創意界の日常

burepik

文字の大きさ
上 下
2 / 2
日常編

第一話 まくろうのプリンはどこへ-前編-

しおりを挟む
 ここは、創意界・宇宙次元の地球だ。次元とは、その並行世界パラレルワールドで数万、数億、数兆以上にも及ぶ空間のことを指す。宇宙もその1つであり、他にも魔王が治める魔界やX次元と呼ばれるところもある。
 今回は、次元code.[宇宙]に住んでいる棒人間たちや次元code.[魔界]の棒人間たちの日常を見ることにしよう。

『ジリリリリリ...』
目覚まし時計が鳴り響く。
『ズドオオオオオオオオン!!!!』
その目覚まし時計は寝ぼけているまくろうに破壊された。
「あ、やばい!目覚ましが壊れた!おーい誰か新しい目覚まし持ってきてくれー!」
「今丁度目覚まし工場から大量に届きました!」
まくろうの執事と従者の会話が聞こえてきた。どうやらまくろうはすごくお金持ちで豪邸に住んでるらしい、
「アビビビビビビ...ギャー!!」
「あ!やべ!ブレードンたちがセキュリティに引っかかってる」
「まくろおおおおお...アビビビ...遊びに...来たあびょおおおおおおお」
「すみません!セキュリティ切り忘れてましたー!」
すると執事は
「気にすんな、いつものことだ」
というので、キレたブレードンは
「おい!その言い方ねーだろぉがぁ!」
といつもまくろう邸に来るたび喧嘩する。そして、やっとまくろうの目が覚めたようだ。
「んあ?おぉ。ブレードン!1年ぶりぐらいかな?」
「昨日会ったじゃん...」
 そう。まくろうはかなり頭が悪いのだ。テストも先生を買収して100点を取るという不正だ。しかし、まくろうは、権力も高いので教育委員会も逆らえないぐらい偉いやつでもあるということだ。
 そしてまくろうの裏の顔はこの創意界で創意者・創人さくしゃの次に強い魔王だ。と言ってもまだ1000年しか生きてない。
しかしなぜ学校に行ってるのか聞きたいか?メイドが流石に頭が悪いから行かせてるらしい。
「まくろー、ペッカー達呼びに行こーぜ」
「いいね。じゃあプリン100ダース、誰か持ってきてー」
「かしこまりました」
 そして、従者の一人がキッチンに入った瞬間、事件は起きた。
「えーっとプリン用の冷蔵庫を開けましてー」
「...」
「!?!?!?」
「ぷ、プリンが無いだとーーー!?」
「まああくろおおおさまああああぁぁぁ!」
「どしたの?」
「た、大変です!」
「プリンが見当たりません!」
 と聞いた執事は
「なっ!プリン貯蔵庫から半分なくなった時点で補充が来るはずじゃ?!」
「それが...プリン業者に聞いてみたらもう昨日届けたと言っていました!」
「じゃあ、ドロボー?!」
「えええええええええええええええええええええええええええええ!?」
「俺の人生終わったああああ」
 するとブレードンは
「アホか!プリンなくてもヨーグルトあるやろ!」
「最近ヨーグルト飽きたんだい!」
「とにかく!探そう!」
「総動員!」
 こうして、プリン探しという変な一日の始まりがスタートした。
しおりを挟む
感想 1

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(1件)

Ikkennya
2022.12.09 Ikkennya

がんばってください

解除

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

【ショートショート】おやすみ

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。 声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。 ⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠ ・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します) ・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

【Vtuberさん向け】1人用フリー台本置き場《ネタ系/5分以内》

小熊井つん
大衆娯楽
Vtuberさん向けフリー台本置き場です ◆使用報告等不要ですのでどなたでもご自由にどうぞ ◆コメントで利用報告していただけた場合は聞きに行きます! ◆クレジット表記は任意です ※クレジット表記しない場合はフリー台本であることを明記してください 【ご利用にあたっての注意事項】  ⭕️OK ・収益化済みのチャンネルまたは配信での使用 ※ファンボックスや有料会員限定配信等『金銭の支払いをしないと視聴できないコンテンツ』での使用は不可 ✖️禁止事項 ・二次配布 ・自作発言 ・大幅なセリフ改変 ・こちらの台本を使用したボイスデータの販売

カフェ・ド・ユメ 〜迷える夜に寄り添う場所〜

おーりおり
SF
内容紹介 都会の片隅にひっそりと佇む小さなカフェ——「カフェ・ド・ユメ」。 ここは、心に迷いや傷を抱えた人々がふと足を踏み入れ、温かな飲み物と静かな時間の中で、自分自身と向き合うことができる不思議な場所。 過去の傷を抱え、未来に進むことをためらう青年・カイト。 ある夜、偶然見つけたカフェの扉を開いた彼は、神秘的な雰囲気を纏う店主・ユメと出会う。 彼女が差し出す一杯の紅茶は、ただの飲み物ではなく、記憶をたどる鍵となるものだった——。 訪れる人々の想いが交差し、それぞれの「夢」と「過去」に寄り添う物語。 静かな夜の灯りのもとで、あなたもカフェ・ド・ユメの扉を開いてみませんか? 「いらっしゃいませ。ここは、あなたの心を解放する場所です。」

【フリー台本】朗読小説

桜来
現代文学
朗読台本としてご使用いただける短編小説等です 一話完結 詰め合わせ的な内容になってます。 動画投稿や配信などで使っていただけると嬉しく思います。 ご報告、リンクなどは任意ですが、作者名表記はお願いいたします。 無断転載 自作発言等は禁止とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。