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29おっさん、お嬢様を傷ものにした責任をとらされそうになる
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例のロック鳥襲来で王都中がバタバタしたが、俺のようなしがない盗賊は特にやる事もなく、宿に帰ってから一晩寝た。
朝起きると、いつもの騎士が呼びに来たが、今日は王城に呼び出された。
考えられることは一つだ。
俺はお嬢様を傷モノにしてしまった。
例の小石はお嬢様に0.1mmもの傷を負わせてしまったのだ。
「最悪、打首獄門は覚悟しねえとな」
何より、自分自身が許せねえ。
……あの綺麗な顔にむざむざ傷をつけちまうなんて。
それで、王城の正門にいる訳だが、何故か門番は俺の顔を見ただけで門を開けちまった。
どんどん進んでいくと、何故か各所に設けられた重要な場所の門を開けられちまった。
……と、いう訳で、俺は自動的に王室のリビングにいる訳である。
リビングには国王陛下とお嬢様、それに教皇様と聖女ちゃんがいた。
俺はすかさず土下座した。
「す、すいやせん。面目次第もごぜえやせん。獄門でも磔でも覚悟は出来ておりやす」
「……えっと、あーちゃんや、おっさんは一体何を言ってるんだ?」
「なっちゃん……これがおっさんの厄介なところでな……一度おっさんには常識を教えんとな」
は? 俺は盗賊だが、常識人ですぜ?
「まあ、良い。おっさん、娘を傷モノにしてくれたようだな?」
「分かっておりやす。覚悟は出来ておりやす」
「……そうか。覚悟は出来ておるか。……では、娘をおっさん専用絶対服従奴隷としてもらってくれるな」
「それに私の娘のミアもおっさん専用ご奉仕子作り種付けメイドにもらってくれるな?」
「へえ?」
「何を驚いている?」
「いやいやいや。俺はお嬢様の警護の任に失敗して、こともあろうにお嬢様の頬に傷を負わせちまいやした。これは斬首刑間違い無しの罪でさ。お嬢様の美貌は神の恵でさ、それを」
俺は無念を口にした。
「おっさんにはやはり常識を学んでもらわんといかんな」
「そのようですな」
「は?」
いやいやいや、俺常識派だよな?
どっちかというと、自分の娘を絶対服従奴隷とか……教皇様なんて御奉仕子作り種付けメイドとか言っちゃってるし、非常識だよな?
「いいか。おっさんは娘の命だけでなく、ワシを含めた貴族達や騎士達全員の命を救ってくれたのじゃぞ」
「へ、へい」
「……なんか娘の命以外は眼中にない……みたいな」
「そんなことはございやせん。あの場には聖女のミア様もいやした」
「娘と聖女ミア殿以外はどうでも良かったような……まあ、それは良い。とにかく娘をもらってくれ、頼む」
「ミアも頼む」
いや、意味がわからん。
俺如きが王女様であるお嬢様や聖女様のミアさんをもらってくれって?
「……おっさん。もらってくれるよな? もらってくれたら、な……その」
お嬢様は顔を真っ赤にすると。
「毎日種付けプレス……3回はお願いするぞ」
「あのね。アリスさん!? 一人で3回もだなんてずるいと思うんだ。だからおじさま……わ、私にはいつでもどこでもOKでお願いだよ」
ええ!?
今、お嬢様と聖女ちゃんがおかしいこと言わなかった?
ここ、異空間?
「……だから……お願い。……おじさま」
お嬢様と同じように、やはり顔を真っ赤にした聖女ちゃんがモジモジしている。
はッ!?
俺は気が付いてしまった。
お嬢様の頬には絆創膏が。
聖女ちゃんの太ももにも絆創膏が貼られていた。
……そうか。
俺達平民でも顔に傷とかあると結婚が難しくなる。
貴族どころか王族や教皇様の娘では致命傷なんだ。
俺は……俺はいってえなんてことをしちまったんだ!
お嬢様や聖女ちゃんが俺に嫁ぐなんて、きっと、よっぽど切羽詰まっているにちげえねえ。
「……お、俺がもう少し上手く対処出来てさえいれば」
王は突然口調を変えて、秘密を明かすとしか言いようのない咳払いを一つすると。
「良いか。例の飛竜、ゴホン、ゴホン、いやロック鳥の襲撃の背後には帝国がいる」
「て、帝国ですかい?」
「そうだ。あれは帝国の新兵種じゃ。騎士団も対処に困った代物だ。自惚れるでない」
「へ、へへい」
そうか。陛下は俺のせいではなく、帝国のせいだと言いたいんだ。
厳しい口調で言っているが、きっと嘘で作り話にちげえねぇ。
なんて優しい王様なんだ。
だが、俺はお嬢様と聖女ちゃんに真意を確認することにした。
「お嬢様。俺のことが好きなんですかい?」
「え!? そ、そんな直球で? は、恥ずかしい。い、いや、勘違いだからな。おっさん以外は目に入らないとか。来世でも一緒になりたいとか。一生守って欲しいとか。おっさんの顔を見ているだけで癒されるとか。そんなこと全然思ってないんだからな!」
「ミアさんも本当に俺のことが好きなんですかい?」
「え!? わ、私? ずるいと思うんだ。そんなことみんなの目の前で聞くとか。あのね。おじさまはね。絶対私を幸せにしてくれるとか、ずっとそばにいて欲しいとか、ずっと昔から好きだったとか……そんなこと全然思ってないよ……ほ、ほんとだよ」
……ああ、やっぱり。
二人共本当はいやなんだ。
当たり前だよな。
王様の優しさやお嬢様と聖女ちゃんにつけ込む訳にはいかねえ。
俺は覚悟を決めた。
「責任をとって、切腹させて頂きやす」
「「「「えええええええッ!!!」」」」
みんな俺の覚悟に驚いたようだ。
お嬢様や聖女ちゃんを傷モノにしたからといって、俺に嫁ぐなんておかしい。
ここは元凶の俺が自決すれば解決する。
こんな素敵な二人だ。
きっと傷なんて気にしない運命の人に出会えるに違いねえ。
二人のために死のう。
「いや、じゃから、おっさんはもう少し常識をだな!」
「あーちゃん、おっさんの思考がわからん」
…………。
結局、みんなに引き留められて、切腹は止めたけど、帰りに散々常識テストをやらされた。
ちなみに俺の常識テストは平均90点以上だった。
何故か陛下も教皇も驚いた顔をしてた。
だから、俺、常識あるよな?
朝起きると、いつもの騎士が呼びに来たが、今日は王城に呼び出された。
考えられることは一つだ。
俺はお嬢様を傷モノにしてしまった。
例の小石はお嬢様に0.1mmもの傷を負わせてしまったのだ。
「最悪、打首獄門は覚悟しねえとな」
何より、自分自身が許せねえ。
……あの綺麗な顔にむざむざ傷をつけちまうなんて。
それで、王城の正門にいる訳だが、何故か門番は俺の顔を見ただけで門を開けちまった。
どんどん進んでいくと、何故か各所に設けられた重要な場所の門を開けられちまった。
……と、いう訳で、俺は自動的に王室のリビングにいる訳である。
リビングには国王陛下とお嬢様、それに教皇様と聖女ちゃんがいた。
俺はすかさず土下座した。
「す、すいやせん。面目次第もごぜえやせん。獄門でも磔でも覚悟は出来ておりやす」
「……えっと、あーちゃんや、おっさんは一体何を言ってるんだ?」
「なっちゃん……これがおっさんの厄介なところでな……一度おっさんには常識を教えんとな」
は? 俺は盗賊だが、常識人ですぜ?
「まあ、良い。おっさん、娘を傷モノにしてくれたようだな?」
「分かっておりやす。覚悟は出来ておりやす」
「……そうか。覚悟は出来ておるか。……では、娘をおっさん専用絶対服従奴隷としてもらってくれるな」
「それに私の娘のミアもおっさん専用ご奉仕子作り種付けメイドにもらってくれるな?」
「へえ?」
「何を驚いている?」
「いやいやいや。俺はお嬢様の警護の任に失敗して、こともあろうにお嬢様の頬に傷を負わせちまいやした。これは斬首刑間違い無しの罪でさ。お嬢様の美貌は神の恵でさ、それを」
俺は無念を口にした。
「おっさんにはやはり常識を学んでもらわんといかんな」
「そのようですな」
「は?」
いやいやいや、俺常識派だよな?
どっちかというと、自分の娘を絶対服従奴隷とか……教皇様なんて御奉仕子作り種付けメイドとか言っちゃってるし、非常識だよな?
「いいか。おっさんは娘の命だけでなく、ワシを含めた貴族達や騎士達全員の命を救ってくれたのじゃぞ」
「へ、へい」
「……なんか娘の命以外は眼中にない……みたいな」
「そんなことはございやせん。あの場には聖女のミア様もいやした」
「娘と聖女ミア殿以外はどうでも良かったような……まあ、それは良い。とにかく娘をもらってくれ、頼む」
「ミアも頼む」
いや、意味がわからん。
俺如きが王女様であるお嬢様や聖女様のミアさんをもらってくれって?
「……おっさん。もらってくれるよな? もらってくれたら、な……その」
お嬢様は顔を真っ赤にすると。
「毎日種付けプレス……3回はお願いするぞ」
「あのね。アリスさん!? 一人で3回もだなんてずるいと思うんだ。だからおじさま……わ、私にはいつでもどこでもOKでお願いだよ」
ええ!?
今、お嬢様と聖女ちゃんがおかしいこと言わなかった?
ここ、異空間?
「……だから……お願い。……おじさま」
お嬢様と同じように、やはり顔を真っ赤にした聖女ちゃんがモジモジしている。
はッ!?
俺は気が付いてしまった。
お嬢様の頬には絆創膏が。
聖女ちゃんの太ももにも絆創膏が貼られていた。
……そうか。
俺達平民でも顔に傷とかあると結婚が難しくなる。
貴族どころか王族や教皇様の娘では致命傷なんだ。
俺は……俺はいってえなんてことをしちまったんだ!
お嬢様や聖女ちゃんが俺に嫁ぐなんて、きっと、よっぽど切羽詰まっているにちげえねえ。
「……お、俺がもう少し上手く対処出来てさえいれば」
王は突然口調を変えて、秘密を明かすとしか言いようのない咳払いを一つすると。
「良いか。例の飛竜、ゴホン、ゴホン、いやロック鳥の襲撃の背後には帝国がいる」
「て、帝国ですかい?」
「そうだ。あれは帝国の新兵種じゃ。騎士団も対処に困った代物だ。自惚れるでない」
「へ、へへい」
そうか。陛下は俺のせいではなく、帝国のせいだと言いたいんだ。
厳しい口調で言っているが、きっと嘘で作り話にちげえねぇ。
なんて優しい王様なんだ。
だが、俺はお嬢様と聖女ちゃんに真意を確認することにした。
「お嬢様。俺のことが好きなんですかい?」
「え!? そ、そんな直球で? は、恥ずかしい。い、いや、勘違いだからな。おっさん以外は目に入らないとか。来世でも一緒になりたいとか。一生守って欲しいとか。おっさんの顔を見ているだけで癒されるとか。そんなこと全然思ってないんだからな!」
「ミアさんも本当に俺のことが好きなんですかい?」
「え!? わ、私? ずるいと思うんだ。そんなことみんなの目の前で聞くとか。あのね。おじさまはね。絶対私を幸せにしてくれるとか、ずっとそばにいて欲しいとか、ずっと昔から好きだったとか……そんなこと全然思ってないよ……ほ、ほんとだよ」
……ああ、やっぱり。
二人共本当はいやなんだ。
当たり前だよな。
王様の優しさやお嬢様と聖女ちゃんにつけ込む訳にはいかねえ。
俺は覚悟を決めた。
「責任をとって、切腹させて頂きやす」
「「「「えええええええッ!!!」」」」
みんな俺の覚悟に驚いたようだ。
お嬢様や聖女ちゃんを傷モノにしたからといって、俺に嫁ぐなんておかしい。
ここは元凶の俺が自決すれば解決する。
こんな素敵な二人だ。
きっと傷なんて気にしない運命の人に出会えるに違いねえ。
二人のために死のう。
「いや、じゃから、おっさんはもう少し常識をだな!」
「あーちゃん、おっさんの思考がわからん」
…………。
結局、みんなに引き留められて、切腹は止めたけど、帰りに散々常識テストをやらされた。
ちなみに俺の常識テストは平均90点以上だった。
何故か陛下も教皇も驚いた顔をしてた。
だから、俺、常識あるよな?
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