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先生達に突っ込まれて困ったので、脅して黙らせようと思います
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魔物討伐教習から帰還して。シモン先生は何も言わなかったが、多分、今日まとめて言われると思った。昨日、今日の教習が私達三人以外中止となった。理由は多分、私が何かやらかした事を詮索する為だろう。
しかし、考えようによっては私の天才ぶりを示すいい機会? なんかニマニマしてきた。
……うふ、いいわね。自尊心が満たされるわね♡
「ク、クリスさん。いえ、なんでもありません」
「クリス! うわ……なんかニヤけてる……」
今、気持ち悪いと思ったろ?
「それにしても、クリスさんとアルさんはともかく、何故私まで呼ばれたのでしょうか?」
アンが不思議そうにつぶやく。思わず、アルとアイコンタクトで話す。
「(アンは手下の自覚無いの?)」
「(ないみたい)」
アンに一言話そうとすると、アンがこちらを向いて、
「私達仲が良く思われてるんですね!」
にっこり、ヒロインばりの笑顔で言った。ヒロインは私なんだけどね。
アンの笑顔は可愛らしかった、慈愛に満ちていた。あぶない、あぶない、危なく昔みたいにうっかり購買にジュースを自腹で買ってくるよう命令するところだった。悪役令嬢はもうこりごりなのだ。
しばらくして、教習が開始された。いや、これは尋問だな。先生三人に特別教師のアーネさんまでいる。ヤバい・・・
「で、何処から突っ込んでいくかな?」
「まずは曲がる魔法からだろう?」
「そうだな」
「あの、突っ込みから逃げる拒否権はないのでしょうか?」
「「「「無いわ!!!!」」」」
「......」
「あの、曲がる魔法なら、ちょっと考えればできると思うのですが?」
「いったいどうやって攻撃魔法の軌道を変えているんだ?」
「弓矢と同じ要領ですよ。元々攻撃魔法の原点は弓矢の軌道を制御して命中率を上げるところから始まりました。だから、同じ要領で、魔法の軌道を変えれば、簡単に・・・」
「まず、弓矢の軌道を制御する事を考えた事も聞いた事もない!」
アーネさんに突っ込まれる。あれ? 500年前の300年前位に起源する魔法では最初弓矢からだったよ。本で読んだ事がある。500年間で忘れられたのかな?
「でも、ちょっと考えれば、軌道修正すれば命中率上がると思いません?」
「「「「全然思わなかったよ!」」」」
「はうっ!」
そんな、こんな基本が忘れられているなんて!
「王立図書館で古代書を読めば簡単にわかるんじゃないですか?」
「王立図書館は300年前に燃えて朽ちた。古代書なんて残っておらん」
マジ? だから魔法がすたれたのかな?
「まぁ、確かに研究すればできそうではあるな?」
「でしょ! 簡単なんですよ! 唯のコツですから!」
『『『じとぉぉーーーーー』』』
「あっ! 簡単ではないです。努力の上、習得できうるものなのです(汗)」
フォローいれんと、なんか怖いんですけど。
「それと剣士として、あの剣にヒールを宿す件だが......」
「あれは基本で、剣にヒールの魔法を付与して......何処がおかしいんですか?」
あれ、何処もおかしく無い筈、至極、基本......なんで?
「まず。剣に魔法を付与するなんて聞いた事ない。それになんでヒールの魔法がアンデッドに効くんだ?」
私は少し泣き目になった。
「先生、怖い......」
「「「「お前の方が怖いわ!」」」」
「あの、剣に魔法を付与するのは基本なんじゃ? そうじゃないとどうやって、魔法しか効かない魔物と闘うんですか?」
「だから、我ら魔法使いの真価が問われるじゃ」
「剣とか槍とか戦士職の人、戦力外になっているんじゃ?」
「失礼な! 魔法使いを守るという役割がある!」
「攻撃力ないと魔物は無視しますよ。魔物は一番脅威のある敵を真っ先に攻撃しますから」
「「「「な、なんで、そんな事知ってるの? というかそれホントなの?」」」」
「......」
私はもう、目が泳いでバタフライの状態になっていた。
「まぁ、今日は別に叱責の為に呼んだんじゃない。私達も参考にしたいから特別に教習を中止にして、お前ら三人を呼んだんだ」
「あの!」
「なんだ、アル君」
「非常識なのはクリスだけなので、僕達に聞かれても何もわかりませんよ」
ひでぇ。アル、逃げた。戦いの時も逃げたけど、やっぱり機会を見て奴隷として売り飛ばそう。
「しかし、アン君の剣の上達ぶりも聞きたくてな。私達も不思議だったんだ。突然アン君の剣が開花して、見違えるようになってな」
「あ、あれはクリスに教えてもらって、私のせいじゃありません」
なんか責任転嫁になってない?
「君はクリス君に剣を教えてもらったのか?」
「はい。最初は良かったと思ったのですが......」
「まあ、それはどう考えて良かっただろう?」
「いゃ~それが~」
「何となく察しってきたけど、嫌なのか?」
「はい。後悔してます」
「やっぱりね」
アンがまさかの裏切り。やっぱり、脅してパーティに入れた事を根にもっているな!
引きずり込んでやる......
「いえ、アンは特別です。たった1時間教えただけでとんでもない成長を! 多分1年後には私を超える戦士となっていると思います」
「なんだって!」
「たったの1時間で?」
「そうです。彼女は1時間で数十倍強くなりました。1日で見違えたでしょ? あれ、1時間での変化です」
「・・・・・・」
「信じられん。たったの一時間で!」
「アンは天才です。私以上の!」
「うーん。そうするとアン君にも早速聞かなければな」
「ああ、最近の彼女の剣はCクラスの私と互角だった」
シモンさんがコクコクと頷く。ニヤり。人をはめるのがこんなに心地良いものとは!
顔が、あくどい笑みに歪んでくる。先生達がアンを見ているので、見えない処で、私がこんな顔しているとも知らず。後ろを見て、あくどい笑いに気がつかれないようにする。
ああ……笑みが隠しきれないよう!
「――――――~~~~ッ!!!!」
アンが無言で、私に抗議する。
「いえ、違うんです。クリスさんの話を聞くとだれでも剣がうまくなれるんです。もう、国家機密レベルなんです。だから、クリスさんを尋問してください!」
どんだけ私一人のせいにしたいの! ちょっと引くわよ!
アン酷くねぇ~。無理やり手下にした事ホント根に持っているかな? まぁいいわ……どうせどんな事言ったって、私から逃れられやしないから。
「いや、あれは実家の秘密で!・・・・・・」
と言いかけた処で、私の言葉が止まった。そう、あの人が来た。叔父様が!
「その話はそこまでだ! それ以上聞いたら、命の保証はしない!」
叔父様はいつものようの籠いっぱいにクロワッサンを抱いて現れた。
ナイスタイミング! やったねパパ! 明日はホームランだ!
しかし、単純にこのまま話を終わらせてはつまらない。ここはたっぷり脅しておこう。
「叔父様! 先生達が根掘り葉掘りに私の実家の秘密を色々聞くんです!」
「何? お前何かしでかしたのか?」
「いえ、ちょっと、冒険者の魔物討伐教習で天才ぶりを発揮したら、根に持たれて、虐められているんです!」
「なんだと! 天賦の才があるからと言って、それを根に持つなど、男の風上におけん」
「「「「えぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!」」」」
先生方が狼狽している。ホント、人をはめるのって、蜜の味!
「叔父様、でも命だけは助けてあげてください。私、我慢できます」
私が目に涙を貯めながら、叔父様に訴えると、先生達がゲッとこちらを見てくる。
その必死な顔、気持ちいいわよ!
「い、いや、これは、違うんです! 本当なんです」
必死にとりつくろう先生方。しかし、目に涙をため、必死に耐える美少女の姿がどちらが悪者なのかを鮮明にしていた。
「う~ん。先生方はクリスの天賦の才に目が眩んで、クリスの事を詮索しすぎたんですよ。気持ちはわかります。僕もクリスには驚くばかりで、色々聞きたくなります。でも、クリスの実家の事を詮索されると......困ってました」
「アル君。クリスの事をありがとう。庇ってくれていたんだね」
「ええ、もちろんです。僕はいつもクリスの味方です」
......さっき逃げて、そのまま沈黙決め込んでたろ? お前?
「いいか、クリスの天賦の才に関して詮索は無用! 力は自身の力で掴め! ましてやクリスの実家の詮索などしたら、どうなるかわかってるな!」
「あの、どうなるんですか?」
アーネ先生が狼狽しながら、尋ねた。
「あくる日にはこの世に存在できませんよ。家族、一族郎党全員」
アンが話を盛っている。この子、わかってきたわね。見込みあるわね。畜生道の極意、心の底まで教えてあげるから、期待してね♡
「そ、そんな! そこまで!」
「私の言った事が信じられないか?」
「「「「滅相もございません」」」」
……私の事詮索するとホントにみんな命がないんだ?
ビビる先生方を見て、私は心が躍った。
しかし、考えようによっては私の天才ぶりを示すいい機会? なんかニマニマしてきた。
……うふ、いいわね。自尊心が満たされるわね♡
「ク、クリスさん。いえ、なんでもありません」
「クリス! うわ……なんかニヤけてる……」
今、気持ち悪いと思ったろ?
「それにしても、クリスさんとアルさんはともかく、何故私まで呼ばれたのでしょうか?」
アンが不思議そうにつぶやく。思わず、アルとアイコンタクトで話す。
「(アンは手下の自覚無いの?)」
「(ないみたい)」
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にっこり、ヒロインばりの笑顔で言った。ヒロインは私なんだけどね。
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「あの、突っ込みから逃げる拒否権はないのでしょうか?」
「「「「無いわ!!!!」」」」
「......」
「あの、曲がる魔法なら、ちょっと考えればできると思うのですが?」
「いったいどうやって攻撃魔法の軌道を変えているんだ?」
「弓矢と同じ要領ですよ。元々攻撃魔法の原点は弓矢の軌道を制御して命中率を上げるところから始まりました。だから、同じ要領で、魔法の軌道を変えれば、簡単に・・・」
「まず、弓矢の軌道を制御する事を考えた事も聞いた事もない!」
アーネさんに突っ込まれる。あれ? 500年前の300年前位に起源する魔法では最初弓矢からだったよ。本で読んだ事がある。500年間で忘れられたのかな?
「でも、ちょっと考えれば、軌道修正すれば命中率上がると思いません?」
「「「「全然思わなかったよ!」」」」
「はうっ!」
そんな、こんな基本が忘れられているなんて!
「王立図書館で古代書を読めば簡単にわかるんじゃないですか?」
「王立図書館は300年前に燃えて朽ちた。古代書なんて残っておらん」
マジ? だから魔法がすたれたのかな?
「まぁ、確かに研究すればできそうではあるな?」
「でしょ! 簡単なんですよ! 唯のコツですから!」
『『『じとぉぉーーーーー』』』
「あっ! 簡単ではないです。努力の上、習得できうるものなのです(汗)」
フォローいれんと、なんか怖いんですけど。
「それと剣士として、あの剣にヒールを宿す件だが......」
「あれは基本で、剣にヒールの魔法を付与して......何処がおかしいんですか?」
あれ、何処もおかしく無い筈、至極、基本......なんで?
「まず。剣に魔法を付与するなんて聞いた事ない。それになんでヒールの魔法がアンデッドに効くんだ?」
私は少し泣き目になった。
「先生、怖い......」
「「「「お前の方が怖いわ!」」」」
「あの、剣に魔法を付与するのは基本なんじゃ? そうじゃないとどうやって、魔法しか効かない魔物と闘うんですか?」
「だから、我ら魔法使いの真価が問われるじゃ」
「剣とか槍とか戦士職の人、戦力外になっているんじゃ?」
「失礼な! 魔法使いを守るという役割がある!」
「攻撃力ないと魔物は無視しますよ。魔物は一番脅威のある敵を真っ先に攻撃しますから」
「「「「な、なんで、そんな事知ってるの? というかそれホントなの?」」」」
「......」
私はもう、目が泳いでバタフライの状態になっていた。
「まぁ、今日は別に叱責の為に呼んだんじゃない。私達も参考にしたいから特別に教習を中止にして、お前ら三人を呼んだんだ」
「あの!」
「なんだ、アル君」
「非常識なのはクリスだけなので、僕達に聞かれても何もわかりませんよ」
ひでぇ。アル、逃げた。戦いの時も逃げたけど、やっぱり機会を見て奴隷として売り飛ばそう。
「しかし、アン君の剣の上達ぶりも聞きたくてな。私達も不思議だったんだ。突然アン君の剣が開花して、見違えるようになってな」
「あ、あれはクリスに教えてもらって、私のせいじゃありません」
なんか責任転嫁になってない?
「君はクリス君に剣を教えてもらったのか?」
「はい。最初は良かったと思ったのですが......」
「まあ、それはどう考えて良かっただろう?」
「いゃ~それが~」
「何となく察しってきたけど、嫌なのか?」
「はい。後悔してます」
「やっぱりね」
アンがまさかの裏切り。やっぱり、脅してパーティに入れた事を根にもっているな!
引きずり込んでやる......
「いえ、アンは特別です。たった1時間教えただけでとんでもない成長を! 多分1年後には私を超える戦士となっていると思います」
「なんだって!」
「たったの1時間で?」
「そうです。彼女は1時間で数十倍強くなりました。1日で見違えたでしょ? あれ、1時間での変化です」
「・・・・・・」
「信じられん。たったの一時間で!」
「アンは天才です。私以上の!」
「うーん。そうするとアン君にも早速聞かなければな」
「ああ、最近の彼女の剣はCクラスの私と互角だった」
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顔が、あくどい笑みに歪んでくる。先生達がアンを見ているので、見えない処で、私がこんな顔しているとも知らず。後ろを見て、あくどい笑いに気がつかれないようにする。
ああ……笑みが隠しきれないよう!
「――――――~~~~ッ!!!!」
アンが無言で、私に抗議する。
「いえ、違うんです。クリスさんの話を聞くとだれでも剣がうまくなれるんです。もう、国家機密レベルなんです。だから、クリスさんを尋問してください!」
どんだけ私一人のせいにしたいの! ちょっと引くわよ!
アン酷くねぇ~。無理やり手下にした事ホント根に持っているかな? まぁいいわ……どうせどんな事言ったって、私から逃れられやしないから。
「いや、あれは実家の秘密で!・・・・・・」
と言いかけた処で、私の言葉が止まった。そう、あの人が来た。叔父様が!
「その話はそこまでだ! それ以上聞いたら、命の保証はしない!」
叔父様はいつものようの籠いっぱいにクロワッサンを抱いて現れた。
ナイスタイミング! やったねパパ! 明日はホームランだ!
しかし、単純にこのまま話を終わらせてはつまらない。ここはたっぷり脅しておこう。
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「「「「えぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!」」」」
先生方が狼狽している。ホント、人をはめるのって、蜜の味!
「叔父様、でも命だけは助けてあげてください。私、我慢できます」
私が目に涙を貯めながら、叔父様に訴えると、先生達がゲッとこちらを見てくる。
その必死な顔、気持ちいいわよ!
「い、いや、これは、違うんです! 本当なんです」
必死にとりつくろう先生方。しかし、目に涙をため、必死に耐える美少女の姿がどちらが悪者なのかを鮮明にしていた。
「う~ん。先生方はクリスの天賦の才に目が眩んで、クリスの事を詮索しすぎたんですよ。気持ちはわかります。僕もクリスには驚くばかりで、色々聞きたくなります。でも、クリスの実家の事を詮索されると......困ってました」
「アル君。クリスの事をありがとう。庇ってくれていたんだね」
「ええ、もちろんです。僕はいつもクリスの味方です」
......さっき逃げて、そのまま沈黙決め込んでたろ? お前?
「いいか、クリスの天賦の才に関して詮索は無用! 力は自身の力で掴め! ましてやクリスの実家の詮索などしたら、どうなるかわかってるな!」
「あの、どうなるんですか?」
アーネ先生が狼狽しながら、尋ねた。
「あくる日にはこの世に存在できませんよ。家族、一族郎党全員」
アンが話を盛っている。この子、わかってきたわね。見込みあるわね。畜生道の極意、心の底まで教えてあげるから、期待してね♡
「そ、そんな! そこまで!」
「私の言った事が信じられないか?」
「「「「滅相もございません」」」」
……私の事詮索するとホントにみんな命がないんだ?
ビビる先生方を見て、私は心が躍った。
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