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CASE23 大橋 早紀先生の場合
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(やっぱりみんなおしっこ我慢してたんだね~。まあ、バスの中ちょっと寒かったし、2時間もトイレ休憩がなかったら、みんな女の子だから、おしっこしたくなっちゃうのが普通だよね~)
トイレに並ぶクラスのみんなを見て、ふとそんなことを思った。
(もちろん、先生だっておしっこしたいし、なんならみんなよりもおしっこしたいかもだけど……)
ふと自分の下腹部に重くのしかかるおしっこを思い出して、みんなにばれないように片手でぎゅっと強く押さえておしっこを押し戻した。
(まさか、バスが渋滞で止まっちゃうなんて、一番びっくりしたのは先生だよ~)
予定通りのトイレ休憩の後、すぐに渋滞にはまるなんて全く予想していなかった。
(うそでしょ!?)
まさかこんなことになると思っていなかったせいで、トイレ休憩の時にトイレに行かなかったことを、私は少し後悔していた。
「あの、運転手さん……この感じだと、学校までどれくらいかかっちゃいますかね……?」
「う~ん、学校までだと、3時間くらいはかかっちゃうんじゃないかな」
「そうですか……」
「もしかして、先生、トイレかい?」
「いや、そうじゃなくて……、あんまり時間がかかるようなら、途中でもう1回トイレ休憩を入れてあげたほうがいいかなと思って。でも、それくらいなら、あらかじめ予定しておかなくても大丈夫そうですね」
そう言って席に戻ったけれど、本当は、
(3時間って……結構我慢できるか微妙なラインかも……)
と不安になっていた。
(でも……先生がおしっこしたいってだけでトイレ休憩勝手に作るのはみんなに悪いし……我慢しないと……)
◇ ◇ ◇
バスが渋滞にはまってから大体2時間が経って、クラスの女の子たちにも「トイレに行きたい」というムードが漂っていた頃、私はと言うと、
(うぅ……結構おしっこヤバくなってきちゃった。あと1時間くらい、我慢できるかな……)
と余裕が無くなり始めていた。そんな時のこと。
「先生……、あたし、めちゃくちゃトイレ行きたい……」
私の横まで駆け寄ってきてそう言ったのは、クラスのムードメーカーの菜奈絵ちゃんだった。
「大丈夫? バス停めてもらえるか聞いてみるね」
私はすぐに運転手さんの所に行った。
「あの、クラスの子がトイレに行きたいみたいなんですけど、今からどこかトイレ行ける場所無いですかね……?」
「う~ん、あと10分くらいかかっちゃうけど、高速降りてすぐのところの公園でよければ、たぶんトイレあったと思うけど……」
「それじゃあ、そこでお願いします!」
私は運転手さんにお願いすると、すぐに菜奈絵ちゃんのところに戻った。
「菜奈絵ちゃん、あと10分くらい、我慢できそう?」
「は、はい……」
(菜奈絵ちゃん、ほんとに辛そうだな……)
菜奈絵ちゃんがなんとかトイレ休憩までおしっこ我慢できそうなのを確認してから、私は備え付けられていたマイクを手に取った。
「みんな! 高速道路を降りたらすぐに臨時のトイレ休憩にするからね!」
私がそう言うと、バスの中が少し騒がしくなる。きっとみんなもおしっこしたかったんだろう。
(もちろん、私だっておしっこしたいけど……先にみんなにおしっこさせてあげないと……)
私が先にトイレを使ったせいで誰かがお漏らししちゃうなんてことになれば、その子に嫌われちゃうのは容易に想像がつく。
やがてバスが停まって、みんなが順番にトイレに並ぶ。美紀ちゃんと真央ちゃんはトイレに並ばずに近くの茂みでしちゃうことにしたみたいだけど。
それから私は、トイレから出てきた子に声をかけて気を紛らわせながらおしっこを我慢し続けた。
そして、とうとう最後の舞美ちゃんがトイレから出てくると、私は舞美ちゃんからティッシュを受け取ってトイレに入った。
(もう誰も見てないからっ……押さえちゃってもいいよねっ)
ドアの鍵を閉めて、私はみんなの見てる前では恥ずかしくてできなかった前押さえを解禁して、もう片方の手でベルトを外そうとした。しかし、
(嘘っ、なんで外れないの⁉)
ジーンズのベルトは片手ではうまく外せなくて、私は焦りながら前押さえしていた手を外して両手でベルトを外そうとした。
ぷしゃっ、じゅ、じゅじゅっ!
(え、や、まだ出ちゃだめだってぇっ!)
脱ぎにくいジーンズをはいて来てしまったことを後悔しながら、私は慌ててベルトを外すと、そのままパンツも一緒にずり下げて和式トイレにしゃがみこんだ。
じゅいいぃぃぃっ!!!!! どぼどぼどぼどぼっ!!!!!
(すっごい大きい音しちゃってる……いっぱい我慢してたからかな……)
はしたない音を立てながら、私のおしっこはものすごい勢いでおしっこの出口と言うダムから放水されていく。
(それにしても、気持ちいい……。こんなにおしっこ我慢したの、いつ振りだろう……)
やがておしっこの勢いは弱まってきて、2分くらい経ってようやくおしっこが出終わった。
(うわぁ……すっごく黄色い……)
おしっこの出口をいつもより丁寧に拭いて、トイレを流そうとしたその時、トイレの中が私のおしっこで濃い黄色に染まっているのが見えた。
(もしかして、こんなに黄色いおしっこが出てたってことは……)
恐る恐るパンツを見ると、真っ白だったはずのパンツには500円玉より大きいくらいのサイズの黄色い染みができてしまっていた。
(うへぇ、やっちゃった……)
少し湿ったままのパンツをはきなおして、私はトイレを出た。そして、待っててくれた舞美ちゃんと一緒にバスに戻ると、再び学校に向けて出発した。
(とりあえず、誰もお漏らししちゃわなくてよかったな……)
トイレに並ぶクラスのみんなを見て、ふとそんなことを思った。
(もちろん、先生だっておしっこしたいし、なんならみんなよりもおしっこしたいかもだけど……)
ふと自分の下腹部に重くのしかかるおしっこを思い出して、みんなにばれないように片手でぎゅっと強く押さえておしっこを押し戻した。
(まさか、バスが渋滞で止まっちゃうなんて、一番びっくりしたのは先生だよ~)
予定通りのトイレ休憩の後、すぐに渋滞にはまるなんて全く予想していなかった。
(うそでしょ!?)
まさかこんなことになると思っていなかったせいで、トイレ休憩の時にトイレに行かなかったことを、私は少し後悔していた。
「あの、運転手さん……この感じだと、学校までどれくらいかかっちゃいますかね……?」
「う~ん、学校までだと、3時間くらいはかかっちゃうんじゃないかな」
「そうですか……」
「もしかして、先生、トイレかい?」
「いや、そうじゃなくて……、あんまり時間がかかるようなら、途中でもう1回トイレ休憩を入れてあげたほうがいいかなと思って。でも、それくらいなら、あらかじめ予定しておかなくても大丈夫そうですね」
そう言って席に戻ったけれど、本当は、
(3時間って……結構我慢できるか微妙なラインかも……)
と不安になっていた。
(でも……先生がおしっこしたいってだけでトイレ休憩勝手に作るのはみんなに悪いし……我慢しないと……)
◇ ◇ ◇
バスが渋滞にはまってから大体2時間が経って、クラスの女の子たちにも「トイレに行きたい」というムードが漂っていた頃、私はと言うと、
(うぅ……結構おしっこヤバくなってきちゃった。あと1時間くらい、我慢できるかな……)
と余裕が無くなり始めていた。そんな時のこと。
「先生……、あたし、めちゃくちゃトイレ行きたい……」
私の横まで駆け寄ってきてそう言ったのは、クラスのムードメーカーの菜奈絵ちゃんだった。
「大丈夫? バス停めてもらえるか聞いてみるね」
私はすぐに運転手さんの所に行った。
「あの、クラスの子がトイレに行きたいみたいなんですけど、今からどこかトイレ行ける場所無いですかね……?」
「う~ん、あと10分くらいかかっちゃうけど、高速降りてすぐのところの公園でよければ、たぶんトイレあったと思うけど……」
「それじゃあ、そこでお願いします!」
私は運転手さんにお願いすると、すぐに菜奈絵ちゃんのところに戻った。
「菜奈絵ちゃん、あと10分くらい、我慢できそう?」
「は、はい……」
(菜奈絵ちゃん、ほんとに辛そうだな……)
菜奈絵ちゃんがなんとかトイレ休憩までおしっこ我慢できそうなのを確認してから、私は備え付けられていたマイクを手に取った。
「みんな! 高速道路を降りたらすぐに臨時のトイレ休憩にするからね!」
私がそう言うと、バスの中が少し騒がしくなる。きっとみんなもおしっこしたかったんだろう。
(もちろん、私だっておしっこしたいけど……先にみんなにおしっこさせてあげないと……)
私が先にトイレを使ったせいで誰かがお漏らししちゃうなんてことになれば、その子に嫌われちゃうのは容易に想像がつく。
やがてバスが停まって、みんなが順番にトイレに並ぶ。美紀ちゃんと真央ちゃんはトイレに並ばずに近くの茂みでしちゃうことにしたみたいだけど。
それから私は、トイレから出てきた子に声をかけて気を紛らわせながらおしっこを我慢し続けた。
そして、とうとう最後の舞美ちゃんがトイレから出てくると、私は舞美ちゃんからティッシュを受け取ってトイレに入った。
(もう誰も見てないからっ……押さえちゃってもいいよねっ)
ドアの鍵を閉めて、私はみんなの見てる前では恥ずかしくてできなかった前押さえを解禁して、もう片方の手でベルトを外そうとした。しかし、
(嘘っ、なんで外れないの⁉)
ジーンズのベルトは片手ではうまく外せなくて、私は焦りながら前押さえしていた手を外して両手でベルトを外そうとした。
ぷしゃっ、じゅ、じゅじゅっ!
(え、や、まだ出ちゃだめだってぇっ!)
脱ぎにくいジーンズをはいて来てしまったことを後悔しながら、私は慌ててベルトを外すと、そのままパンツも一緒にずり下げて和式トイレにしゃがみこんだ。
じゅいいぃぃぃっ!!!!! どぼどぼどぼどぼっ!!!!!
(すっごい大きい音しちゃってる……いっぱい我慢してたからかな……)
はしたない音を立てながら、私のおしっこはものすごい勢いでおしっこの出口と言うダムから放水されていく。
(それにしても、気持ちいい……。こんなにおしっこ我慢したの、いつ振りだろう……)
やがておしっこの勢いは弱まってきて、2分くらい経ってようやくおしっこが出終わった。
(うわぁ……すっごく黄色い……)
おしっこの出口をいつもより丁寧に拭いて、トイレを流そうとしたその時、トイレの中が私のおしっこで濃い黄色に染まっているのが見えた。
(もしかして、こんなに黄色いおしっこが出てたってことは……)
恐る恐るパンツを見ると、真っ白だったはずのパンツには500円玉より大きいくらいのサイズの黄色い染みができてしまっていた。
(うへぇ、やっちゃった……)
少し湿ったままのパンツをはきなおして、私はトイレを出た。そして、待っててくれた舞美ちゃんと一緒にバスに戻ると、再び学校に向けて出発した。
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