた。
――子供がそんな言葉を口にするのは許せない。
長い年月の中、シァシァは数多の悪行を行なってきたが子供にだけは直接手を出さなかった。それは子供が好きであり、そして一番思い出したくない記憶と直結しているからだ。
遥か遥か昔、大切な『あの子』が同じ言葉を吐いたと人づてに聞いた。
そして願いは叶ったのか、帰ってこなかった。
「そんなコト言わないでおくれ」
シァシァは伊織を抱き上げると木陰に移動し、木の幹にもたれ掛からせるように座らせる。
そしてしばらく逡巡した後、ずっと開いていた目を笑みの形に細めて言った。
「伊織君。ワタシはさ、人間がキライなんだ」
シァシァにはどれだけ経とうが色褪せない、人間に対する憎しみの記憶がある。
到底許せたものではなく、きっとこれからもずっと背負っていくものだと思っていた。
けれど、と続ける。
「君の物事を素直に受け入れてしまうところは気に入ってるんだヨ。馬鹿正直とも言うケドさ。……だから、ウン、ホントはダメなんだケド――仕方ないねェ、特別に手を貸してあげよう」
「……!」
思わず服の裾を握った伊織に「ただし」と付け加え、シァシァは伊織の頭を優しく撫でた。
伊織はシァシァを凝視する。異常事態のためすぐには気づけなかったが、その声音は頭を撫でる手のように優しい。山小屋で見せた茶化した雰囲気や襲撃した際の威圧的な雰囲気とはまったく違っていた。
シァシァはまるで小さな子供をあやすように、しかしその声音に似合わない言葉を発する。
「殺しはしない」
「え……」
「なにせ伊織君はまだ子供だ。それにさ、転生者ってコトは一度死んだんでしょ。二度もそんな経験するコトはない」
「でも、でも僕は」
ここにいてはならない存在だから。けれど自分では死ねないから。
そう戸惑う伊織にシァシァは思案してから口を開く。
「大丈夫、この様子じゃワタシが手を出さなくても数日で死ねる」
「ほ、本当?」
不安げな顔をする伊織はまるでただの子供のようだった。
転生者なら前世は大人だったかもしれないが、どうにもそんな気がしないなとシァシァは思う。
そして――とある提案を伊織に持ちかけた。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる