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第14輪「白銀の回想録」
⑭-1 隻眼になった男
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青く澄みきった空は水の青さであり、湖の水中を空として映し出す美しい空だ。その空を持つ里はセシュールの隠れ里といい、ボーデン湖の地中深くに広がっている空間だ。湿度の高い里はひんやりとしており、初夏とは思えぬほどの冷気を漂わせる。
バラバラに過ごしていた者たちが一堂に会したが、それは束の間の休息とはいかない。
「アルブレヒト様。どうかあいつを、殺してやってください……」
ずっと敵であった男、ラウル。その男の言葉は、赤毛の男アルベルトだけでなく、皆の絶望をより鮮明とするものだった。
「貴方にしか出来ないのです。レンはティニアになっても、姉さんになっても、レンはレンです。彼女はとても強い……。竜である貴方にしか、対抗出来ないのです」
「…………待って、ラウル」
絶望の叫びを止めたのマリアだ。
「貴方の右眼、レンの眼よね?」
「ああ。そうだが」
「その眼をレンに戻せば、レンは元に戻ったりしないの?」
ラウルは俯くと拳を地面に叩きつけた。その衝撃はフリージアやコルネリアだけでなく、マリアの体が強張らせた。
「そんな簡単な話ではない、コアの上書きがされているのだぞ」
「上書きって、じゃあレンはもうティニアになってしまっているの?」
「呼びかけても、何も反応がなかった」
「じゃあ、眼を戻してもレンは元に戻らないの……?」
「レンは姉さんじゃない……。でも、もう……」
「何かあるはずだ……。諦めるな、レンは諦めてない」
アルベルトの言葉に、フリージアが強く頷く。それでも、方法はないのだろうか。
「なあ、ラウル」
「はい、アルブレヒト様」
「その眼で、俺の力を取り戻すことは出来ないか」
「なんですって⁉」
ラウルの声に、マリアも反応を返す。
「ええ⁉ それって、竜の?」
「そうだ。レンには俺が加護を、祝福を与えていた。俺の力が宿っていたはずなんだ」
「じゃあ……」
「力を使い切っていたとしても、ラウルに渡して稼働していたとしても、その力の根源には俺の力があったはずだ」
ラウルは右眼の眼帯にゆっくりと触れ、そしてその眼帯を外した。閉じていた眼がゆっくりと開けられ、その金目が淡く光りだした。
「レンのエーテルだ……」
温かな金色の光。それがレンの、ティニアの力なのか。温かさなのか。
「……近くで見ると、凄く綺麗な色なのね」
「アルブレヒト様は、そこまで記憶を取り戻されていたのですか」
「今はアルベルトだ」
「……わかりました。アルベルト様。眼を継承してくださるなら、俺も眼をもらい受けていて良かったと思えます」
「待って。継承ってどうやるの? お互いに負担はないものなの?」
「それは……」
アドニスが進み出ると、そのままラウルへ得意げに微笑んだ。
「僕が補佐をやりましょう。弟子の僕と、レン様の魔力の反応は同じはずです」
「お前、ティニアの弟子だったのか⁉」
「アドニスさん、ティニアの弟子だったの⁉」
「あれ、話してませんでしたかね。僕はレン様、白銀の魔女の一番弟子ですよ」
アドニスはかつてのように細目で笑うと、アルベルトへ向かった。
「ですが、今はまだ無理ですね」
「どうしてよ」
「アルベルト、君は今の現状を受け止め切れていないでしょう? そんな中途半端な気持ちで力の継承を行い、万が一にでもまた暴走されては困ります。今のレン様に君を止める力はありません。地球を滅ぼす気ですか」
その言葉に、アルベルトの腕を掴んでいたフリージアが強く頷く。
「皆さん、昔のお知り合いなんですよね」
「ええ、そういうことですね」
「もっと、仲良くした方がいいと思います。ピリピリしてるもの。……時間がないのはわかってます」
フリージアは俯いてしまったが、彼女が掴む腕をアルベルトが引き上げた。自然と顔を上げるフリージアに、アルベルトは優しく微笑んだ。
「大丈夫だ、フリージア。アドニスも、俺も。大丈夫だ」
「…………信用できませんね」
「そうか……」
「アルベルト様、だったら」
ラウルが歩み出ると、その右眼に手を当てた。瞳は金色に光り輝き、その手に光の球体として手に乗った。
「貴方なしで生きてきたレンの生き様を見て来て下さい」
「何だって?」
「レンの力が、貴方を導くでしょう。アルブレヒト様や俺たちが旅立った後、レンがどこで何をして、何を思っていたのか。それを、目を通して視てください」
「…………わかった」
「アルベルトお兄ちゃん……!」
不安そうなフリージアは、その金色の光を眩しそうに見つめながら、口元をゆがめた。
「大丈夫だ、フリージア。眠った状態になるから、部屋にいこう」
「俺も付き添います」
「ラウル!」
ティナの悲痛な呼びかけにフリージアだけでなく、マリアたちも驚愕した。
「どうしました、姉さん」
「貴方は淡々としているけれど、眼を外して本当に大丈夫なの?」
「欠損した記憶や力は、眼を継承していても戻ってません。補完は出来ておりますので、動けない事はありません。時間はかかりましたが、コアのフォローは出来てます。暴走する心配もありませんよ」
「……ラウル。無理はしないで。お願いよ」
ティナの表情は弟を愛する姉そのものだ。機械人形間での兄弟という括りを理解しているわけではないが、マリアにとってティナは姉である。ラウルの気持ちも、ティナの気持ちも痛いほど理解できた。
「……俺はそれより。姉さん……」
「どうしたの?」
「前世でゲオルクと結婚したっていうのは、マジなんですか」
「…………」
「…………」
「ねえラウル、それ今言うこと?」
「黙れ、ラーレ」
ティナはため息をつくと、その表情に微笑みを咲かせた。レオンはティナを抱き寄せると、ラウルを見つめた。
「報告が遅くなりました。ティニアの来世である詩阿と、私ゲオルクは結婚しました」
「……そうですか。俺は不満ですけどね」
ラウルはそれだけ言うと、アルベルトへ向かった。
「い、いきましょう、アルベルト様」
「ちゃんと後で、ティナだけではなく、レオンとも話をして欲しい」
「わかりましたよ」
ラウルのぶっきらぼうな言葉に、マリアだけでなくティナも苦笑いを浮かべた。
「アルお兄ちゃん、私も行っていい?」
「ああ。構わないよな、ラウル」
「……貴方が良いのであれば」
その言葉に真面目な表情を浮かべたフリージアは、アルベルトの腕をしっかりと握った。三人を見送った一同へアドニスが言葉をかける。
「では、こちらも準備をしましょう。レン様を討伐する準備を」
◇◇◇
部屋へ到着するや否や、アルベルトはラウルへ訪ねた。
「レンは、今どうしているんだ」
「眠らせてきました。そう長くは持ちません」
「此処へは連れて来られなかったのか」
「万が一、あの船が破壊されてはいけませんから。一から戦艦を作るなんて、無理でしょう。それに、セシュールの里が崩壊してしまう」
「……そうか」
アルベルトの大きなため息に、ラウルは再び跪いた。
「申し訳ありません。すぐに相談すべきでした」
「接触できなかったんだろ。俺も、色々あったから」
「その……」
「どうした」
アルベルトはベッドに座ると、隣にはフリージアが座った。ラウルが怖いのか、アルベルトの腕をしっかりと握っている。
「襲撃の際は、やり過ぎました。挑発すれば、どうなるかはわかっていたのです。ただ、何か思い出すのではないかと思って。貴方様相手ではなく、ただのアルベルト様が相手ならいいかなと思ったわけでは……」
「そいつは許すわけにはいかないな。それより、俺はレンを止められると思うか?」
ラウルは立ち尽くすとアルベルトを見つめた。アルベルトもその眼をしっかりと受け止める。
「あくまで止めるというのであれば、俺はどうしようも出来ませんし、わかりません。ウイルスも、上書きについても、どうやって元に戻るのか。ゆっくり昔の記憶でも話して聞かせるおつもりで?」
「そうだな。そういう事も出来るのか」
「諦めないで、アルお兄ちゃん」
アルベルトは胸ポケットから銀時計を取り出した。それは傷だらけの銀の懐中時計であり、レンのものだ。
「ああ。俺は諦めないよ。それじゃあ始めてくれ」
「はい。銀時計が、レンの瞳が貴方を導くはずです」
金色の光が眩く放たれると、アルベルトはそのまま力なく眠りについたのだった。
それは長い長い、遠い時代にまで遡る――。
バラバラに過ごしていた者たちが一堂に会したが、それは束の間の休息とはいかない。
「アルブレヒト様。どうかあいつを、殺してやってください……」
ずっと敵であった男、ラウル。その男の言葉は、赤毛の男アルベルトだけでなく、皆の絶望をより鮮明とするものだった。
「貴方にしか出来ないのです。レンはティニアになっても、姉さんになっても、レンはレンです。彼女はとても強い……。竜である貴方にしか、対抗出来ないのです」
「…………待って、ラウル」
絶望の叫びを止めたのマリアだ。
「貴方の右眼、レンの眼よね?」
「ああ。そうだが」
「その眼をレンに戻せば、レンは元に戻ったりしないの?」
ラウルは俯くと拳を地面に叩きつけた。その衝撃はフリージアやコルネリアだけでなく、マリアの体が強張らせた。
「そんな簡単な話ではない、コアの上書きがされているのだぞ」
「上書きって、じゃあレンはもうティニアになってしまっているの?」
「呼びかけても、何も反応がなかった」
「じゃあ、眼を戻してもレンは元に戻らないの……?」
「レンは姉さんじゃない……。でも、もう……」
「何かあるはずだ……。諦めるな、レンは諦めてない」
アルベルトの言葉に、フリージアが強く頷く。それでも、方法はないのだろうか。
「なあ、ラウル」
「はい、アルブレヒト様」
「その眼で、俺の力を取り戻すことは出来ないか」
「なんですって⁉」
ラウルの声に、マリアも反応を返す。
「ええ⁉ それって、竜の?」
「そうだ。レンには俺が加護を、祝福を与えていた。俺の力が宿っていたはずなんだ」
「じゃあ……」
「力を使い切っていたとしても、ラウルに渡して稼働していたとしても、その力の根源には俺の力があったはずだ」
ラウルは右眼の眼帯にゆっくりと触れ、そしてその眼帯を外した。閉じていた眼がゆっくりと開けられ、その金目が淡く光りだした。
「レンのエーテルだ……」
温かな金色の光。それがレンの、ティニアの力なのか。温かさなのか。
「……近くで見ると、凄く綺麗な色なのね」
「アルブレヒト様は、そこまで記憶を取り戻されていたのですか」
「今はアルベルトだ」
「……わかりました。アルベルト様。眼を継承してくださるなら、俺も眼をもらい受けていて良かったと思えます」
「待って。継承ってどうやるの? お互いに負担はないものなの?」
「それは……」
アドニスが進み出ると、そのままラウルへ得意げに微笑んだ。
「僕が補佐をやりましょう。弟子の僕と、レン様の魔力の反応は同じはずです」
「お前、ティニアの弟子だったのか⁉」
「アドニスさん、ティニアの弟子だったの⁉」
「あれ、話してませんでしたかね。僕はレン様、白銀の魔女の一番弟子ですよ」
アドニスはかつてのように細目で笑うと、アルベルトへ向かった。
「ですが、今はまだ無理ですね」
「どうしてよ」
「アルベルト、君は今の現状を受け止め切れていないでしょう? そんな中途半端な気持ちで力の継承を行い、万が一にでもまた暴走されては困ります。今のレン様に君を止める力はありません。地球を滅ぼす気ですか」
その言葉に、アルベルトの腕を掴んでいたフリージアが強く頷く。
「皆さん、昔のお知り合いなんですよね」
「ええ、そういうことですね」
「もっと、仲良くした方がいいと思います。ピリピリしてるもの。……時間がないのはわかってます」
フリージアは俯いてしまったが、彼女が掴む腕をアルベルトが引き上げた。自然と顔を上げるフリージアに、アルベルトは優しく微笑んだ。
「大丈夫だ、フリージア。アドニスも、俺も。大丈夫だ」
「…………信用できませんね」
「そうか……」
「アルベルト様、だったら」
ラウルが歩み出ると、その右眼に手を当てた。瞳は金色に光り輝き、その手に光の球体として手に乗った。
「貴方なしで生きてきたレンの生き様を見て来て下さい」
「何だって?」
「レンの力が、貴方を導くでしょう。アルブレヒト様や俺たちが旅立った後、レンがどこで何をして、何を思っていたのか。それを、目を通して視てください」
「…………わかった」
「アルベルトお兄ちゃん……!」
不安そうなフリージアは、その金色の光を眩しそうに見つめながら、口元をゆがめた。
「大丈夫だ、フリージア。眠った状態になるから、部屋にいこう」
「俺も付き添います」
「ラウル!」
ティナの悲痛な呼びかけにフリージアだけでなく、マリアたちも驚愕した。
「どうしました、姉さん」
「貴方は淡々としているけれど、眼を外して本当に大丈夫なの?」
「欠損した記憶や力は、眼を継承していても戻ってません。補完は出来ておりますので、動けない事はありません。時間はかかりましたが、コアのフォローは出来てます。暴走する心配もありませんよ」
「……ラウル。無理はしないで。お願いよ」
ティナの表情は弟を愛する姉そのものだ。機械人形間での兄弟という括りを理解しているわけではないが、マリアにとってティナは姉である。ラウルの気持ちも、ティナの気持ちも痛いほど理解できた。
「……俺はそれより。姉さん……」
「どうしたの?」
「前世でゲオルクと結婚したっていうのは、マジなんですか」
「…………」
「…………」
「ねえラウル、それ今言うこと?」
「黙れ、ラーレ」
ティナはため息をつくと、その表情に微笑みを咲かせた。レオンはティナを抱き寄せると、ラウルを見つめた。
「報告が遅くなりました。ティニアの来世である詩阿と、私ゲオルクは結婚しました」
「……そうですか。俺は不満ですけどね」
ラウルはそれだけ言うと、アルベルトへ向かった。
「い、いきましょう、アルベルト様」
「ちゃんと後で、ティナだけではなく、レオンとも話をして欲しい」
「わかりましたよ」
ラウルのぶっきらぼうな言葉に、マリアだけでなくティナも苦笑いを浮かべた。
「アルお兄ちゃん、私も行っていい?」
「ああ。構わないよな、ラウル」
「……貴方が良いのであれば」
その言葉に真面目な表情を浮かべたフリージアは、アルベルトの腕をしっかりと握った。三人を見送った一同へアドニスが言葉をかける。
「では、こちらも準備をしましょう。レン様を討伐する準備を」
◇◇◇
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「レンは、今どうしているんだ」
「眠らせてきました。そう長くは持ちません」
「此処へは連れて来られなかったのか」
「万が一、あの船が破壊されてはいけませんから。一から戦艦を作るなんて、無理でしょう。それに、セシュールの里が崩壊してしまう」
「……そうか」
アルベルトの大きなため息に、ラウルは再び跪いた。
「申し訳ありません。すぐに相談すべきでした」
「接触できなかったんだろ。俺も、色々あったから」
「その……」
「どうした」
アルベルトはベッドに座ると、隣にはフリージアが座った。ラウルが怖いのか、アルベルトの腕をしっかりと握っている。
「襲撃の際は、やり過ぎました。挑発すれば、どうなるかはわかっていたのです。ただ、何か思い出すのではないかと思って。貴方様相手ではなく、ただのアルベルト様が相手ならいいかなと思ったわけでは……」
「そいつは許すわけにはいかないな。それより、俺はレンを止められると思うか?」
ラウルは立ち尽くすとアルベルトを見つめた。アルベルトもその眼をしっかりと受け止める。
「あくまで止めるというのであれば、俺はどうしようも出来ませんし、わかりません。ウイルスも、上書きについても、どうやって元に戻るのか。ゆっくり昔の記憶でも話して聞かせるおつもりで?」
「そうだな。そういう事も出来るのか」
「諦めないで、アルお兄ちゃん」
アルベルトは胸ポケットから銀時計を取り出した。それは傷だらけの銀の懐中時計であり、レンのものだ。
「ああ。俺は諦めないよ。それじゃあ始めてくれ」
「はい。銀時計が、レンの瞳が貴方を導くはずです」
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