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〜第2話〜 大暴走!?おしゃまな妹、愛央とうじょう!
7.チャームダンス
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着せ替えツールの機能によって怜音と有村先生の衣装が変化する。
怜音の衣装はとてもシンプルでスポーティな衣装だ。
上半身はスポブラ、下半身スパッツのようなものだけであり、色は紺色で統一している。
それにアームカバーとソックスが飾り程度についている。
全体的に衣装が薄手かつカラダに密着しており、カラダの凹凸が外側からでもはっきりわかる。
対照的に有村先生の衣装は色や飾りが豊かだ。
上半身は、中が透けて見えるような薄いレースのシャツを着ており、その上にストールを羽織っている。
下半身はパープルのローライズパンツを履いており、怜音と同じく外側からでもその密着具合がよくわかる。
布面積自体は怜音のそれよりも多いのに、色彩の効果か、はたまた大人の色気か、どことなく妖艶な印象を受ける。
ほどよく脂肪のついた肉体はたおやかさを想起させ、怜音の引き締まった身体とはまた違った魅力をかもしだしている。
「うーむ…どちらもなかなか…」
「朱美さん。早く試合を始めてくださらない?」
「ふあっ!そうだった!ようし…」
私は解説書の記述に従い、二人の男子を適当な位置につけた。
「それでは両者、位置について…」
「ミュージックスタート!!」
私はタブレットを操作して音楽を再生する。
「舞いなさい!怜音!」
「はい!」
「魅了しちゃって!有村先生!」
「かしこまりました!」
心臓を揺さぶるような、リズミカルなビートが一帯を支配する。
メロディが乗り始めると、二人の男子はそれぞれのダンスを踊り始める
まっさきに目を引くのは怜音の踊りだ。
リズムに合わせ、テンポよく、ときにダイナミックに動いている。
ひとつひとつの動きのキレは有村先生のそれよりも格段に良い。
怜音は脚を大胆に広げて、その引き締まった肢体を見せつけるような動きで私たちを誘い、魅了する。
敏捷性だけでなく柔軟性の高さも怜音の重要な武器となっている。
一方しばらくして、有村先生の動きに目を奪われる。
動き自体はゆっくりで、マイペースに動いているが、
なびくストールが優雅さを演出し、くねくねとした動きによって注目を集める。
有村先生はヒップをプリプリと振ってアピールをする動きをよく取り入れている。
先生が腰を振るのと同時に左右に揺れるお尻は扇情的で、私たちの意識をそこに釘付けにする。
激しい動きで目を引く怜音の踊り、一度見ると目が離せなくなる有村先生の踊り。
全く対照的な二人の踊りは拮抗し、勝負の行方は全く予想がつかない。
「先生!そろそろ仕上げ!」
「はい!」
先に勝負に出たのは、有村先生だ。
身につけていたストールを天高く放り投げ、
衣服というにはあまりにも頼りないシャツを身につけた上半身があらわになる。
ストールによって、見え隠れしていたカラダのラインの全容が明らかになり、
有村先生はさらに、全身をくねらせながら、そのカラダの魅力を惜しげもなくアピールする。
「ふふふ…♡見て見てぇ~♡」
「こちらもまとめますわよ!」
「ハッ!」
一方、怜音の踊りにも変化が見えた。
これまでの激しい動きは鳴りを潜ませ、その柔らかい身体を活かして、腋や股、臀部をじっくり見せつける動きがよく見られる。
ここで気が付くのは、怜音の身体が最初のときよりも汗だくなことだ。
汗によってコーテイングされた身体は、怜音の演技をいっそう淫靡にいろどる。
「いよいよラストスパート!最終アピールに取り掛かってください!」
音楽も終了に近づき、それぞれ最後のアピールに入る。
怜音の衣装はとてもシンプルでスポーティな衣装だ。
上半身はスポブラ、下半身スパッツのようなものだけであり、色は紺色で統一している。
それにアームカバーとソックスが飾り程度についている。
全体的に衣装が薄手かつカラダに密着しており、カラダの凹凸が外側からでもはっきりわかる。
対照的に有村先生の衣装は色や飾りが豊かだ。
上半身は、中が透けて見えるような薄いレースのシャツを着ており、その上にストールを羽織っている。
下半身はパープルのローライズパンツを履いており、怜音と同じく外側からでもその密着具合がよくわかる。
布面積自体は怜音のそれよりも多いのに、色彩の効果か、はたまた大人の色気か、どことなく妖艶な印象を受ける。
ほどよく脂肪のついた肉体はたおやかさを想起させ、怜音の引き締まった身体とはまた違った魅力をかもしだしている。
「うーむ…どちらもなかなか…」
「朱美さん。早く試合を始めてくださらない?」
「ふあっ!そうだった!ようし…」
私は解説書の記述に従い、二人の男子を適当な位置につけた。
「それでは両者、位置について…」
「ミュージックスタート!!」
私はタブレットを操作して音楽を再生する。
「舞いなさい!怜音!」
「はい!」
「魅了しちゃって!有村先生!」
「かしこまりました!」
心臓を揺さぶるような、リズミカルなビートが一帯を支配する。
メロディが乗り始めると、二人の男子はそれぞれのダンスを踊り始める
まっさきに目を引くのは怜音の踊りだ。
リズムに合わせ、テンポよく、ときにダイナミックに動いている。
ひとつひとつの動きのキレは有村先生のそれよりも格段に良い。
怜音は脚を大胆に広げて、その引き締まった肢体を見せつけるような動きで私たちを誘い、魅了する。
敏捷性だけでなく柔軟性の高さも怜音の重要な武器となっている。
一方しばらくして、有村先生の動きに目を奪われる。
動き自体はゆっくりで、マイペースに動いているが、
なびくストールが優雅さを演出し、くねくねとした動きによって注目を集める。
有村先生はヒップをプリプリと振ってアピールをする動きをよく取り入れている。
先生が腰を振るのと同時に左右に揺れるお尻は扇情的で、私たちの意識をそこに釘付けにする。
激しい動きで目を引く怜音の踊り、一度見ると目が離せなくなる有村先生の踊り。
全く対照的な二人の踊りは拮抗し、勝負の行方は全く予想がつかない。
「先生!そろそろ仕上げ!」
「はい!」
先に勝負に出たのは、有村先生だ。
身につけていたストールを天高く放り投げ、
衣服というにはあまりにも頼りないシャツを身につけた上半身があらわになる。
ストールによって、見え隠れしていたカラダのラインの全容が明らかになり、
有村先生はさらに、全身をくねらせながら、そのカラダの魅力を惜しげもなくアピールする。
「ふふふ…♡見て見てぇ~♡」
「こちらもまとめますわよ!」
「ハッ!」
一方、怜音の踊りにも変化が見えた。
これまでの激しい動きは鳴りを潜ませ、その柔らかい身体を活かして、腋や股、臀部をじっくり見せつける動きがよく見られる。
ここで気が付くのは、怜音の身体が最初のときよりも汗だくなことだ。
汗によってコーテイングされた身体は、怜音の演技をいっそう淫靡にいろどる。
「いよいよラストスパート!最終アピールに取り掛かってください!」
音楽も終了に近づき、それぞれ最後のアピールに入る。
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