4 / 17
夢か現実か・2
しおりを挟む
ユイミの返信を待っていると、夜十一時を過ぎた頃、旦那が帰ってきた。
旦那が、お風呂に入っている間に、作った料理を温める。
食べ終わった後の食器類は、大きな音を立てないように注意しながら洗う。
子供達が起きたら困るからだ。
ようやく寝床についたのは、夜中の一時を回る頃。
旦那は布団に入るなり、すぐに寝息を立てて眠ってしまった。
相当疲れていたんだろうな…。
寝る前に、ユイミからの返信を確認すると…
私「え…?」
ユイミ«ちゃんと選択肢あるよー。寝ぼけてたんじゃないの?
私は、コーヒーを零すって言うの選択したけどね。
あ。そういえば最近、疲れてるって言ってたよね。もしかして疲れてるんじゃない?
今日は、早く寝なよー。おやすみ☆»
寝ぼけてた?…そう、なのかな?
確かに旦那は残業で帰りが遅くて、最近はずっと寝るのもこれくらいの時間で
眠かったけど…
それとも、やっぱり疲れてる…のかなぁ?
私「あっ!」
Bコネを閉じようとすると間違えて、あの恋愛アプリのアイコンを押してしまった!
…!
!?
私「…ん?」
藤堂「あ?」
私「わーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
あのハイパーイケメンが、コーヒーカップを持って目の前に立っていた!
藤堂「何だよ?急に叫んでんじゃねぇ」
こ、こ、これは、いったい…
私「あのぉ、私は女子高生でしょうか?」
藤堂「は?それ以外、なにがあんだよ。」
眉間にシワをよせながら、藤堂先生が私を睨む。
私「ですよねぇ」
多分これは、アプリの中に入ったかも知れないって言うやつ?
ま、まさかね…。
いや、でもたった今、切り替わったって言うか、アプリ触った瞬間に…
やっぱり、ユイミが言ってるような、ただの恋愛アプリゲームではないみたい。
現実世界でもないっぽいし、二次元でもないし…
そうだ!リアル体験出来るから“二・五次元世界!”コレが一番しっくり来るかも。
…これって、私だけ…?私だけが、この二・五次元世界に来れたとかなのかな?
だとしたら、本当に凄い事だけど、このアプリ大丈夫なのかな…?変なのじゃなきゃいいけど。
でも、昔“ ゲームとか漫画の世界に入りたい”と一度は思った事があったっけ。
それが、まさか現実になるなんて…と言うか起こりうるなんて思ってもみなかった。
これが本当なら二度と戻れない高校生活を、もう一度楽しめるって事で
家事や子育てから解放されて、羽を伸ばせるって事っ!
そっか!
そうだよねっ!
もう余計な事、考えるの辞めよ!
私の頭じゃ、いくら考えても分からないし、何か変なアプリだったら
アンストすればいいんだから。
それに、例えゲームだったとしても、ハイパーイケメンと恋愛が出来るチャンスだしっ!
この世界にいる時は、何もかも忘れて…
私「楽しんでやる!ぬふふふ…」
藤堂「おい、大丈夫か?そ、そんなにコーヒー不味かったのか…」
はっ!
やばい。声に出てしまった。慌てて口を両手で押さえた!
私「いえ、あの…コーヒーオカワリ!」
藤堂「はぁ…やっぱりカフェインが、合わなかったか…」
アラフォーと言うこの歳で、また高校生活をおくれると言う事と
ハイパーイケメンと恋愛が出来ると言う設定の非現実的な状況に
私は、今はまでにないくらい心がウキウキになっていた。
私「藤堂先生!私、女子高生頑張るんで先生も担任頑張りましょう!」
藤堂「!……」
勢いで言い放つ私を見て、藤堂先生は無言のまま私を見ていた。
もしかして、呆れさせてしまったかな…?
藤堂「アンタ、ホント変なヤツだな。」
変なヤツ…確かに今までの行動、思い返せば変なヤツって言われても、おかしくはない。
だけど、藤堂先生こそ変なヤツだと思う。
コーヒーの事もそうだけど、爽やかイケメンを演じてるのだって十分変なヤツだよ。
何か理由があるんだろうけど。理由、聞いてみてもいいかな?
私「あの。初対面で聞くのもアレなんですけど、藤堂先生は、どうして猫被っ…
みんなの前では、言葉使いが違うんでしょうか?」
藤堂「あ?」
私「あ、いや。私には随分と言葉が乱暴だな、と。」
藤堂「朝の時点でバレてんのに、わざわざ使うことねぇだろ」
あ、そか。確かに。
でも、どうしてだろう?
藤堂「アンタの気にする事じゃねぇよ。ほら、コーヒー飲んだなら帰れ。
俺はまだ仕事あるから、構ってる暇ねぇの!」
私「えぇー?嫌ですよ。」
藤堂「いいから、帰れ」
早く仲良くなって、早くこのストーリーの展開、知りたいのに。
もし、ここで選択肢があるとしたら“素直に帰る”とか“もう少しいる”とか
それ系なんだろうな、きっと。
でも、私の場合は実際にゲーム内に入り込んでるから選択肢はない訳で…
どうしよう?素直に帰った方が、好感度上がるのかな?
藤堂「か、え、れ!」
私「はーい。」
仕方ない、帰るか。怒らせたりしたら、ハッピーエンド見られなくなるかもだし。
あれ?そう言えば、私はこのゲームの中では、どこに帰ればいいんだろう?
自分の家、どこなの?
藤堂「帰れっつったの聞こえな…」
私「あの、藤堂先生。」
藤堂「なんだよ?」
私「私の家は、どこでしょう?」
藤堂「はぁ?…アンタ、大丈夫か?」
げっ!今、思い切り変な事、言ってしまったよね。
私「な、なんでもないです!多分帰れます!
この頭の中にイップットされてるはずなのでっ!」
『バタン』
藤堂「…。」
きっと、呆れていたと思われる藤堂先生を、そのまま放置して化学室を出た。
そして気が付けば
多分、自分の家であろう、自分の部屋(多分)の中にいた。
無意識に電車に乗って、無意識に歩いて辿り着いてた。
うん。やっぱり私の考えは間違ってなかった、と思う。このヒロインの作られた設定は
私(?)の頭の中にイップットされていたんだ!
だからきっと、こう言う細かい設定と言うのは、あまり気にしなくて良さそう。
ベッドの上に横になると、カレンダーが目に入った。
数字に赤のペンで丸が付いている。
ヒロインよ…コレは、何?
たった今“ 細かい設定は気にしなくて良さそう”なんて思ったばっかりなのに、どういう事だろう?
まったく、頭の中から出てこないんだけど。
うーん…。今は、思い出さなくて良いやつとか、そのうち、思い出すやつとか?
だけど、赤で印が付いているのに忘れるものなんだろうか?
しかし、このカレンダーの赤の印が、実はとんでもなく重要な物だった事は
このゲームの中での数日後に明らかとなるのだった…。
旦那が、お風呂に入っている間に、作った料理を温める。
食べ終わった後の食器類は、大きな音を立てないように注意しながら洗う。
子供達が起きたら困るからだ。
ようやく寝床についたのは、夜中の一時を回る頃。
旦那は布団に入るなり、すぐに寝息を立てて眠ってしまった。
相当疲れていたんだろうな…。
寝る前に、ユイミからの返信を確認すると…
私「え…?」
ユイミ«ちゃんと選択肢あるよー。寝ぼけてたんじゃないの?
私は、コーヒーを零すって言うの選択したけどね。
あ。そういえば最近、疲れてるって言ってたよね。もしかして疲れてるんじゃない?
今日は、早く寝なよー。おやすみ☆»
寝ぼけてた?…そう、なのかな?
確かに旦那は残業で帰りが遅くて、最近はずっと寝るのもこれくらいの時間で
眠かったけど…
それとも、やっぱり疲れてる…のかなぁ?
私「あっ!」
Bコネを閉じようとすると間違えて、あの恋愛アプリのアイコンを押してしまった!
…!
!?
私「…ん?」
藤堂「あ?」
私「わーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
あのハイパーイケメンが、コーヒーカップを持って目の前に立っていた!
藤堂「何だよ?急に叫んでんじゃねぇ」
こ、こ、これは、いったい…
私「あのぉ、私は女子高生でしょうか?」
藤堂「は?それ以外、なにがあんだよ。」
眉間にシワをよせながら、藤堂先生が私を睨む。
私「ですよねぇ」
多分これは、アプリの中に入ったかも知れないって言うやつ?
ま、まさかね…。
いや、でもたった今、切り替わったって言うか、アプリ触った瞬間に…
やっぱり、ユイミが言ってるような、ただの恋愛アプリゲームではないみたい。
現実世界でもないっぽいし、二次元でもないし…
そうだ!リアル体験出来るから“二・五次元世界!”コレが一番しっくり来るかも。
…これって、私だけ…?私だけが、この二・五次元世界に来れたとかなのかな?
だとしたら、本当に凄い事だけど、このアプリ大丈夫なのかな…?変なのじゃなきゃいいけど。
でも、昔“ ゲームとか漫画の世界に入りたい”と一度は思った事があったっけ。
それが、まさか現実になるなんて…と言うか起こりうるなんて思ってもみなかった。
これが本当なら二度と戻れない高校生活を、もう一度楽しめるって事で
家事や子育てから解放されて、羽を伸ばせるって事っ!
そっか!
そうだよねっ!
もう余計な事、考えるの辞めよ!
私の頭じゃ、いくら考えても分からないし、何か変なアプリだったら
アンストすればいいんだから。
それに、例えゲームだったとしても、ハイパーイケメンと恋愛が出来るチャンスだしっ!
この世界にいる時は、何もかも忘れて…
私「楽しんでやる!ぬふふふ…」
藤堂「おい、大丈夫か?そ、そんなにコーヒー不味かったのか…」
はっ!
やばい。声に出てしまった。慌てて口を両手で押さえた!
私「いえ、あの…コーヒーオカワリ!」
藤堂「はぁ…やっぱりカフェインが、合わなかったか…」
アラフォーと言うこの歳で、また高校生活をおくれると言う事と
ハイパーイケメンと恋愛が出来ると言う設定の非現実的な状況に
私は、今はまでにないくらい心がウキウキになっていた。
私「藤堂先生!私、女子高生頑張るんで先生も担任頑張りましょう!」
藤堂「!……」
勢いで言い放つ私を見て、藤堂先生は無言のまま私を見ていた。
もしかして、呆れさせてしまったかな…?
藤堂「アンタ、ホント変なヤツだな。」
変なヤツ…確かに今までの行動、思い返せば変なヤツって言われても、おかしくはない。
だけど、藤堂先生こそ変なヤツだと思う。
コーヒーの事もそうだけど、爽やかイケメンを演じてるのだって十分変なヤツだよ。
何か理由があるんだろうけど。理由、聞いてみてもいいかな?
私「あの。初対面で聞くのもアレなんですけど、藤堂先生は、どうして猫被っ…
みんなの前では、言葉使いが違うんでしょうか?」
藤堂「あ?」
私「あ、いや。私には随分と言葉が乱暴だな、と。」
藤堂「朝の時点でバレてんのに、わざわざ使うことねぇだろ」
あ、そか。確かに。
でも、どうしてだろう?
藤堂「アンタの気にする事じゃねぇよ。ほら、コーヒー飲んだなら帰れ。
俺はまだ仕事あるから、構ってる暇ねぇの!」
私「えぇー?嫌ですよ。」
藤堂「いいから、帰れ」
早く仲良くなって、早くこのストーリーの展開、知りたいのに。
もし、ここで選択肢があるとしたら“素直に帰る”とか“もう少しいる”とか
それ系なんだろうな、きっと。
でも、私の場合は実際にゲーム内に入り込んでるから選択肢はない訳で…
どうしよう?素直に帰った方が、好感度上がるのかな?
藤堂「か、え、れ!」
私「はーい。」
仕方ない、帰るか。怒らせたりしたら、ハッピーエンド見られなくなるかもだし。
あれ?そう言えば、私はこのゲームの中では、どこに帰ればいいんだろう?
自分の家、どこなの?
藤堂「帰れっつったの聞こえな…」
私「あの、藤堂先生。」
藤堂「なんだよ?」
私「私の家は、どこでしょう?」
藤堂「はぁ?…アンタ、大丈夫か?」
げっ!今、思い切り変な事、言ってしまったよね。
私「な、なんでもないです!多分帰れます!
この頭の中にイップットされてるはずなのでっ!」
『バタン』
藤堂「…。」
きっと、呆れていたと思われる藤堂先生を、そのまま放置して化学室を出た。
そして気が付けば
多分、自分の家であろう、自分の部屋(多分)の中にいた。
無意識に電車に乗って、無意識に歩いて辿り着いてた。
うん。やっぱり私の考えは間違ってなかった、と思う。このヒロインの作られた設定は
私(?)の頭の中にイップットされていたんだ!
だからきっと、こう言う細かい設定と言うのは、あまり気にしなくて良さそう。
ベッドの上に横になると、カレンダーが目に入った。
数字に赤のペンで丸が付いている。
ヒロインよ…コレは、何?
たった今“ 細かい設定は気にしなくて良さそう”なんて思ったばっかりなのに、どういう事だろう?
まったく、頭の中から出てこないんだけど。
うーん…。今は、思い出さなくて良いやつとか、そのうち、思い出すやつとか?
だけど、赤で印が付いているのに忘れるものなんだろうか?
しかし、このカレンダーの赤の印が、実はとんでもなく重要な物だった事は
このゲームの中での数日後に明らかとなるのだった…。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。
あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。
「君の為の時間は取れない」と。
それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。
そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。
旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。
あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。
そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。
※35〜37話くらいで終わります。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
(完結)貴方から解放してくださいー私はもう疲れました(全4話)
青空一夏
恋愛
私はローワン伯爵家の一人娘クララ。私には大好きな男性がいるの。それはイーサン・ドミニク。侯爵家の子息である彼と私は相思相愛だと信じていた。
だって、私のお誕生日には私の瞳色のジャボ(今のネクタイのようなもの)をして参加してくれて、別れ際にキスまでしてくれたから。
けれど、翌日「僕の手紙を君の親友ダーシィに渡してくれないか?」と、唐突に言われた。意味がわからない。愛されていると信じていたからだ。
「なぜですか?」
「うん、実のところ私が本当に愛しているのはダーシィなんだ」
イーサン様は私の心をかき乱す。なぜ、私はこれほどにふりまわすの?
これは大好きな男性に心をかき乱された女性が悩んで・・・・・・結果、幸せになったお話しです。(元さやではない)
因果応報的ざまぁ。主人公がなにかを仕掛けるわけではありません。中世ヨーロッパ風世界で、現代的表現や機器がでてくるかもしれない異世界のお話しです。ご都合主義です。タグ修正、追加の可能性あり。

愛のゆくえ【完結】
春の小径
恋愛
私、あなたが好きでした
ですが、告白した私にあなたは言いました
「妹にしか思えない」
私は幼馴染みと婚約しました
それなのに、あなたはなぜ今になって私にプロポーズするのですか?
☆12時30分より1時間更新
(6月1日0時30分 完結)
こう言う話はサクッと完結してから読みたいですよね?
……違う?
とりあえず13日後ではなく13時間で完結させてみました。
他社でも公開
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる