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80謎のダンジョン出現
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王都の処刑場。
そこに勇者エルヴィンの首が晒されていた。
その表情は恨みを抱き、今にも怨嗟の声をあげそうな醜いものだった。
そんなものを見つめる少女がいた。
煉獄魔導士アンネだ。
彼女は生首を前に歪んだ笑みを浮かべていた。
「いい表情だね。エルヴィン。全く君は面白いように漆黒に染まってくれたね。散々私をオモチャのように扱ってくれたけど、本当のオモチャは君の方だよ。おバカさん」
そういうと、何やら手を上にあげて目を閉じる。
「ふふ。まあ、私は大概ビッチだからいいけど、聖女のナディヤとか、あの猫耳族の女の子、巫女だよ。それを穢した上、首を刎ねて遊ぶなんて、この上ない罪だ。君の魂は穢れきった。ああ、それが私の待ち望んだモノ。今、君の魂を吸収させてもらうよ」
いつの間にか、彼女の目は金色に輝く。
人外の色だ。
「でも未だ足りない。これであともう一人穢れた魂を吸収すれば、元の力を取り戻せる。あの忌々しい女神と1000年前の真の勇者が完全に覚醒する前に……あれを使うか」
彼女の目が元の赤に戻ると。
「じゃあね。エルヴィン。私、あのクズそうな王子の元へ行くわ」
そうして誰もいない夜の広場から去って行く。
☆☆☆
ところ変わって、王都の宿屋。
アルとクリス、アリー、リーゼは一人の客人を迎えていた。
「久しぶりだね。よく耐えたねと言おうと思っていたけど、リーゼ。お前、ニヤけた笑みが溢れまくっているぞ。全く、意中の人の奴隷になれて嬉しくて仕方がないという感じだね。今ひとつ思考が意味不明なんだけどね」
「あわわわわ! お父様! 私、決して奴隷にされて良かったとか、ご主人様の性奴隷として一生尽くしてもらおうとか、あわよくば王都での滞在中にご主人様と既成事実を作って正妻にしてもらおうだなんて、思ってないのです!」
「はは、お前は相変わらず、天邪鬼だけど。アル殿のことが好きということになると、心の声がダダ漏れだね。だけど侯爵家の令嬢なんだから、もう少し自分の気持ちを隠すことも覚えようね」
リーゼは真っ赤な顔になった。
リーゼがニヤけた笑み?
そうなの?
俺、わからんかった。
さすが父ちゃんすげえ。
「ところで、リーゼは未だ奴隷のままなんですか? 俺、購入してしまいましたが、リーゼに指一本触れてません。それにリーゼには元の公爵令嬢に戻って、奴隷から解放してあげたいです」
「アル殿。リーゼは既に奴隷ではないよ。アリー殿下から連絡をもらって、すぐに動いた。奴隷商とは話をつけた。あちらも偽物の身分証とはいえ、誤って貴族を奴隷になどしてしまって焦っておったわ」
「ええ! リーゼはもう奴隷じゃないんですか? じゃ、なんで侯爵家に戻らないですか? 俺は冒険者ですよ。俺と一緒にいると危険ですよ? それにリーゼは俺の奴隷だからとか言って、よく俺のベッドに忍びこもうとしたり、朝、俺の布団の中に潜んでたりするんですよ!」
そうなのである。
リーゼは俺を毎朝起こしに来てくれるけど、気がつくと隣で寝てたり、夜、どうせ朝起こしに来るんだからとついでと言って夜に俺のベッドに潜もうとする。
全力で拒否るのしんどい。
自制できたというより、クリスが怖いから手が出せない。
でも、同じ布団の中に潜まれたりすると自信がない。
リーゼは可愛いもんな。
無防備なパジャマ姿で横にいられたら、多分、大半の男が自制なんてできないと思う。
「リーゼ、だからもう少し侯爵令嬢らしく自分の感情抑えようね」
☆☆☆
リーゼのことはわかった。
どうも実はリーゼは既に奴隷ではなく、貴族籍に復帰しているようだ。
でも、隷属の呪文は未だあるのだけど、リーゼは自分の意思で俺に隷属しているらしい。
リーゼが何考えているのか訳わからん。
でも、ちょうどいい。
お父さんもこのまま娘が性奴隷では体裁が悪いだろう。
ここは返品、もとい、引き取ってもらおう。
少し寂しい気持ちもあるが、リーゼの未来を考えると元の貴族に戻った方がいいと思う。
「お父さん」
「お、お義父さんと言ってくれたのです」
リーゼ変なこと言うな。
「いえ、リーゼは俺と一緒にいると危険です。俺は冒険者ですし、リーゼさんは危機感持ってないみたいで、無防備すぎます。俺、自信ありませんよ」
「なんでリーゼに手を出してくれないのかな? それとも手を出しておいて責任をとってくれないということかな?」
は?
何言ってんの? この父ちゃん?
娘が独身の男性の周りで危機感なく過ごしているんだぞ?
確実に間違いが起こるだろ?
「我が家としては英雄のアル殿に手をつけてもらって、嫁にもらってもらうのがベストだ。既にアリー王女の婚約が決まった訳だから妾妃だが、英雄の妾妃なら是非にと思うのが普通だろう」
「え? いや、そんな急に言われても……」
というより、アリーとの婚約いつ決まったの?
俺知らないよ。
国王は俺にみんな娶れとか言ってたけど、そんなことしていいのか自分で答え出てないし。
クリスが怖いし。
何より、なんで俺の結婚なのに俺の知らないところで決まってるの?
「アル。昨日みんなで話しあってね。アルはみんなのモノだということで一致したの。だから正妃も妾妃も区別なく愛してね。アリーは一応王女だから私も遠慮したの」
「そうよ。アル君。みんなには感謝しかないの。アル君の正妻だなんて光栄なの」
「リーゼはご主人様の性奴隷だけど、一応妾妃として認めるのです」
なんで?
なんでその話しあいに俺は参加してないの?
ていうか、クリスはそれでいいの?
俺、一夫多妻には全然抵抗ないけど、クリスが怖いのと、クリスとの歴史を考えるとクリスの気持ちを大事にしたかったんだ。
もちろん、アリーやリーゼのことも好きだし、みんな綺麗でいい子で俺にはもったいない。
でも、俺の意見が全く入ってないってどういうこと?
しかし、そんな俺の驚きをよそに、リーゼのお父さんはとんでもない案件を持ち込んできた。
「で。今日はリーゼの婚約のお祝いではないんだ。実は王都のすぐ隣に巨大なダンジョンが出現してね。そこで調査を公式に英雄であるアル君にお願いに来たんだ」
だから、いつ俺とリーゼは婚約したの?
もしかしてクリスとも婚約してるのかな俺?
そこに勇者エルヴィンの首が晒されていた。
その表情は恨みを抱き、今にも怨嗟の声をあげそうな醜いものだった。
そんなものを見つめる少女がいた。
煉獄魔導士アンネだ。
彼女は生首を前に歪んだ笑みを浮かべていた。
「いい表情だね。エルヴィン。全く君は面白いように漆黒に染まってくれたね。散々私をオモチャのように扱ってくれたけど、本当のオモチャは君の方だよ。おバカさん」
そういうと、何やら手を上にあげて目を閉じる。
「ふふ。まあ、私は大概ビッチだからいいけど、聖女のナディヤとか、あの猫耳族の女の子、巫女だよ。それを穢した上、首を刎ねて遊ぶなんて、この上ない罪だ。君の魂は穢れきった。ああ、それが私の待ち望んだモノ。今、君の魂を吸収させてもらうよ」
いつの間にか、彼女の目は金色に輝く。
人外の色だ。
「でも未だ足りない。これであともう一人穢れた魂を吸収すれば、元の力を取り戻せる。あの忌々しい女神と1000年前の真の勇者が完全に覚醒する前に……あれを使うか」
彼女の目が元の赤に戻ると。
「じゃあね。エルヴィン。私、あのクズそうな王子の元へ行くわ」
そうして誰もいない夜の広場から去って行く。
☆☆☆
ところ変わって、王都の宿屋。
アルとクリス、アリー、リーゼは一人の客人を迎えていた。
「久しぶりだね。よく耐えたねと言おうと思っていたけど、リーゼ。お前、ニヤけた笑みが溢れまくっているぞ。全く、意中の人の奴隷になれて嬉しくて仕方がないという感じだね。今ひとつ思考が意味不明なんだけどね」
「あわわわわ! お父様! 私、決して奴隷にされて良かったとか、ご主人様の性奴隷として一生尽くしてもらおうとか、あわよくば王都での滞在中にご主人様と既成事実を作って正妻にしてもらおうだなんて、思ってないのです!」
「はは、お前は相変わらず、天邪鬼だけど。アル殿のことが好きということになると、心の声がダダ漏れだね。だけど侯爵家の令嬢なんだから、もう少し自分の気持ちを隠すことも覚えようね」
リーゼは真っ赤な顔になった。
リーゼがニヤけた笑み?
そうなの?
俺、わからんかった。
さすが父ちゃんすげえ。
「ところで、リーゼは未だ奴隷のままなんですか? 俺、購入してしまいましたが、リーゼに指一本触れてません。それにリーゼには元の公爵令嬢に戻って、奴隷から解放してあげたいです」
「アル殿。リーゼは既に奴隷ではないよ。アリー殿下から連絡をもらって、すぐに動いた。奴隷商とは話をつけた。あちらも偽物の身分証とはいえ、誤って貴族を奴隷になどしてしまって焦っておったわ」
「ええ! リーゼはもう奴隷じゃないんですか? じゃ、なんで侯爵家に戻らないですか? 俺は冒険者ですよ。俺と一緒にいると危険ですよ? それにリーゼは俺の奴隷だからとか言って、よく俺のベッドに忍びこもうとしたり、朝、俺の布団の中に潜んでたりするんですよ!」
そうなのである。
リーゼは俺を毎朝起こしに来てくれるけど、気がつくと隣で寝てたり、夜、どうせ朝起こしに来るんだからとついでと言って夜に俺のベッドに潜もうとする。
全力で拒否るのしんどい。
自制できたというより、クリスが怖いから手が出せない。
でも、同じ布団の中に潜まれたりすると自信がない。
リーゼは可愛いもんな。
無防備なパジャマ姿で横にいられたら、多分、大半の男が自制なんてできないと思う。
「リーゼ、だからもう少し侯爵令嬢らしく自分の感情抑えようね」
☆☆☆
リーゼのことはわかった。
どうも実はリーゼは既に奴隷ではなく、貴族籍に復帰しているようだ。
でも、隷属の呪文は未だあるのだけど、リーゼは自分の意思で俺に隷属しているらしい。
リーゼが何考えているのか訳わからん。
でも、ちょうどいい。
お父さんもこのまま娘が性奴隷では体裁が悪いだろう。
ここは返品、もとい、引き取ってもらおう。
少し寂しい気持ちもあるが、リーゼの未来を考えると元の貴族に戻った方がいいと思う。
「お父さん」
「お、お義父さんと言ってくれたのです」
リーゼ変なこと言うな。
「いえ、リーゼは俺と一緒にいると危険です。俺は冒険者ですし、リーゼさんは危機感持ってないみたいで、無防備すぎます。俺、自信ありませんよ」
「なんでリーゼに手を出してくれないのかな? それとも手を出しておいて責任をとってくれないということかな?」
は?
何言ってんの? この父ちゃん?
娘が独身の男性の周りで危機感なく過ごしているんだぞ?
確実に間違いが起こるだろ?
「我が家としては英雄のアル殿に手をつけてもらって、嫁にもらってもらうのがベストだ。既にアリー王女の婚約が決まった訳だから妾妃だが、英雄の妾妃なら是非にと思うのが普通だろう」
「え? いや、そんな急に言われても……」
というより、アリーとの婚約いつ決まったの?
俺知らないよ。
国王は俺にみんな娶れとか言ってたけど、そんなことしていいのか自分で答え出てないし。
クリスが怖いし。
何より、なんで俺の結婚なのに俺の知らないところで決まってるの?
「アル。昨日みんなで話しあってね。アルはみんなのモノだということで一致したの。だから正妃も妾妃も区別なく愛してね。アリーは一応王女だから私も遠慮したの」
「そうよ。アル君。みんなには感謝しかないの。アル君の正妻だなんて光栄なの」
「リーゼはご主人様の性奴隷だけど、一応妾妃として認めるのです」
なんで?
なんでその話しあいに俺は参加してないの?
ていうか、クリスはそれでいいの?
俺、一夫多妻には全然抵抗ないけど、クリスが怖いのと、クリスとの歴史を考えるとクリスの気持ちを大事にしたかったんだ。
もちろん、アリーやリーゼのことも好きだし、みんな綺麗でいい子で俺にはもったいない。
でも、俺の意見が全く入ってないってどういうこと?
しかし、そんな俺の驚きをよそに、リーゼのお父さんはとんでもない案件を持ち込んできた。
「で。今日はリーゼの婚約のお祝いではないんだ。実は王都のすぐ隣に巨大なダンジョンが出現してね。そこで調査を公式に英雄であるアル君にお願いに来たんだ」
だから、いつ俺とリーゼは婚約したの?
もしかしてクリスとも婚約してるのかな俺?
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