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2018年下半期〜2019年
ヒロサダの部活動見学8-3
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「本当にありがとう!!!!。君の名前をまだ聞いていなかったね。私は3年の“田所康雄”!。みんなからは“トラさん”と呼ばれていて、この水泳部の大所帯の部長を務めている!。君は???」
「わ、わしはヒロサダですじゃ~」
「そうかヒロサダ!よろしく頼むぞ!!!」
水泳部員の熱い勧誘によって明日の大会にメドレーリレーのメンバーとして出場することになったヒロサダ。部長と自己紹介を終えたところで、他二人の男子部員達が騒ぎを聞き駆けつけてきた。
「康雄~!!!。仁の代わりが見つかったって、本当か!?」
「やりましたね部長!!!」
ヒロサダを含め男子4人。ここに明日のメドレーリレーメンバーが集結した。
「ああ!。彼が仁の代わりに大会に出てくれるヒロサダ君だ!」
部長の紹介と共に女子部員達がパーカッションで場を盛り上げる。
「ヒロサダ君、明日一緒に泳ぐメンバーを紹介しよう!。まずは私と同じ3年の“田所豊”!」
「田所だ。みんなからは“愉快なダイヤモンド”と呼ばれている。よろしく」
部長の紹介と共に今度は女子部員達がサンバで場を盛り上げる。
「そしてこっちが1年の“田所梓”!。1年生だが、男子部員の中では1番の泳ぎ手だ!」
「田所です!。ヒロサダさん、よろしくお願いします!」
部長の紹介と共に今度は女子部員達がソーラン節で場を盛り上げる。
「そしてここにはいないが、2年の“田所仁”。あだ名は“米”だが、あんな大事な大会を欠席するようなやつのことはどうでもいい」
部長の紹介と共に今度は女子部員達が一斉にブーイングをし、更衣室へと去っていった。
「ヒロサダ君には自由形をお願いするとして、他の担当をどうするかだな……」
水泳のメドレーリレーは、第1泳者が背泳ぎ。第2泳者が平泳ぎ。第3泳者がバタフライ。そして最終泳者が自由形を泳ぐようになっている。
本来、背泳ぎの第1泳者を2年の田所仁。平泳ぎの第2泳者を3年の田所康雄。バタフライの第3泳者を1年の田所梓。自由形の最終泳者を3年の田所豊がそれぞれ担当していた。ヒロサダは初心者のため、自由形を担当することになったのだ。
「順当にいったら、豊が背泳ぎだな」
「俺に背泳ぎをさせる気か?梓がいるだろ」
部長の提案に不満気な豊。
「梓が背泳ぎをしたらバタフライは誰がするんだ?男子の中でバタフライができるのは梓だけだろ」
「…………それもそうだな。仕方ないか………」
無事担当も決まり、一安心。
背泳ぎを3年の田所豊。平泳ぎを3年の田所康雄。バタフライを3年の田所梓。自由形をヒロサダというふうに決まった。
「そういうことでヒロサダ君、明日は頼むぞ!」
「わ、わかりましたじゃ!精一杯やらせてもらいますじゃ~!!!」
プレッシャーを感じつつも気合十分なヒロサダ。
「そういえば、わしが見学したのは1軍と2軍の練習だったようですじゃが、男子部員の姿が見えなかった気がするんですじゃが………」
「ああ!我々男子部員は部長の私と豊が4軍、1年の次期エース梓が3軍、そして仁が5軍だからね!」
「……………………」
明日の大会が不安になったヒロサダなのであった。
「ホー、オラフミタケ!
いよいよ大会が始まるのホー!
次回!大会前夜のヒロサダと冠婚葬祭のフミタケ!乞うご期待!
………ホー………………オラの扱いが……」
「わ、わしはヒロサダですじゃ~」
「そうかヒロサダ!よろしく頼むぞ!!!」
水泳部員の熱い勧誘によって明日の大会にメドレーリレーのメンバーとして出場することになったヒロサダ。部長と自己紹介を終えたところで、他二人の男子部員達が騒ぎを聞き駆けつけてきた。
「康雄~!!!。仁の代わりが見つかったって、本当か!?」
「やりましたね部長!!!」
ヒロサダを含め男子4人。ここに明日のメドレーリレーメンバーが集結した。
「ああ!。彼が仁の代わりに大会に出てくれるヒロサダ君だ!」
部長の紹介と共に女子部員達がパーカッションで場を盛り上げる。
「ヒロサダ君、明日一緒に泳ぐメンバーを紹介しよう!。まずは私と同じ3年の“田所豊”!」
「田所だ。みんなからは“愉快なダイヤモンド”と呼ばれている。よろしく」
部長の紹介と共に今度は女子部員達がサンバで場を盛り上げる。
「そしてこっちが1年の“田所梓”!。1年生だが、男子部員の中では1番の泳ぎ手だ!」
「田所です!。ヒロサダさん、よろしくお願いします!」
部長の紹介と共に今度は女子部員達がソーラン節で場を盛り上げる。
「そしてここにはいないが、2年の“田所仁”。あだ名は“米”だが、あんな大事な大会を欠席するようなやつのことはどうでもいい」
部長の紹介と共に今度は女子部員達が一斉にブーイングをし、更衣室へと去っていった。
「ヒロサダ君には自由形をお願いするとして、他の担当をどうするかだな……」
水泳のメドレーリレーは、第1泳者が背泳ぎ。第2泳者が平泳ぎ。第3泳者がバタフライ。そして最終泳者が自由形を泳ぐようになっている。
本来、背泳ぎの第1泳者を2年の田所仁。平泳ぎの第2泳者を3年の田所康雄。バタフライの第3泳者を1年の田所梓。自由形の最終泳者を3年の田所豊がそれぞれ担当していた。ヒロサダは初心者のため、自由形を担当することになったのだ。
「順当にいったら、豊が背泳ぎだな」
「俺に背泳ぎをさせる気か?梓がいるだろ」
部長の提案に不満気な豊。
「梓が背泳ぎをしたらバタフライは誰がするんだ?男子の中でバタフライができるのは梓だけだろ」
「…………それもそうだな。仕方ないか………」
無事担当も決まり、一安心。
背泳ぎを3年の田所豊。平泳ぎを3年の田所康雄。バタフライを3年の田所梓。自由形をヒロサダというふうに決まった。
「そういうことでヒロサダ君、明日は頼むぞ!」
「わ、わかりましたじゃ!精一杯やらせてもらいますじゃ~!!!」
プレッシャーを感じつつも気合十分なヒロサダ。
「そういえば、わしが見学したのは1軍と2軍の練習だったようですじゃが、男子部員の姿が見えなかった気がするんですじゃが………」
「ああ!我々男子部員は部長の私と豊が4軍、1年の次期エース梓が3軍、そして仁が5軍だからね!」
「……………………」
明日の大会が不安になったヒロサダなのであった。
「ホー、オラフミタケ!
いよいよ大会が始まるのホー!
次回!大会前夜のヒロサダと冠婚葬祭のフミタケ!乞うご期待!
………ホー………………オラの扱いが……」
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