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第3章 シュルトーリア

触手

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濡れ場ですが短いです。
なるべくこれまでの濡れ場と被らないようにしたいですが如何せん想像力が貧弱なため同じような同じようなことをしがちです。
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バラムに覆われた狭いスペースで俺は身に着けていたもの、装備も衣服も全て外して異空間収納に仕舞う。一糸まとわない姿になると俺を覆うバラムの内壁にそっと背中を預ける。

「おまたせ、もういいぞ。」

痛覚変換をオンにして中空に手を伸ばし、声を掛けると内壁から何本もの触手がにょろにょろ伸びてきた。触手は柔柔と揉むように俺の体に絡み付き、這いずり回る。

「んっ!」

その内の1本が俺の胸の突起を撫でると思わず声が漏れる。その声に反応するように触手は舌で舐めるように、その水分を含んだ体でネットリと突起を刺激する。

「ん……あっ……。」

触手が腕にも絡み、両腕を持ち上げると押さえつけるように頭の後ろに回された。さらに足にも絡みつき、大きく股を開かせられる。触手はそのまま俺の体を持ち上げ、俺はバラムの内側の空間で宙吊りにされた。

「ちょっ、さすがにこの体勢は……。」

わずかに抵抗を口にしたところに触手が素早く口に滑り込み、いつもの媚薬が喉の奥に流し込まれる。

「あっ、あぁぁ……。」

いつものように体が熱くなり、垂れ下がった俺のモノに血が集まって固く上を向いていく。1本の触手が触れるか触れないかギリギリの隙間を空けてモノに絡みつく。そのじれったさに思わず手を伸ばそうとするがバラムの触手が力強く俺の腕を抑え、身動きが取れなかった。

「うっ……はぅ……バラム、じらすなよ……。」

それでも変わらず、じれったい隙間をあけて絡みつくバラムに俺は腰を浮かし、自分から触手にモノを擦りつけるように腰を振った。

「はぁはぁ、バラム、バラム……。」

媚薬で興奮し、感度が上がって敏感になった体はその分貪欲に快感を求め、わずかな刺激しかないもどかしさから先走りをダラダラと垂れ流しにする。

「な、なぁ、頼むからちゃんと触ってくれ。いつもみたいに絡みついて先っぽから入ってきてくれ。」

我慢できずに涙目になりながら腰を振って懇願する姿は絶対に人には見せられない。バラム達にだって本当なら恥ずかしくて見せたくない。
しかし媚薬で感度が高まり、じらされた今の俺にはそんなことどうでもいい。もっと刺激が欲しい、もっと強くモノを締め付けてほしい、裂けるほど尿道を侵されたい。それで盛大にイキたい。
そんな考えで頭がいっぱいの今の俺には羞恥心なんてない。

そんな俺の懇願に答えるようにモノに絡みつく触手が伸びる。ポツポツとドットがついた触手の先端が尿道に先に触れ、クリクリの輪を描くように先端を広げる。

「あぁぁ……早く、早く……。」

モノがその刺激に期待するようにビクンと跳ねると触手は貫くように一気に俺の中に入ってきた。

「あ゛ああぁぁぁぁ!」

ドットがゴリゴリと尿道を責める刺激に俺のモノはビクンビクンと跳ねまわり、触手の隙間から先走りが噴き出す。触手はそのまま奥へと進み、膀胱の入り口をこじ開けては引き抜き、そのたびにわずかに空いた隙間から中身がこぼれだす。噴き出した先走りに黄金色の液体が混ざるようになり、俺の体に降り注ぐ。

膀胱が空になり噴き出すものが再び透明になると絡みついていた触手がモノを締め上げる。それでも尿道を責める触手は動きを止めず、狭くなった尿道をさらにゴリゴリと責め立てた。

「あっ、ダメ!それすごい!」

触手についたドットが狭くなった尿道を傷つけるがスキルの効果で痛みは快感に変わり、傷もすぐに治る。尿道を裂かれ続ける快感痛みにすぐに限界を迎える。

「ダメ!もうっ!あっ、ダメ、ダメ!イク、イクゥゥ!」

俺の叫びとともに触手がズルリと抜け落ち、振った炭酸飲料を開けたときのように白濁の液体が吹き上がる。それは俺の体に降り注ぐと湯を張った湯船のように俺を包んでいるバラムの内側に溜まっていった。
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