27 / 29
027・市川はるかその2
しおりを挟む
(梨沙ちゃん、おしっこ出ちゃってる……やっぱり、もう限界だったんだ……っ、う、あ、あっ、だ、だめ、わ、私も、もう……)
目の前でおしっこを漏らしてしまっている親友の姿を見て、共鳴するようにはるかの膀胱が収縮しようとする。慌てて両手に力を込め直し、目の前の親友の目の前で決壊してしまうのを防ぐ。
梨沙がお漏らししてしまう直前、はるかは一瞬自分の尿意を忘れ、先生を呼びに行こうと立ち上がった。しかし、それがはるかが我慢を続けることに対してよくなかった。お腹に一瞬力が入り、はるかの下着にほんの少しおしっこが噴き出してしまう。
(あ、や、だめっ)
慌てて座りなおしたはるかの隣で、梨沙はついにおしっこを漏らしてしまった。はるかは、梨沙のお漏らし姿を1番近くで見ることとなってしまったのだ。
(だめっ、り、梨沙ちゃんのおしっこ見たら、私も、おしっこっ、で、出ちゃうぅっ……!)
じゅじゅっ、じゅじゅじゅっ
(あっあっ、だ、だめぇ……っ)
梨沙のお漏らし姿に誘引され、ほんの少しちびってしまったはるかは慌てて梨沙から目を背ける。しかし、最も近い場所でお漏らし姿を見ているということは、おしっこの音も間近で聞いているということである。
(や、やぁっ……おしっこの音、聞こえちゃってるっ……私も、早くおしっこしたい……っ……)
梨沙が望んだものではないとはいえ、限界まで我慢したおしっこを勢いよく身体の外へと出しているその音は、はるかの身体が最も望んでいるものであった。
じゅわわっ、じゅじゅっ
(いやぁぁぁっ……で、でちゃだめぇぇぇっ……)
梨沙の排泄音に誘われて、はるかの下腹部も排泄を訴える。しかし、はるかが置かれている状況は、到底その欲望を叶えられる状況ではない。目の前で親友の梨沙が必死でそれを回避しようとしていたにもかかわらず耐えられなくなってしまった以上、自分がその場で済ませてしまうことは梨沙のためにも避けなければいけないのだ。
(は、早く梨沙ちゃんのお漏らし終わってよぉっ……!)
自分のためにも親友のお漏らしが早く終わるように願うはるか。その願いが通じたのか、梨沙のお漏らしは時間にして1分もしないうちに終わった。
「……梨沙ちゃん……」
目の前の親友を見ながら、その名前を呼んでみる。はるかの目に映る梨沙の姿は、はじめてお互いを認識したあの時と同じであった。
(……おしっこでびしょびしょになっちゃったスカートと靴下……恥ずかしそうに泣いちゃった顔……全部、あの時と一緒……)
はるかの脳裏に、あの日の自分のことが思い出される。
(……大丈夫……あの日だって、私はお漏らしせずに済んだんだから……っ)
早紀に連れられて前の方の席に向かう梨沙を見ながら、はるかは尿意と戦い抜く決意をしたのだった。
目の前でおしっこを漏らしてしまっている親友の姿を見て、共鳴するようにはるかの膀胱が収縮しようとする。慌てて両手に力を込め直し、目の前の親友の目の前で決壊してしまうのを防ぐ。
梨沙がお漏らししてしまう直前、はるかは一瞬自分の尿意を忘れ、先生を呼びに行こうと立ち上がった。しかし、それがはるかが我慢を続けることに対してよくなかった。お腹に一瞬力が入り、はるかの下着にほんの少しおしっこが噴き出してしまう。
(あ、や、だめっ)
慌てて座りなおしたはるかの隣で、梨沙はついにおしっこを漏らしてしまった。はるかは、梨沙のお漏らし姿を1番近くで見ることとなってしまったのだ。
(だめっ、り、梨沙ちゃんのおしっこ見たら、私も、おしっこっ、で、出ちゃうぅっ……!)
じゅじゅっ、じゅじゅじゅっ
(あっあっ、だ、だめぇ……っ)
梨沙のお漏らし姿に誘引され、ほんの少しちびってしまったはるかは慌てて梨沙から目を背ける。しかし、最も近い場所でお漏らし姿を見ているということは、おしっこの音も間近で聞いているということである。
(や、やぁっ……おしっこの音、聞こえちゃってるっ……私も、早くおしっこしたい……っ……)
梨沙が望んだものではないとはいえ、限界まで我慢したおしっこを勢いよく身体の外へと出しているその音は、はるかの身体が最も望んでいるものであった。
じゅわわっ、じゅじゅっ
(いやぁぁぁっ……で、でちゃだめぇぇぇっ……)
梨沙の排泄音に誘われて、はるかの下腹部も排泄を訴える。しかし、はるかが置かれている状況は、到底その欲望を叶えられる状況ではない。目の前で親友の梨沙が必死でそれを回避しようとしていたにもかかわらず耐えられなくなってしまった以上、自分がその場で済ませてしまうことは梨沙のためにも避けなければいけないのだ。
(は、早く梨沙ちゃんのお漏らし終わってよぉっ……!)
自分のためにも親友のお漏らしが早く終わるように願うはるか。その願いが通じたのか、梨沙のお漏らしは時間にして1分もしないうちに終わった。
「……梨沙ちゃん……」
目の前の親友を見ながら、その名前を呼んでみる。はるかの目に映る梨沙の姿は、はじめてお互いを認識したあの時と同じであった。
(……おしっこでびしょびしょになっちゃったスカートと靴下……恥ずかしそうに泣いちゃった顔……全部、あの時と一緒……)
はるかの脳裏に、あの日の自分のことが思い出される。
(……大丈夫……あの日だって、私はお漏らしせずに済んだんだから……っ)
早紀に連れられて前の方の席に向かう梨沙を見ながら、はるかは尿意と戦い抜く決意をしたのだった。
3
お気に入りに追加
31
あなたにおすすめの小説
「学校でトイレは1日2回まで」という校則がある女子校の話
赤髪命
大衆娯楽
とある地方の私立女子校、御清水学園には、ある変わった校則があった。
「校内のトイレを使うには、毎朝各個人に2枚ずつ配られるコインを使用しなければならない」
そんな校則の中で生活する少女たちの、おしがまと助け合いの物語
おしっこ我慢が趣味の彼女と、女子の尿意が見えるようになった僕。
赤髪命
青春
~ある日目が覚めると、なぜか周りの女子に黄色い尻尾のようなものが見えるようになっていた~
高校一年生の小林雄太は、ある日突然女子の尿意が見えるようになった。
(特にその尿意に干渉できるわけでもないし、そんなに意味を感じないな……)
そう考えていた雄太だったが、クラスのアイドル的存在の鈴木彩音が実はおしっこを我慢することが趣味だと知り……?
周りの女子に自分のおしっこを転送できる能力を得たので女子のお漏らしを堪能しようと思います
赤髪命
大衆娯楽
中学二年生の杉本 翔は、ある日突然、女神と名乗る女性から、女子に自分のおしっこを転送する能力を貰った。
「これで女子のお漏らし見放題じゃねーか!」
果たして上手くいくのだろうか。
※雑ですが許してください(笑)
名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します
カルラ アンジェリ
ファンタジー
平凡な高校生暁 大地は陰キャな性格も手伝って女子からイジメられていた。
そんな毎日に鬱憤が溜まっていたが相手が女子では暴力でやり返すことも出来ず苦しんでいた大地はある日一冊のノートを拾う。
それはお漏らしノートという物でこれに名前を書くと対象を自在にお漏らしさせることが出来るというのだ。
これを使い主人公はいじめっ子女子たちに復讐を開始する。
更にそれがきっかけで元からあったお漏らしフェチの素養は高まりアイドルも漏らさせていきやりたい放題することに。
ネット上ではこの怪事件が何らかの超常現象の力と話題になりそれを失禁王から略してシンと呼び一部から奉られることになる。
しかしその変態行為を許さない美少女名探偵が現れシンの正体を暴くことを誓い……
これはそんな一人の変態男と美少女名探偵の頭脳戦とお漏らしを楽しむ物語。
能力実験者になったので思う存分趣味(注おもらし)に注ぎ込みたいと思います
砂糖味醂
大衆娯楽
能力実験者に抜擢された、綾川優
すごい能力ばかりだが、優が使ったのは、おもらしを見るため!
うまく行くのかどうなのか......
でも、実験者になったからには、自分の欲しい能力使わせてもらいます!
私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜
赤髪命
青春
街のはずれ、最寄り駅からも少し離れたところにある私立高校、博麗学園。そのある新入生のクラスのお嬢様・高橋玲菜、清楚で真面目・内海栞、人懐っこいギャル・宮内愛海の3人には、膀胱が同年代の女子に比べて非常に大きいという特徴があった。
これは、そんな学校で普段はトイレにほとんど行かない彼女たちの爆尿おしがまの記録。
友情あり、恋愛あり、おしがまあり、そしておもらしもあり!? そんなおしがまクラブのドタバタ青春小説!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる