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犯人さがし?
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今までの事を一通り、渡邊先生に話すと
渡邊先生が口を開いた。
渡邊先生「…匿名で書き込めるのは、この掲示板を作った人か、それ関係に詳しい人
くらいかしらね。」
渡邊先生が協力してくれる事になったけど
書き込んだ犯人を見つけて
藤堂先生は、どうするつもりだろう?
相当、嫌だったのか、それとも
何か他に、突き止めたい理由があるのかな?
藤堂先生「俺、そっち系は苦手だからな。
アンタは?」
と、私の方を見る藤堂先生。
私「私も、あんまり…。でも、この学校の
掲示板のサイトを作った人がいるって事は
それを作った人と接触した人がいるって事
ですよね。
そう言うのクライアントって言うんでしたっけ?」
藤堂先生「あぁ、そうだな。」
渡邊「うーん。結構、昔からあるサイトだから
学校に来て長い人じゃないと、分からないかも知れないわね。一番長くても足立先生の五年…。でも、その前からあるのよね」
足立先生って産休だよね。
電話やメールで聞いてみるとか?
いやいや、体調が悪くて休んでるわけだから、電話とかメールするのも何か悪い気がする。
私も、二人目の時は悪阻が酷くて
動けないくらいだった。
気持ち悪くて何も出来なくなくて
ほとんど横になってたし。
だから、気持ちが分かるんだよね。
なんだか気が引けると言うか…
渡邊先生「商業科の先生にパソコンに
詳しい人が何人かいたわね…。
ちょっと、聞いてみようかしら。
後は、他の先生や生徒達から何か
情報が得られればいいんだけど…」
藤堂先生「あぁ。俺は、足立先生に…」
私「え!あ、それはちょっと…」
藤堂先生「なんだよ?」
私「あ、いや。だから、妊娠中って悪阻が
酷かったり、お腹がはって動けなかったり
話すどころか、メールすら
億劫になる事もあるから…」
藤堂先生「あ?なんで、ンな事アンタに分かんだよ?妊娠した事、あるような言い方
…まさか!そ、そうなのか?」
や、やばい!
どうやって、誤魔化そう?
あ!そう言えば、私が学生の時
保健の先生が、生理痛は妊娠の練習って
言ってたっけ。
私「ち、違います!生理痛でもこんなに
具合悪くなるのに妊娠してる人は、もっと
大変なんじゃないかなって。
それに、生理痛は妊娠の練習だって
聞いたので!
そ、それより藤堂先生こそ、足立先生に
連絡するのは…」
藤堂先生「ンな事わかってるよ。冗談だ。
足立は、俺の従姉なんだよ。
俺が連絡してんじゃなくて、あっちから
連絡が来る。」
私「従姉だったんですか?そんな事
一言も…」
藤堂先生「わざわさ言う必要ねぇだろ」
確かに…
渡邊先生は、詳しそうな商業科の先生に
聞いたり、生徒達から情報収集する
とか言ってたし
藤堂先生は、足立先生に連絡取るみたいだし
私はどうしよう?
何かする事と言っても、何が出来るかな?
このヒロイン、料理は得意だったっぽいけど
普通科だから、パソコン関係は詳しくなさそうだし。
たとえ“私”が詳しかったとしても
このゲームには、反映されないんだろうな。
私「んーーーー…」
藤堂先生「おい。漏れそうならトイレに…」
私「違います!」
渡邊先生「全く、藤堂先生ったら
デリカシーがないわね。」
私は、ふと思った事を聞いてみる。
私「そういえば、さっき智暁くんが
どうしても外せない授業とか言ってましたけど、何の教科でしょう?」
藤堂先生「智暁?…あぁ、さっき廊下で
すれ違った…東峰な。多分、情報処理だな。」
私「情報処理!?」
情報処理って商業科の教科だよね。
私は高校生の時、普通科だったから授業
受けた事ないけど、友達が商業科で
情報処理はパソコンが置いてある教室に
移動して授業してたよね。
藤堂先生「あぁ。パソコンルームの方に
歩いて行ったからな。」
智暁くんって、商業科だったんだ。
このゲーム始めた時、キャラのプロフ
ろくに見てなかったから、細かい設定とか
よくわかんないんだよね。
このヒロインも、そう言うところ
記憶してないのか、それとも忘れてるのか
わかんないけど、どうして“私”の頭の中に
肝心な情報が出て来ないんだろう。
一応、現実世界に戻った時、確認しておこう。
そう言えば智暁くんって、頭良い
設定なのかな?
情報処理が外せない授業って事は
ちゃんと授業受けたいって事だよね。
商業科って事は智暁くん、パソコン系
詳しかったりするのかな?
私「智暁くんに、聞いてみようかな…」
ついさっき、藤堂先生の事で変な事
言われたから、何かちょっと気まずいけど。
渡邊先生「そう言えば東峰くん学年トップよね。」
そうなんだ!
頭の良い人って、ちょっと惹かれるかも。
私が、おバカだったからかな。
藤堂先生を攻略した後、智暁くん攻略して
みようかな…って、違う違う。
今はそんな事、考えてる場合じゃないって。
藤堂先生「アンタ、仲良いの?
とぅーみねと」
とぅーみね!!
何て呼び方するの?この人!
面白いけど、笑っちゃダメだよね。
私「…な、仲が良いって言うか、幼馴染です。」
藤堂先生「へぇ。」
藤堂先生は、興味無さそうな声で
「へぇ」とだけ答えたけど
眉間にシワを寄せているのはどうしてだろう?
渡邊先生「あらやだ、その反応。
もしかして、ヤキモチかしら?」
藤堂先生「はぁ?ンな訳ねぇだろ!
俺はガキに興味ねぇし。」
ガキ!今、ガキって言った!
高校生だって誰かを好きになって
立派に恋愛するんだからっ!
…あれ?
私、今高校生って思った?
現実世界では、アラフォーなのに
ゲームの世界に居すぎたせいで
心が、高校時代にタイムスリップしたみたい。
渡邊先生「そう?私はすごく魅力的な
女性だと思うけど。
この前、この子が作ったお弁当
美味しそうに食べてたじゃないの。」
藤堂先生「なっ…どうして知って…
まさか、アンタ」
と言いながら、私の方を見る藤堂先生。
だけど、すぐに渡邊先生が否定した。
渡邊先生「この子が言ったんじゃないわよ。
テスト期間中、律ちゃんが、お弁当食べてるの化学室から見えたから、ちょっと
覗いちゃっただけ♡話しかけようと思ったら
何だか良い雰囲気で、入りずらくてぇ。」
藤堂先生「なっ…ふざけんな。」
藤堂先生の顔が、少し赤いような気がするけど
もしかして、照れてたりする?
何か、可愛いかも!
藤堂先生「ちっ。何、ニヤニヤしてんだよ。
元気なら、早く教室に戻れよ。」
え。私、ニヤニヤしてた?
鎮痛剤も効いて来たし、素直に戻った方が
いいかのな?本当は、もうちょっと二人の会話
聞いていたいんだけどね。
藤堂先生「それとも、アンタもこのまま
サボってくのか?」
私「いえ、体調も良くなってきたので戻りま…え?今アンタもって言いました?」
藤堂先生「あぁ、俺は一眠りしてくからな」
そう言いながら藤堂先生は、保健室の
ベッドに横になってしまった。
マジ?本当にサボりですか?
先生って、授業がない時でも、何かしら
職員室で仕事してるんじゃないの?
小テストの採点したり、次の授業の用意したりしてるんじゃないの?
…って事は、やっぱりこの前のも
サボりだったんだ…
渡邊先生「藤堂先生は寝る時間がないのよ。
だから、少しでも寝せてあげて。ねっ☆
他の人には、ナイショ。」
私「え?あ、はい。わかりました。」
私は、既に眠ってしまったであろう
藤堂先生に、心の中で「おやすみ」を言うと
保健室を出た。
寝る時間がないって、家に仕事持ち込んで
やってたりするのかな?
いやいや、流石にそんなわけないか。
もしかして、書き込みした犯人捜し?
…でもないよね。だったら足立先生に
連絡取るとか、言わないだろうし
渡邊先生にも相談しないだろうし。
何があるんだろう?
藤堂先生って、よく考えたら
秘密だらけだよね。
そんな事を考えながら私は、教室に向かう。
あれ?
誰かが化学室のある方に向かって歩いている。
誰だろう?授業中だから多分、授業のない
先生か事務の人とかだよね。
西日が当たらなくなった廊下は
少し薄暗くなっていて、誰なのか
はっきりと、わからない…
化学室の隣は理科室だし、資料室もある。
まぁ、他の先生も出入りするだろうし
何か用事があったんだよね。
私は、気にしない事にした。
だけどそのせいで後々、後悔する事になる。
誰だったのか、確認しに行けばよかったと。
渡邊先生が口を開いた。
渡邊先生「…匿名で書き込めるのは、この掲示板を作った人か、それ関係に詳しい人
くらいかしらね。」
渡邊先生が協力してくれる事になったけど
書き込んだ犯人を見つけて
藤堂先生は、どうするつもりだろう?
相当、嫌だったのか、それとも
何か他に、突き止めたい理由があるのかな?
藤堂先生「俺、そっち系は苦手だからな。
アンタは?」
と、私の方を見る藤堂先生。
私「私も、あんまり…。でも、この学校の
掲示板のサイトを作った人がいるって事は
それを作った人と接触した人がいるって事
ですよね。
そう言うのクライアントって言うんでしたっけ?」
藤堂先生「あぁ、そうだな。」
渡邊「うーん。結構、昔からあるサイトだから
学校に来て長い人じゃないと、分からないかも知れないわね。一番長くても足立先生の五年…。でも、その前からあるのよね」
足立先生って産休だよね。
電話やメールで聞いてみるとか?
いやいや、体調が悪くて休んでるわけだから、電話とかメールするのも何か悪い気がする。
私も、二人目の時は悪阻が酷くて
動けないくらいだった。
気持ち悪くて何も出来なくなくて
ほとんど横になってたし。
だから、気持ちが分かるんだよね。
なんだか気が引けると言うか…
渡邊先生「商業科の先生にパソコンに
詳しい人が何人かいたわね…。
ちょっと、聞いてみようかしら。
後は、他の先生や生徒達から何か
情報が得られればいいんだけど…」
藤堂先生「あぁ。俺は、足立先生に…」
私「え!あ、それはちょっと…」
藤堂先生「なんだよ?」
私「あ、いや。だから、妊娠中って悪阻が
酷かったり、お腹がはって動けなかったり
話すどころか、メールすら
億劫になる事もあるから…」
藤堂先生「あ?なんで、ンな事アンタに分かんだよ?妊娠した事、あるような言い方
…まさか!そ、そうなのか?」
や、やばい!
どうやって、誤魔化そう?
あ!そう言えば、私が学生の時
保健の先生が、生理痛は妊娠の練習って
言ってたっけ。
私「ち、違います!生理痛でもこんなに
具合悪くなるのに妊娠してる人は、もっと
大変なんじゃないかなって。
それに、生理痛は妊娠の練習だって
聞いたので!
そ、それより藤堂先生こそ、足立先生に
連絡するのは…」
藤堂先生「ンな事わかってるよ。冗談だ。
足立は、俺の従姉なんだよ。
俺が連絡してんじゃなくて、あっちから
連絡が来る。」
私「従姉だったんですか?そんな事
一言も…」
藤堂先生「わざわさ言う必要ねぇだろ」
確かに…
渡邊先生は、詳しそうな商業科の先生に
聞いたり、生徒達から情報収集する
とか言ってたし
藤堂先生は、足立先生に連絡取るみたいだし
私はどうしよう?
何かする事と言っても、何が出来るかな?
このヒロイン、料理は得意だったっぽいけど
普通科だから、パソコン関係は詳しくなさそうだし。
たとえ“私”が詳しかったとしても
このゲームには、反映されないんだろうな。
私「んーーーー…」
藤堂先生「おい。漏れそうならトイレに…」
私「違います!」
渡邊先生「全く、藤堂先生ったら
デリカシーがないわね。」
私は、ふと思った事を聞いてみる。
私「そういえば、さっき智暁くんが
どうしても外せない授業とか言ってましたけど、何の教科でしょう?」
藤堂先生「智暁?…あぁ、さっき廊下で
すれ違った…東峰な。多分、情報処理だな。」
私「情報処理!?」
情報処理って商業科の教科だよね。
私は高校生の時、普通科だったから授業
受けた事ないけど、友達が商業科で
情報処理はパソコンが置いてある教室に
移動して授業してたよね。
藤堂先生「あぁ。パソコンルームの方に
歩いて行ったからな。」
智暁くんって、商業科だったんだ。
このゲーム始めた時、キャラのプロフ
ろくに見てなかったから、細かい設定とか
よくわかんないんだよね。
このヒロインも、そう言うところ
記憶してないのか、それとも忘れてるのか
わかんないけど、どうして“私”の頭の中に
肝心な情報が出て来ないんだろう。
一応、現実世界に戻った時、確認しておこう。
そう言えば智暁くんって、頭良い
設定なのかな?
情報処理が外せない授業って事は
ちゃんと授業受けたいって事だよね。
商業科って事は智暁くん、パソコン系
詳しかったりするのかな?
私「智暁くんに、聞いてみようかな…」
ついさっき、藤堂先生の事で変な事
言われたから、何かちょっと気まずいけど。
渡邊先生「そう言えば東峰くん学年トップよね。」
そうなんだ!
頭の良い人って、ちょっと惹かれるかも。
私が、おバカだったからかな。
藤堂先生を攻略した後、智暁くん攻略して
みようかな…って、違う違う。
今はそんな事、考えてる場合じゃないって。
藤堂先生「アンタ、仲良いの?
とぅーみねと」
とぅーみね!!
何て呼び方するの?この人!
面白いけど、笑っちゃダメだよね。
私「…な、仲が良いって言うか、幼馴染です。」
藤堂先生「へぇ。」
藤堂先生は、興味無さそうな声で
「へぇ」とだけ答えたけど
眉間にシワを寄せているのはどうしてだろう?
渡邊先生「あらやだ、その反応。
もしかして、ヤキモチかしら?」
藤堂先生「はぁ?ンな訳ねぇだろ!
俺はガキに興味ねぇし。」
ガキ!今、ガキって言った!
高校生だって誰かを好きになって
立派に恋愛するんだからっ!
…あれ?
私、今高校生って思った?
現実世界では、アラフォーなのに
ゲームの世界に居すぎたせいで
心が、高校時代にタイムスリップしたみたい。
渡邊先生「そう?私はすごく魅力的な
女性だと思うけど。
この前、この子が作ったお弁当
美味しそうに食べてたじゃないの。」
藤堂先生「なっ…どうして知って…
まさか、アンタ」
と言いながら、私の方を見る藤堂先生。
だけど、すぐに渡邊先生が否定した。
渡邊先生「この子が言ったんじゃないわよ。
テスト期間中、律ちゃんが、お弁当食べてるの化学室から見えたから、ちょっと
覗いちゃっただけ♡話しかけようと思ったら
何だか良い雰囲気で、入りずらくてぇ。」
藤堂先生「なっ…ふざけんな。」
藤堂先生の顔が、少し赤いような気がするけど
もしかして、照れてたりする?
何か、可愛いかも!
藤堂先生「ちっ。何、ニヤニヤしてんだよ。
元気なら、早く教室に戻れよ。」
え。私、ニヤニヤしてた?
鎮痛剤も効いて来たし、素直に戻った方が
いいかのな?本当は、もうちょっと二人の会話
聞いていたいんだけどね。
藤堂先生「それとも、アンタもこのまま
サボってくのか?」
私「いえ、体調も良くなってきたので戻りま…え?今アンタもって言いました?」
藤堂先生「あぁ、俺は一眠りしてくからな」
そう言いながら藤堂先生は、保健室の
ベッドに横になってしまった。
マジ?本当にサボりですか?
先生って、授業がない時でも、何かしら
職員室で仕事してるんじゃないの?
小テストの採点したり、次の授業の用意したりしてるんじゃないの?
…って事は、やっぱりこの前のも
サボりだったんだ…
渡邊先生「藤堂先生は寝る時間がないのよ。
だから、少しでも寝せてあげて。ねっ☆
他の人には、ナイショ。」
私「え?あ、はい。わかりました。」
私は、既に眠ってしまったであろう
藤堂先生に、心の中で「おやすみ」を言うと
保健室を出た。
寝る時間がないって、家に仕事持ち込んで
やってたりするのかな?
いやいや、流石にそんなわけないか。
もしかして、書き込みした犯人捜し?
…でもないよね。だったら足立先生に
連絡取るとか、言わないだろうし
渡邊先生にも相談しないだろうし。
何があるんだろう?
藤堂先生って、よく考えたら
秘密だらけだよね。
そんな事を考えながら私は、教室に向かう。
あれ?
誰かが化学室のある方に向かって歩いている。
誰だろう?授業中だから多分、授業のない
先生か事務の人とかだよね。
西日が当たらなくなった廊下は
少し薄暗くなっていて、誰なのか
はっきりと、わからない…
化学室の隣は理科室だし、資料室もある。
まぁ、他の先生も出入りするだろうし
何か用事があったんだよね。
私は、気にしない事にした。
だけどそのせいで後々、後悔する事になる。
誰だったのか、確認しに行けばよかったと。
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