15 / 17
12. 共同探索 4階層
しおりを挟む
途中、角ウサギとの戦闘が1度あったがライアンが一蹴してコアが残った。それを回収し俺達は4階層に降り立った。
「この階層がゴブリンだ。よく漫画とかにも出てくるような緑色の肌の醜い奴だ。こいつらもグループで行動してるからな。あとナイフとか武器を持ってるやつもいるから気を付けろ。」
「わかった。」
「人型だから基本的に弱点は人間と同じだ。頭、首、心臓辺りを抉れば問題ない。」
ライアンから注意を聞きながら4階層を回る。最初に見つけたのは2匹のグレーウルフだ。唸り声を上げてこちらを睨むグレーウルフから目を逸らさずにライアンに提案する。
「試しに一人でやらせてもらえるか?多対一も経験しておきたい。」
「わかった。けど、危なくなったら介入するからな。あと、アドバイスだ。大地は一撃が少し大振りすぎだ。もっと小振りにして隙を小さくしてみろ。」
「わかった。やってみる。」
にらみ合いのままライアンがスッと後ろに下がる。十分に下がるのを待ってからグレーウルフに向かって地面を蹴る。1歩で距離を半分に詰め。2歩目を蹴ると同時に小振りを意識して斜め下から首を切り上げるように斧を振る。2匹のグレーウルフもたった2歩でここまで距離を詰めると思っていなかったのか慌てた様子で飛びのく。狙った1匹はどうにか躱そうとするが躱しきれず、首を斧の刃先が切り裂いた。衝撃で怯んだ隙に切り上げのために振り上げていた斧をさらに距離を詰めると同時に振り下ろした。振り下ろされた斧は首に傷を負った1匹の眉間を正確に捉え、血をまき散らして沈んだ。
相棒が殺されて逆上したのかもう一匹は距離を取った状態か勢いよく飛び掛かってきた。前回の様な失敗をしないように慌てずそれを躱すと小さな振りでまずは機動力を削ぐために足を狙う。相手も予想していたのかそれを躱すと壁を利用して三角蹴りで飛び掛かってきた。
「くっ!このっ!」
「ギャウン!」
さすがに少し慌てたが斧の面で俺を押さえつけようとしていた前足を防ぎ、そこを起点に降りてきた胴体に前蹴りを入れることで距離を取り直した。
《脚力強化》が乗った前蹴りは思ったより強力だったのかグレーウルフは起き上がってもヨタヨタを足取りがおぼつかない様子だ。俺はその隙を逃さず、距離を詰めて首に斧を振り下ろした。
「なかなか良かったぞ。」
2匹のグレーウルフがコアと毛皮を残して光になって消えるのを見ながらライアンが近づいてきた。
「またドロップしたのか運がいいな。つーか何かスキル持ってるよな?斧の扱いや身のこなしからすると探索者としての身体能力上昇は大したことなさそうなんだが、最初の踏み込みといい、最後の前蹴りといい足腰の強さが釣り合ってない。」
「あぁ、《脚力強化》っていうパッシブスキルだ。先々週ドロップした足回り限定の強化スキルだな。」
普通、スキルなんかは教えないものだがライアンも《洗浄》スキルを持ってることを教えてくれたし構わないだろう。
「なるほど。パッシブか。聞いといてなんだが教えてよかったか?」
「ライアンも《洗浄》スキルを持ってることを教えてくれたし、信用してるから構わないだろう。」
「信用か。そいつは嬉しいね。それじゃあ足回りの強化スキルなら探索のスピードを上げてのよさそうだな。」
「お手柔らかに頼むよ。足回りが強化されても体力はそのまんまなんだから。」
コアと毛皮を回収して小走りで4階層の探索を再開する。
いくつか十字路過ぎ、何匹かグレーウルフを倒してようやく曲がり角で4匹のゴブリンを見つけた。幸いすぐ角に隠れたので向こうはまだこちらに気が付いていない。
「今度は4匹か。注意するのは囲まれないことと味方の間合いにうかつに入らないことだ。できるなら一直線上に複数の敵が来るようにして前の敵で後ろの敵がうかつに攻撃できない位置取りをするといい。」
「分かった。」
「それじゃあ、また同時に行くぞ。俺の方がリーチが長いから一番近いゴブリンを俺がまず一刺しで仕留める。大地その次に近い奴を仕留めるんだ。それじゃあ……行くぞ!」
ライアンの合図で飛び出すとスキルで強化された足で地面を全力で、蹴る!
自分でもびっくりするくらい一気に景色が流れ、一番近いゴブリンの斜め後ろにいるヤツに一瞬で間合いを詰めると脇を締め、小振りでスイング。ゴブリンは俺の胸位の身長しかないので脇を締めた振りでも斧の刃は無理なく首に吸い込まれ、軽々と頭を切り落とした。
「おっ、なかなかいい踏み込みだ。あと一匹ずつ、油断するなよ。」
「おう!」
ライアンの射線に入らないように斜め前にステップを踏んでもう一匹に近づく。
さすがにこちらに気が付き、臨戦態勢をとっているせいで先ほどのように一撃で仕留めるのは無理そうだ。
ゴブリンの手には先端が鋭くとがった石が握られ、目はギョロギョロとせわしなく動き回りその石を突き立てる隙を伺っているようだ。
「ギィ!」
数秒の睨み合いの末、ゴブリンが石を持った腕を振り上げてこちらに突進してきた。俺はその腕が振り下ろされる位置に斧の腹を持ってきて石を受けると次の手を与えないように石を受けた斧の腹で押し返すように力を込めた。ゴブリンはそれに抵抗するように斧を押し返し、ゴブリンとの力比べが始まった。
「くっ!!」
「ギィッ!」
小さい体に似合わない腕力で力はほぼ互角。このまま押し合いを続けて押し返しても体力の消耗が激しくてここから先の探索に支障が出る。どうにか拮抗した状況を打破できないかと周囲に目をやるとすでにゴブリンを倒しこちらの様子を窺っていたライアンが目に留まった。
ライアンは俺が見ていることに気が付くとチョイチョイと足元を指さし、軽く足を左右に振って見せた。
ライアンの意図に気付いた俺は右足を振り上げ、押し合いを続ける斧の下からゴブリンの足に全力でローキックを入れた。
「ギィィッ!」
その衝撃でゴブリンはバランスを崩し、俺は斧でゴブリンを押し返してから振り上げた斧でゴブリンの額を割った。
「はぁはぁはぁ。」
「お疲れ。今のはちょっと危なかったか?」
ゴブリンが光になって消えていくのを確認し、俺は肩の力を抜いて呼吸を整える。そこにライアンが近づいてきた。
「いや、大丈夫だ。アドバイス助かったよ。」
正直後ろから止めを刺してくれれば良かったのにとも思うがまだ4階層だ。相手が複数いるならともかく1対1に持ち込めたなら自力で何とかできないとダメだろう。そう考えるとアドバイス位に留めてくれてよかったのだろう。
「ふぅ~。ドロップは……コアが一つか。」
「またドロップしたのか。大地は相当強運だな。」
「たまたまだ。たまたま。」
そう言って拾ったコアをカバンにしまい、ライアンに《洗浄》を掛けてもらってから5階層を目指した。
「この階層がゴブリンだ。よく漫画とかにも出てくるような緑色の肌の醜い奴だ。こいつらもグループで行動してるからな。あとナイフとか武器を持ってるやつもいるから気を付けろ。」
「わかった。」
「人型だから基本的に弱点は人間と同じだ。頭、首、心臓辺りを抉れば問題ない。」
ライアンから注意を聞きながら4階層を回る。最初に見つけたのは2匹のグレーウルフだ。唸り声を上げてこちらを睨むグレーウルフから目を逸らさずにライアンに提案する。
「試しに一人でやらせてもらえるか?多対一も経験しておきたい。」
「わかった。けど、危なくなったら介入するからな。あと、アドバイスだ。大地は一撃が少し大振りすぎだ。もっと小振りにして隙を小さくしてみろ。」
「わかった。やってみる。」
にらみ合いのままライアンがスッと後ろに下がる。十分に下がるのを待ってからグレーウルフに向かって地面を蹴る。1歩で距離を半分に詰め。2歩目を蹴ると同時に小振りを意識して斜め下から首を切り上げるように斧を振る。2匹のグレーウルフもたった2歩でここまで距離を詰めると思っていなかったのか慌てた様子で飛びのく。狙った1匹はどうにか躱そうとするが躱しきれず、首を斧の刃先が切り裂いた。衝撃で怯んだ隙に切り上げのために振り上げていた斧をさらに距離を詰めると同時に振り下ろした。振り下ろされた斧は首に傷を負った1匹の眉間を正確に捉え、血をまき散らして沈んだ。
相棒が殺されて逆上したのかもう一匹は距離を取った状態か勢いよく飛び掛かってきた。前回の様な失敗をしないように慌てずそれを躱すと小さな振りでまずは機動力を削ぐために足を狙う。相手も予想していたのかそれを躱すと壁を利用して三角蹴りで飛び掛かってきた。
「くっ!このっ!」
「ギャウン!」
さすがに少し慌てたが斧の面で俺を押さえつけようとしていた前足を防ぎ、そこを起点に降りてきた胴体に前蹴りを入れることで距離を取り直した。
《脚力強化》が乗った前蹴りは思ったより強力だったのかグレーウルフは起き上がってもヨタヨタを足取りがおぼつかない様子だ。俺はその隙を逃さず、距離を詰めて首に斧を振り下ろした。
「なかなか良かったぞ。」
2匹のグレーウルフがコアと毛皮を残して光になって消えるのを見ながらライアンが近づいてきた。
「またドロップしたのか運がいいな。つーか何かスキル持ってるよな?斧の扱いや身のこなしからすると探索者としての身体能力上昇は大したことなさそうなんだが、最初の踏み込みといい、最後の前蹴りといい足腰の強さが釣り合ってない。」
「あぁ、《脚力強化》っていうパッシブスキルだ。先々週ドロップした足回り限定の強化スキルだな。」
普通、スキルなんかは教えないものだがライアンも《洗浄》スキルを持ってることを教えてくれたし構わないだろう。
「なるほど。パッシブか。聞いといてなんだが教えてよかったか?」
「ライアンも《洗浄》スキルを持ってることを教えてくれたし、信用してるから構わないだろう。」
「信用か。そいつは嬉しいね。それじゃあ足回りの強化スキルなら探索のスピードを上げてのよさそうだな。」
「お手柔らかに頼むよ。足回りが強化されても体力はそのまんまなんだから。」
コアと毛皮を回収して小走りで4階層の探索を再開する。
いくつか十字路過ぎ、何匹かグレーウルフを倒してようやく曲がり角で4匹のゴブリンを見つけた。幸いすぐ角に隠れたので向こうはまだこちらに気が付いていない。
「今度は4匹か。注意するのは囲まれないことと味方の間合いにうかつに入らないことだ。できるなら一直線上に複数の敵が来るようにして前の敵で後ろの敵がうかつに攻撃できない位置取りをするといい。」
「分かった。」
「それじゃあ、また同時に行くぞ。俺の方がリーチが長いから一番近いゴブリンを俺がまず一刺しで仕留める。大地その次に近い奴を仕留めるんだ。それじゃあ……行くぞ!」
ライアンの合図で飛び出すとスキルで強化された足で地面を全力で、蹴る!
自分でもびっくりするくらい一気に景色が流れ、一番近いゴブリンの斜め後ろにいるヤツに一瞬で間合いを詰めると脇を締め、小振りでスイング。ゴブリンは俺の胸位の身長しかないので脇を締めた振りでも斧の刃は無理なく首に吸い込まれ、軽々と頭を切り落とした。
「おっ、なかなかいい踏み込みだ。あと一匹ずつ、油断するなよ。」
「おう!」
ライアンの射線に入らないように斜め前にステップを踏んでもう一匹に近づく。
さすがにこちらに気が付き、臨戦態勢をとっているせいで先ほどのように一撃で仕留めるのは無理そうだ。
ゴブリンの手には先端が鋭くとがった石が握られ、目はギョロギョロとせわしなく動き回りその石を突き立てる隙を伺っているようだ。
「ギィ!」
数秒の睨み合いの末、ゴブリンが石を持った腕を振り上げてこちらに突進してきた。俺はその腕が振り下ろされる位置に斧の腹を持ってきて石を受けると次の手を与えないように石を受けた斧の腹で押し返すように力を込めた。ゴブリンはそれに抵抗するように斧を押し返し、ゴブリンとの力比べが始まった。
「くっ!!」
「ギィッ!」
小さい体に似合わない腕力で力はほぼ互角。このまま押し合いを続けて押し返しても体力の消耗が激しくてここから先の探索に支障が出る。どうにか拮抗した状況を打破できないかと周囲に目をやるとすでにゴブリンを倒しこちらの様子を窺っていたライアンが目に留まった。
ライアンは俺が見ていることに気が付くとチョイチョイと足元を指さし、軽く足を左右に振って見せた。
ライアンの意図に気付いた俺は右足を振り上げ、押し合いを続ける斧の下からゴブリンの足に全力でローキックを入れた。
「ギィィッ!」
その衝撃でゴブリンはバランスを崩し、俺は斧でゴブリンを押し返してから振り上げた斧でゴブリンの額を割った。
「はぁはぁはぁ。」
「お疲れ。今のはちょっと危なかったか?」
ゴブリンが光になって消えていくのを確認し、俺は肩の力を抜いて呼吸を整える。そこにライアンが近づいてきた。
「いや、大丈夫だ。アドバイス助かったよ。」
正直後ろから止めを刺してくれれば良かったのにとも思うがまだ4階層だ。相手が複数いるならともかく1対1に持ち込めたなら自力で何とかできないとダメだろう。そう考えるとアドバイス位に留めてくれてよかったのだろう。
「ふぅ~。ドロップは……コアが一つか。」
「またドロップしたのか。大地は相当強運だな。」
「たまたまだ。たまたま。」
そう言って拾ったコアをカバンにしまい、ライアンに《洗浄》を掛けてもらってから5階層を目指した。
1
お気に入りに追加
188
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


元勇者のデブ男が愛されハーレムを築くまで
あれい
ファンタジー
田代学はデブ男である。家族には冷たくされ、学校ではいじめを受けてきた。高校入学を前に一人暮らしをするが、高校に行くのが憂鬱だ。引っ越し初日、学は異世界に勇者召喚され、魔王と戦うことになる。そして7年後、学は無事、魔王討伐を成し遂げ、異世界から帰還することになる。だが、学を召喚した女神アイリスは元の世界ではなく、男女比が1:20のパラレルワールドへの帰還を勧めてきて……。

辻ダンジョン掃除が趣味の底辺社畜、迷惑配信者が汚したダンジョンを掃除していたらうっかり美少女アイドルの配信に映り込み神バズりしてしまう
なっくる
ファンタジー
ダンジョン攻略配信が定着した日本、迷惑配信者が世間を騒がせていた。主人公タクミはダンジョン配信視聴とダンジョン掃除が趣味の社畜。
だが美少女アイドルダンジョン配信者の生配信に映り込んだことで、彼の運命は大きく変わる。実はレアだったお掃除スキルと人間性をダンジョン庁に評価され、美少女アイドルと共にダンジョンのイメージキャラクターに抜擢される。自身を慕ってくれる美少女JKとの楽しい毎日。そして超進化したお掃除スキルで迷惑配信者を懲らしめたことで、彼女と共にダンジョン界屈指の人気者になっていく。
バラ色人生を送るタクミだが……迷惑配信者の背後に潜む陰謀がタクミたちに襲い掛かるのだった。
※他サイトでも掲載しています

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

高校からの帰り道、錬金術が使えるようになりました。
マーチ・メイ
ファンタジー
女子校に通う高校2年生の橘優奈は学校からの帰り道、突然『【職業】錬金術師になりました』と声が聞こえた。
空耳かと思い家に入り試しにステータスオープンと唱えるとステータスが表示された。
しばらく高校生活を楽しみつつ家で錬金術を試してみることに 。
すると今度はダンジョンが出現して知らない外国の人の名前が称号欄に現れた。
緩やかに日常に溶け込んでいく黎明期メインのダンジョン物です。
小説家になろう、カクヨムでも掲載しております。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる