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暁の荒野 番外編2「白狐のB面」
番外編②-4 白狐のB面④
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ティニアは無理やり力を込めると、空間から姿を消した。あまり力は使いたくなかった。
次の瞬間、洞窟へ転移しており、少し進めば久しぶりに訪れたセシュールの里が現れるだろう。それでも、今は子供たちに会いたくはなかった。ヴァルクもコルネリアも寂しい思いをしているだろうが、今はそれどころではない。
「酷い顔してるんだろうな」
洞窟はひんやりと冷たく、先ほどまでいたスイスの近くだとは思えぬほどに寒い。温度調整が緩んでいるのだろう、調整しなければならない。機械のことは何もわからなかったが、機械のガイドを頼りに何とかここまで形に出来たのだ。
銀の懐中時計を胸に当て、静かに目を閉じる。
「酷いのは、ボク自身だ。アルベルトを、叩くなんて……」
今頃、アルベルトは教会でアドニスに愚痴をこぼしているだろう。そんなことを望んでいた筈ではない。それでも、このまま喧嘩別れをした方が、お互いにいいのだろうか。
「僕は一体、何してるんだろう……」
濁流は留まる事を知らない。どす黒い感情が何であるのか、ティニアとして存在してきたレンにとってはわからなかった。
「いっそのこと、君に全てを話せたなら……。駄目だ。結局のところ、君は僕を殺さなくてはいけなくなるのに……」
ティニア、否レンはそのまましゃがみ込むと溜息を吐き出した。
「こんな時でも、君に会いたいだなんて……。どうかしている」
レンは壊れている。それは、考えが纏まらないほどに壊れているのだろうか。不意に声が掛けられ、小さな手が重なる。
「レンお母さん、どうしたの?」
「コルネリア……。ごめんね。突然来ちゃって」
「ううん。会いたかった。…………泣いてるの?」
「泣いてないよ。ヴァルクは?」
コルネリアは嬉しそうに後ろを振り向くと、指差した。そこには腰に手を当てて壁に沿って立つヴァルクの姿があった。
「二人に気付かれちゃっていたんだね」
「こっそりのはずだった?」
寂しそうに、不安そうにレンを見つめるコルネリアだったが、ヴァルクはつまらなそうに小石を蹴り飛ばした。
「ううん。ちょっと考えごとをしていたの。寂しかったよね、ごめんね。ヴァルクも、こっちにおいで」
「レンはさあ」
ヴァルクはぶっきらぼうに小石を蹴りながらレンを見ないようにしていた。
「もっと、ワガママにしたら?」
「……僕はワガママだよ」
「どこが」
「見えないだけだよ」
そう、見えないだけ。自分のことでアルベルトを困らせて、悩ませていることに喜びを感じているなど、どう考えてもおかしなことだ。そんな自分を、子供たちに知られたくはなかった。
今まで生きてきて、こんな考え方をしたことがあっただろうか。
「すぐにシュタインアムラインへ帰るの?」
コルネリアが上目遣いをしたまま、レンに抱きついた。レンはコルネリアの頭をゆっくりと撫でた。
「ごめんね、すぐに戻らないといけないの。また夜にご飯を作りに来るからね。遅くならないように頑張る」
「今度一緒に住んでる人は、どんな人なの?」
「えっ…………。誰から聞いたの? ラウル?」
コルネリアは大きく頷くと、ギュッとレンの服をつかんだ。幼いコルネリアにとって、母親のような存在がいなければ寂しいのは当然だ。まして、ここには大人がいない。
「昔の、友達だよ」
「ラウルはアルブレヒト様の転生体だっていってたけど?」
「ヴァルク……。うん、そうだよ。ラウルはお喋りだね」
「嫉妬してるんだよ、わかるだろ」
嫉妬。
それはどのようなものであろうか。自分とは無縁のものであり、皆目見当がつかない。そんなレンを心配そうに見つめる二人だったが、コルネリアはレンが手に持った銀時計に気づいた。
「記憶、またなくなったの?」
「え、ああ……。いや……。大丈夫だよ」
「これ、やっぱりレンが持っててよ」
コルネリアが傷だらけの銀時計を取り出した。それは紛れもなく、自身の銀時計だ。
子供達に手渡して、それほどときはすぎていないはずであった。それでもそれはとても懐かしく、思い出をよみがえらせるかのようだった。
「大丈夫だよ」
「でも……」
「大丈夫だから、二人が持っててね」
レンは寂しそうに銀時計を見つめると、里ではなく洞窟の出口へ向けてゆっくりと歩みだした。
「必ずまた来るよ、また後でね」
「レンお母さん…」
「レン……」
レンは、洞窟を抜けると目を閉じて転移し、シュタインアムラインの自室へと戻った。そこには誰もおらず、扉が開いたままになっている。
「アルベルトは流石にいないか」
思い出せない思い出にしがみついて、何になるというのか。
悲しみが込み上げては虚しく消えてゆく。
焦りと歯がゆさ、そして未知なる感情が自身を支配していく。
「流石に、もう教会にはいないかな」
久しぶりに神へ祈りたい気分になっていた。
「アルベルトと、仲直りがしたい……」
ポツリと呟いた瞬間、レンは再びティニアとして、シュタインアムラインへ戻ってきたのを実感する。もうレンではない。ティニアだ。
――ティニア。
それは、アルベルトの過去、前世に存在していた義理の姉のような人だったはずだ。そして、母親のような存在だったはずである。
アルベルトはポツダムで出会ったことを覚えていた。その人を探しているという。そして、ティニアとなったレンに声をかけてきたというが、レンはティニアと似ていない。自身の中身が同じだなど、誰が信じるだろうか。
隠れたまま、避けたままの方が良かったのではないか。まさか逃げ込んできたスイスで、しかも同じ町に住んでいるなど、誰が想像できたか。これは偶然なのであろうか。
本来のティニア自身とも、その来世とも面識はあったものの、今のように彼女の躯体に入ることになるなど、考えもしなかった。それは当然、ティニアとして存在するレイスにとってもそうであろう。自分の顔をして、名前を名乗り、平然と生きている不気味な存在なのだ。
レイスとして、ティナとして生きる彼女は、自分をどう思うだろうか。
壊れゆく自分を直すことは出来ない。抗い続けたとしても、この声からは逃れられない。それはレイスに相談したところで何も変わらないのだ。彼女にもう負い目を与えるなど、誰が出来ようか。
アルベルトにとってティニアとは、唯一無二の存在だったはずだ。その人物にとって成り代わろうなどとは思わない。それでも、ティニアと呼ばれる度に心がざわつくのだ。
自分は、レンであるというのに。
「どうしたらいいの……」
何度思考しようとも、同じ考えに至る。どうしたらいいのか。決まってしまった結末だけが、焦りを生んでいく。
徐ろに銀の懐中時計を見つめると、手をかざした。
「もう開け方も覚えていない。忘れてしまった。記憶が消されてしまったのに。何も覚えていない、そんな僕が教わった開け方で開けたら、キミは怒るかな」
銀の懐中時計が返事をするわけもない。銀の懐中時計に手をかざすと、赤く懐かしい光りを発した。その光が眩くと共に、カチャリと音を立てて開いた。
「…………開いた」
中からは緑色の宝石のついた指輪と、無数の花びらが散らばっていく。彼の好きだった、暁の色をしている。
「これ、なんの花びら……? キツネノカミソリ……?」
指輪に覚えはないが、思い出にないだけかもしれない。消されてしまった記憶であろうか。
底知れぬざわつきを感じ、そっと白銀の懐中時計へしまいこむ。
自分もこの指輪と同じものを持っていたかもしれない。
ふとそんな考えが過ぎり、自分の銀時計に何を入れたのかを考えたが、思い出せるはずもなかった。記憶はティニアにされた際にほとんど消されてしまったのだ。
花びらをそっと拾い上げ、銀の懐中時計へしまってゆく。花びらにも何か意味があるのだろう。こんなにたくさんもの花びらを納めて、大切な何かをいれるのではなかったのか。
「やっぱり、勝手に開けるんじゃなかった。手紙はおろか、文字のあるものもないのに……。馬鹿だな、ボクは。人のものを勝手に……」
アルベルトにたまらなく、会いたくなる。胸がギュッと締め付けられ、指輪を見た時のざわつきが自身を支配してゆく。それでも、何も覚えがない。忘れてしまっている。
「まだ、教会にいるかな……」
ティニアは懐中時計を胸ポケットへ大切そうにしまい込むと、慌てて家を飛び出した。そして、歩きなれたエーニンガー通りを駆け抜けていった。
次の瞬間、洞窟へ転移しており、少し進めば久しぶりに訪れたセシュールの里が現れるだろう。それでも、今は子供たちに会いたくはなかった。ヴァルクもコルネリアも寂しい思いをしているだろうが、今はそれどころではない。
「酷い顔してるんだろうな」
洞窟はひんやりと冷たく、先ほどまでいたスイスの近くだとは思えぬほどに寒い。温度調整が緩んでいるのだろう、調整しなければならない。機械のことは何もわからなかったが、機械のガイドを頼りに何とかここまで形に出来たのだ。
銀の懐中時計を胸に当て、静かに目を閉じる。
「酷いのは、ボク自身だ。アルベルトを、叩くなんて……」
今頃、アルベルトは教会でアドニスに愚痴をこぼしているだろう。そんなことを望んでいた筈ではない。それでも、このまま喧嘩別れをした方が、お互いにいいのだろうか。
「僕は一体、何してるんだろう……」
濁流は留まる事を知らない。どす黒い感情が何であるのか、ティニアとして存在してきたレンにとってはわからなかった。
「いっそのこと、君に全てを話せたなら……。駄目だ。結局のところ、君は僕を殺さなくてはいけなくなるのに……」
ティニア、否レンはそのまましゃがみ込むと溜息を吐き出した。
「こんな時でも、君に会いたいだなんて……。どうかしている」
レンは壊れている。それは、考えが纏まらないほどに壊れているのだろうか。不意に声が掛けられ、小さな手が重なる。
「レンお母さん、どうしたの?」
「コルネリア……。ごめんね。突然来ちゃって」
「ううん。会いたかった。…………泣いてるの?」
「泣いてないよ。ヴァルクは?」
コルネリアは嬉しそうに後ろを振り向くと、指差した。そこには腰に手を当てて壁に沿って立つヴァルクの姿があった。
「二人に気付かれちゃっていたんだね」
「こっそりのはずだった?」
寂しそうに、不安そうにレンを見つめるコルネリアだったが、ヴァルクはつまらなそうに小石を蹴り飛ばした。
「ううん。ちょっと考えごとをしていたの。寂しかったよね、ごめんね。ヴァルクも、こっちにおいで」
「レンはさあ」
ヴァルクはぶっきらぼうに小石を蹴りながらレンを見ないようにしていた。
「もっと、ワガママにしたら?」
「……僕はワガママだよ」
「どこが」
「見えないだけだよ」
そう、見えないだけ。自分のことでアルベルトを困らせて、悩ませていることに喜びを感じているなど、どう考えてもおかしなことだ。そんな自分を、子供たちに知られたくはなかった。
今まで生きてきて、こんな考え方をしたことがあっただろうか。
「すぐにシュタインアムラインへ帰るの?」
コルネリアが上目遣いをしたまま、レンに抱きついた。レンはコルネリアの頭をゆっくりと撫でた。
「ごめんね、すぐに戻らないといけないの。また夜にご飯を作りに来るからね。遅くならないように頑張る」
「今度一緒に住んでる人は、どんな人なの?」
「えっ…………。誰から聞いたの? ラウル?」
コルネリアは大きく頷くと、ギュッとレンの服をつかんだ。幼いコルネリアにとって、母親のような存在がいなければ寂しいのは当然だ。まして、ここには大人がいない。
「昔の、友達だよ」
「ラウルはアルブレヒト様の転生体だっていってたけど?」
「ヴァルク……。うん、そうだよ。ラウルはお喋りだね」
「嫉妬してるんだよ、わかるだろ」
嫉妬。
それはどのようなものであろうか。自分とは無縁のものであり、皆目見当がつかない。そんなレンを心配そうに見つめる二人だったが、コルネリアはレンが手に持った銀時計に気づいた。
「記憶、またなくなったの?」
「え、ああ……。いや……。大丈夫だよ」
「これ、やっぱりレンが持っててよ」
コルネリアが傷だらけの銀時計を取り出した。それは紛れもなく、自身の銀時計だ。
子供達に手渡して、それほどときはすぎていないはずであった。それでもそれはとても懐かしく、思い出をよみがえらせるかのようだった。
「大丈夫だよ」
「でも……」
「大丈夫だから、二人が持っててね」
レンは寂しそうに銀時計を見つめると、里ではなく洞窟の出口へ向けてゆっくりと歩みだした。
「必ずまた来るよ、また後でね」
「レンお母さん…」
「レン……」
レンは、洞窟を抜けると目を閉じて転移し、シュタインアムラインの自室へと戻った。そこには誰もおらず、扉が開いたままになっている。
「アルベルトは流石にいないか」
思い出せない思い出にしがみついて、何になるというのか。
悲しみが込み上げては虚しく消えてゆく。
焦りと歯がゆさ、そして未知なる感情が自身を支配していく。
「流石に、もう教会にはいないかな」
久しぶりに神へ祈りたい気分になっていた。
「アルベルトと、仲直りがしたい……」
ポツリと呟いた瞬間、レンは再びティニアとして、シュタインアムラインへ戻ってきたのを実感する。もうレンではない。ティニアだ。
――ティニア。
それは、アルベルトの過去、前世に存在していた義理の姉のような人だったはずだ。そして、母親のような存在だったはずである。
アルベルトはポツダムで出会ったことを覚えていた。その人を探しているという。そして、ティニアとなったレンに声をかけてきたというが、レンはティニアと似ていない。自身の中身が同じだなど、誰が信じるだろうか。
隠れたまま、避けたままの方が良かったのではないか。まさか逃げ込んできたスイスで、しかも同じ町に住んでいるなど、誰が想像できたか。これは偶然なのであろうか。
本来のティニア自身とも、その来世とも面識はあったものの、今のように彼女の躯体に入ることになるなど、考えもしなかった。それは当然、ティニアとして存在するレイスにとってもそうであろう。自分の顔をして、名前を名乗り、平然と生きている不気味な存在なのだ。
レイスとして、ティナとして生きる彼女は、自分をどう思うだろうか。
壊れゆく自分を直すことは出来ない。抗い続けたとしても、この声からは逃れられない。それはレイスに相談したところで何も変わらないのだ。彼女にもう負い目を与えるなど、誰が出来ようか。
アルベルトにとってティニアとは、唯一無二の存在だったはずだ。その人物にとって成り代わろうなどとは思わない。それでも、ティニアと呼ばれる度に心がざわつくのだ。
自分は、レンであるというのに。
「どうしたらいいの……」
何度思考しようとも、同じ考えに至る。どうしたらいいのか。決まってしまった結末だけが、焦りを生んでいく。
徐ろに銀の懐中時計を見つめると、手をかざした。
「もう開け方も覚えていない。忘れてしまった。記憶が消されてしまったのに。何も覚えていない、そんな僕が教わった開け方で開けたら、キミは怒るかな」
銀の懐中時計が返事をするわけもない。銀の懐中時計に手をかざすと、赤く懐かしい光りを発した。その光が眩くと共に、カチャリと音を立てて開いた。
「…………開いた」
中からは緑色の宝石のついた指輪と、無数の花びらが散らばっていく。彼の好きだった、暁の色をしている。
「これ、なんの花びら……? キツネノカミソリ……?」
指輪に覚えはないが、思い出にないだけかもしれない。消されてしまった記憶であろうか。
底知れぬざわつきを感じ、そっと白銀の懐中時計へしまいこむ。
自分もこの指輪と同じものを持っていたかもしれない。
ふとそんな考えが過ぎり、自分の銀時計に何を入れたのかを考えたが、思い出せるはずもなかった。記憶はティニアにされた際にほとんど消されてしまったのだ。
花びらをそっと拾い上げ、銀の懐中時計へしまってゆく。花びらにも何か意味があるのだろう。こんなにたくさんもの花びらを納めて、大切な何かをいれるのではなかったのか。
「やっぱり、勝手に開けるんじゃなかった。手紙はおろか、文字のあるものもないのに……。馬鹿だな、ボクは。人のものを勝手に……」
アルベルトにたまらなく、会いたくなる。胸がギュッと締め付けられ、指輪を見た時のざわつきが自身を支配してゆく。それでも、何も覚えがない。忘れてしまっている。
「まだ、教会にいるかな……」
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