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2018年上半期
ヒロサダの部活動見学7
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ヒロサダは帰宅部だ。
「ふぅ~………。お腹すいたじゃ~…………」
食費が無いためコーラで飢えをしのぐ日々のヒロサダ。この日は何か食べることができる部活動を見学に行くことにした。
何度も言っているが、ヒロサダの学校には87の部活動と108の同好会がある。放課後ヒロサダは、何か食べることができると聞き2年18組の教室に向かった。
「ここじゃな。おお!早速やってるじゃな~!!!」
2年18組の教室を覗いてみるとそこでは4名の男女が必死に食事をしている。
「会長、我が同好会の見学者じゃないですかい?」
「おお!ようこそ我が“辛いもの同好会”へ!!!」
そう。ここは辛いもの好きが集まる“辛いもの同好会”なのだ。
「か、辛いもの同好会!?」
ヒロサダはどちらかといえば辛いものは苦手で、七味唐辛子もコーラで薄めるほどだ。だが今回ばかりはそんなことを言っていられない。
とにかく何か食べることができればいい。そんな思いでヒロサダはいっぱいだった。
「け、見学させてくださいじゃ~!!!。みなさん、何食べているんじゃか~??」
ヒロサダは自分の垂らしたよだれで滑りこけないよう足元に気をつけながら食材の乗ったテーブルに近づいた。
「うん、今日はタバスコと練りカラシのマスタード和えだよ!!!」
食材ではなく調味料だったが、ヒロサダはお腹とかかとがくっつくくらいの空腹。
「わ、わしもいただきますじゃ~!!!」
よだれの滝を止められずにヒロサダは調味料に向かった。
「ま、ま、まってくれ!!!!」
そのヒロサダを会長が止めた。
「だめなんだ………。その、お金を払ってくれないと………」
辛いもの同好会は部活動ではないため、学校から費用の負担がなされていないのだ。
「みんなお小遣いを削って辛い食材を持ち寄って放課後こうやって集まっているのよ。だから、何も持っていない人はいくら体験入会でも食べることはできないの………」
その言葉を聞き、うわの空のヒロサダはよだれの泉で溺れているのであった。
「ふぅ~………。お腹すいたじゃ~…………」
食費が無いためコーラで飢えをしのぐ日々のヒロサダ。この日は何か食べることができる部活動を見学に行くことにした。
何度も言っているが、ヒロサダの学校には87の部活動と108の同好会がある。放課後ヒロサダは、何か食べることができると聞き2年18組の教室に向かった。
「ここじゃな。おお!早速やってるじゃな~!!!」
2年18組の教室を覗いてみるとそこでは4名の男女が必死に食事をしている。
「会長、我が同好会の見学者じゃないですかい?」
「おお!ようこそ我が“辛いもの同好会”へ!!!」
そう。ここは辛いもの好きが集まる“辛いもの同好会”なのだ。
「か、辛いもの同好会!?」
ヒロサダはどちらかといえば辛いものは苦手で、七味唐辛子もコーラで薄めるほどだ。だが今回ばかりはそんなことを言っていられない。
とにかく何か食べることができればいい。そんな思いでヒロサダはいっぱいだった。
「け、見学させてくださいじゃ~!!!。みなさん、何食べているんじゃか~??」
ヒロサダは自分の垂らしたよだれで滑りこけないよう足元に気をつけながら食材の乗ったテーブルに近づいた。
「うん、今日はタバスコと練りカラシのマスタード和えだよ!!!」
食材ではなく調味料だったが、ヒロサダはお腹とかかとがくっつくくらいの空腹。
「わ、わしもいただきますじゃ~!!!」
よだれの滝を止められずにヒロサダは調味料に向かった。
「ま、ま、まってくれ!!!!」
そのヒロサダを会長が止めた。
「だめなんだ………。その、お金を払ってくれないと………」
辛いもの同好会は部活動ではないため、学校から費用の負担がなされていないのだ。
「みんなお小遣いを削って辛い食材を持ち寄って放課後こうやって集まっているのよ。だから、何も持っていない人はいくら体験入会でも食べることはできないの………」
その言葉を聞き、うわの空のヒロサダはよだれの泉で溺れているのであった。
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