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80僕の妹シャルロッテはおかしい
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僕は怪しい宿舎から全力疾走で逃げた後、ひいひいと息を切らしながら壁に手をついて呪詛を吐く。みんな意味が分からない。僕、何貞操狙われてんの?…婚約者達にだけど…
「さ……さすがに撒いたはずだ。ここまで来れば、大丈夫な筈……」
僕は走って、さっきの街から、3つ程先の宿場町までたどり着いていた。
めっちゃくちゃ疲れた。もう、今にも死にそうだよ。もう、流石にこれ以上走れない。
「ほっ…みなの気配はないみたいだ。今日はこの街の宿で休もう」
僕は目の前の宿屋で宿泊した。一日で3軒も宿屋に泊まるの初めてだよ。
こうして、僕は何とか安息を手に入れた。そして、疲れたのかぐっすりと眠ってしまった。
「うん?」
朝かな? なんか隣に誰かいるような気がする? 気のせいか?
「…お兄ちゃん。むにゃむにゃ」
「な、なんだロッテか…また僕のお布団に潜り込んで…」
僕はこの時にすぐに気が付かなかった。どうも、寝ている間の無防備な時に催眠魔法をかけられていたらしい。
「…お兄ちゃん…大好き」
僕は幸せな気持ちになっていた。ロッテの魔の手が忍び寄っているにも関わらず。
「お兄ちゃんの事、大好きだから、このご本を読んで?」
「うん、わかったよ。ロッテは甘えん坊だね」
僕は完全にロッテの催眠魔法の魔の手に落ちていた。
「安心して、お兄ちゃん。お兄ちゃんの低レベルに合わせて、ご本を作ったの」
「て、低レベル…何が低レベル?」
「大丈夫だよ。お兄ちゃんなら、すぐにレベルが上がって、上手になるからね!」
「う、うん、いや、何の事だかわからないけど、上手になりたいね」
ロッテの笑顔が見えたような気がした。でも、僕はそれが、エッチの話だなんて思わなかった。
「大好きなお兄ちゃんに、このご本を読んでもらいたくて、お願い早く読んで」
「うん、でもなんか騙されているような?」
「お兄ちゃん、もう、ロッテが騙す訳ないからね!」
いや、そうだった、ロッテが僕を騙すなんて…あれ? よくあったような気がする。気のせいか?
僕はこの時、完全にロッテの催眠魔法に堕ちていた。ついでに淫夢の魔法もかけられていたみたいだ。何故か、妹のロッテの柔らかい肌にいけない気持ちをおぼえた。
「ロッテ、その本、見せて」
僕はロッテの言うがままに、本を手に取った。普段なら絶対、こんな手に引っかからないのに…
「はい。お兄ちゃん、どうぞ」
ロッテはそういうと、一冊の手書きの台本の様なものを差し出してきた。
丸文字の可愛い字で書かれたノートに恥ずかしいセリフがたくさん書いてあった。でも、意外と普通だ。最初の方しか見てないけど恋物語の本かな? ロッテはおしゃまだな。
「じゃ、読んであげるね!」
「お兄ちゃん、ロッテね、一つお願いがあるの!」
「どうしたの?」
ロッテは何故かとても恥ずかしそうにする。
「それ、ヒロインをロッテで、主人公をお兄ちゃんに読み換えて読んで、いいでしょ?」
本当にロッテはおしゃまだな。ロッテがおしゃまどころか、僕の貞操を狙うヤバい女の子に変わり果てていた事を、僕は思い出せなかった。ロッテの魔法のせいだ、多分。
「わかったよ。いいよ、可愛いロッテの為なら…」
「うん、お兄ちゃん、ありがとう。ロッテ、嬉しい!」
ロッテはとっても可愛かった。昔の小さい頃のように…と、思ってしまったのは僕の子供の頃の思い出がそうさせたのだろう。
「じゃ、読み始めるよ」
「うん、お兄ちゃん、ロッテ、すごく嬉しい!」
ロッテの愛らしい笑顔に、僕は癒された。久しぶりに懐かしい気持ちになった。そして、僕は本を読み始めた。
「ロッテが可愛すぎるからいけないんだよ…好きだよ…ロッテを知るたびに僕…どんどん好きになっていくんだ…もう…手加減しないよ…」
「ロッテのこと…好きにしていいのよ、お兄ちゃん…」
「ああ、僕が欲しいのは…ロッテだけなんだよ…」
「…そんな顔でみないでよ…ロッテ…そんな顔で見られたら…」
「僕…何かね…おかしくなるんだよ。ロッテを見ていると…」
「お、お兄ちゃん!! あっ…はぅっ……そっそんなのって…あっ…反則っ…」
「悪い子だね、ロッテ。ロッテの立場を身体に刻みこむ必要があるね」
「お、お兄ちゃん…」
「ロッテがいけないんだよ。僕を欲情させて理性をふっとばしておいて…よくそんな殊勝なことが言えるね…」
「お願い…ロッテで理性のタガを外して!!」
「全く、呆れた雌豚だね。誰がお前なんかの言う通りになんてするんだ。……それでロッテは何をして欲しいだ?」
「ロッテはお兄ちゃんに言葉で責められて、手や脚を縛られて何度も犯して欲しいのです!!!!」
「良くわかっているね。じゃあ、僕だけの雌豚に僕を味を味合わせてあげよう…そうしたら自分の立場がよくわかるよね?」
「……っ! …………やめ、お兄ちゃん、そ、そこは! やめ……っ」
「止めてもいいのか!? ここで引き返すのか? ロッテ?」
「だ、だめ、お兄ちゃん、やめない……でっ……」
ふっと笑って、ロッテの鬼畜の兄は昨日、散々妹に行った凌辱の記憶を思い出させるように、太ももに指を這わせ、そして徐々に上へと向かっていく。悶え、震えるロッテの唇を強引に奪う兄。そして、とうとう大事なところにも指が届く。
「もういつでも大丈夫だな?」
「やめてっ! …そんなおっきな注射はイタイよぉ」
「おねだりの仕方は教えただろ?」
「お願いします。ロッテをお兄ちゃんの大事な物で責めぇてぇ」
「こんなにはしたないロッテじゃ興奮なんてできないな~」
「そっ…そんなっ…ご主人様、お願いします…ロッテを汚して!」
「もういい加減にしろよ…全くロッテは変態だから…」
「ご、ご主人様ぁ。変態って罵った上に、いきなり〇にいれるのだなんて、ひどぉぃょ!!」
ロッテの〇は喜んでそれをくわえ込み、淫らな音を奏で始めた。
…………
スパーン
僕はロッテの頭をハリセンで殴った。
「ほとんどエロ本じゃないか!!」
「だって、お兄ちゃんだって、ノリノリだったんだからね!」
「最初は普通だったから、油断したよ!」
「もう少しで、ロッテの〇に触ってくれそうだったのに!」
「女の子がそんな事言っちゃ駄目!」
「ケチ! お兄ちゃんのケチ!」
「危うく、ロッテの〇を触るとこだった」
……
「ロッテはそれを望んでいるのに…愛する人に…されたい」
「ロ、ロッテ、バカァ!? 何言ってんの?」
「馬鹿はお兄ちゃんだよ! それにロッテの唇は奪ったじゃないの!!」
忘れてた。さっき、ノリでしちゃった。かなり濃厚なヤツ。
「あれはツイのってしまって、あれは不可抗力……」
ロッテは泣いていた。
「ロッテ?」
「お兄ちゃんの馬-----------鹿!!」
ロッテは僕に抱きついてきた。さっきのさっきなので、下着すら身につけていない。そんなロッテにいけない気持ちが巻き起こる。今日のロッテはいつものロッテと違った。凄く淫らな女の子になっていた。危うく、最後まで行きそうになった。ロッテは一体何を考えているのだろうか? ロッテの唇…柔らかった。勢いでつい…いや、このままいっそ…僕の心に淫らな気持ちがたぎる。そんな事を想っていると…
「アル! ここにいるのね! ヒルデから逃げようだなんて酷いわ!!」
「せ、先輩ここに隠れてますね! 今すぐナディヤが先輩の初めてを!」
ヒルデとナディヤが窓と天井裏からくのいちみたいになだれ込んできた。そして、
「アルが妹のロッテさんと…先を越された…」
「く、悔しい…妹のロッテさんに先を越された、ていうか、先輩、やっぱり重度のやばいシスコン?」
どうしてこうなった? て言うか、その気になったのに?
「さ……さすがに撒いたはずだ。ここまで来れば、大丈夫な筈……」
僕は走って、さっきの街から、3つ程先の宿場町までたどり着いていた。
めっちゃくちゃ疲れた。もう、今にも死にそうだよ。もう、流石にこれ以上走れない。
「ほっ…みなの気配はないみたいだ。今日はこの街の宿で休もう」
僕は目の前の宿屋で宿泊した。一日で3軒も宿屋に泊まるの初めてだよ。
こうして、僕は何とか安息を手に入れた。そして、疲れたのかぐっすりと眠ってしまった。
「うん?」
朝かな? なんか隣に誰かいるような気がする? 気のせいか?
「…お兄ちゃん。むにゃむにゃ」
「な、なんだロッテか…また僕のお布団に潜り込んで…」
僕はこの時にすぐに気が付かなかった。どうも、寝ている間の無防備な時に催眠魔法をかけられていたらしい。
「…お兄ちゃん…大好き」
僕は幸せな気持ちになっていた。ロッテの魔の手が忍び寄っているにも関わらず。
「お兄ちゃんの事、大好きだから、このご本を読んで?」
「うん、わかったよ。ロッテは甘えん坊だね」
僕は完全にロッテの催眠魔法の魔の手に落ちていた。
「安心して、お兄ちゃん。お兄ちゃんの低レベルに合わせて、ご本を作ったの」
「て、低レベル…何が低レベル?」
「大丈夫だよ。お兄ちゃんなら、すぐにレベルが上がって、上手になるからね!」
「う、うん、いや、何の事だかわからないけど、上手になりたいね」
ロッテの笑顔が見えたような気がした。でも、僕はそれが、エッチの話だなんて思わなかった。
「大好きなお兄ちゃんに、このご本を読んでもらいたくて、お願い早く読んで」
「うん、でもなんか騙されているような?」
「お兄ちゃん、もう、ロッテが騙す訳ないからね!」
いや、そうだった、ロッテが僕を騙すなんて…あれ? よくあったような気がする。気のせいか?
僕はこの時、完全にロッテの催眠魔法に堕ちていた。ついでに淫夢の魔法もかけられていたみたいだ。何故か、妹のロッテの柔らかい肌にいけない気持ちをおぼえた。
「ロッテ、その本、見せて」
僕はロッテの言うがままに、本を手に取った。普段なら絶対、こんな手に引っかからないのに…
「はい。お兄ちゃん、どうぞ」
ロッテはそういうと、一冊の手書きの台本の様なものを差し出してきた。
丸文字の可愛い字で書かれたノートに恥ずかしいセリフがたくさん書いてあった。でも、意外と普通だ。最初の方しか見てないけど恋物語の本かな? ロッテはおしゃまだな。
「じゃ、読んであげるね!」
「お兄ちゃん、ロッテね、一つお願いがあるの!」
「どうしたの?」
ロッテは何故かとても恥ずかしそうにする。
「それ、ヒロインをロッテで、主人公をお兄ちゃんに読み換えて読んで、いいでしょ?」
本当にロッテはおしゃまだな。ロッテがおしゃまどころか、僕の貞操を狙うヤバい女の子に変わり果てていた事を、僕は思い出せなかった。ロッテの魔法のせいだ、多分。
「わかったよ。いいよ、可愛いロッテの為なら…」
「うん、お兄ちゃん、ありがとう。ロッテ、嬉しい!」
ロッテはとっても可愛かった。昔の小さい頃のように…と、思ってしまったのは僕の子供の頃の思い出がそうさせたのだろう。
「じゃ、読み始めるよ」
「うん、お兄ちゃん、ロッテ、すごく嬉しい!」
ロッテの愛らしい笑顔に、僕は癒された。久しぶりに懐かしい気持ちになった。そして、僕は本を読み始めた。
「ロッテが可愛すぎるからいけないんだよ…好きだよ…ロッテを知るたびに僕…どんどん好きになっていくんだ…もう…手加減しないよ…」
「ロッテのこと…好きにしていいのよ、お兄ちゃん…」
「ああ、僕が欲しいのは…ロッテだけなんだよ…」
「…そんな顔でみないでよ…ロッテ…そんな顔で見られたら…」
「僕…何かね…おかしくなるんだよ。ロッテを見ていると…」
「お、お兄ちゃん!! あっ…はぅっ……そっそんなのって…あっ…反則っ…」
「悪い子だね、ロッテ。ロッテの立場を身体に刻みこむ必要があるね」
「お、お兄ちゃん…」
「ロッテがいけないんだよ。僕を欲情させて理性をふっとばしておいて…よくそんな殊勝なことが言えるね…」
「お願い…ロッテで理性のタガを外して!!」
「全く、呆れた雌豚だね。誰がお前なんかの言う通りになんてするんだ。……それでロッテは何をして欲しいだ?」
「ロッテはお兄ちゃんに言葉で責められて、手や脚を縛られて何度も犯して欲しいのです!!!!」
「良くわかっているね。じゃあ、僕だけの雌豚に僕を味を味合わせてあげよう…そうしたら自分の立場がよくわかるよね?」
「……っ! …………やめ、お兄ちゃん、そ、そこは! やめ……っ」
「止めてもいいのか!? ここで引き返すのか? ロッテ?」
「だ、だめ、お兄ちゃん、やめない……でっ……」
ふっと笑って、ロッテの鬼畜の兄は昨日、散々妹に行った凌辱の記憶を思い出させるように、太ももに指を這わせ、そして徐々に上へと向かっていく。悶え、震えるロッテの唇を強引に奪う兄。そして、とうとう大事なところにも指が届く。
「もういつでも大丈夫だな?」
「やめてっ! …そんなおっきな注射はイタイよぉ」
「おねだりの仕方は教えただろ?」
「お願いします。ロッテをお兄ちゃんの大事な物で責めぇてぇ」
「こんなにはしたないロッテじゃ興奮なんてできないな~」
「そっ…そんなっ…ご主人様、お願いします…ロッテを汚して!」
「もういい加減にしろよ…全くロッテは変態だから…」
「ご、ご主人様ぁ。変態って罵った上に、いきなり〇にいれるのだなんて、ひどぉぃょ!!」
ロッテの〇は喜んでそれをくわえ込み、淫らな音を奏で始めた。
…………
スパーン
僕はロッテの頭をハリセンで殴った。
「ほとんどエロ本じゃないか!!」
「だって、お兄ちゃんだって、ノリノリだったんだからね!」
「最初は普通だったから、油断したよ!」
「もう少しで、ロッテの〇に触ってくれそうだったのに!」
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「ケチ! お兄ちゃんのケチ!」
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「ロ、ロッテ、バカァ!? 何言ってんの?」
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「ロッテ?」
「お兄ちゃんの馬-----------鹿!!」
ロッテは僕に抱きついてきた。さっきのさっきなので、下着すら身につけていない。そんなロッテにいけない気持ちが巻き起こる。今日のロッテはいつものロッテと違った。凄く淫らな女の子になっていた。危うく、最後まで行きそうになった。ロッテは一体何を考えているのだろうか? ロッテの唇…柔らかった。勢いでつい…いや、このままいっそ…僕の心に淫らな気持ちがたぎる。そんな事を想っていると…
「アル! ここにいるのね! ヒルデから逃げようだなんて酷いわ!!」
「せ、先輩ここに隠れてますね! 今すぐナディヤが先輩の初めてを!」
ヒルデとナディヤが窓と天井裏からくのいちみたいになだれ込んできた。そして、
「アルが妹のロッテさんと…先を越された…」
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