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71その頃勇者エルヴィンは? 7

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「おや? 誰かいるな?」 

「そうね、この付近だと多分犬耳族よ」 

俺とアンネは一路猫耳族の里へ向かったが、途中でどうも犬耳族の里の近くで迷ってしまったようだ。 

「感づいたようだな? 人族が何用だ?」 

「そうよ、人族が犬耳族にようなんてないでしょう?」 

ほおぉ! 

俺は犬耳族の男はオートスルーしたが、犬耳族の女に目を奪われた。 

犬耳に犬の尻尾をはやした肉好きのいい女は中々魅力的だった。 

何より犬耳がたまらん。 

それに尻尾。 

あの尻尾を振って奉仕されたらたまらんな。 

俺は早速魅了の魔法を使った。 

「あ! あん!!」 

「ど、どうしたんだ? クロエ?」 

俺は説明してやることにした。 

「今、そこのクロエとか言う女は俺の女になったんだ」 

「ば、馬鹿な! クロエは俺の妻だぞ!」 

ほう? 

それは面白い。俺はこの男をいきなり斬りつけた。 

「くらえ、セイントスラッシュ!!」 

「ぐあぁ! お前、気は確かか? いきなり何を?」 

教えてやるさ。 

俺は今、虫の居所が悪いんだ。 

アルのヤツに不当に抜け駆けされてな。 

「さあ、クロエ、俺はエルヴィン。勇者だ。さあ、俺に奉仕しろ」 

「は、はい。勇者エルヴィン様。私のことを好きにしてください」 

「馬鹿な! クロエ? お前何を言って?」 

ガツンと犬耳族の男の頭を殴ると、俺は犬耳族の女を散々屈辱的に抱いてやった。 

もちろん、男の目の前でだ。 

「うっ。くっ。そんな。こんなことって」 

男は情けなく泣いていた。 

面白しろ過ぎて笑いが止まらねぇ! 

「ねえ、エルヴィン、私も。でもこの男に見られるのは嫌だな。始末してよ」 

アンネが俺におねだりだ。 

仕方のないヤツだ。 

我慢できなくなったらしい。 

「じゃ、お前にもうようはない。死ね」 

俺は聖剣を振り下ろし、犬耳族の男の首を刎ねた。 

☆☆☆ 

こうして俺は犬耳族の女に案内させて里へ立ち寄った。 

もちろん犬耳族の女をたくさん抱くためだ。 

尻尾をフリフリと俺にねだる女はたまらん。 

そして、途中で見かけた美しい犬耳族の女を多数魅了した。 

宿に連れ込み、一日中ヤリまくった。 

なんか、途中で犬耳族の男が来たりしたが、メンドクサイから殺した。 

すると。 

「いい加減にしろ! この鬼畜勇者!」 

何処でかぎつけたかは知らんが、男達数名とかかなりの歳の犬耳族の老人がやってきた。 

「お前の悪行は全て把握した。犬耳族の戦士ルイを殺害し、その妻クロエを凌辱。犬耳族と人族間の掟に従い、罪を償ってもらうぞ!」 

こいつ、脳に蛆がわいているのか? 

「殺したなんて知らんな。それにクロエとか言う女なら自分から進んで俺に奉仕しているんだ。個人の自由をどうこう言うとかはおかしいだろう?」 

「その他の女もみなそうだと言うのか?」 

「そうに決まってるだろ?」 

まあ、魅了の魔法のおかげだがな。 

だが、間違いなく、こいつらは自分の意志で俺に奉仕してるんだ。 

何処に問題がある? 

「魅了の魔法じゃろう?」 

「なに?」 

俺がとぼけるがギクりとした。 

魅了の魔法のことがバレると何かと不味い。 

「クロエお姉ちゃん! 正気に返って! その男はルイさんを殺したのよ!」 

「ええ? アリス? 何を言って?」 

「ほお?」 

俺は男達に交じって若い犬耳族の女がいるのに気が付いた。 

なかなかの上玉だ。 

まだ男を知らないんじゃないか? 

歳からしてその可能性は高いな。 

この清楚感。 

それを穢すとかたまらんな。 

「ねえ、エルヴィン、私に任せて、この男達、私が倒してあげる」 

「うん? アンネ? お前ひとりで何とかなるか? まあ、勇者である俺がわざわざというのもなんだが」 

「こんなヤツら私一人で大丈夫。でも、ご褒美にね。お願い」 

ふふっ。 

俺は罪な男だ。 

どうも犬耳族の女を5人も魅了したから、順番が待ちきれないようだ。 

時々まとめてもやってるんだが、それでも物足りないらしい。 

「わかった。アンネ、殺れ」 

「わかったわ。エルヴィン。死ね!! フレアアロー!!」 

「な、何!?」 

犬耳族の老人が驚く。 

まあ、いきなり魔法かまして犬耳族の男どもを瞬殺したから驚いたんだろう。 

それにしてもアンネはこんなに魔法強かったっけ? 

……それに。 

老人と例の清楚感溢れる若い犬耳族の女は生かしている。 

「お、お前! 自分が何しているのかわかってるのか!!」 

老人が金切り声を上げる。 

まあ、弱者の言うことに耳を傾ける気はないな。 

「エルヴィン、このじじいと若い女は君に任せるよ。いい処は君が出ないとね」 

「ああ、アンネ、相変わらず気が利くな」 

ザシャ 

俺はためらうことなく老人の首を刎ねた。 

「ひ、ひぃ」 

若い犬耳族の女が怯えてしりもちをつく。 

だが。 

俺は彼女を見つめると。 

「安心しろ。お前を殺さない。今はな、安心しろ」 

「は、はい。……エルヴィン様。わ、私にお慈悲を」 

俺はニヤリと笑うと。 

「さあ、奉仕しろ」 

犬耳族の女は俺の魅了の魔法に屈した。 

「エルヴィン、私もぉ~」 

「わかった。二人でな」 

俺はたっぷりと二人を楽しんだ。 

若い女はやはり男を知らなかった。 

初々しさがたまらんな。 

☆☆☆ 

俺は犬耳族の里で1週間ほど滞在したが…… 

---------------飽きた。 

それで、最近覚えた趣味を実践することにした。 

「アリス、さあ、奉仕しろ」 

「は、はい。エルヴィン様」 

例の初心な犬耳族の女、アリスとか言ったか、最後の奉仕をさせる。 

そして一発終わった後もなおもおねだりで、尻尾を激しく動かしている。 

だが、もう飽きた。 

それに最近新しい趣味を覚えてな。 

俺は無造作に聖剣を抜くとアリスの首を刎ねた。 

最初魅了の魔法が解けかかった女がめんどくさくて、つい首を刎ねてしまったのだが…… 

これが快感だったのだ。 

俺はぴくぴくと痙攣する犬耳族の若い女の身体を見て恍惚に耽っていた。 
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