46 / 46
46副官ネーナは感染した
しおりを挟む
副官ネーナ side
なんとかしてあげたいという気持ちはあるのだが。
魔王様と奥様の結婚から半年が過ぎた。
聖女ミア様は魔王城に時々遊びにきた。
魔王様への好きの気持ちが溢れている。
魔王様を物欲しそうに見てよだれを垂らしているし、時々顔を真っ赤にして鼻血を出している、何を妄想しているのだろうか?
もちろん聖女様は魔王様をジーと見つめた後は、はあはあして自室に引きこもる。
何をコソコソしているかなど邪推してはいけない。
もちろん自慰行為をしているのは間違い無いのだが。
そこは変態の聖女様、私達の想像の斜め上をいくオナニーしているに違いない。
なんか、変な音が聞こえる。だから邪推をしてはいけない。
「何とかしてあげたい気持ちはあるけど......普
通に考えると10代の女の子がおっさんに一夫多妻制で嫁ぐなど、どんなけ爛れた関係になるんだろう?
私はそう思っていた。だが、ある日、私は突然ある事に気がついてしまった。
「私も魔王様が好き......」
気がついてしまうと魔王様への気持ちがどんどんエスカレートする。
私は悩んだ。だが、私は彼女らへの配慮というより、自分の好きという気持ちに負けた。
「もう、魔王様は一夫多妻制にしよう......」
私は決意した。
「決して私情からではない、みんなの為だ。私も含めて」
そして行動を開始した。
ちょうど、ミア様が遊びに来た時に私は切り出した。
「そのー、私も魔王様には爛れた生活ではなく、一夫一婦制の健全な家庭を築いてもらいたかったのだが、そのうち、ミア様が間違いを犯すだろ?」
「そんな事しませんよ」
ミア様が困った事を言う。私がそれでは困るのだ。
「いや、必ず間違い起こすから!」
『特に私が......』
という言葉は飲み込んだ。
そしてみんなに提案をした
「勇者様のお父様に許可を頂いたら、魔王法を改正してミア様も妻にしてもらおうと思うのだが」
「本当に?」
「本当だ」
「是非お願いします!」
何の屈託もなく同意する。普通、おかしい様な気もするが......
魔王様と勇者様にも相談すると
「「いいよー」」
簡単に同意してもらえた。本当にいいのかな.....
この二人深く考えてないだろうな
色ボケしてるから、アハハ。
こうして私達は王様のところに行った。
「人間の王様、ご報告がございます」
「何じゃ? 確かそなた魔王殿の副官ネーナ殿」
「はい、今回魔族の決定をお伝えしに来ました」
「魔族の決定とは?」
「はい、我らの魔王様は人間です。しかし、あの類まれな強さ。我ら魔族にもあの強い魔王様の子種が欲しゅうございます」
もちろん嘘だ。
「とういう事は魔族からも妻を娶るという事か?」
「はい、そこで、魔王法を改正して魔王様に限り一夫多妻制としようかと、しかし、正妻である、勇者様のお父様のご了承も頂きたく参上しました」
「アリスはどう思っておるのだ?」
「私はかまわん。おっさんを私一人が独占するなんて罪だぞ」
「わかった。お前がそういうなら、わしは反対せん。まあ、あれだけの人物だからの」
普通反対しないかなー。と思いつつも思い通りに進んで私は安心する。
「それでは、まず、ここの2人を妻に加えます」
「あれ、ネーナさん、計算間違えてない?」
「そうね、聖女のミアさん人なんじゃ」
「それと私です......」
私は顔から火が出そうな位恥ずかしかった。
「いや、魔族にも血筋が欲しいから、決して魔王様に恋した訳じゃないので!」
私は顔を真っ赤にして訴えた
「「ふ~ん」」
「ほう」
「へぇ?」
勇者様や聖女ミア様の『ふ~ん』がなんかムカつく。
「いや、魔族にも魔王様の血筋が欲しいから、仕方なく私がとういう事に」
「「ふ~ん」」
「ほう」
「へぇ?」
あー、誰も信じてくれない!
☆☆☆
こうして私達は魔王様の妻になった。
帰り道で私は大声で言った。
「わ、私、別に魔王様の事愛してなんてないからね!」
「「ふ~ん、ネーナさんツンデレだったんだ」」
「ち、違うわよ、馬鹿ー」
もちろん誰も信じてくれかった。
☆☆☆
こうして私達の一夫多妻制が始まった。
勇者様には赤ちゃんが生まれていた。
可愛らしかった。みんなでとても大切にした。
聖女ミア様も最近身籠ったらしい。
「私も赤ちゃん欲しいなー」
私は愛の結晶が欲しかった。
そして、今日は私の順番だ。夜のお勤め♡
自然に頬が緩む。
魔王様はとっても優しいのだ。私を大切に扱ってくれる。
それに昨日は聖女様の日だった。聖女様の明くる日は魔王様いつも激しくて、つい、期待してしまう。昨日一体どんなプレイをしたんだろう。いや、邪推はやめておこう。2人の愛のある変態プレイを暴いてはいけない。
「今日は3回位おねだりしよう」
私は受胎する気満々だった。
☆☆☆
あれから2年がたった。魔王城は騒がしい。赤ちゃんがたくさん生まれたからだ。
みんな赤ちゃんの世話で大変だ。魔王様も赤ちゃん大好きみたいだ。
赤ちゃんの世話を一生懸命してくれる。
私は自分の赤ちゃんを胸に抱き、幸せを噛み締めていた。
これからも子供増えるな。何しろ、魔王様も私達もやる事何にもないので、昼は赤ちゃんの世話したり、みんなでキャッキャしたりして。
夜は順番に燃える様な夜を迎えるのだ。だって暇なんだもん。他に娯楽ないもん。
「魔王様って、平和と幸せのウィルスをばらまく体質なのかな」
私はそう思った。
☆☆☆
こうして私たちは平和で幸せな生活を送った。そして。
「魔王様、勇者様、聖女様、安らかにお眠りください」
私はみんなのお墓の前で手を合わせた。あの幸せな日々は私の宝石だった。
でも、みんな人間だった。みんな天寿を全うしてしまって、私だけが残された。
魔王様の後は最初、勇者様のお子さんが継いだが、やはり天寿を全うされた。
今は、私の子が魔王をしている。
楽しかった日々、だけど、私はゆっくりしていられない。
何せよ、私の子はあの魔王様の血を受け継いでいるのだ。
至る所で勘違いと幸せと平和を撒き散らしている。
私は、絶えず今の魔王(自分の子)の世話で大変だった。
「私は幸せです。魔王様、そして、他のみんなも幸せでした。ありがとうございます」
こうしてこの世界に1000年にわたる平和がもたされた。
「私、魔王様のウィルスに感染したんだろうな」
私は呟いた。
「お母さん......」
私の子、現魔王はとても心配そうな顔をしている。
魔王様そっくりの顔立ち、目の色、そして褐色の肌と小ぶりの角。
私は子に看取られながら、天寿を全うした。
☆☆☆
おしまい
なんとかしてあげたいという気持ちはあるのだが。
魔王様と奥様の結婚から半年が過ぎた。
聖女ミア様は魔王城に時々遊びにきた。
魔王様への好きの気持ちが溢れている。
魔王様を物欲しそうに見てよだれを垂らしているし、時々顔を真っ赤にして鼻血を出している、何を妄想しているのだろうか?
もちろん聖女様は魔王様をジーと見つめた後は、はあはあして自室に引きこもる。
何をコソコソしているかなど邪推してはいけない。
もちろん自慰行為をしているのは間違い無いのだが。
そこは変態の聖女様、私達の想像の斜め上をいくオナニーしているに違いない。
なんか、変な音が聞こえる。だから邪推をしてはいけない。
「何とかしてあげたい気持ちはあるけど......普
通に考えると10代の女の子がおっさんに一夫多妻制で嫁ぐなど、どんなけ爛れた関係になるんだろう?
私はそう思っていた。だが、ある日、私は突然ある事に気がついてしまった。
「私も魔王様が好き......」
気がついてしまうと魔王様への気持ちがどんどんエスカレートする。
私は悩んだ。だが、私は彼女らへの配慮というより、自分の好きという気持ちに負けた。
「もう、魔王様は一夫多妻制にしよう......」
私は決意した。
「決して私情からではない、みんなの為だ。私も含めて」
そして行動を開始した。
ちょうど、ミア様が遊びに来た時に私は切り出した。
「そのー、私も魔王様には爛れた生活ではなく、一夫一婦制の健全な家庭を築いてもらいたかったのだが、そのうち、ミア様が間違いを犯すだろ?」
「そんな事しませんよ」
ミア様が困った事を言う。私がそれでは困るのだ。
「いや、必ず間違い起こすから!」
『特に私が......』
という言葉は飲み込んだ。
そしてみんなに提案をした
「勇者様のお父様に許可を頂いたら、魔王法を改正してミア様も妻にしてもらおうと思うのだが」
「本当に?」
「本当だ」
「是非お願いします!」
何の屈託もなく同意する。普通、おかしい様な気もするが......
魔王様と勇者様にも相談すると
「「いいよー」」
簡単に同意してもらえた。本当にいいのかな.....
この二人深く考えてないだろうな
色ボケしてるから、アハハ。
こうして私達は王様のところに行った。
「人間の王様、ご報告がございます」
「何じゃ? 確かそなた魔王殿の副官ネーナ殿」
「はい、今回魔族の決定をお伝えしに来ました」
「魔族の決定とは?」
「はい、我らの魔王様は人間です。しかし、あの類まれな強さ。我ら魔族にもあの強い魔王様の子種が欲しゅうございます」
もちろん嘘だ。
「とういう事は魔族からも妻を娶るという事か?」
「はい、そこで、魔王法を改正して魔王様に限り一夫多妻制としようかと、しかし、正妻である、勇者様のお父様のご了承も頂きたく参上しました」
「アリスはどう思っておるのだ?」
「私はかまわん。おっさんを私一人が独占するなんて罪だぞ」
「わかった。お前がそういうなら、わしは反対せん。まあ、あれだけの人物だからの」
普通反対しないかなー。と思いつつも思い通りに進んで私は安心する。
「それでは、まず、ここの2人を妻に加えます」
「あれ、ネーナさん、計算間違えてない?」
「そうね、聖女のミアさん人なんじゃ」
「それと私です......」
私は顔から火が出そうな位恥ずかしかった。
「いや、魔族にも血筋が欲しいから、決して魔王様に恋した訳じゃないので!」
私は顔を真っ赤にして訴えた
「「ふ~ん」」
「ほう」
「へぇ?」
勇者様や聖女ミア様の『ふ~ん』がなんかムカつく。
「いや、魔族にも魔王様の血筋が欲しいから、仕方なく私がとういう事に」
「「ふ~ん」」
「ほう」
「へぇ?」
あー、誰も信じてくれない!
☆☆☆
こうして私達は魔王様の妻になった。
帰り道で私は大声で言った。
「わ、私、別に魔王様の事愛してなんてないからね!」
「「ふ~ん、ネーナさんツンデレだったんだ」」
「ち、違うわよ、馬鹿ー」
もちろん誰も信じてくれかった。
☆☆☆
こうして私達の一夫多妻制が始まった。
勇者様には赤ちゃんが生まれていた。
可愛らしかった。みんなでとても大切にした。
聖女ミア様も最近身籠ったらしい。
「私も赤ちゃん欲しいなー」
私は愛の結晶が欲しかった。
そして、今日は私の順番だ。夜のお勤め♡
自然に頬が緩む。
魔王様はとっても優しいのだ。私を大切に扱ってくれる。
それに昨日は聖女様の日だった。聖女様の明くる日は魔王様いつも激しくて、つい、期待してしまう。昨日一体どんなプレイをしたんだろう。いや、邪推はやめておこう。2人の愛のある変態プレイを暴いてはいけない。
「今日は3回位おねだりしよう」
私は受胎する気満々だった。
☆☆☆
あれから2年がたった。魔王城は騒がしい。赤ちゃんがたくさん生まれたからだ。
みんな赤ちゃんの世話で大変だ。魔王様も赤ちゃん大好きみたいだ。
赤ちゃんの世話を一生懸命してくれる。
私は自分の赤ちゃんを胸に抱き、幸せを噛み締めていた。
これからも子供増えるな。何しろ、魔王様も私達もやる事何にもないので、昼は赤ちゃんの世話したり、みんなでキャッキャしたりして。
夜は順番に燃える様な夜を迎えるのだ。だって暇なんだもん。他に娯楽ないもん。
「魔王様って、平和と幸せのウィルスをばらまく体質なのかな」
私はそう思った。
☆☆☆
こうして私たちは平和で幸せな生活を送った。そして。
「魔王様、勇者様、聖女様、安らかにお眠りください」
私はみんなのお墓の前で手を合わせた。あの幸せな日々は私の宝石だった。
でも、みんな人間だった。みんな天寿を全うしてしまって、私だけが残された。
魔王様の後は最初、勇者様のお子さんが継いだが、やはり天寿を全うされた。
今は、私の子が魔王をしている。
楽しかった日々、だけど、私はゆっくりしていられない。
何せよ、私の子はあの魔王様の血を受け継いでいるのだ。
至る所で勘違いと幸せと平和を撒き散らしている。
私は、絶えず今の魔王(自分の子)の世話で大変だった。
「私は幸せです。魔王様、そして、他のみんなも幸せでした。ありがとうございます」
こうしてこの世界に1000年にわたる平和がもたされた。
「私、魔王様のウィルスに感染したんだろうな」
私は呟いた。
「お母さん......」
私の子、現魔王はとても心配そうな顔をしている。
魔王様そっくりの顔立ち、目の色、そして褐色の肌と小ぶりの角。
私は子に看取られながら、天寿を全うした。
☆☆☆
おしまい
0
お気に入りに追加
293
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【完結】魔王を倒してスキルを失ったら「用済み」と国を追放された勇者、数年後に里帰りしてみると既に祖国が滅んでいた
きなこもちこ
ファンタジー
🌟某小説投稿サイトにて月間3位(異ファン)獲得しました!
「勇者カナタよ、お前はもう用済みだ。この国から追放する」
魔王討伐後一年振りに目を覚ますと、突然王にそう告げられた。
魔王を倒したことで、俺は「勇者」のスキルを失っていた。
信頼していたパーティメンバーには蔑まれ、二度と国の土を踏まないように察知魔法までかけられた。
悔しさをバネに隣国で再起すること十数年……俺は結婚して妻子を持ち、大臣にまで昇り詰めた。
かつてのパーティメンバー達に「スキルが無くても幸せになった姿」を見せるため、里帰りした俺は……祖国の惨状を目にすることになる。
※ハピエン・善人しか書いたことのない作者が、「追放」をテーマにして実験的に書いてみた作品です。普段の作風とは異なります。
※小説家になろう、カクヨムさんで同一名義にて掲載予定です
家族に辺境追放された貴族少年、実は天職が《チート魔道具師》で内政無双をしていたら、有能な家臣領民が続々と移住してきて本家を超える国力に急成長
ハーーナ殿下
ファンタジー
貴族五男ライルは魔道具作りが好きな少年だったが、無理解な義理の家族に「攻撃魔法もろくに使えない無能者め!」と辺境に追放されてしまう。ライルは自分の力不足を嘆きつつ、魔物だらけの辺境の開拓に一人で着手する。
しかし家族の誰も知らなかった。実はライルが世界で一人だけの《チート魔道具師》の才能を持ち、規格外な魔道具で今まで領地を密かに繁栄させていたことを。彼の有能さを知る家臣領民は、ライルの領地に移住開始。人の良いライルは「やれやれ、仕方がないですね」と言いながらも内政無双で受け入れ、口コミで領民はどんどん増えて栄えていく。
これは魔道具作りが好きな少年が、亡国の王女やエルフ族長の娘、親を失った子どもたち、多くの困っている人を受け入れ助け、規格外の魔道具で大活躍。一方で追放した無能な本家は衰退していく物語である。
神眼のカードマスター 〜パーティーを追放されてから人生の大逆転が始まった件。今さら戻って来いと言われてももう遅い〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「いいかい? 君と僕じゃ最初から住む世界が違うんだよ。これからは惨めな人生を送って一生後悔しながら過ごすんだね」
Fランク冒険者のアルディンは領主の息子であるザネリにそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
父親から譲り受けた大切なカードも奪われ、アルディンは失意のどん底に。
しばらくは冒険者稼業をやめて田舎でのんびり暮らそうと街を離れることにしたアルディンは、その道中、メイド姉妹が賊に襲われている光景を目撃する。
彼女たちを救い出す最中、突如として【神眼】が覚醒してしまう。
それはこのカード世界における掟すらもぶち壊してしまうほどの才能だった。
無事にメイド姉妹を助けたアルディンは、大きな屋敷で彼女たちと一緒に楽しく暮らすようになる。
【神眼】を使って楽々とカードを集めてまわり、召喚獣の万能スライムとも仲良くなって、やがて天災級ドラゴンを討伐するまでに成長し、アルディンはどんどん強くなっていく。
一方その頃、ザネリのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
ダンジョン攻略も思うようにいかなくなり、ザネリはそこでようやくアルディンの重要さに気づく。
なんとか引き戻したいザネリは、アルディンにパーティーへ戻って来るように頼み込むのだったが……。
これは、かつてFランク冒険者だった青年が、チート能力を駆使してカード無双で成り上がり、やがて神話級改変者〈ルールブレイカー〉と呼ばれるようになるまでの人生逆転譚である。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
勇者、追放される ~仲間がクズばかりだったので、魔王とお茶してのんびり過ごす。戻ってこいと言われても断固拒否。~
秋鷺 照
ファンタジー
強すぎて勇者になってしまったレッグは、パーティーを追放され、一人で魔王城へ行く。美味しいと噂の、魔族領の茶を飲むために!(ちゃんと人類も守る)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
東郷しのぶ様 最後まで読んで頂き、ありがとうございました。やる気が出ます! 感謝です。
おっさんの勘違いがハンパなかったですね~🤣
とっても楽しく読ませて貰いました。
まさか最後は魔族の奥さんまでとは😅
面白かったです。
ファランクス70%とか
カーバンクル耐性とか
グラブル臭が凄い…序盤で読む気が……0