私たち、博麗学園おしがまクラブ(非公認)です! 〜特大膀胱JKたちのおしがま記録〜

赤髪命

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第2話 放課後爆尿トイレタイム(三人称視点)

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 3人それぞれが大ピンチを迎え、なんとか事なきを得た入学式から数日後。

「玲菜っち、しーちゃん、一緒の班になろうよ!」

 林間学校を2週間後に控え、班を決める時間、愛海が、玲菜と栞に話しかけた。

「もちろん。私もそのつもりでしたの」

「わたしも~。2人となら、おトイレしたくなっちゃっても、遠慮しなくていいし……」

 愛海の提案に玲菜と栞も賛成し、3人は林間学校の班を組むことになった。

 ◇ ◇ ◇ 

 それから1週間ほどが経ち、林間学校を翌週に控えた金曜日の昼休み。

「あっ、そういえば、今日は5,6時間目は学年集会だね」

 栞が話を切り出す。

「そういえばそうでしたの。終わった後はそのまま解散と先生がおっしゃっていた気がしますの」

「そういえば、途中で休憩は取らないから、ちゃんとトイレ済ませておいてねって、先生言ってたけど……、あたし、今そんなにトイレ行きたくないんだよね。2人は?」

 愛海が2人に聞くと、栞と玲菜は顔を見合わせた。

「私はまだまだ大丈夫ですの」

「わたしも、まだおしっこしたくないし、行かなくても大丈夫かな」

「そう? じゃあ、あたしも大丈夫。そろそろ時間だし、体育館行こっか」

 そう言って、3人はトイレを済ませないまま体育館に向かった。

 しかし、実は3人とも、わずかではあるが尿意を感じていたようだ。

(……2人には秘密にしていますが……ほんの少し、お手洗いに行きたいですの……)

(玲菜ちゃんと愛海ちゃんを待たせたくないから秘密にしてたけど……、おトイレ、実はちょっと行きたい……)

(うぅ……玲菜っちとしーちゃんの前だから、ちょっと強がっちゃったけど……あと2時間、我慢できるかちょっと怪しいかも……)

 3人がそれぞれわずかな尿意を抱え、しかし女子トイレの前を通り過ぎるときに誰もその尿意を言い出さないまま、学年集会が始まった。

 ◇ ◇ ◇ 

(……お手洗いに、行きたいですの……っ)

 学年集会が始まって30分(全部で2時間くらい)、3人の中で最初に明確な尿意を感じ始めてしまったのは、玲菜だった。

(まだ、1時間以上ありますの……でも、私は昔からずっとお手洗いを我慢する訓練を積んできたんですの。入学して1カ月も経ってないのに、お漏らしなんてするわけにはいかないですの……!)

 玲菜は心の中で決意を固め、隣で体育座りをしている2人を横目で見る。

(……2人は、まだお手洗いに行きたそうではないですの……。私がお手洗いに行きたいこと、2人にはバレないようにしなくては……)

 栞や愛海に「まだまだ大丈夫」と言ってしまった手前、自分が最初に尿意を催してしまったことがバレてしまうのは、玲菜の「お嬢様」としてのプライドが許さない。玲菜は体育座りのまま太ももをぴったりと閉じ、2人にバレないようにおしっこの出口をきゅっと閉じた。

 それから40分ほどが経ち、6時間目の時間帯に入った頃。

(うぅ……我慢、我慢ですの……っ)

 さらに尿意が高まり、よりきつく太ももを閉じて我慢を続ける玲菜。

(……そういえば、2人はお手洗い、大丈夫なのでしょうか……私だけが、お手洗いを我慢しているんですの……?)

 玲菜はふと隣に座る2人の方を見る。

 一方その頃、

(……うぅぅ~……、おトイレ行きたくなっちゃった……休憩ないの、ちょっと辛いかも……)

(やば……めっちゃおしっこしたい……やっぱお昼休みにトイレ行っとけばよかった……)

 栞と愛海も、ついに明確な尿意を感じ始めてしまっていた。

(おトイレ……押さえたいけど、2人の前じゃ……)

 恥じらいからおしっこの出口を押さえず、玲菜と同じように太ももを閉じておしっこの出口を塞ぐ栞。

(うぅぅ~~っ、ほんとにやばいかも……っ、トイレトイレトイレぇっ!!!)

 それに対し、2人に比べておしっこを我慢した経験の少ない愛海は、片手を股の間に押しあてて我慢するという、典型的なおしっこ我慢の方法をするしかなかった。

(……まさか、宮内さん、お手洗いを我慢してるのでは……?)

(もしかして、愛海ちゃんも、おしっこしたいのかな……?)

 愛海のおしがま姿は、玲菜と栞が彼女の尿意を計り知るには充分な仕草だった。

「……宮内さん、もしかして、お手洗いですか?」

 玲菜が愛海に小声で話しかける。

「う、うん……結構、やばいかも……どうしよう……玲菜っち……」

 片手を太ももに挟み込むようにしておしっこの出口を押さえつけながら、愛海は玲菜の方を向く。

「じ、実は、私も、お手洗いを、我慢していますの……」

 玲菜は愛海に自身の尿意を打ち明け、腰を揺するようにして尿意を紛らわせようとする。

 そんな2人の会話が耳に入り、栞の心も揺らぐ。

「あ、あの……、実は、わたしも……おトイレ……我慢、してるの……」

 栞も2人に尿意を打ち明け、もじもじと太ももを擦り合わせる。

 幸いなことに、班別で座ることになっていたために、3人はおしがま姿を他の生徒に見られてしまうことはなかった。

(内海さんも宮内さんも、お手洗いを我慢していますの……わ、私も、頑張りますの……っ)

(玲菜ちゃんも愛海ちゃんも、おトイレ我慢してる……わたしも頑張らなきゃ……っ)

(……玲菜っちも、しーちゃんも、おしっこ、我慢してるんだから……、あたしも、我慢しなきゃ……っ)

 3人それぞれ、自分以外もおしっこを我慢しているということを心の支えにしながら、彼女たちは我慢を続けた。

 そして、集会が進み、あと10分くらいとなった頃。3人の膀胱は、彼女たちが「お漏らし」を意識してしまうには充分な程におしっこで満たされていた。

(うぅぅっ……も、もう、膀胱の限界がっ、近いですの……っ)

 3人の中で最も早くから尿意を感じ続けている玲菜。膀胱の余裕も3人の中では最も少なくなってしまっている彼女だが、お嬢様として鍛え抜かれた膀胱と括約筋、そしておしがまメンタルによって、1滴たりともパンツに溢してしまうことなく、全てのおしっこを自身の力で膀胱の中に留めていた。

(おトイレっ……! 早くっ、おトイレ行きたいよぉっ……!)

 3人の中では最も膀胱の小さい(それでも充分すぎるほどに大きいのだが)栞は、今にも体育館の床を自身の望む「おトイレ」にしてしまいそうな自身のダムを、太ももの横から両手を回してスカートの上から押さえつけていた。

 そして、愛海はと言うと。

「……っ……くぅぅっ……んぅっ……んんっ……!」

(やばいやばいやばいやばいぃっ!!! おしっこっ、ほんとに漏らしちゃうぅぅっ!!!)

 おしっこの出口寸前まで出かかっているおしっこを両手でせき止めるように押さえる愛海。もう周りの目を気にしている余裕もないようで、体育座りを崩して女の子座りになると、太ももの間から両手をスカートの中に入れ、パンツの上から直接おしっこの出口を押さえていた。

「み、宮内さん……その押さえ方じゃ、下着が見えてしまいますの……っ」

 愛海を心配するように、玲菜が声をかける。しかし、

「……もう、こうしてないと、ほんとに、おしっこやばくて……っ!」

 愛海の下半身にびりびりっと電流が流れるような衝撃が走り、愛海の全身がこわばる。刹那、愛海のパンツがじわっと濡れ、指先にその温度が伝わる。

「ひゃぁぁっ!?」

「宮内さん!?」

「やばいやばいやばいぃっ……! おしっこぉっ、出る出る出るうぅっ……!」

「ま、愛海ちゃん! あとちょっとだよ! 頑張ろ!」

 栞の励ましもあり、なんとか決壊を防ぐ愛海。

 やがて学年集会が終わり、解散になった。

「玲菜っち! しーちゃん! あたし、もうほんとにおしっこ無理ぃっ! 早くっ、トイレ行こっ!」

 両手で必死に前押さえをしながら立ち上がり、激しく足踏みをしながら2人を急かす愛海。

「わ、わたしもっ! おトイレ、もう我慢できないよぉっ!」

 栞もおしっこで満ちた膀胱を抱え、普段の冷静さを欠きながら体育館を出ようとする。

 しかし、

「ま、待ってほしい、ですの……っ!」

 玲菜が2人を引き止める。幼い頃から幾度となく限界までおしっこを溜めた玲菜の膀胱だが、入学式と同等、あるいはそれ以上におしっこを抱えた膀胱からの尿意の波によって、玲菜は歩けなくなってしまっていたのだ。

(い、今動いたら、おしっこっ、漏らしてしまいますのっ……! せっかく仲良くなれた2人の前でお漏らしなんて、絶対に嫌ですのっ!!!)

 玲菜は必死でおしっこの出口を押さえ、波が引くのを待つ。しかし、その間も栞と愛海の膀胱と括約筋は限界に近づいていく。

「れ、玲菜っち! あ、あたし、ほんとにもうおしっこ漏れちゃうよぉっ!!!」

「玲菜ちゃんっ! 早く、おトイレ行こうよぉっ!!!」

 それでも、愛海も栞も、玲菜を置いていくことはしなかった。それは、入学式で限界まで我慢したおしっこをほぼ同時に同じトイレで解き放ち、今もお互いを支えに尿意に耐えてきたからこそだった。

「……も、もう、行けますのっ! い、急ぎますのっ!!!」

 少しして、玲菜の尿意の波が引き、ようやく玲菜は立ち上がることができた。3人は急いで体育館を出ると、すぐ隣の女子トイレに大慌てで駆け込んだ。

「お、おトイレっ! おトイレできるっ! 早くはやくはやくうっ!」

 真っ先に1番手前の個室に飛び込んだ栞は、慌ててドアを閉めるとそのままスカートの下に履いていたハーフパンツごとパンツを脱ぎ、ぷしゅるるっと噴き出すおしっこをなんとか最後の力を振り絞って止めながら洋式便器に座った。

「あっあっあっ!!! ほんとにもうダメぇっ!!! おしっこ出ちゃうぅっ!!!」

 2番目の個室に駆け込んだ愛海は、ドアを閉めるのも忘れてそのままパンツを膝まで下ろし、洋式便器にまたがって、普段とは反対向きに座った。

「ああぁっ! だ、だめですのぉっ!!! おしっこ、漏れますのぉぉっ!!!」

 玲菜は大慌てで3番目の個室に走り、一足先にぶじゃぁぁぁぁぁっっっ!!! ばちゃばちゃばちゃばちゃばちゃっ!!! と大きな水音を響かせる2人に続けて今にも噴き出そうとするおしっこを括約筋の力で止めると、パンツを下ろすよりも先に洋式便器に座り、慌てて人差し指で真っ白なパンツのクロッチを横にずらした。

 栞の個室から響く、びちちちちちちちっ!!! と陶器を激しく打ち付ける栞のおしっこの音。

 愛海の個室から響く、どぽぽぽぽぽぽぽぽぽっっっ!!!!! と封水に直接噴き付ける愛海のおしっこの音。

 玲菜の個室から響く、ぢゅいぃぃぃぃぃぃぃぃっっ!!!!!!! と大量のおしっこが締め付けのいいおしっこの出口から噴き出す玲菜のおしっこの音。

 3人のものすごい音量のおしっこの音が、狭いトイレの中に響き渡る。

「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」」」

 気持ちいい声が揃い、3人とも思わず笑ってしまう。

 3人のおしっこの合唱はしばらく続き、2分ほどかけて3人ともすべてのおしっこを出し切った。

「「「……」」」

 トイレを出て、荷物を取りに教室に向かう間、3人は恥ずかしさのあまり何も話せなくなっていた。

「……愛海ちゃん、すごい音してたね」

 沈黙を破り、少し笑いながら栞が言う。

「……それで言ったら、玲菜っちだって、ものすごい音してたよ!」

「う、内海さんだって、ものすごい音立ててましたの!」

 そう言って、3人はまた笑いあう。

「ふふっ、わたしたち、またおしっこで仲良くなっちゃったね」

「確かにそうですの」

「あたしたち、林間学校でもおしっこで大変なことになっちゃうかもね」

「縁起でもないこと言わないでほしいですの」

 こうして3人はより友情を深め、林間学校当日を迎えるのだった。
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