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1章 〜我ら初心者冒険者〜
4話
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ギルドを出た4人は、街の中で装備を探し始めることに。羽美は、ギルドに来る間、街の案内板を見つけたので、仲間と共にそこへ行く。
「そういえば、知らない文字のはずなのに読める……」
浦星は珍しく自分から話す。
「ふむふむ。ここはライアスの街って言うのか」
羽美はギルドにあった紙、そして自腹で買った羽根ペンで街の情報を簡潔にまとめる。
「羽美っちってマメだねー。面倒くさがりって思ってた」
水無月が言う。
「これはファンタジーの基本。誰かがちょっと話したことも、どうでもいいと思ったことも、どれも大きな情報になりかねないの。だから私はメモをするようにしている」
「そっか。ウチも覚えておくよ!」
水無月は元気よく言う。
「いや、あなたこそメモをするべき」
「どういうこと?」
そんな会話をして、4人は街で1番大きな武器屋へ向かう。灰色の薄汚れた壁に囲まれていて、屋根から突出している4本の煙突からは、大量の煙が噴き出ている。
「なんか臭そー。デートに向いてないよ」
「本気でデートするつもりだったのね」、と宮野は苦笑いをする。
4人はさっそく武器屋の中に入る。中では3人の背の低い男たちが必死に武器を磨いていたりする。背の低い男たちの特徴として、筋骨隆々で髭が長いところが挙げられる。
「おー。おじさんたち髭めっちゃ長いね!」
水無月はフレンドリーに男たちに話しかける。
「おや、お前さんドワーフを知らないのか?」
「どわーふ?」
水無月は首を傾げる。
ドワーフたちは顔を見合わせて驚いた表情をする。すかさず宮野が間に割り込む。
「すみません。私たち、ヒューマンしかいない辺境に住んでいまして……」
「そうなのかー。そりゃ珍しいな。ドワーフってのは俺らみたいな奴のことを言うんだ。鉱石、物造りが大好きな種族だよ」
羽美は、自分の知っているドワーフ像と同じということにホッとする。
「それで、お前さんたち見たところヒヨッ子冒険者だろう?」
「はい」
羽美は簡潔に答える。
「よし。それならここら辺にある革装備がおすすめだぜ。魔法武器以外ならほとんど作ってるから、自由に見ていってくれ」
「「ありがとうございます」」
同時に言って、4人は各々動き出す。
約束通り羽美は水無月と共に装備を見てあげた。
「うーん。なんかどれもパッとしないんだよねー。あまり厚着したくないっていうか……こんな感覚初めてだけど」
羽美はその水無月の言葉でハッとする。
「それって、バーバリアンの能力じゃない? 〈鎧無き守り〉って言うんだけど、肌を出している方が自然の力を受け止め、硬い装甲にできるの」
「うーん、よく分かんないけどビキニとかの方がいいのね」
「ま、まあそうだけどそこまで極端じゃなくてもいいよ。あなたはとりあえず武器だけ買えば? そうすれば他の所にもお金回せるし」
「オッケー。武器は直感で決めるわ」
本人がそう言うので、羽美は水無月をほっておいて自分の装備を選び始める。
羽美はウォーロックとして目指したい戦い方を見据え、1本のシックル(短い鎌のような武器)とレザーの服を購入する。合計で11枚の金貨を使用した。
過ぎること1時間、4人は武器屋の前で集合する。
「おーー。皆んなサマになってかっこいい」
羽美は武装した3人を見る。
水無月は巨大なハンマーを携えていて、レザー製のブラ、赤色のパレオだけと大胆な格好をしている。まあ、バーバリアンならば正しいチョイスなのだが。
宮野会長は水無月とは打って変わってスケイルメイルを武装している。背中にはスピアを携えている。
そして浦星は重そうな武器はなにも持っておらず、魔法使いらしくローブを身に纏っている。それに、1冊の厚さのない本を持っている。
「浦星、それって」
羽美が言いかけると浦星は頷く。
「ウィザードになった時、6つの呪文が頭の中に浮かんだの……この本はその呪文をまとめるもの」
「やっぱね。それもウィザードの特徴。レベル1時点でウィザードは6つの呪文を覚えられるの」
浦星は頷く。
「さ、準備も整ったしはやく冒険に行こ!」
水無月は両腕をあげてはしゃぐ。よほど新しい環境が楽しいのだろう。
「うん。5つの秘宝に関しての情報はまったくないし、私たちはまだ弱い。だからまずはレベルアップだね」
「ふふ、楽しみだ。この力を試すのがね」
宮野は右手をわきわきさせながら言う。
「えぇ……悪役のセリフ」
「なっ、違うからな!」
宮野は顔を赤らめて必死に弁明する。
「とにかく、はやく強くなるためにもやるべきはクエストだね」
羽美はそう言って、ギルドからやって来た道に戻る。
「どこ行くの?」、と水無月は言う。
「だから、クエスト受けるの。ギルドの依頼を達成して、強くなるの」
「よし、羽美がそう言っているし行こう!!」
なぜか興奮気味な宮野は、羽美の後を追う。浦星や水無月も続いた。
馬車や牛車が行き交う大通りを通り、羽美たちはギルドへ戻った。
ギルドの中は相変わらずうるさく、ドワーフや様々な種族の人たちがテーブルを囲んでいる。
ギルドの入り口から左の壁には、様々な紙が貼られてある。
「お、あったあった」
羽美はそう言いながら壁に近寄る。
「お、これがクエストなるものだな」
宮野はズカズカと壁沿いを歩き回る。
「はいはい、私が選ぶので」
羽美は会長をどけて慎重にクエストを選ぶ。
「これにしよう、皆んな」
そして羽美が取り出したのは
~狩人の村落周辺、熊討伐に協力の要請~
だった。
「そういえば、知らない文字のはずなのに読める……」
浦星は珍しく自分から話す。
「ふむふむ。ここはライアスの街って言うのか」
羽美はギルドにあった紙、そして自腹で買った羽根ペンで街の情報を簡潔にまとめる。
「羽美っちってマメだねー。面倒くさがりって思ってた」
水無月が言う。
「これはファンタジーの基本。誰かがちょっと話したことも、どうでもいいと思ったことも、どれも大きな情報になりかねないの。だから私はメモをするようにしている」
「そっか。ウチも覚えておくよ!」
水無月は元気よく言う。
「いや、あなたこそメモをするべき」
「どういうこと?」
そんな会話をして、4人は街で1番大きな武器屋へ向かう。灰色の薄汚れた壁に囲まれていて、屋根から突出している4本の煙突からは、大量の煙が噴き出ている。
「なんか臭そー。デートに向いてないよ」
「本気でデートするつもりだったのね」、と宮野は苦笑いをする。
4人はさっそく武器屋の中に入る。中では3人の背の低い男たちが必死に武器を磨いていたりする。背の低い男たちの特徴として、筋骨隆々で髭が長いところが挙げられる。
「おー。おじさんたち髭めっちゃ長いね!」
水無月はフレンドリーに男たちに話しかける。
「おや、お前さんドワーフを知らないのか?」
「どわーふ?」
水無月は首を傾げる。
ドワーフたちは顔を見合わせて驚いた表情をする。すかさず宮野が間に割り込む。
「すみません。私たち、ヒューマンしかいない辺境に住んでいまして……」
「そうなのかー。そりゃ珍しいな。ドワーフってのは俺らみたいな奴のことを言うんだ。鉱石、物造りが大好きな種族だよ」
羽美は、自分の知っているドワーフ像と同じということにホッとする。
「それで、お前さんたち見たところヒヨッ子冒険者だろう?」
「はい」
羽美は簡潔に答える。
「よし。それならここら辺にある革装備がおすすめだぜ。魔法武器以外ならほとんど作ってるから、自由に見ていってくれ」
「「ありがとうございます」」
同時に言って、4人は各々動き出す。
約束通り羽美は水無月と共に装備を見てあげた。
「うーん。なんかどれもパッとしないんだよねー。あまり厚着したくないっていうか……こんな感覚初めてだけど」
羽美はその水無月の言葉でハッとする。
「それって、バーバリアンの能力じゃない? 〈鎧無き守り〉って言うんだけど、肌を出している方が自然の力を受け止め、硬い装甲にできるの」
「うーん、よく分かんないけどビキニとかの方がいいのね」
「ま、まあそうだけどそこまで極端じゃなくてもいいよ。あなたはとりあえず武器だけ買えば? そうすれば他の所にもお金回せるし」
「オッケー。武器は直感で決めるわ」
本人がそう言うので、羽美は水無月をほっておいて自分の装備を選び始める。
羽美はウォーロックとして目指したい戦い方を見据え、1本のシックル(短い鎌のような武器)とレザーの服を購入する。合計で11枚の金貨を使用した。
過ぎること1時間、4人は武器屋の前で集合する。
「おーー。皆んなサマになってかっこいい」
羽美は武装した3人を見る。
水無月は巨大なハンマーを携えていて、レザー製のブラ、赤色のパレオだけと大胆な格好をしている。まあ、バーバリアンならば正しいチョイスなのだが。
宮野会長は水無月とは打って変わってスケイルメイルを武装している。背中にはスピアを携えている。
そして浦星は重そうな武器はなにも持っておらず、魔法使いらしくローブを身に纏っている。それに、1冊の厚さのない本を持っている。
「浦星、それって」
羽美が言いかけると浦星は頷く。
「ウィザードになった時、6つの呪文が頭の中に浮かんだの……この本はその呪文をまとめるもの」
「やっぱね。それもウィザードの特徴。レベル1時点でウィザードは6つの呪文を覚えられるの」
浦星は頷く。
「さ、準備も整ったしはやく冒険に行こ!」
水無月は両腕をあげてはしゃぐ。よほど新しい環境が楽しいのだろう。
「うん。5つの秘宝に関しての情報はまったくないし、私たちはまだ弱い。だからまずはレベルアップだね」
「ふふ、楽しみだ。この力を試すのがね」
宮野は右手をわきわきさせながら言う。
「えぇ……悪役のセリフ」
「なっ、違うからな!」
宮野は顔を赤らめて必死に弁明する。
「とにかく、はやく強くなるためにもやるべきはクエストだね」
羽美はそう言って、ギルドからやって来た道に戻る。
「どこ行くの?」、と水無月は言う。
「だから、クエスト受けるの。ギルドの依頼を達成して、強くなるの」
「よし、羽美がそう言っているし行こう!!」
なぜか興奮気味な宮野は、羽美の後を追う。浦星や水無月も続いた。
馬車や牛車が行き交う大通りを通り、羽美たちはギルドへ戻った。
ギルドの中は相変わらずうるさく、ドワーフや様々な種族の人たちがテーブルを囲んでいる。
ギルドの入り口から左の壁には、様々な紙が貼られてある。
「お、あったあった」
羽美はそう言いながら壁に近寄る。
「お、これがクエストなるものだな」
宮野はズカズカと壁沿いを歩き回る。
「はいはい、私が選ぶので」
羽美は会長をどけて慎重にクエストを選ぶ。
「これにしよう、皆んな」
そして羽美が取り出したのは
~狩人の村落周辺、熊討伐に協力の要請~
だった。
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