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52クソ勇者クソまみれになる
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俺は朝のコーヒーの香りを楽しみながら朝のひと時を過ごしていた。
ふと目線をキングサイズのベッドにやると、裸の女が二人寝入っている。
俺は目で女の裸体の曲線美を堪能しながらコーヒーを楽しむと思わず笑みがこぼれた。
昨日はヤリ過ぎたか? 流石に20回はな。
俺自身はヒールの魔法で回復しながらだが、二人にはそれを許さなかった。
必死な女に奉仕させるのは実に楽しい。
俺に捨てられたくないため、二人とも必死だったぜ。
また、歪んだ笑みが浮かんだ時、それはおきた。
サイレンの音が鳴り響き、街がざわめく。
「スタンピードか?」
まったくめんどくさい。
「う、ん」
「な、何の音?」
ふっ。スタンピードなんて適当にあしらって逃げるだけだ。
何、街のゴミのようなクズの人間が喰われるだけだ。
俺が命をかけていいものじゃない。
俺と街の住人10000人? 俺の命の方が遥かに重いな。
そんなことより。
「ナディヤ、アンネ、もう一発やるぞ」
俺は爽快な朝を楽しんだ。
そしてのんびりと冒険者ギルドに向かう。
街で一番腕利きが集まるというギルドだ。
俺の肉壁は優秀な方がいいだろう。
適当に戦って、死んでもらおう。
そして戦略的撤退だ。
俺が生き残り、国王陛下に一応戦った事実を作るため、彼らの犠牲は当然必要だろう。
そしてぐったりしているナディヤとアンネを蹴飛ばして叩き起こしてギルドに向かった。
ギルドの木戸を開けると聞いたことがある声が聞こえてきた。
はっ?
俺は思わず半笑いになった。
生きていたのか?
あのクズが?
まったく、俺と違ってなんの価値もない男が生きていたとは笑うしかないな。
無意味だ。
いや?
まてよ?
そうか、こいつをなぶって。
そうだ、パーティを抜けたクリスを捉えて、コイツの前で魅了の魔法をたっぷり何重にもかけて犯してやろう。
こいつ、気が狂うんじゃないか?
想像したら、たまらなくなって来たな。
こいつは生かしておこう。
そして、俺はあのアルに声をかけた。
「どこかで聞いたことがある声だと思ったら、お前、足手まといのアルじゃないか?」
「エ、エルヴィン……」
「おいおい、何を俺の名前を呼び捨てになんてしてくれてんの? お前は今、仲間じゃない。ましてや使いものにならない足手まといだぞ? エルヴィン様だろ?」
「エルヴィン様、何故ここに?」
☆☆☆
全くチョロいもんだ。
俺は思い通りにアルと冒険者たちを説き伏せると、戦場に向かった。
まずは俺の凄いところを見せつけてやるか。
冒険者風情と俺との間にどれ程の差があるか、思い知ってもらわんとな。
勇者の義務だ。
そして、俺は宣言した。
「俺に続け! 一気に蹴散らすぞぉ!」
「え! いや、そんなに突出したら?」
まったく冒険者風情はこの程度の魔物相手にビビるとはな。
冒険者を置いてけぼりにして、俺とナディヤとアンネは戦場を疾走した。
思わず。
ヒャッハー!!
と声が出そうだった。
その時、ナディヤが叫んだ。
「エルヴィン、先頭にミノタウロスがいるよ」
「わかった。俺が一刀のもと、真っ二つにしてやる」
「素敵、エルヴィン、僕、感じちゃったよ」
ふふ、声だけでとは、俺も罪な男だ。
そしてミノタウロスと剣と棍棒を交える、もちろん棍棒ごと一刀両断にするつもりだ。
ふっ。
だが。
ボキ
「え?」
「へ?」
「は?」
最大強度を誇る筈の聖剣が……簡単に……折れた。
ば、馬鹿な!?
最強強度の聖剣が!
畜生、国王め、贋作か何かと間違えたな!
ここは、やむおえん、俺の命が最も大切だ。
冒険者たちの粗末な命を使うか。
「な、何してる! 冒険者! 早く俺の肉盾になれ」
その時。
「キャァ!!」
俺を助けようと前に出たナディヤがどうもミノタウロスの棍棒の力に押し負けて、尻もちをついてしまったようだ。
「エ、エルヴィン! た、助けて!!」
ナディヤが俺に助けを求める。
だが。
ちょうどいい。飽きて来た頃だ。
処分するか。コイツ、聖女だからバレると色々面倒そうだからな。
「ナディヤ、よくやった。チャンスだ。アンネ、逃げるぞ。ナディアが喰われてる間に逃げるんだ!」
「そ、そんなぁ! エルヴィン、僕は君を助けるために!」
「うるさい。俺のために死ね! 行くぞアンネ!」
「ごめんね。ナディヤ。ちゃんと成仏してね」
俺を見る冒険者達の目。
なんだその目は?
しかし、後方にミノタウロスの大群が目に入る。
「ひいいいいごめんなさいいいいい! たすけてえぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「待って、一人だけ逃げないで!!」
「アンネ、早く逃げるんだ! あんなのに勝てる訳ない!」
浅黒いより巨大なミノタウロスが凄まじい勢いで、冒険者達をスルーして追っかけてきていた。
更にゴブリンたちが数十!
「おい、俺達、ヤバイことになってないか?」
「そうよ、きっとあれはとんでもないレベルの魔物達だよ」
だが、冒険者たちからあがった声は。
「違う! お前が弱すぎるだけだろ!」
「この卑怯者!」
「役立たず!!」
エルヴィンはナディヤが折角作ってくれた生存のチャンスにも関わらず、ナディヤを見捨てて捨て駒として魔物の餌として差し出した。
ことごとく冒険者たちの信用を失い、その聖剣はなんの役にもたたなかった。
何より仲間を見捨てて、真っ先に逃げた。
冒険者が激怒するのも無理はない。
「マジで役立たず! この糞勇者!」
「う、うるさい! 俺に向かって!」
その時、前方から何かが疾走して来た。
彼の目にうつったのはナディヤを救うために疾走するアルだった。
そして。
ザザザザザザッ!?
エルヴィンを追いかける魔物がアルによって無造作に切り捨てられる。
もちろん、アルに自覚はない。
今の彼にはエルヴィンも弱い魔物も注意を払うべき存在ではない。
何でだ? 何故俺がこんな目に? 俺は勇者なんだぞ? それに比べて、あの足手まといのアルが! アルが可愛い女の子達を連れていたことを思い出し、不愉快になる。
『畜生! こんな事があっていい筈がねぇ! 俺は勇者だ! 足手まといのアルとは格が違うんだぁ!』
格が違うのはもっともで、アルが上であり、彼が下なのは言うまでもない。これだけ差を見せつけられれば、わかりそうなものだが、エルヴィンにわかる筈もない。
こうして、エルヴィン達のパーティは街の近くまでほうほうのテイで帰還した。しかし……。
ズボッ。
彼は突然、何かの穴に落ちた。
「く、臭い!」
「うわー、エルヴィン、臭いよ」
彼が落ちたのは便壺だった。
「アンネ、早く俺を引きあげろ!」
「それはさすがに嫌だよ」
「お、俺がクソまみれで、アルが美少女に囲まれているだと? こんなバカなことがあっていい筈がない!」
その後、必死に井戸で身体を洗うエルヴィンを何人かの冒険者が見かけた。
もちろん、彼が仲間を見捨てて逃げたことも、逃げる途中、便壺にハマってクソまみれになったことも、後世までこの街で語られることになった。
ふと目線をキングサイズのベッドにやると、裸の女が二人寝入っている。
俺は目で女の裸体の曲線美を堪能しながらコーヒーを楽しむと思わず笑みがこぼれた。
昨日はヤリ過ぎたか? 流石に20回はな。
俺自身はヒールの魔法で回復しながらだが、二人にはそれを許さなかった。
必死な女に奉仕させるのは実に楽しい。
俺に捨てられたくないため、二人とも必死だったぜ。
また、歪んだ笑みが浮かんだ時、それはおきた。
サイレンの音が鳴り響き、街がざわめく。
「スタンピードか?」
まったくめんどくさい。
「う、ん」
「な、何の音?」
ふっ。スタンピードなんて適当にあしらって逃げるだけだ。
何、街のゴミのようなクズの人間が喰われるだけだ。
俺が命をかけていいものじゃない。
俺と街の住人10000人? 俺の命の方が遥かに重いな。
そんなことより。
「ナディヤ、アンネ、もう一発やるぞ」
俺は爽快な朝を楽しんだ。
そしてのんびりと冒険者ギルドに向かう。
街で一番腕利きが集まるというギルドだ。
俺の肉壁は優秀な方がいいだろう。
適当に戦って、死んでもらおう。
そして戦略的撤退だ。
俺が生き残り、国王陛下に一応戦った事実を作るため、彼らの犠牲は当然必要だろう。
そしてぐったりしているナディヤとアンネを蹴飛ばして叩き起こしてギルドに向かった。
ギルドの木戸を開けると聞いたことがある声が聞こえてきた。
はっ?
俺は思わず半笑いになった。
生きていたのか?
あのクズが?
まったく、俺と違ってなんの価値もない男が生きていたとは笑うしかないな。
無意味だ。
いや?
まてよ?
そうか、こいつをなぶって。
そうだ、パーティを抜けたクリスを捉えて、コイツの前で魅了の魔法をたっぷり何重にもかけて犯してやろう。
こいつ、気が狂うんじゃないか?
想像したら、たまらなくなって来たな。
こいつは生かしておこう。
そして、俺はあのアルに声をかけた。
「どこかで聞いたことがある声だと思ったら、お前、足手まといのアルじゃないか?」
「エ、エルヴィン……」
「おいおい、何を俺の名前を呼び捨てになんてしてくれてんの? お前は今、仲間じゃない。ましてや使いものにならない足手まといだぞ? エルヴィン様だろ?」
「エルヴィン様、何故ここに?」
☆☆☆
全くチョロいもんだ。
俺は思い通りにアルと冒険者たちを説き伏せると、戦場に向かった。
まずは俺の凄いところを見せつけてやるか。
冒険者風情と俺との間にどれ程の差があるか、思い知ってもらわんとな。
勇者の義務だ。
そして、俺は宣言した。
「俺に続け! 一気に蹴散らすぞぉ!」
「え! いや、そんなに突出したら?」
まったく冒険者風情はこの程度の魔物相手にビビるとはな。
冒険者を置いてけぼりにして、俺とナディヤとアンネは戦場を疾走した。
思わず。
ヒャッハー!!
と声が出そうだった。
その時、ナディヤが叫んだ。
「エルヴィン、先頭にミノタウロスがいるよ」
「わかった。俺が一刀のもと、真っ二つにしてやる」
「素敵、エルヴィン、僕、感じちゃったよ」
ふふ、声だけでとは、俺も罪な男だ。
そしてミノタウロスと剣と棍棒を交える、もちろん棍棒ごと一刀両断にするつもりだ。
ふっ。
だが。
ボキ
「え?」
「へ?」
「は?」
最大強度を誇る筈の聖剣が……簡単に……折れた。
ば、馬鹿な!?
最強強度の聖剣が!
畜生、国王め、贋作か何かと間違えたな!
ここは、やむおえん、俺の命が最も大切だ。
冒険者たちの粗末な命を使うか。
「な、何してる! 冒険者! 早く俺の肉盾になれ」
その時。
「キャァ!!」
俺を助けようと前に出たナディヤがどうもミノタウロスの棍棒の力に押し負けて、尻もちをついてしまったようだ。
「エ、エルヴィン! た、助けて!!」
ナディヤが俺に助けを求める。
だが。
ちょうどいい。飽きて来た頃だ。
処分するか。コイツ、聖女だからバレると色々面倒そうだからな。
「ナディヤ、よくやった。チャンスだ。アンネ、逃げるぞ。ナディアが喰われてる間に逃げるんだ!」
「そ、そんなぁ! エルヴィン、僕は君を助けるために!」
「うるさい。俺のために死ね! 行くぞアンネ!」
「ごめんね。ナディヤ。ちゃんと成仏してね」
俺を見る冒険者達の目。
なんだその目は?
しかし、後方にミノタウロスの大群が目に入る。
「ひいいいいごめんなさいいいいい! たすけてえぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「待って、一人だけ逃げないで!!」
「アンネ、早く逃げるんだ! あんなのに勝てる訳ない!」
浅黒いより巨大なミノタウロスが凄まじい勢いで、冒険者達をスルーして追っかけてきていた。
更にゴブリンたちが数十!
「おい、俺達、ヤバイことになってないか?」
「そうよ、きっとあれはとんでもないレベルの魔物達だよ」
だが、冒険者たちからあがった声は。
「違う! お前が弱すぎるだけだろ!」
「この卑怯者!」
「役立たず!!」
エルヴィンはナディヤが折角作ってくれた生存のチャンスにも関わらず、ナディヤを見捨てて捨て駒として魔物の餌として差し出した。
ことごとく冒険者たちの信用を失い、その聖剣はなんの役にもたたなかった。
何より仲間を見捨てて、真っ先に逃げた。
冒険者が激怒するのも無理はない。
「マジで役立たず! この糞勇者!」
「う、うるさい! 俺に向かって!」
その時、前方から何かが疾走して来た。
彼の目にうつったのはナディヤを救うために疾走するアルだった。
そして。
ザザザザザザッ!?
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もちろん、アルに自覚はない。
今の彼にはエルヴィンも弱い魔物も注意を払うべき存在ではない。
何でだ? 何故俺がこんな目に? 俺は勇者なんだぞ? それに比べて、あの足手まといのアルが! アルが可愛い女の子達を連れていたことを思い出し、不愉快になる。
『畜生! こんな事があっていい筈がねぇ! 俺は勇者だ! 足手まといのアルとは格が違うんだぁ!』
格が違うのはもっともで、アルが上であり、彼が下なのは言うまでもない。これだけ差を見せつけられれば、わかりそうなものだが、エルヴィンにわかる筈もない。
こうして、エルヴィン達のパーティは街の近くまでほうほうのテイで帰還した。しかし……。
ズボッ。
彼は突然、何かの穴に落ちた。
「く、臭い!」
「うわー、エルヴィン、臭いよ」
彼が落ちたのは便壺だった。
「アンネ、早く俺を引きあげろ!」
「それはさすがに嫌だよ」
「お、俺がクソまみれで、アルが美少女に囲まれているだと? こんなバカなことがあっていい筈がない!」
その後、必死に井戸で身体を洗うエルヴィンを何人かの冒険者が見かけた。
もちろん、彼が仲間を見捨てて逃げたことも、逃げる途中、便壺にハマってクソまみれになったことも、後世までこの街で語られることになった。
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