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第3章 シュルトーリア
ステータス再確認とお腹の子
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「……今何時だ?」
目を覚ました俺は周囲を見渡し、昨夜からディメンジョンルームで寝るようにしたことを思い出した。
「中にいると時間が分からないのも改善点だな。時計は売ってるところがあるかな?」
そうこぼしながら俺を囲むように寝ていた3人の間をすり抜けて離れると出口を作って宿の部屋に出た。
部屋の雨戸を開けるとほどほどに昇った陽の光が部屋に差し込む。
「うわ、もうこんなに陽が高くなってる。完全に寝過ごしたな。朝食ももう終わってるだろうけどギルドに行くにはまだ早いな。」
俺はベッドに腰を下ろすとステータスを表示する。
名前 :タカシ(Lv35)
職業 :テイマー(Lv20)
状態 : 妊娠(2日目)
HP :3600/3600
MP :1700/1700
STR :170
VIT :180
DEX :140
INT :160
MEN :130
AGL :110
スキル :
体力増加(Lv5) 精力増加(Lv5) 超回復(Lv5) 超再生(Lv5) 適応(Lv5) 痛覚変換(快)(Lv5) 射精量増加(Lv5) 鑑定(Lv5) 空間魔法(Lv3) 魔物魅了(雄・無)(Lv5) 精液吸収変換(Lv5) 妊娠(Lv5) 剣術(Lv3) 魔力操作(Lv4) MP回復量上昇(Lv3) MP上昇(Lv2) 生産の極み(Lv5) 魔法の極み(制限付き)(Lv5)
職業スキル :
テイム 感覚共有(現在共有可能な感覚:全感覚(制限なし)
) 念話(有効距離:10m) Mヒール Mキュア Mパワーライズ Mディフェンスライズ 経験値分配(現在の分配率:全経験値平等分配)
「やっぱり状態に妊娠が付いてる……。これってやっぱり妊娠スキルの効果だよな。」
スキルが体内に作った擬似空間で出産まで成長するらしいが出産までの日数や冒険を続ける上での胎児への影響、実際に腹が膨らむのかと色々と疑問は尽きない。
「タイミング的にガルドの子なのは確実だけど伝えるべきか、黙っておくべきか……。」
ディメンジョンルームの入り口越しに父親であるガルドを見ているとようやく起きだしてきた。
「(もう起きていたのか。)」
「ついさっき起きたばかりだ。それともう日はそれなりに高くなってるからむしろ寝坊したくらいだ。」
「(そうか、それはすまない。今日はギルドに昨日のファイアアントも持っていくのだったな。)」
「あぁ、ただ時間がまだあるからこれからご飯を食べて、ギルドの前に教会に寄っていく。」
俺は疑問はアロディーテに聞くことにしてガルドにはまだ黙っていることにした。
遅めの朝食を取った俺は教会へ向かった。3人をディメンジョンルームに待たせ、俺は御布施を渡して神像の前に進む。
「(アロディーテ、遅くなったが無事次の街に着いたぞ。それと聞きたいことがある。)」
「はいはい、何かしら。」
俺が膝を突き、目を閉じて祈ると直ぐにアロディーテの声が聞こえた。目を開けると以前と同じく真っ白な空間に招かれたのがわかる。
アロディーテを探して首を左右に振るとすぐそばでテーブルを出し、お茶の準備をしていた。
「どうぞ、とりあえず座って座って。」
俺は席に座ってアロディーテが入れたお茶を啜り一息つく。
「さてと、まずはご懐妊おめでとう。それで聞きたいことって?」
アロディーテがハツラツとした笑顔をこちらに向ける。あまりの笑顔から俺の性活をのぞいて満足しているのが窺える。
「妊娠スキルがいきなり発動したのはアロディーテが何かしたのか?」
「あぁ、あれね。違うわよ。たとえ神でも人が持ってるスキルに干渉することはできないわ。できるのはあくまでスキルや加護を与えるところまで。」
「そうなのか?」
「そうよ。スキルが発動したのはタカシ君が望んだからよ。」
「俺が望んだ?」
「あの時、子供を産んでくれって言われて、子供が欲しいって答えたじゃない。」
そういわれて思い出すと確かにガルドに応えている。
「どのスキルでもそうなんだけど強く思うと行動から対応したスキルが自動で発動するのよ。回避系のスキルがわかりやすいかしら?攻撃を避けようとしてるのにいちいちスキルの発動を意識してられないでしょう?ああいうのは避けようする気持ちと動きでスキルが自動的に発動してるのよ。」
「なるほど。」
回避系のスキルは持っていないが納得がいく説明に俺は頷いて聞く。
「同じように今回は最中に子供が欲しいって気持ちが高ぶってスキルが自動発動したのね。」
「確かに感情が高ぶってたし、子供が欲しいって言ったけど、自動で発動は困るんだが。」
「欲しかったんでしょ。せっかく生まれた命なんだからちゃんと愛情を持って育ててあげてね。」
アロディーテのいい笑顔に俺は何も言えなくなる。
「はぁ、わかったよ。じゃあいくつか聞きたいんだけど。」
「なになに?」
「とりあえず出産まで何日位かかるのか、胎児は擬似空間で育つってあるけど女の妊娠と同じように腹は膨らむのか、このまま冒険者を続けてて大丈夫かってところか。」
俺はとりあえずパッと思いつくことを質問していく。
「父親の種族の種族と同じくらいになるわね。オークなら30日位かしら。父親が何人かいるとどうなるか分からないからその時は会いに来て。調べてあげる。お腹は胎児の大きさによって変わるけど今回は人間を妊娠してる時の半分くらいには膨らむわよ。20日目位から目立つようになるかしら。冒険者としての活動はスキルに守られてるから流産の心配はないけどお腹が大きくなると動きづらいし続けるのは難しいんじゃない?」
さすがにお腹が膨らむなら人に見られるわけにはいかないから。外には出られない。
「30日で産まれるのか。15日目くらいまでに準備をしてそこからは産まれるまでディメンジョンルームに引きこもってるか。」
「それがいいわね。」
「あとは、産まれた直後の食事はどうすればいいんだ?」
「オークとの子なら2日くらいは母乳ね。そのあと3日間は離乳食で6日目からは普通に食事ができるわよ。」
「母乳なんか出るわけないだろ。牛乳は……赤ん坊によくないんだったか。山羊乳を分けてくれるところでも探すか。」
いきなり食事という壁ぶち当たりに困り果てる。
「母乳なら妊娠スキルの影響で出るようになるわよ。」
「は?」
「産まれた子に母乳が必要な期間はスキルの影響でお乳が出るようになるから心配しないで。」
「なんだよ、そのとんでもスキル。」
「それは私が作ったスキルで私は愛の女神よ。子供という愛の結晶を育てるために必要なら力の出し惜しみなんてしないわ。」
胸の前で腕を組み、ドーンという効果音がしそうなほど胸を張って宣言するアロディーテに懐疑心から思わずジト目を向ける。
「ただ出産プレイが見たかっただけじゃないのか?」
「そ、そんなことないわよ。見たくないわけじゃないけど、そのためだけにこれだけのスキルを作る余力なんてないわよ。」
その慌てぶりに出産プレイのためにスキルを作ったことを確信するがここでそれを問い詰めるメリットはない。
「そんなに慌てて否定しなくてもいいだろ。それより、やっぱり産む時は痛いのか?」
「え、えぇ。それはもう、産むところじゃないし裂けちゃうかもね。でもタカシ君なら超回復、超再生、痛覚変換、適応があるから大丈夫よ。」
「そうか、それを聞いて安心したよ。」
出産の痛みについて前世では鼻からスイカを出すとか色々言うから心配事の一つだったが特に心配いらないみたいだ。
「ほかに聞いておきたいことはある?」
「いや、とりあえず大丈夫だ。」
何かあればディメンジョンルームに引きこもる前にまた聞きにくればいいだろう。
「そう。それじゃあそろそろ現実に戻そうかしら。」
「そうだな、頼む。」
「それじゃあ、またいつでも来てね。」
手を振るアロディーテに見送られ、視界が光に包まれる。気が付くと俺は教会の神像の前で膝をついて祈るポーズを取っていた。
---------------------------------------------------------------------------------
年内最後の更新になります。
次回は来年1月6日以降を予定しています。
目を覚ました俺は周囲を見渡し、昨夜からディメンジョンルームで寝るようにしたことを思い出した。
「中にいると時間が分からないのも改善点だな。時計は売ってるところがあるかな?」
そうこぼしながら俺を囲むように寝ていた3人の間をすり抜けて離れると出口を作って宿の部屋に出た。
部屋の雨戸を開けるとほどほどに昇った陽の光が部屋に差し込む。
「うわ、もうこんなに陽が高くなってる。完全に寝過ごしたな。朝食ももう終わってるだろうけどギルドに行くにはまだ早いな。」
俺はベッドに腰を下ろすとステータスを表示する。
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体力増加(Lv5) 精力増加(Lv5) 超回復(Lv5) 超再生(Lv5) 適応(Lv5) 痛覚変換(快)(Lv5) 射精量増加(Lv5) 鑑定(Lv5) 空間魔法(Lv3) 魔物魅了(雄・無)(Lv5) 精液吸収変換(Lv5) 妊娠(Lv5) 剣術(Lv3) 魔力操作(Lv4) MP回復量上昇(Lv3) MP上昇(Lv2) 生産の極み(Lv5) 魔法の極み(制限付き)(Lv5)
職業スキル :
テイム 感覚共有(現在共有可能な感覚:全感覚(制限なし)
) 念話(有効距離:10m) Mヒール Mキュア Mパワーライズ Mディフェンスライズ 経験値分配(現在の分配率:全経験値平等分配)
「やっぱり状態に妊娠が付いてる……。これってやっぱり妊娠スキルの効果だよな。」
スキルが体内に作った擬似空間で出産まで成長するらしいが出産までの日数や冒険を続ける上での胎児への影響、実際に腹が膨らむのかと色々と疑問は尽きない。
「タイミング的にガルドの子なのは確実だけど伝えるべきか、黙っておくべきか……。」
ディメンジョンルームの入り口越しに父親であるガルドを見ているとようやく起きだしてきた。
「(もう起きていたのか。)」
「ついさっき起きたばかりだ。それともう日はそれなりに高くなってるからむしろ寝坊したくらいだ。」
「(そうか、それはすまない。今日はギルドに昨日のファイアアントも持っていくのだったな。)」
「あぁ、ただ時間がまだあるからこれからご飯を食べて、ギルドの前に教会に寄っていく。」
俺は疑問はアロディーテに聞くことにしてガルドにはまだ黙っていることにした。
遅めの朝食を取った俺は教会へ向かった。3人をディメンジョンルームに待たせ、俺は御布施を渡して神像の前に進む。
「(アロディーテ、遅くなったが無事次の街に着いたぞ。それと聞きたいことがある。)」
「はいはい、何かしら。」
俺が膝を突き、目を閉じて祈ると直ぐにアロディーテの声が聞こえた。目を開けると以前と同じく真っ白な空間に招かれたのがわかる。
アロディーテを探して首を左右に振るとすぐそばでテーブルを出し、お茶の準備をしていた。
「どうぞ、とりあえず座って座って。」
俺は席に座ってアロディーテが入れたお茶を啜り一息つく。
「さてと、まずはご懐妊おめでとう。それで聞きたいことって?」
アロディーテがハツラツとした笑顔をこちらに向ける。あまりの笑顔から俺の性活をのぞいて満足しているのが窺える。
「妊娠スキルがいきなり発動したのはアロディーテが何かしたのか?」
「あぁ、あれね。違うわよ。たとえ神でも人が持ってるスキルに干渉することはできないわ。できるのはあくまでスキルや加護を与えるところまで。」
「そうなのか?」
「そうよ。スキルが発動したのはタカシ君が望んだからよ。」
「俺が望んだ?」
「あの時、子供を産んでくれって言われて、子供が欲しいって答えたじゃない。」
そういわれて思い出すと確かにガルドに応えている。
「どのスキルでもそうなんだけど強く思うと行動から対応したスキルが自動で発動するのよ。回避系のスキルがわかりやすいかしら?攻撃を避けようとしてるのにいちいちスキルの発動を意識してられないでしょう?ああいうのは避けようする気持ちと動きでスキルが自動的に発動してるのよ。」
「なるほど。」
回避系のスキルは持っていないが納得がいく説明に俺は頷いて聞く。
「同じように今回は最中に子供が欲しいって気持ちが高ぶってスキルが自動発動したのね。」
「確かに感情が高ぶってたし、子供が欲しいって言ったけど、自動で発動は困るんだが。」
「欲しかったんでしょ。せっかく生まれた命なんだからちゃんと愛情を持って育ててあげてね。」
アロディーテのいい笑顔に俺は何も言えなくなる。
「はぁ、わかったよ。じゃあいくつか聞きたいんだけど。」
「なになに?」
「とりあえず出産まで何日位かかるのか、胎児は擬似空間で育つってあるけど女の妊娠と同じように腹は膨らむのか、このまま冒険者を続けてて大丈夫かってところか。」
俺はとりあえずパッと思いつくことを質問していく。
「父親の種族の種族と同じくらいになるわね。オークなら30日位かしら。父親が何人かいるとどうなるか分からないからその時は会いに来て。調べてあげる。お腹は胎児の大きさによって変わるけど今回は人間を妊娠してる時の半分くらいには膨らむわよ。20日目位から目立つようになるかしら。冒険者としての活動はスキルに守られてるから流産の心配はないけどお腹が大きくなると動きづらいし続けるのは難しいんじゃない?」
さすがにお腹が膨らむなら人に見られるわけにはいかないから。外には出られない。
「30日で産まれるのか。15日目くらいまでに準備をしてそこからは産まれるまでディメンジョンルームに引きこもってるか。」
「それがいいわね。」
「あとは、産まれた直後の食事はどうすればいいんだ?」
「オークとの子なら2日くらいは母乳ね。そのあと3日間は離乳食で6日目からは普通に食事ができるわよ。」
「母乳なんか出るわけないだろ。牛乳は……赤ん坊によくないんだったか。山羊乳を分けてくれるところでも探すか。」
いきなり食事という壁ぶち当たりに困り果てる。
「母乳なら妊娠スキルの影響で出るようになるわよ。」
「は?」
「産まれた子に母乳が必要な期間はスキルの影響でお乳が出るようになるから心配しないで。」
「なんだよ、そのとんでもスキル。」
「それは私が作ったスキルで私は愛の女神よ。子供という愛の結晶を育てるために必要なら力の出し惜しみなんてしないわ。」
胸の前で腕を組み、ドーンという効果音がしそうなほど胸を張って宣言するアロディーテに懐疑心から思わずジト目を向ける。
「ただ出産プレイが見たかっただけじゃないのか?」
「そ、そんなことないわよ。見たくないわけじゃないけど、そのためだけにこれだけのスキルを作る余力なんてないわよ。」
その慌てぶりに出産プレイのためにスキルを作ったことを確信するがここでそれを問い詰めるメリットはない。
「そんなに慌てて否定しなくてもいいだろ。それより、やっぱり産む時は痛いのか?」
「え、えぇ。それはもう、産むところじゃないし裂けちゃうかもね。でもタカシ君なら超回復、超再生、痛覚変換、適応があるから大丈夫よ。」
「そうか、それを聞いて安心したよ。」
出産の痛みについて前世では鼻からスイカを出すとか色々言うから心配事の一つだったが特に心配いらないみたいだ。
「ほかに聞いておきたいことはある?」
「いや、とりあえず大丈夫だ。」
何かあればディメンジョンルームに引きこもる前にまた聞きにくればいいだろう。
「そう。それじゃあそろそろ現実に戻そうかしら。」
「そうだな、頼む。」
「それじゃあ、またいつでも来てね。」
手を振るアロディーテに見送られ、視界が光に包まれる。気が付くと俺は教会の神像の前で膝をついて祈るポーズを取っていた。
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