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2018年下半期〜2019年
ヒロサダの部活動見学8-4(帰宅後)
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「ただいまじゃ~」
「あらHIROちゃんおかえり~。今日も安田大サーカスお疲れ様~」
「母ちゃん………。いい加減そっちのヒロじゃないってこと分かってほしいじゃ……」
水泳部の部活動見学から帰宅したヒロサダ。
「母ちゃん~。わし、明日水泳の大会に出るようになって、明日のために体と心を作っておきたいから今夜はそっとしておいてくれじゃ~」
そう言ってヒロサダは、部屋にこもった。
「そうなのねHIROちゃん!」
心の中で“ガンバってね!”と呟いた母ちゃんなのであった。
「さてと」
部屋に入ったヒロサダは、リビングから運んできたテレビをつけた。そう、『アジア大会2018ジャカルタ』だ。このアジア大会の競泳種目でいけえりっちゃんこと池江璃花子選手が出場しているのだ。ここまでいけえりっちゃんは4冠を達成していて、今夜の混合4×100mリレーで第3泳者としてバタフライを担当しているのだ。9時45分頃から混合4×100mリレーが始まるので、ヒロサダは5時間前からテレビの前で待機している。
「HIROちゃんったら、リビングのテレビ持っていっちゃって………。暇を持て余しちゃうわ~。読書でもしようかしら」
“新 家庭の医学”を探している母ちゃんのボヤキをよそに部屋でヒロサダは待機している。
~5時間後~
「キタじゃキタじゃ~!いけえりっちゃん~!!」
池江璃花子選手をはじめとする日本のリレーメンバーが入場してきて、ヒロサダは興奮し始めた。
「いけえりっちゃん~!!!」
今大会ここまで4冠を達成している池江璃花子選手はテレビでも大注目で、彼女のアップがよく映っているのでヒロサダもテレビ局にクレームの電話をかけなくてよさそうだ。
いよいよスタートした。背泳ぎの入江選手、平泳ぎの小関選手と泳ぎ、ついにバタフライの池江璃花子選手の番だ。
「いけえりっちゃん~!!!ウホホホー!!!!」
興奮のあまりヘッドバンキングをするヒロサダ。
「も、もういけえりっちゃんは泳ぎ終わっただか?」
1分弱のバタフライをヘッドバンキングのためよく見ることができなかったヒロサダ。最終泳者の青木選手が泳ぎ終わり、日本は中国に続き銀メダル獲得となった。
「うお~!!!いけえりっちゃん~!!!」
感動のあまり号泣するヒロサダ。池江璃花子選手の5冠達成は明日以降に期待するとしよう。
「いけえりっちゃんの悔しさを、わしが晴らしますじゃ~!!!!。明日は優勝してみせますじゃ~!!!!」
池江璃花子選手に明日の優勝を誓ったヒロサダ。とその時、ヒロサダはあることに気がついた。
「そういえば、いけえりっちゃんはバタフライでわしは自由形………。わしもいけえりっちゃんと同じバタフライを泳ぎたいじゃ~!!!!」
明日の大会に向けて、泥パックをして眠りについたヒロサダなのであった。
「ホー!オラフミタケ!
ヒロサダは自由形泳ぐよう言われたホーじゃが、バタフライを泳ぎたいだなんて、明日の大会は一体どホーなるんじゃ!?
次回、大会当日に水泳部員との衝突不可避のヒロサダ!?。ついに来た、フミタケを連れ去る八百屋の看板娘の二本立てでお送りしますホー!
ホー!?オラそんなこと聞いてないが、ホーんとに!?!?」
「あらHIROちゃんおかえり~。今日も安田大サーカスお疲れ様~」
「母ちゃん………。いい加減そっちのヒロじゃないってこと分かってほしいじゃ……」
水泳部の部活動見学から帰宅したヒロサダ。
「母ちゃん~。わし、明日水泳の大会に出るようになって、明日のために体と心を作っておきたいから今夜はそっとしておいてくれじゃ~」
そう言ってヒロサダは、部屋にこもった。
「そうなのねHIROちゃん!」
心の中で“ガンバってね!”と呟いた母ちゃんなのであった。
「さてと」
部屋に入ったヒロサダは、リビングから運んできたテレビをつけた。そう、『アジア大会2018ジャカルタ』だ。このアジア大会の競泳種目でいけえりっちゃんこと池江璃花子選手が出場しているのだ。ここまでいけえりっちゃんは4冠を達成していて、今夜の混合4×100mリレーで第3泳者としてバタフライを担当しているのだ。9時45分頃から混合4×100mリレーが始まるので、ヒロサダは5時間前からテレビの前で待機している。
「HIROちゃんったら、リビングのテレビ持っていっちゃって………。暇を持て余しちゃうわ~。読書でもしようかしら」
“新 家庭の医学”を探している母ちゃんのボヤキをよそに部屋でヒロサダは待機している。
~5時間後~
「キタじゃキタじゃ~!いけえりっちゃん~!!」
池江璃花子選手をはじめとする日本のリレーメンバーが入場してきて、ヒロサダは興奮し始めた。
「いけえりっちゃん~!!!」
今大会ここまで4冠を達成している池江璃花子選手はテレビでも大注目で、彼女のアップがよく映っているのでヒロサダもテレビ局にクレームの電話をかけなくてよさそうだ。
いよいよスタートした。背泳ぎの入江選手、平泳ぎの小関選手と泳ぎ、ついにバタフライの池江璃花子選手の番だ。
「いけえりっちゃん~!!!ウホホホー!!!!」
興奮のあまりヘッドバンキングをするヒロサダ。
「も、もういけえりっちゃんは泳ぎ終わっただか?」
1分弱のバタフライをヘッドバンキングのためよく見ることができなかったヒロサダ。最終泳者の青木選手が泳ぎ終わり、日本は中国に続き銀メダル獲得となった。
「うお~!!!いけえりっちゃん~!!!」
感動のあまり号泣するヒロサダ。池江璃花子選手の5冠達成は明日以降に期待するとしよう。
「いけえりっちゃんの悔しさを、わしが晴らしますじゃ~!!!!。明日は優勝してみせますじゃ~!!!!」
池江璃花子選手に明日の優勝を誓ったヒロサダ。とその時、ヒロサダはあることに気がついた。
「そういえば、いけえりっちゃんはバタフライでわしは自由形………。わしもいけえりっちゃんと同じバタフライを泳ぎたいじゃ~!!!!」
明日の大会に向けて、泥パックをして眠りについたヒロサダなのであった。
「ホー!オラフミタケ!
ヒロサダは自由形泳ぐよう言われたホーじゃが、バタフライを泳ぎたいだなんて、明日の大会は一体どホーなるんじゃ!?
次回、大会当日に水泳部員との衝突不可避のヒロサダ!?。ついに来た、フミタケを連れ去る八百屋の看板娘の二本立てでお送りしますホー!
ホー!?オラそんなこと聞いてないが、ホーんとに!?!?」
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