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2020年
年越し後の夜中に一体何が?(松野さん編 後編)
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~夜が明けて~
「…………お、おはようかなぁ~。…………あれ、まなりん???」
目が覚めた松野のさんの隣に、眞名井ちゃんは居ない。
「トイレにでも行ってるのかなぁ~???」
しかし、眞名井ちゃんが居ないだけでなく、布団もない。不思議に思った松野さんだが、とりあえず自分の布団をたたみ、リビングへ向かった。
「おはようございますかなぁ~」
朝の挨拶をしながらリビングのドアを開けた。
「あら、松野さんって言ったかしら~!おはよう~!」
朝から元気なヒロサダの母ちゃん。その横にはなんと眞名井ちゃんが居た。
「あら、松ミョン、おはよう!!!」
「!!!まなりん!?、お、おはようかなぁ~」
キッチンの2人を見ると、どうやら眞名井ちゃんが母ちゃんの手伝いをしているようだ。
「あら~、眞名井ちゃんって言ったかしら~!!なかなか筋がいいじゃない!」
「はい!お母様!!!奈良漬けって、奥深いですね~!!!」
松野さんも何かせねばと思ったが、すぐに体が動かなかった。
「松野さんって言ったかしら、さあさあ座って待ってて!」
動き出す前に、母ちゃんからの言葉をもらい、不本意ながらもテーブルに着いた。
『まなりんは早く起きて、お母さんのお手伝いをしていたのかぁ~。私もヒロサダ君とお母さんに認められるには、これくらいしなくちゃダメなのかなぁ~』
ヒロサダのことが好きな者同士の松野さんと眞名井ちゃん。2人の友情は深まったものの、眞名井ちゃんの行動力に、恋敵として強敵だと再認識した松野さんなのであった。
「…………お、おはようかなぁ~。…………あれ、まなりん???」
目が覚めた松野のさんの隣に、眞名井ちゃんは居ない。
「トイレにでも行ってるのかなぁ~???」
しかし、眞名井ちゃんが居ないだけでなく、布団もない。不思議に思った松野さんだが、とりあえず自分の布団をたたみ、リビングへ向かった。
「おはようございますかなぁ~」
朝の挨拶をしながらリビングのドアを開けた。
「あら、松野さんって言ったかしら~!おはよう~!」
朝から元気なヒロサダの母ちゃん。その横にはなんと眞名井ちゃんが居た。
「あら、松ミョン、おはよう!!!」
「!!!まなりん!?、お、おはようかなぁ~」
キッチンの2人を見ると、どうやら眞名井ちゃんが母ちゃんの手伝いをしているようだ。
「あら~、眞名井ちゃんって言ったかしら~!!なかなか筋がいいじゃない!」
「はい!お母様!!!奈良漬けって、奥深いですね~!!!」
松野さんも何かせねばと思ったが、すぐに体が動かなかった。
「松野さんって言ったかしら、さあさあ座って待ってて!」
動き出す前に、母ちゃんからの言葉をもらい、不本意ながらもテーブルに着いた。
『まなりんは早く起きて、お母さんのお手伝いをしていたのかぁ~。私もヒロサダ君とお母さんに認められるには、これくらいしなくちゃダメなのかなぁ~』
ヒロサダのことが好きな者同士の松野さんと眞名井ちゃん。2人の友情は深まったものの、眞名井ちゃんの行動力に、恋敵として強敵だと再認識した松野さんなのであった。
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