167 / 216
第3章:生い立ち編2 ~見聞の旅路~
第103話 アロイスの役目
しおりを挟む
ザアァァァァァ
大きな水音を立てて作り出された『時の狭間』がシーンと静まり返った。
重装備の鎧の初代セルジオがゆっくりと立ち上がるとドーム状の空間に水の精霊ウンディーネの声が響いた。
「アロイス、悔恨を残し今なお今世に留まろうとする愚かな古の騎士を正しき道に導け。そなたの役目ぞ」
真白な流れる衣服を身に着けたアロイスは天井に向かい呼応した。
「承知しました。ウンディーネ様のご助力に感謝します」
ウンディーネに呼応するアロイスへ初代セルジオは目を向けた。
「オッ・・・・」
目を見開き驚いた様子でアロイスへ近づく。
アロイスの頬に触れようと伸ばした手をピタリッと止めた。
「すまぬ、アロイス殿であったな」
ふっと一つ溜息を漏らし、アロイスへ愛しき者を見る目を向ける。
アロイスは少し背丈の高い初代セルジオを間近で見上げた。
「お会いしとうございました。初代様」
アロイスの言葉に初代セルジオはフルフルと身体を震わせている。
かつて心から愛した光と炎の魔導士オーロラを重ねているのだろう。
二人の間に独特の空気が漂っていた。
「アロイス、お前が惑わされてどうする」
ウンディーネの低い声が響く。
「お前の感情はオーロラの感情ではない。正しき道へ導くのであれば今ある感情を捨てよ」
アロイスの目の前で水の泡がパンッと音を立てて弾けた。
我に返ったアロイスは初代セルジオの前で跪く。
「初代様、失礼を致しました。まずは、お出まし下さり感謝申します」
いくら水の精霊の力を持ってしても当の本人である初代セルジオに悔恨を流し去る意思がなければ封印されている今世のセルジオの中からは呼び出す事はできない。
アロイスはそのことに礼を尽くした。
「この先、ご承知の通りセルジオ殿がマデュラ子爵領に入ります。このまマデュラ領に入れば黒魔術の思うづぼ、恰好の餌食となりましょう。黒魔術が入り込む隙などないよう、今ここで、初代様の悔恨を残された想いを全て水に流して頂きたく存じます」
アロイスは込上げる想いを必死で抑え、初代セルジオへ事の次第を丁寧に伝えた。
初代セルジオはふっと微笑むとアロイスへ立つ様に手を差し出した。
「アロイス殿、重々承知しております。先ほど、ウンディーネ様より最後の機会を頂きました。この先、今世のセルジオの中で鎮かに眠れとお言葉を頂戴しました。今少しだけお力をお貸し下さい」
ガチャッ!
アロイスは初代セルジオの手を取り、立ち上がった。
初代セルジオは今、水の精霊ウンディーネが作り出した『時の狭間』で実体化している。
その身体に触れることが可能なのだ。
初代セルジオは立ち上がったアロイスを抱き寄せたい衝動を抑え、そっと手を離した。
「準備はよかろう。始めよ」
ウンディーネの低い声がドームに響いた。
セルジオはバルドに背中を預け、黙って初代セルジオとアロイスを眺めていた。
どこか懐かしいその情景に目を細める。
「セルジオ様のご記憶でもありますから」
左手を握るエリオスがセルジオの代弁をした。
2人は顔を見合わせるとにこりと微笑み合い、初代セルジオとアロイスの話の続きを静かに待った。
初代セルジオがクルリと振り返り、居合わせる一同の顔を見る。
アロイスは祭場の脇にある石の椅子に一同を誘った。
「祭場の中心、水辺に初代様の悔恨を映しだして頂きます。皆に見届けられた悔恨は水辺から下の河へと流れていきます」
アロイスは身振り手振りで初代セルジオの悔恨の浄化方法を説明した。
アロイスは一つ間を置くと初代セルジオへチラリと目を向けた。
その身が滅んでも魂に刻まれた悔恨の感情だ。どれ程の痛みだったことだろう。
ウンディーネの計らいとはいえ、時の狭間の中にいるとはいえ、何が起こるかは誰も解らない。
いや、むしろ時の狭間にいる事で、初代セルジオの悔恨の強さにセルジオがどこかに飛ばされてしまう事もないとは言えない。
アロイスは、一同に説明をしながら対応策を考えていた。
アロイスの説明が一区切りするとバルドはセルジオを抱き上げ、自身の膝の上に座らせた。
セルジオの背後から抱き抱える様にセルジオの小さな身体をしっかりと包みこむ。
「セルジオ様、苦しくはありませんか?」
バルドはセルジオに優しく問いかけた。
「大事ない。バルド感謝もうす。温かい」
セルジオは首を後ろに回しバルドに呼応する。
「オスカー殿、エリオス様も万が一の為に膝の上で抱えて下さい」
何度となく危険な目に合ってきたセルジオとエリオスに仕えている2人は己の役目を熟知していた。
「承知しました」
オスカーはバルドが言い終わらない内にエリオスを膝の上に乗せ、バルドと同じように抱き抱える。
その姿を確認するとバルドはアロイスへ視線を向けた。
アロイスはコクンッと一つ頷くと初代セルジオへ声を掛けた。
「初代様、我らの準備は整いました。どうぞ、良しなに」
祭場の中央の水辺に入り、初代セルジオはアロイスを愛おしそうに見つめた。
【春華のひとり言】
今日もお読み頂きありがとうございます。
水の精霊が作り出した『時の狭間』で実体化した初代セルジオ。
アロイスの役目は初代セルジオを呼び出すことと気持ちを落ち着かせることでした。
準備は整い、次回はいよいよ、初代セルジオの悔恨を垣間見ます。
次回もよろしくお願い致します。
大きな水音を立てて作り出された『時の狭間』がシーンと静まり返った。
重装備の鎧の初代セルジオがゆっくりと立ち上がるとドーム状の空間に水の精霊ウンディーネの声が響いた。
「アロイス、悔恨を残し今なお今世に留まろうとする愚かな古の騎士を正しき道に導け。そなたの役目ぞ」
真白な流れる衣服を身に着けたアロイスは天井に向かい呼応した。
「承知しました。ウンディーネ様のご助力に感謝します」
ウンディーネに呼応するアロイスへ初代セルジオは目を向けた。
「オッ・・・・」
目を見開き驚いた様子でアロイスへ近づく。
アロイスの頬に触れようと伸ばした手をピタリッと止めた。
「すまぬ、アロイス殿であったな」
ふっと一つ溜息を漏らし、アロイスへ愛しき者を見る目を向ける。
アロイスは少し背丈の高い初代セルジオを間近で見上げた。
「お会いしとうございました。初代様」
アロイスの言葉に初代セルジオはフルフルと身体を震わせている。
かつて心から愛した光と炎の魔導士オーロラを重ねているのだろう。
二人の間に独特の空気が漂っていた。
「アロイス、お前が惑わされてどうする」
ウンディーネの低い声が響く。
「お前の感情はオーロラの感情ではない。正しき道へ導くのであれば今ある感情を捨てよ」
アロイスの目の前で水の泡がパンッと音を立てて弾けた。
我に返ったアロイスは初代セルジオの前で跪く。
「初代様、失礼を致しました。まずは、お出まし下さり感謝申します」
いくら水の精霊の力を持ってしても当の本人である初代セルジオに悔恨を流し去る意思がなければ封印されている今世のセルジオの中からは呼び出す事はできない。
アロイスはそのことに礼を尽くした。
「この先、ご承知の通りセルジオ殿がマデュラ子爵領に入ります。このまマデュラ領に入れば黒魔術の思うづぼ、恰好の餌食となりましょう。黒魔術が入り込む隙などないよう、今ここで、初代様の悔恨を残された想いを全て水に流して頂きたく存じます」
アロイスは込上げる想いを必死で抑え、初代セルジオへ事の次第を丁寧に伝えた。
初代セルジオはふっと微笑むとアロイスへ立つ様に手を差し出した。
「アロイス殿、重々承知しております。先ほど、ウンディーネ様より最後の機会を頂きました。この先、今世のセルジオの中で鎮かに眠れとお言葉を頂戴しました。今少しだけお力をお貸し下さい」
ガチャッ!
アロイスは初代セルジオの手を取り、立ち上がった。
初代セルジオは今、水の精霊ウンディーネが作り出した『時の狭間』で実体化している。
その身体に触れることが可能なのだ。
初代セルジオは立ち上がったアロイスを抱き寄せたい衝動を抑え、そっと手を離した。
「準備はよかろう。始めよ」
ウンディーネの低い声がドームに響いた。
セルジオはバルドに背中を預け、黙って初代セルジオとアロイスを眺めていた。
どこか懐かしいその情景に目を細める。
「セルジオ様のご記憶でもありますから」
左手を握るエリオスがセルジオの代弁をした。
2人は顔を見合わせるとにこりと微笑み合い、初代セルジオとアロイスの話の続きを静かに待った。
初代セルジオがクルリと振り返り、居合わせる一同の顔を見る。
アロイスは祭場の脇にある石の椅子に一同を誘った。
「祭場の中心、水辺に初代様の悔恨を映しだして頂きます。皆に見届けられた悔恨は水辺から下の河へと流れていきます」
アロイスは身振り手振りで初代セルジオの悔恨の浄化方法を説明した。
アロイスは一つ間を置くと初代セルジオへチラリと目を向けた。
その身が滅んでも魂に刻まれた悔恨の感情だ。どれ程の痛みだったことだろう。
ウンディーネの計らいとはいえ、時の狭間の中にいるとはいえ、何が起こるかは誰も解らない。
いや、むしろ時の狭間にいる事で、初代セルジオの悔恨の強さにセルジオがどこかに飛ばされてしまう事もないとは言えない。
アロイスは、一同に説明をしながら対応策を考えていた。
アロイスの説明が一区切りするとバルドはセルジオを抱き上げ、自身の膝の上に座らせた。
セルジオの背後から抱き抱える様にセルジオの小さな身体をしっかりと包みこむ。
「セルジオ様、苦しくはありませんか?」
バルドはセルジオに優しく問いかけた。
「大事ない。バルド感謝もうす。温かい」
セルジオは首を後ろに回しバルドに呼応する。
「オスカー殿、エリオス様も万が一の為に膝の上で抱えて下さい」
何度となく危険な目に合ってきたセルジオとエリオスに仕えている2人は己の役目を熟知していた。
「承知しました」
オスカーはバルドが言い終わらない内にエリオスを膝の上に乗せ、バルドと同じように抱き抱える。
その姿を確認するとバルドはアロイスへ視線を向けた。
アロイスはコクンッと一つ頷くと初代セルジオへ声を掛けた。
「初代様、我らの準備は整いました。どうぞ、良しなに」
祭場の中央の水辺に入り、初代セルジオはアロイスを愛おしそうに見つめた。
【春華のひとり言】
今日もお読み頂きありがとうございます。
水の精霊が作り出した『時の狭間』で実体化した初代セルジオ。
アロイスの役目は初代セルジオを呼び出すことと気持ちを落ち着かせることでした。
準備は整い、次回はいよいよ、初代セルジオの悔恨を垣間見ます。
次回もよろしくお願い致します。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
タイムリープ〜悪女の烙印を押された私はもう二度と失敗しない
結城芙由奈@12/27電子書籍配信
恋愛
<もうあなた方の事は信じません>―私が二度目の人生を生きている事は誰にも内緒―
私の名前はアイリス・イリヤ。王太子の婚約者だった。2年越しにようやく迎えた婚約式の発表の日、何故か<私>は大観衆の中にいた。そして婚約者である王太子の側に立っていたのは彼に付きまとっていたクラスメイト。この国の国王陛下は告げた。
「アイリス・イリヤとの婚約を解消し、ここにいるタバサ・オルフェンを王太子の婚約者とする!」
その場で身に覚えの無い罪で悪女として捕らえられた私は島流しに遭い、寂しい晩年を迎えた・・・はずが、守護神の力で何故か婚約式発表の2年前に逆戻り。タイムリープの力ともう一つの力を手に入れた二度目の人生。目の前には私を騙した人達がいる。もう騙されない。同じ失敗は繰り返さないと私は心に誓った。
※カクヨム・小説家になろうにも掲載しています
英雄伝承~森人の章~ 落ちこぼれと言われて追放された私、いつの間にか英雄になったようです。
大田シンヤ
ファンタジー
人攫いによって主であるアルバを連れ去られ、その責任を問われ、森人族の里を追放されたリボルヴィア。主であるアルバを探すため、緑豊かなロンディウム大陸へと帰るために、まずは極寒の地である氷結大陸を目指す。
救世主パーティーを追放された愛弟子とともにはじめる辺境スローライフ
鈴木竜一
ファンタジー
「おまえを今日限りでパーティーから追放する」
魔族から世界を救う目的で集められた救世主パーティー【ヴェガリス】のリーダー・アルゴがそう言い放った相手は主力メンバー・デレクの愛弟子である見習い女剣士のミレインだった。
表向きは実力不足と言いながら、真の追放理由はしつこく言い寄っていたミレインにこっぴどく振られたからというしょうもないもの。
真相を知ったデレクはとても納得できるものじゃないと憤慨し、あとを追うようにパーティーを抜けると彼女を連れて故郷の田舎町へと戻った。
その後、農業をやりながら冒険者パーティーを結成。
趣味程度にのんびりやろうとしていたが、やがて彼らは新しい仲間とともに【真の救世主】として世界にその名を轟かせていくことになる。
一方、【ヴェガリス】ではアルゴが嫉妬に狂い始めていて……
【完結】王太子と宰相の一人息子は、とある令嬢に恋をする
冬馬亮
恋愛
出会いは、ブライトン公爵邸で行われたガーデンパーティ。それまで婚約者候補の顔合わせのパーティに、一度も顔を出さなかったエレアーナが出席したのが始まりで。
彼女のあまりの美しさに、王太子レオンハルトと宰相の一人息子ケインバッハが声をかけるも、恋愛に興味がないエレアーナの対応はとてもあっさりしていて。
優しくて清廉潔白でちょっと意地悪なところもあるレオンハルトと、真面目で正義感に溢れるロマンチストのケインバッハは、彼女の心を射止めるべく、正々堂々と頑張っていくのだが・・・。
王太子妃の座を狙う政敵が、エレアーナを狙って罠を仕掛ける。
忍びよる魔の手から、エレアーナを無事、守ることは出来るのか?
彼女の心を射止めるのは、レオンハルトか、それともケインバッハか?
お話は、のんびりゆったりペースで進みます。
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。
【完結】間違えたなら謝ってよね! ~悔しいので羨ましがられるほど幸せになります~
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
「こんな役立たずは要らん! 捨ててこい!!」
何が起きたのか分からず、茫然とする。要らない? 捨てる? きょとんとしたまま捨てられた私は、なぜか幼くなっていた。ハイキングに行って少し道に迷っただけなのに?
後に聖女召喚で間違われたと知るが、だったら責任取って育てるなり、元に戻すなりしてよ! 謝罪のひとつもないのは、納得できない!!
負けん気の強いサラは、見返すために幸せになることを誓う。途端に幸せが舞い込み続けて? いつも笑顔のサラの周りには、聖獣達が集った。
やっぱり聖女だから戻ってくれ? 絶対にお断りします(*´艸`*)
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2022/06/22……完結
2022/03/26……アルファポリス、HOT女性向け 11位
2022/03/19……小説家になろう、異世界転生/転移(ファンタジー)日間 26位
2022/03/18……エブリスタ、トレンド(ファンタジー)1位
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる