1 / 48
お姉様攻略編
第1話 皆もうちょっと上手く隠して! 【★】
しおりを挟む
輪廻転生は信じていなかった。
しかし夢を掴めず就職の機会を逃し、フルタイムで働くも貯金もままならない。
そんな冴えない人生の記憶を持ったまま、こうして公爵家次女として食事をとっている『今』を見る限り、生き物は生まれ変わるという話は本当だったらしい。
でも私は同じ世界で生まれ変わることができなかった。
元の輪廻の輪を脱線して辿り着いたのは、海沿いの大国アシュガルド。
その国の公爵家に生まれた私はヘルガ・ヘーゼロッテとして七歳まで生きてきた。
ここは異世界、というものなんだろう。
小さな頃は外の世界を知らなくていまいち実感が持てなかったけれど、最近は外へ出る機会も増えて日本との違いを感じるようになってきた。
それでも今のところお金の心配はしなくていいし、異世界の文化というものにも興味がある。しかもまだちゃんと見たことはないけれど魔法も存在しているらしい。
ついでに今世の外見は控えめに言ったとしても美少女で、未だに自分じゃないみたいと感じる点以外は難点がない。
クリーム色に近い金髪、緑色の瞳は父親と同じ。
上にひとりいる姉は母と同じ赤い髪にオレンジの瞳。
父と母は仲が良く、無口だけれど優しい笑顔のお祖父様もいる。家族仲も良好だ。
――これは今度こそ順風満帆な人生を送れるんじゃない?
そう期待に胸膨らませていられたのも、七歳の誕生日を迎えるまでだった。
まずアロウズお父様!
誕生日パーティーが始まるというのに姿が見えない。そこで部屋まで迎えに行ったら、珍しく机の『開かずのひきだし』が開いていた。
このひきだしは普段は鍵がかかっていて、誰も中を見ることができなかったもの。
よく見たら机の上に鍵が置きっぱなしになっていて、これがただの閉め忘れ……うっかりだということがわかった。
思わず好奇心に駆られて覗き込んだ私が悪い。
でもひきだしの中にしまわれていた手紙に私の名前を見つけたからには伸ばす手を止めることはできなかった。
手紙はお父様の親族からのもの。
でも私たち家族に知らされてる親族じゃなかった。
なんとお父様はその昔ヘーゼロッテ家に没落させられた一族の出身で、復讐のため身分を偽り我が家に潜り込んだ復讐者だったのだ。
……この手紙、本当は書きかけの小説なんじゃ?
そう何度も思ったけれど筆跡がお父様と違うし、さすがに――次女が成人したら、その晴れ舞台で見せしめに殺すのが復讐だ、なんてフィクションでもやめてほしい。
「お父様、なんでこんなものを隠してあるのにうっかり鍵をかけ忘れちゃうの!?」
私が密かにそう嘆いたのは言うまでもない。
そして次にメラリァお姉様!
私より三歳年上で十歳になるお姉様は極度のファザコンだった。
そんな姉に気を遣って私はなるべくお姉様の前でお父様に甘えることはしなかったのだけれど、それでも許せないことがあったらしい。
アシュガルドでは七歳になると専門家が訪れて魔法の特性チェックが行なわれる。
お姉様の時はあまり結果が芳しくなかったらしく、お母様の家系魔法……遺伝で受け継がれる魔法を使える兆候も見られなかった。
お父様は婿養子としてこの家に入る過程で家系魔法を封じられているので、そちらは無理でも母方はもしかして、と期待されていただけに周囲の落胆は大きかった。
当のお姉様はお父様の家系魔法を受け継ぐことが最初からありえないと知らなかったらしく、そこで大いに荒れて大変だったのを覚えている。
私が七歳になり、パーティーの後に適性検査が行なわれた結果――なぜか私は母方と父方両方の家系魔法を受け継いでいるとわかり、これはこれでちょっとした騒ぎになった。
理由や詳細は私も混乱していてその時はわからなかったけれど、お姉様の年齢に似つかわしくない憎しみの籠もった目は覚えてる。
他者からの殺意というものを前世も含めて初めて感じた。
一番の問題はひと段落ついた後、廊下の曲がり角でお姉様とお祖父様の話し声が聞こえてきたこと。
なんでもお姉様は私ばかりお父様からの賜り物、要するに髪色や目の色、家系魔法を貰っていてズルいと恨んでいたらしい。
そこで元々の我儘な性格もあり、十歳らしからぬ計画を練っていた。
今は無理だが、自分が成人したら金を積んで妹の暗殺を頼むのだ、と。
「お姉様、なんでそんな物騒な計画を人払いもしてない所で口に出しちゃうの!?」
十歳には難しいことかもしれないけれど、その辺にもう少し気を遣ってほしいと思わずにはいられなかった。
そして曲者なのがこの時お姉様の話を聞いていたのに注意をするでもなく、それどころか後押ししていたイベイタスお祖父様!
無口だと思っていたお祖父様はじつは私と話そうとしていなかっただけで、にこにこした顔は生まれつきだったらしい。
心の中ではずっと私のことを忌み子だと嫌っていて、社交界デビューをする前に事故に見せかけて殺そうと考えていた……と、側近のマクベスさんと話しているのを中庭で聞いてしまった。
私のどこが忌み子?
そもそも何を指して忌み子と呼んでるの?
まずそこが気になって屋敷にある書庫に忍び込んで色々と調べてみたのだけれど、どこにも記述がない。
家系魔法を両方持っているせいかとも思ったけれど、どうやらこれが発覚する前から――なんなら私が生まれた頃からお祖父様は忌避していたみたいで、余計に混乱してしまった。
色んなことの連続で混乱した頭を冷やそうと中庭に出たのに、とんだ二次災害だ。
「お祖父様! とりあえずいくら側近を信頼してるからって、中庭で声も潜めずにセンシティブな話をしないで!?」
お祖父様とお姉様のうっかりポイントに血の繋がりを感じるわ。
お父様だって何度考えてもうっかりすぎるし、三人とも罪もないメイドさんとかが知っちゃったら消されそうなことを簡単にバラさないでほしい。
今のところお母様だけは根っからの良い人みたいで、しっかり者ながら少し親バカだけれど家族みんなのことを気にかけてくれていた。
でもこのままじゃ――圧倒的集中砲火で殺される!
幸いにもそれぞれ残りのふたりも私を本気で殺そうと思っていることは知らないようだから、お父様、お姉様、お祖父様が私を嫌っている要因を取り除いて家族としてやり直せるか試してみたい。
本当は証拠を集めて出るところに出るべきなのかもしれないけれど、これでも七年間家族として過ごしてきたんだから、試せることは試してからにしたいと思った。
これは私に対する、私のわがままだ。
今の家族を立て直して、今度こそ順風満帆な人生を送るのよ。
そんなこんなでヘルガ・ヘーゼロッテの平和な生活は終わりを迎え、家族に殺されないよう模索する生活が始まったのだった。
ヘルガ(イラスト:縁代まと)
しかし夢を掴めず就職の機会を逃し、フルタイムで働くも貯金もままならない。
そんな冴えない人生の記憶を持ったまま、こうして公爵家次女として食事をとっている『今』を見る限り、生き物は生まれ変わるという話は本当だったらしい。
でも私は同じ世界で生まれ変わることができなかった。
元の輪廻の輪を脱線して辿り着いたのは、海沿いの大国アシュガルド。
その国の公爵家に生まれた私はヘルガ・ヘーゼロッテとして七歳まで生きてきた。
ここは異世界、というものなんだろう。
小さな頃は外の世界を知らなくていまいち実感が持てなかったけれど、最近は外へ出る機会も増えて日本との違いを感じるようになってきた。
それでも今のところお金の心配はしなくていいし、異世界の文化というものにも興味がある。しかもまだちゃんと見たことはないけれど魔法も存在しているらしい。
ついでに今世の外見は控えめに言ったとしても美少女で、未だに自分じゃないみたいと感じる点以外は難点がない。
クリーム色に近い金髪、緑色の瞳は父親と同じ。
上にひとりいる姉は母と同じ赤い髪にオレンジの瞳。
父と母は仲が良く、無口だけれど優しい笑顔のお祖父様もいる。家族仲も良好だ。
――これは今度こそ順風満帆な人生を送れるんじゃない?
そう期待に胸膨らませていられたのも、七歳の誕生日を迎えるまでだった。
まずアロウズお父様!
誕生日パーティーが始まるというのに姿が見えない。そこで部屋まで迎えに行ったら、珍しく机の『開かずのひきだし』が開いていた。
このひきだしは普段は鍵がかかっていて、誰も中を見ることができなかったもの。
よく見たら机の上に鍵が置きっぱなしになっていて、これがただの閉め忘れ……うっかりだということがわかった。
思わず好奇心に駆られて覗き込んだ私が悪い。
でもひきだしの中にしまわれていた手紙に私の名前を見つけたからには伸ばす手を止めることはできなかった。
手紙はお父様の親族からのもの。
でも私たち家族に知らされてる親族じゃなかった。
なんとお父様はその昔ヘーゼロッテ家に没落させられた一族の出身で、復讐のため身分を偽り我が家に潜り込んだ復讐者だったのだ。
……この手紙、本当は書きかけの小説なんじゃ?
そう何度も思ったけれど筆跡がお父様と違うし、さすがに――次女が成人したら、その晴れ舞台で見せしめに殺すのが復讐だ、なんてフィクションでもやめてほしい。
「お父様、なんでこんなものを隠してあるのにうっかり鍵をかけ忘れちゃうの!?」
私が密かにそう嘆いたのは言うまでもない。
そして次にメラリァお姉様!
私より三歳年上で十歳になるお姉様は極度のファザコンだった。
そんな姉に気を遣って私はなるべくお姉様の前でお父様に甘えることはしなかったのだけれど、それでも許せないことがあったらしい。
アシュガルドでは七歳になると専門家が訪れて魔法の特性チェックが行なわれる。
お姉様の時はあまり結果が芳しくなかったらしく、お母様の家系魔法……遺伝で受け継がれる魔法を使える兆候も見られなかった。
お父様は婿養子としてこの家に入る過程で家系魔法を封じられているので、そちらは無理でも母方はもしかして、と期待されていただけに周囲の落胆は大きかった。
当のお姉様はお父様の家系魔法を受け継ぐことが最初からありえないと知らなかったらしく、そこで大いに荒れて大変だったのを覚えている。
私が七歳になり、パーティーの後に適性検査が行なわれた結果――なぜか私は母方と父方両方の家系魔法を受け継いでいるとわかり、これはこれでちょっとした騒ぎになった。
理由や詳細は私も混乱していてその時はわからなかったけれど、お姉様の年齢に似つかわしくない憎しみの籠もった目は覚えてる。
他者からの殺意というものを前世も含めて初めて感じた。
一番の問題はひと段落ついた後、廊下の曲がり角でお姉様とお祖父様の話し声が聞こえてきたこと。
なんでもお姉様は私ばかりお父様からの賜り物、要するに髪色や目の色、家系魔法を貰っていてズルいと恨んでいたらしい。
そこで元々の我儘な性格もあり、十歳らしからぬ計画を練っていた。
今は無理だが、自分が成人したら金を積んで妹の暗殺を頼むのだ、と。
「お姉様、なんでそんな物騒な計画を人払いもしてない所で口に出しちゃうの!?」
十歳には難しいことかもしれないけれど、その辺にもう少し気を遣ってほしいと思わずにはいられなかった。
そして曲者なのがこの時お姉様の話を聞いていたのに注意をするでもなく、それどころか後押ししていたイベイタスお祖父様!
無口だと思っていたお祖父様はじつは私と話そうとしていなかっただけで、にこにこした顔は生まれつきだったらしい。
心の中ではずっと私のことを忌み子だと嫌っていて、社交界デビューをする前に事故に見せかけて殺そうと考えていた……と、側近のマクベスさんと話しているのを中庭で聞いてしまった。
私のどこが忌み子?
そもそも何を指して忌み子と呼んでるの?
まずそこが気になって屋敷にある書庫に忍び込んで色々と調べてみたのだけれど、どこにも記述がない。
家系魔法を両方持っているせいかとも思ったけれど、どうやらこれが発覚する前から――なんなら私が生まれた頃からお祖父様は忌避していたみたいで、余計に混乱してしまった。
色んなことの連続で混乱した頭を冷やそうと中庭に出たのに、とんだ二次災害だ。
「お祖父様! とりあえずいくら側近を信頼してるからって、中庭で声も潜めずにセンシティブな話をしないで!?」
お祖父様とお姉様のうっかりポイントに血の繋がりを感じるわ。
お父様だって何度考えてもうっかりすぎるし、三人とも罪もないメイドさんとかが知っちゃったら消されそうなことを簡単にバラさないでほしい。
今のところお母様だけは根っからの良い人みたいで、しっかり者ながら少し親バカだけれど家族みんなのことを気にかけてくれていた。
でもこのままじゃ――圧倒的集中砲火で殺される!
幸いにもそれぞれ残りのふたりも私を本気で殺そうと思っていることは知らないようだから、お父様、お姉様、お祖父様が私を嫌っている要因を取り除いて家族としてやり直せるか試してみたい。
本当は証拠を集めて出るところに出るべきなのかもしれないけれど、これでも七年間家族として過ごしてきたんだから、試せることは試してからにしたいと思った。
これは私に対する、私のわがままだ。
今の家族を立て直して、今度こそ順風満帆な人生を送るのよ。
そんなこんなでヘルガ・ヘーゼロッテの平和な生活は終わりを迎え、家族に殺されないよう模索する生活が始まったのだった。
ヘルガ(イラスト:縁代まと)
12
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に転生したので、すべて無視することにしたのですが……?
りーさん
恋愛
気がついたら、生まれ変わっていた。自分が死んだ記憶もない。どうやら、悪役令嬢に生まれ変わったみたい。しかも、生まれ変わったタイミングが、学園の入学式の前日で、攻略対象からも嫌われまくってる!?
こうなったら、破滅回避は諦めよう。だって、悪役令嬢は、悪口しか言ってなかったんだから。それだけで、公の場で断罪するような婚約者など、こっちから願い下げだ。
他の攻略対象も、別にお前らは関係ないだろ!って感じなのに、一緒に断罪に参加するんだから!そんな奴らのご機嫌をとるだけ無駄なのよ。
もう攻略対象もヒロインもシナリオも全部無視!やりたいことをやらせてもらうわ!
そうやって無視していたら、なんでか攻略対象がこっちに来るんだけど……?
※恋愛はのんびりになります。タグにあるように、主人公が恋をし出すのは後半です。
1/31 タイトル変更 破滅寸前→ゲーム開始直前
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
150年後の敵国に転生した大将軍
mio
ファンタジー
「大将軍は150年後の世界に再び生まれる」から少しタイトルを変更しました。
ツーラルク皇国大将軍『ラルヘ』。
彼は隣国アルフェスラン王国との戦いにおいて、その圧倒的な強さで多くの功績を残した。仲間を失い、部下を失い、家族を失っていくなか、それでも彼は主であり親友である皇帝のために戦い続けた。しかし、最後は皇帝の元を去ったのち、自宅にてその命を落とす。
それから約150年後。彼は何者かの意思により『アラミレーテ』として、自分が攻め入った国の辺境伯次男として新たに生まれ変わった。
『アラミレーテ』として生きていくこととなった彼には『ラルヘ』にあった剣の才は皆無だった。しかし、その代わりに与えられていたのはまた別の才能で……。
他サイトでも公開しています。
【完結】家族にサヨナラ。皆様ゴキゲンヨウ。
くま
恋愛
「すまない、アデライトを愛してしまった」
「ソフィア、私の事許してくれるわよね?」
いきなり婚約破棄をする婚約者と、それが当たり前だと言い張る姉。そしてその事を家族は姉達を責めない。
「病弱なアデライトに譲ってあげなさい」と……
私は昔から家族からは二番目扱いをされていた。いや、二番目どころでもなかった。私だって、兄や姉、妹達のように愛されたかった……だけど、いつも優先されるのは他のキョウダイばかり……我慢ばかりの毎日。
「マカロン家の長男であり次期当主のジェイコブをきちんと、敬い立てなさい」
「はい、お父様、お母様」
「長女のアデライトは体が弱いのですよ。ソフィア、貴女がきちんと長女の代わりに動くのですよ」
「……はい」
「妹のアメリーはまだ幼い。お前は我慢しなさい。下の子を面倒見るのは当然なのだから」
「はい、わかりました」
パーティー、私の誕生日、どれも私だけのなんてなかった。親はいつも私以外のキョウダイばかり、
兄も姉や妹ばかり構ってばかり。姉は病弱だからと言い私に八つ当たりするばかり。妹は我儘放題。
誰も私の言葉を聞いてくれない。
誰も私を見てくれない。
そして婚約者だったオスカー様もその一人だ。病弱な姉を守ってあげたいと婚約破棄してすぐに姉と婚約をした。家族は姉を祝福していた。私に一言も…慰めもせず。
ある日、熱にうなされ誰もお見舞いにきてくれなかった時、前世を思い出す。前世の私は家族と仲良くもしており、色々と明るい性格の持ち主さん。
「……なんか、馬鹿みたいだわ!」
もう、我慢もやめよう!家族の前で良い子になるのはもうやめる!
ふるゆわ設定です。
※家族という呪縛から解き放たれ自分自身を見つめ、好きな事を見つけだすソフィアを応援して下さい!
※ざまあ話とか読むのは好きだけど書くとなると難しいので…読者様が望むような結末に納得いかないかもしれません。🙇♀️でも頑張るます。それでもよければ、どうぞ!
追加文
番外編も現在進行中です。こちらはまた別な主人公です。
性悪という理由で婚約破棄された嫌われ者の令嬢~心の綺麗な者しか好かれない精霊と友達になる~
黒塔真実
恋愛
公爵令嬢カリーナは幼い頃から後妻と義妹によって悪者にされ孤独に育ってきた。15歳になり入学した王立学園でも、悪知恵の働く義妹とカリーナの婚約者でありながら義妹に洗脳されている第二王子の働きにより、学園中の嫌われ者になってしまう。しかも再会した初恋の第一王子にまで軽蔑されてしまい、さらに止めの一撃のように第二王子に「性悪」を理由に婚約破棄を宣言されて……!? 恋愛&悪が報いを受ける「ざまぁ」もの!! ※※※主人公は最終的にチート能力に目覚めます※※※アルファポリスオンリー※※※皆様の応援のおかげで第14回恋愛大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございます※※※
すみません、すっきりざまぁ終了したのでいったん完結します→※書籍化予定部分=【本編】を引き下げます。【番外編】追加予定→ルシアン視点追加→最新のディー視点の番外編は書籍化関連のページにて、アンケートに答えると読めます!!
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる