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私、2人で人助けしちゃった!(2)
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マンションの前に着いた。
管理人さんは見当たらない。
今は掃除の時間ではないのだろうか?
枝季ちゃんは
「もしかしたら、管理人室にいるのかも?」と言っている。
ただ...どうやって話しをしたらいいんだろう...。
と、私は戸惑った。
と、
「行きましょう!香純さん!」と枝季ちゃんが私の手を引っ張った。
「え~っ!」
驚きと戸惑いの素直な叫びが私の口から飛び出した。
(まだ、何を話していいか分からないよぅ)
どうしよう!
が素直な気持ちだ。
(あっ、管理人室にいる)
管理人さんの姿を私は目視した。
すると枝季ちゃんは
「管理人さん!ゴミの捨て方がいまいち分からなくて...。教えてもらえますか?」と管理人さんに話しかけていた。
(おぉぅ。枝季ちゃんスゴい)
「はい!分かりました!」と管理人さんは返事をして、部屋を出てきた。
その後、私たちには目もくれず、真っ直ぐゴミ捨て場に向かった。
管理人さんは
「はい!こちらが燃えるゴミ。奥が燃えないゴミ。段ボールはここで、缶とビン、ペットボトルは専用の箱に入れます」と、きちっとした感じで話をした。
そして
「それ以外で分からないけゴミの種類はここに書いてあります」と壁に貼ってある「ゴミ捨ての注意事項」を見せてくれた。
「あっ、ありがとうございました」と枝季ちゃん。
「はい!それでは私は戻ります」と管理人さんはあっさり部屋に帰ってしまった。
キョトンとしている私たち。
「わ、分かりやすかったですね。香純さん」と枝季ちゃんが話しかけた。
「そ、そうね」と私。
管理人さんは真面目でいい人だと思う。
でも、あまりにもあっさりしていたので、とても気になった。
(何だろう、この違和感)
私はこの後少しの時間、枝季ちゃんの家に行かせてもらうことにした。
管理人さんは見当たらない。
今は掃除の時間ではないのだろうか?
枝季ちゃんは
「もしかしたら、管理人室にいるのかも?」と言っている。
ただ...どうやって話しをしたらいいんだろう...。
と、私は戸惑った。
と、
「行きましょう!香純さん!」と枝季ちゃんが私の手を引っ張った。
「え~っ!」
驚きと戸惑いの素直な叫びが私の口から飛び出した。
(まだ、何を話していいか分からないよぅ)
どうしよう!
が素直な気持ちだ。
(あっ、管理人室にいる)
管理人さんの姿を私は目視した。
すると枝季ちゃんは
「管理人さん!ゴミの捨て方がいまいち分からなくて...。教えてもらえますか?」と管理人さんに話しかけていた。
(おぉぅ。枝季ちゃんスゴい)
「はい!分かりました!」と管理人さんは返事をして、部屋を出てきた。
その後、私たちには目もくれず、真っ直ぐゴミ捨て場に向かった。
管理人さんは
「はい!こちらが燃えるゴミ。奥が燃えないゴミ。段ボールはここで、缶とビン、ペットボトルは専用の箱に入れます」と、きちっとした感じで話をした。
そして
「それ以外で分からないけゴミの種類はここに書いてあります」と壁に貼ってある「ゴミ捨ての注意事項」を見せてくれた。
「あっ、ありがとうございました」と枝季ちゃん。
「はい!それでは私は戻ります」と管理人さんはあっさり部屋に帰ってしまった。
キョトンとしている私たち。
「わ、分かりやすかったですね。香純さん」と枝季ちゃんが話しかけた。
「そ、そうね」と私。
管理人さんは真面目でいい人だと思う。
でも、あまりにもあっさりしていたので、とても気になった。
(何だろう、この違和感)
私はこの後少しの時間、枝季ちゃんの家に行かせてもらうことにした。
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